ねーさんの独り言

ねーさんの独り言

2008年11月02日
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カテゴリ: 読書

公爵家の相続人

ホームズとメアリ自宅に思いがけない客を迎えた。前作「エルサレムへの道」のパレスチナで、二人と協力して活躍したアリーだ。実は彼はイギリスの貴族で同じ密偵だった一族のマフムードことマーシュ卿の苦境を助けて欲しいという。二人は怪我をしたアリーとともにマーシュ卿に会うためジャスティス・ホールを訪ねる。年代を経た華麗な屋敷でマーシュ卿は兄のボーヴィル公爵家の悲劇を語り出した・・。

読み終えるのにかなりの時間を費やした前作に比べたら、あっという間に読み終わりました。一日かかりましたが(笑)。

こちらは、ホームズとラッセルが結婚した後の話なのですが、年代の順番で言えば「バスカビル家の謎」の次に来る物語です。ただし、登場人物の関係でこの順番に書かれたのかなと・・

前作は著者の思い入れがこもったエルサレムの描写が凄かったので読むのにくたびれましたが、本書ではホームズの活躍はイマイチですが、ラッセルの活躍が堪能できます。アイリス・サザーランドという魅力的な女性も登場しましたので、今後のシリーズに出てくるのではないかと思います。

英国軍で脱走や勇気の欠如を罰するための死刑がされていたというのは、本書を読むまで知りませんでした。
まあ、よく考えてみたら何処の軍隊でもされていそうな気もしますが・・。戦争というのはそれだけ人間としておかしなことをしてしまうということなのでしょう。





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最終更新日  2008年11月03日 11時13分01秒
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