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亡くなった友人の葬儀に参列して来ました。当初は密葬とのことだったのだが,ご親族側が配慮して下さったのか,連絡を頂いたので,大学の同期数人と,元・助手の先生方おふたりとお別れに出向くことにした。無宗教だったため,焼香も読経も無く,クリスチャンのお母様の祈りの言葉と,参列者の献花のみの大変シンプルな式だった。嗚咽と嘆息と困惑に満ちた空気の中,自ら逝ってしまった彼女に向けて捧げられるには,少しシビアな祈りの文言が響く。結婚して1年半くらいだっただろうか,リビングにはふたりの名前の入ったウェルカムボードや,結婚式の写真が飾られていて,そのすぐ横に彼女の棺が置かれている状況があまりに馴染まない。遺影はウェディングドレス姿の記念写真だった。ついこの間,「これ撮るだけで10万近く取られるんだよ」なんて,ちょっと自慢げに見せて貰ったばかりだったのに。友人は,少し口を開いて,ちょっと居眠りでもしているような様子だった。お通夜の前に会いに行った友人から,綺麗な顔だったよと聞いていたので心配はしていなかったけれど,思っていたよりもずっと自然で,無防備で,あどけない感じで,それなのに完全に私達を拒絶する冷たさが哀しかった。でも,今やっと,こんな安心した顔が出来るようになったのかな…否,それ以上は考えたくない。喪主の旦那さんから白いカーネーションを1本渡して頂いて,それを捧げる間に,手を合わせながらも,何を思っていいか,何を言えばいいのか,正直分からなかった。顔の横にはお気に入りだったのか,ディズニーのぬいぐるみが納められていたり,時々ラジカセから浜崎あゆみと思しき曲が流されていて,あゆとか聴いてたのか,そんなことも知らなかったな,と思ったり。葬儀屋はいやにてきぱきと仕事を進め(それが一番の配慮なのだと思うが),何の滞りもなく,何かを考える間を与えられる暇もなく,進んで行く作業に茫然と流されるようにして,時間は過ぎた。1時間弱で,あっという間に棺に蓋がされて,無宗教なので釘打ちも無く,彼女はあっさりと火葬場に運ばれて行ってしまった。冷たい雨の中,走り去る車を見送った後も,何だか現実感が全く無くて,ああもうこれで焼かれてしまうんだな…とだけ,ぼんやりと思った。ただ,立っているのもやっとという感じだった旦那さんが,最後にそっと触れて,ありがとうと小さく呟いていた姿が忘れられない。「このまま帰るのはあまりにも寂しいから」と,誰からともなく和風のファミリーレストランに入った。不謹慎にも,これじゃあまるでスガシカオの“ぬれた靴”だなと思いつつ,饂飩なぞ食べている自分の姿が何だか奇妙で仕方なかった。こういう時は,本当に他愛のない話しか出来ないらしい。何だか前にも聞いたような,誰かと同じような近況報告や愚痴や小さな不安や。日常を装って,ちょっとだけ前向きに,共有している(と信じている)モノを確かめ合うのが,私達に備わっている防御機構なんだろう。帰り道,新宿でひとりになってから,白昼夢でも見たような気分になった。夜,彼と夕飯を食べに行ったけれど,何も味がしないし,酔えなかった。帰って来てから過呼吸の発作を起こして,その後の記憶が無い。自分はもっと冷酷な人間だと思っていたのだけれど。まだプロテクトが甘かったみたいだ。私はうまくお別れが出来たのだろうか。
September 30, 2007
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同期の友人が自殺しました。享年26歳。思えば中学時代から,10年以上の付き合いでした。元々,精神的に不安定だったのは知っていたし,ここ2箇月くらい,職場である研究室にも姿を見せていなかった。何故か誰もフォローせず,半ばタブー視された存在になりかけていて,ちょっと気になっていたけれど,いつかまた帰って来ると思っていた。色々と愚痴は聞いていたけれど,結局,事情は判らない。きっと原因はひとつじゃないだろうし。本人にだって,うまく説明出来ないのかも知れない。そして,最後の一押しをしてしまった「何か」は,些細なことだったりするのだろう。彼女は誰にも助けを求めることなく逝ってしまった。あまりにもあっけなく。でもこんなのは,こちら側の自分勝手な感想でしかない。突然に取り残されてしまった私達は,ただ茫然とするばかりで,驚くほど何も出来ない。涙も出なくて,奇妙に冷静で,学部時代に一緒に実験をしたことや,比較的最近に交わしたメールの他愛の無い内容や,細かな思い出が泡のようにひたすら思い出されるだけで。こんなにも後味の悪い事象に,今まで私は出会ったことが無いと思う。この空白は,これからどうやって埋められて行くのだろう。この空白の埋め方を考えることが,きっと供養なのだろう。でもそれだって全てこちら側の都合なのだ。ご冥福をお祈りします。どんな言葉を重ねても,全て空ろに響くだけのようです。
September 27, 2007
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K氏に誘われて,ロドリゲス監督の『プラネット・テラーinグラインドハウス』を観に行った。inグラインドハウス,と付いているのは,元々『グラインドハウス』というタイトルで,タランティーノ監督の『デス・プルーフ』との2本立て上映だったのを,日本(米国外)ではディレクターズ・カット版として分割上映しているため。タランティーノ監督の方はもう終わってます(別に観てない)。ゾンビもののホラー・アクションなのだろうか…。お粗末な造作の粘液系ゾンビが,懐かしいような,今っぽいような。ゾンビと戦う側は,ちゃんとそれぞれ失笑シーンがあるが,総じて結構ストレートに格好良い。この配分が見事。確かに片脚マシンガンは素敵だけど,注射器を武器に戦う女医役のマーリー・シェルトンの方が好みかも(※)。※昔,これも大好きだった深夜番組,「バミリオン・プレジャー・ナイト」の“ミッドナイト・クッキング”というコーナー(?)で,ギャルを捌いたりしていたモデルさんと,ちょっと雰囲気が似通っている。ってこれ,一体誰が判ってくれるんだろうか…。多分誰も気にならないと思いますが,気になる方は ここ をご覧下さい。一生懸命になり過ぎて,手首を折ってしまうところも共通している…手をぶらぶらさせながら,それでも一生懸命,と言う(笑)私も何か武道を習得したくなりました。久々にいいB級映画を観たなぁ。大学に入った頃は,よく独りでスプラッタものとか観に行っていたものだが。2年のときだったか,年間60本くらい観た年もあった。日本映画なら,増村保造や鈴木清順もよく行ったものだ。色々なところでかかっていたし,一時期,映画界がそういう傾向だったように思う。今年,また清順の方はレトロスペクティヴをやっていたようだが。私が今でも忘れられない一押しのスプラッタ・ホラーは『ザ・コンヴェント』。バイクを乗り回してゾンビと戦う尼僧(修道女)が滅法格好良いです。血は蛍光色だし,完璧に無意味。実に愉快,素晴らしい。今はB級に限らず,観たいと思う映画が殆ど無い。さり気なさを気取った,ゆるい感じで泣き笑いしてる独りよがりのインディーズ映画なんか不要です。映画は日常じゃないから映画なんだ!ちまちました下らない誰かさんの心の揺れなんか,スクリーンで見てどうする?YouTubeにでも投稿してなさいよ。気付いたら,行きつけの店で日付が変わる頃まで飲んでいて,またちょっと記憶が無い…。もう,ストレスで変形しそうな毎日。またそのうち,独りで飲みに行ってしまいそう…。バミリオン・プレジャー・ナイト(DVD) ◆20%OFF!
September 24, 2007
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1ヵ月前の誕生日に友人がプレゼントしてくれたキャンドルを初めて灯してみた。やっと蝋燭が似合う季節になって来たと思う。容器は100円ショップのグラス…何気なく選んだ物だったのだが,実際に中に火を灯したキャンドルを入れてみたら,御覧の通り,花が咲きました。私の部屋の良さのひとつは窓が大きくて風通しが良いことなのだが,開け放した窓から入って来る涼しい夜風に炎が揺らめく度に,放射状に広がった光の花弁がはばたくように動いて,面白い。小動物が身震いするよう感じでもある。この灯りで読書,という訳には行かないけれど,なかなか明るい。やっぱり火の存在はヒトに凄く影響を与えたんだろうと素直に思う。感情が昂ぶってる日なんかは,寝る前にこうやってぼうっとするのもいいかも知れない。違うグラスに変えてみるのも愉しそう。少しは秋の夜長を楽しむ余裕が欲しい。
September 23, 2007
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宅配便の再配達待ちと,日用品の買い物を済ませ,午後から大学へ。途中,アカマルベーカリーで特売のクリームパンや,お気に入りのレーズンブレッドなどを買う。日曜日の午後。キャンパスには殆ど人の気配が無い。暑さも大分和らいで,薄曇だが心地よい日和だ。ちょっと風が強いが,たまには気分転換を図るのもいいだろうと思って,外でお昼にすることにした。近くに彼岸花の咲いているベンチに腰掛けて,先程買ったばかりのクリームパンを齧る。まだ焼き立てで,中のクリームがほんのり温かい。2,3種類の蝶が舞っているだけで,静かだ。ふと見ると,斜め後ろのブッドレア(紫)に,鮮やかなオレンジに濃いブラウンの斑が入った蝶が吸蜜に来ているのに気付いた。食事にすっかり夢中の様子で,私が接近してシャッタ音を響かせても,全然気にしていない様子。 1,2分,存分に蜜を吸った後,満足そうに飛び立って行った。蝶は全く分からないのだが…ベニシジミという種類だろうか。どなたかご存知の方,教えてください。ブッドレア(フジウツギ科)の花は蝶が集まることで知られているそうで(だけじゃなくて蛾も来るらしいが),うちの学部の蝶好きで有名なM教授のワガママ(笑)で,つい最近,キャンパスの大掛かりな整備に伴って新しく植えられた。確かに,今日に限らず,通りかかるとかなりの頻度で蝶が群れているのを目撃する。女子大らしい演出でいいかとは思うが,一体どれだけの人間がそれに気付いているんだろうか…
September 23, 2007
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私の食生活には「飲むお酢」が欠かせないのだが,愛飲している商品の中でも一番好きな,セゾンファクトリー・ショップさんの,グレープフルーツ黒酢が,悲しいことに売り切れ次第,販売終了になってしまう。あと,カシス黒酢も。何でなの~~~!?理由を説明してください…取り敢えず,期間限定・本数限定品の200ml旬飲む酢 深みの雫 黒ぶどう黒酢と一緒に,1本確保したけど…。ショック極まりないです(涙)大きいサイズ(私は勿論こっちを買ってました)。 ↓↓↓1000ml 飲む酢 グレープフルーツ黒酢1000ml 飲む酢 カシス黒酢小さいサイズ。 ↓↓↓200ml 飲む酢 グレープフルーツ黒酢200ml 飲む酢 カシス黒酢こちらは120本限定。 ↓↓↓200ml旬飲む酢 深みの雫 黒ぶどう黒酢
September 22, 2007
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結局,原因不明の機器トラブルの対処に追われること6時間余り。機器メーカーのシステム担当者に2回電話して,原因を究きとめようとしたが,不具合が生じている場所がなかなか特定出来ない。違う方向から攻めようと,仲介業者の営業に電話するが,案の定外回りで不在。折り返し連絡を苛々と待ち続ける間,機器メーカの技術営業にメィル。漸く仲介業者から連絡が来たのが18時過ぎ。金曜の夜に電話が来ただけでもまぁいい方かも知れない。営業とは言っても,顕微鏡の構造にも通じている人なので,詳細を説明して原因として考えられることを全て挙げて貰ったが,結局問題は無く,原因は不明のまま。「機器メーカの方にすぐに連絡はしておきますが,折り返しの連絡は週明けになってしまうと思います…」数日間,失業状態か…と覚悟を決めるも,一縷の望みにかけて,サンプルの観察を継続。確実にステージは進んでしまうけれど,処理に使えないことも無いかも知れない。明日,明後日には,予備に取っておいた,少し若い段階のものも追加で観察を始めれば,ほぼ予定通りに実験を進められるかも知れない。心の中でぶつぶつと呟きながら,ちょっと上の空で作業。それにしても気が重い。そこへ,22時になろうかと言う頃,1本の外線。常識的には外線が鳴るなんてあり得ない時間なので,一瞬理解に苦しむが,教授の緊急事態かも知れないなどと思って受話器を取ると,なんと,機器メーカの技術営業氏からだった。非常識な時間に…と詫びられるも,こちらとしては一刻を争う事態,寧ろ有難い。どうせいつも23時過ぎに重い腰を上げて帰るのだから。ということで,改めて不具合の状態を説明すると,盲点とも言える箇所を指摘された。結構危険な機器なので,安全装置として電動式のシャッタが付いているのだが,それが作動していない(開いていない)のではないかというのだ。早速確かめに行くと,案の定,仰る通り。開閉ボタンを押しても反応が無い。せめて開きっ放しの方に壊れてくれれば良かったのに…!!!畜生,覚えてろ。「やっぱりシャッタでした,閉まったままですね。 コードもいじってみましたけど,接触不良という感じでも無いです」「そうですか…うーん… (突然独り言モード)これから行けるかなぁ,車なら…どれくらいだろう,あれ?車あったよな?」これからって,この時点で22時半。私としては有難いけれど,正門の警備室が仰天するだろう。「あの,無理しなくて結構ですよ」「でも,もしかして土日で実験される予定だったんじゃないですか? 今日が駄目となると,お伺いするのは月曜日になってしまうんですが」察しがいいな,その通りだが。「いやまぁそうですねぇ(苦笑)でもそれはどうにかしますので。 (でもまだ諦め切れず) あの…これって,手動では開けられませんよね? 余計壊してしまったら申し訳ないですけど」そう訊くと,一瞬驚いた様子で,苦笑混じりに,「えぇっと!?そうですねー…問題箇所の写真を撮って送って頂くことは出来ますか? もし電話でお教え出来るようなつくりであれば,開けて頂いて,あとは月曜に私が何とかします」植物の写真は撮り慣れているが,夜の実験室で精密機器の若干奥まった場所に収まっている部品を撮影するのは,結構骨が折れた。こんなところで写真の腕を試されるとは。しかしメィルで写真を送るも,残念ながら電話では説明不可能ということ。下手にいじるよりは,2日待った方がいいだろう。祝日に来てくれるだけでも有難い話だ。連休前に話が纏まったので,少し,精神状態が改善されたかな…月曜まで,キープした個体のデータを採り続けるモチベーションを引き出すのは,ちょっと無理があるけど。辛抱とか,忍耐とか,我慢とか。なんだか圧迫感だらけの毎日…。
September 21, 2007
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午後から,特殊な顕微鏡を使って実験をしようとしたら,装置が動かない…私の単純な操作ミスかと思って,色々な人を呼んで確認して貰ったけれど,別に問題は見当たらず,まったくもって原因不明。実験が進まない。でもサンプルの細胞分裂は進んでしまう。この週末~連休中に連続的に実験する予定なのに,このままじゃ大誤算だ。タイミング勝負なんだよ,わかってんのあんた?と顕微鏡を睨んでみても,なんにもなりゃしないのは判ってるけど…なんでこういうトラブルって週末,しかも連休前とかに起こるんだろう。業者に連絡を取ったけれど,折り返しの連絡待ち。明日の午前までに見て貰えないと,私の実験は半月は遅れる。本当に勘弁して欲しい。これじゃ幾らストレス発散しようと思っても,溜まるスピードの方が遥かに早いし,ボリュームもあり過ぎて無理ってものだ。何も良いと思えない。一方憤慨してばかり。今日はどう考えても金曜日。…著しく問題あり,だ。最近,痛い思いばかりです。もう思考も限界。
September 21, 2007
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昨日より,教授は他大の集中講義のため新潟へ。本日より,後輩と非常勤助手のふたりが,サンプリングのため鹿児島へ。私は寂しく留守番(勿論,実験塗れ)。その前に久々の心療内科。主治医だったK医師がが亡くなって,その後同じ時間帯に診療を行っていたT医師が自動的に新しい主治医となったのだが,(別にT医師が悪いという訳ではなく),それなりのショックからか,通院するモチベーションが著しく弱まってしまった。T医師の診療は予約制では無いし…いつも少しずつ余分に貰っていたり,たまに飲み忘れたりしたために,薬のストックはまだまだあるし…何より実験も学会もあって忙しくて,遅くとも10時半くらいには研究室に来て,23時過ぎに重い腰を上げて帰途に着く,と言う生活を,ほぼ週7ペースで送るのが当たり前になってしまったために,そこにどうやって「通院」という予定を組み込めばいいのかすっかり分からなくなってしまったのだ。そんなこんなで愚図愚図していたら,丸2ヶ月行っていないことに,漸く,ぼんやりとではあるが,マズイかな…と思うようになって,また更に1週間。ここがまず病気だろう(苦笑)来週から後期の授業(ゼミ)も始まるし,最近,精神的な荒廃がじわじわと進行している気がするので,それこそ重い腰を上げて受診した。でも,こういうところの医師は,予定通り来なかったことを責めたりはしない。「寝付きはどうですか」と訊かれたので,「横になったらすぐ寝られますが,寝る態勢になるまでが時間がかかりますね,眠いのに。 寝るのが面倒臭い。 そもそも,家に帰るのが面倒臭いです」と答えると,やや驚いた顔をされた。「えっ…それはどういうことだろう?」「研究室以外の場所に居ると罪悪感を感じてしまって。 それが日常生活に必要なことでも,やっぱり落ち着かないんです。 ひとつでも多く何かこなして,1分でも長く居ないと,不安で仕方無いというか 別にそれは,明日やっても良いようなことなんですけど。 でも持ち越してしまうことが恐い」「それは,誰かに課せられたノルマがあるから? そうではなくて,自分で設定したノルマなのかな?」「勿論,周りに言われてやることはありますけど,結局は自分の中の目標ですね」「…。 ちょっとお聴きしますけど,自宅の鍵をかけたかどうか気になることはあります?」と言うので,「それはもう,すぐに戻ります!」と即答すると,えらく興味深そうな顔をしていた。「次回の診察までに,今の鍵の例と同じようにね,何かが気になって,一度やりかけた次の行動を中断して確認する,という例が,他にもあったら教えてください」…私の症状を,を強迫性障害にカテゴライズしたいのだろうか。多分,そんなことは腐るほどあって,レポートが1本かけるくらいの事例が見つかるんじゃないかと思う。化粧水の瓶の蓋が緩んでいないか気になって何度も調べたり,瓶のラベルが正面を向いていないのが気になって直しに戻ったり,それをやらなかったら“何か良くないことが起きるんじゃないか”と本気で思う。それがどんなに些細なことでも,風が吹けば桶屋が儲かるじゃないけれど(ちょっと喩え可笑しいですが),巡り巡って何か想像も付かないような不幸な結果を招くんじゃないかと考えてしまう。前からあったことだけれど,一人暮らしを始めて以来,少しずつエスカレートしているかも知れない。これが典型的な強迫性障害の症状のひとつであることは知っている。でも,こういう「性質」が,一方では実験のときなんかに役立っていることも自分で分かっている。微量分注器で試薬を吸い上げる前に目盛を合わせるのは勿論だが,先端にチップを付けてまた目盛をチェックし,試薬を吸い終えたらまたチェックし,チューブに注ぐ前に更にダメ押しでチェックする。そういうことがそもそも感覚的に当たり前だから,馬鹿みたいに確認する作業もあまり苦にならない。少なくとも,自分に関しては,「マイナス要因となるだけの性質」なんて無い。だから私は自分のもつ性質を一切否定しない。自分を嫌いになんてなり得ない。寧ろ,自分は一番好きな存在である。院生以上と教授,というシニア飲み(笑)の席などで,たまにこういう話題になるが,意外に自己愛に疎い人間は多いようで,ぎょっとされてしまうこともしばしば。いや,こっちが驚いてしまうんですけど…勿論,何を基軸に生を繋ごうが,そういう生き方もあるね,それで幸福ならいいんじゃない,で終わりだし,違う人間なんだから当たり前だと思うだけなのだが。でも,「誰かに喜んで貰えるのが嬉しい」とか「誰かに尽くしたい」とか言う場合も,やっぱり何処かに「誰かに尽くしてる自分が好き」という気持ちがあるんじゃないかと思うけど。自己愛の全く無い人生って,あるのだろうか。あぁ,血迷って哲学科や心理学科に進まないで良かった。私はやはり自然科学の言葉で語るのが一番楽だ。しかし,この「研究に関連しないことをする」ときに襲われる罪悪感は日に日に増幅する一方で,今の薬剤で抑え込めるかはちょっと怪しいところ。疲れても休みたいと思わない。大体,研究室に来ないとして,代わりに是非にやりたいと思うような,どんな楽しいことがこの世の中に存在する?私は「研究に専念するため」,あまりに多くのものを捨て過ぎたのだろうか。ねぇ「休み」って何だっけ?椎名林檎『やっつけ仕事』 もしかして,すぐ近くに,ねえ「好き」って何だっけ?という問いも転がっていそうな問題かも。
September 20, 2007
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生協に昼食を買いに出掛け,目に留まってつい,買ってしまいました…ちゃんと栗の味が効いていて美味しい。やるな,森永…今年の秋は,いつもより栗を使った商品が多い気がする。ポッキーとか,プリンも何種類も出ているし。実は密かに「加賀田京子シェフのマロンプリン」(メイトー)にハマってしまい,近所のコンビニで買い続け,ある日最後の1個を購入したら,そのまま店頭から消えてしまった…え?私…買い過ぎました?お願い,また在庫入れて~(徒歩5分圏内にコンビニ4軒もあるのに,1軒しか置いてないってどういうこと!!)昨日,物欲の秋だからチョコとか我慢するとか言ってたのに,早くも挫折気味。舌の根も乾かぬうちに,と言う奴ですね…
September 18, 2007
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最近の晩酌には,カブの糠漬けが加わるようになりました。近所のスーパーで,ごろごろと大きなカブが5個で130円くらいだったので,即購入。大正解でした。量が多いので,“壺”に入り切らず,残念ながらタッパーですが…糠の威力にますます恐れ入る毎日です。
September 17, 2007
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虫の音響く初秋,何故か私は食欲よりも物欲に走っている。余裕無いのに…ついクリックしてしまいました,これ。【ポイント10倍!9/19 9:59まで】ワイドスリーブショートコート(画像が無いんですが…)パシュミナ天国 ホンコンマダムで販売中の△フロントに付いた大きめボタンがアクセント♪第5弾 ふんわり甘ラインスタンドカラーケープジャケットを見ていたら,急に七分か八分袖のジャケットが欲しくなってしまったのです…。と言っても,↑のはちょっと考えてしまって,ポリエステルじゃ着心地堅そうだし,何といっても寒がりなので,ウール入ってなきゃ嫌…と思って必死に検索。そして,このスリーブの大胆な広がり具合が気に入ってポチリ。迷ったのはこの辺りですか。 で,こっち↓は一目惚れです。(って,一目惚れっつってんのにやっぱり画像が無い…説得力に欠けるなぁ)【ポイント10倍!9/19 9:59まで】ニットVネックドレス購入したshopはコチラ>>> 住商オットー楽天市場店9/19(水)までポイント10倍だそうです。デザイン良し,しかもどの商品もサイズ展開が広い。でも,S size/7号でも,数字を見るとちょっと大きくないか?あれ?おチビの私には大丈夫かなぁ。でも気になるものが色々あったので,これからちょくちょく覗いてみようかと思います。あと欲しいのは,レザーのロンググローブ。幾つかチェックはしてあるけれど,決められない。77,700円也…ダントツで素敵だけど,こんなの買えませんって。んー,これはちょっと長過ぎかも。色違いのブルーが凄く綺麗だけど…多分,(上記の)買ったニットワンピに合わせたら可愛いと思うけど…他に使えないよねぇ。ちょっと雰囲気尖ってるかも。 まぁ,買うならこの辺かなぁ。くしゅっとしてるのが,いいのかどうか。嵌めた画像を載せといて欲しいよなぁ。右のは無難過ぎるような気もするし。ロング,と言いつつミディアム?な長さ…でも品があっていいなぁ。それに裏地がニットっていうのはポイント高いです。大好評につき、再販決定!【予約】本革ロンググローブ 3,990円そりゃ大好評だろうけど。何故こんなに激安なんだろう。逆に恐くて手が出せない。それにしても,ロンググローブは一歩間違えるとコスプレになってしまいそうなので悩みます。ライダースジャケットも流行ってるけど,私が着るのはまずいよなぁ(どう考えてもますます強面に…)。他にも色々…ちょっとデコラティブな雰囲気のブラウスも欲しいし,ストールも欲しいし,ゴールド系のアクセサリーも欲しいし。勿論,ブーティも気になったままだが,ちっともリアルショップに行く暇が無い。フリンジブーツも話題だけど,これはあんまりキャラじゃないからいいか。取り敢えず,新商品のチョコを我慢して,こつこつ教授のお手伝いでもするかなぁ。
September 17, 2007
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学会が終わっても,休日は一切無しのまま残暑に耐え忍ぶ毎日。寧ろ,学会前よりも研究計画は複雑化した。学会で最新の研究報告を聞き,色々な人とディスカッションすると,最も優先すべきは何か,問題点をクリアするためには何が必要かが非常に明確になる。でもそれはお互いにそうなのであって,確実に進歩する手法や蓄積される情報は,水面下での勝負を促進させる。学位論文に必要な実験以外にも,やるべきことは山積み。寧ろ,現在の最優先事項は,修士論文のデータを補足して早く論文に纏められるようにすること。勿論,学位論文のための実験もストップする訳には行かないし,他にも,論文数で言えば4本か5本分くらいのデータ集積が私ひとりに求められている。金も無い,人材も無い。あるのは私の執念だけか。ここまで来たら,後戻りはきかないし。勿論,何処かの首相みたいに投げる訳にも行かない。K氏が休みだったので,近所の炙り焼きの店に行く。2回目の来店。炙り焼きの素材は勿論,一品料理や日本酒の銘柄もがらりと変わっていて飽きさせない感じだ。ルリカケス(奄美の国産ラム酒)があったので,嬉しくて早速頼む。東京ではこのラム酒を置いている店はそもそも少ないし,前に来店したときは切れていた。前回,常陸牛のたたきが美味しかったのでまた注文。炙り焼きは,鳥のモモと豚ロースと牛サーロイン。あと,いかなご。卓上の七輪で自分で炙って頂く。飢えていたのか,肉ばかり頼んでしまった。衣かつぎみたいな小芋も美味しかった。調子に乗ってルリカケス2杯に,日本酒を2合ほど飲んだら,久々に酔っ払ったらしく,店を出てからの記憶が怪しい…40度のラム酒を空きっ腹に飲んだんじゃ仕方あるまいが。昨年の今頃は,学会の後,熊本で一人旅を楽しんでいたんだよな…その後は沖縄調査もあって,南の空気を満喫していたのに。今年は何も無い。秋風に吹かれるまま,ふらっと旅に出てしまいたいような気分だ。でも,やることが無くなったらお終い。平気で休めるようになることの方が恐いもの。奄美のラム酒(国産ラム)ルリカケス 900ml 40度
September 15, 2007
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ここ数日,東京は不安定な天気が続いていたが,また夏が戻って来た感じである。しかしそろそろふとした時にロングスリーブが欲しい季節。意を決して夕方実家に戻り,少し衣類を入れ替えて来た。久し振りに見る自分の部屋。使い慣れた家具。僅かに積もった埃。沈殿して静止した時。愛着が無い訳ではないし,今の部屋にもあったら便利だろうと思う物もあるが,見回してみて,それほど心が動く物は無い。今の私に必要な物はここには殆ど無い。否,寧ろ要らない物ばかりがある。やっぱりここは長居する場所ではないなと思う。帰ると言うよりも,最早,訪れると言う感覚がそれを示している。落ち着かない。気に入らない。早く研究室に戻らなくては,と思う。急がないと,また病気になる。帰りがけにレイトで“エヴァンゲリヲン新劇場版・序”を観た。夜間戦闘シーンが多いので,初号機のネオンカラーのグリーンが映えて美しかった。エヴァも使徒も生物っぽくなっていて,鳴き声(?)と血飛沫の雨が哀れだったが。元々の質量より多くないか?というくらい(笑)ヤシマ作戦はスクリーンで見ると,よりスケールがでかくていいなぁ。人間の,個の小ささが際立つ。同時にそれらの思いが寄り集まったときの狂おしいほどの切なさと。高校生の時に前の劇場版を観たのだが,あれから本当に10年経過したという事実をまざまざと見せ付けられた思いだ。10年経ってやっぱり観に来てしまう変わってない自分に苦笑しつつ,一方で,明らかにミサト(の年齢や立場やら)に近付き,変容した自分に,人生は常にずっと色々あるもんだなと当たり前のことを思う。シンジみたいな人間をどう扱っていいか試行錯誤している状況,コミカルなシーンも一寸,笑うに笑えない。シンジは14歳だからまだ許せるけれど,もうハタチ過ぎてあんた何言ってんの!?あんたの意志は何処?と叫びたくなるような場面を日々繰り返している,そう思うと結構ミサトより悲惨かしら。部屋に獺祭の瓶が転がっているのを見て,また親近感が(笑)私も好きな銘柄です。コレ↓獺祭 純米吟醸 720ml磨き50%エヴァは素直に捉えれば,シンジの成長物語と見ることが出来る訳だが,もう一つのシナリオでは壊れて行くシンジが描かれると言う。今やそちらが一般的かもね,と苦笑混じりに納得。成長すらも拒む,現実を飲み込めずに,自分が飲み込まれて行くコドモ達。オトナになってしまった女の私は,もう肩肘張って生きて行く他無いみたいだ。
September 14, 2007
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学会最終日。午前のポスターセッションで,お名前は存じていましたが…というコケの研究者の方と初めてお話が出来て,短いながらも楽しい時間を過ごせた。やっぱりコケとシダの関係はいずれ解き明かさなければならない問題だろう。配偶体(n世代)の化石情報が欠落しているから,現状では難しいのだが。でも本当に配偶体の化石って無いのかなぁ。ゴミ化石として捨てられてしまっているんじゃないだろうか。顕微鏡でちゃんと探してやれば,植物の器官や組織片の中に混じってたりしないのかな。午後の公開シンポジウムは失礼して,早々に帰宅し,洗濯して午睡。夕方起き出して,久々に書店へ。まずは,最新刊の実験本(プロトコル集やハンドブックの類)をチェック。これらは教授におねだりすれば買って貰えるのでいいのだが…これは絶対に買って貰えないので,自分で買いました(笑)粘菌粘菌の図鑑,というより写真集。後ろの方のコラムも面白そうだったので。なんか自分が読まないうちにK氏に獲られそうな気が…そんなこんなで,また1万円近く本を買ってしまった…。重い紙袋を抱え,以前,一度訪れたきりの近所の饂飩屋に赴く。饂飩をつまみに日本酒を飲みながら,「迷惑な進化」を読み耽る。翻訳ものなので,文章の妙なテンションの高さがちょっと気になるけれど,面白い。動物,というかヒトのことも偶には勉強しておかないと。ひとりで外で飲むのは久し振り。軽い打ち上げ気分だ。この饂飩屋は純米酒しか置いていないし,品揃えもちょっと変わっている。出汁巻きは350円,かけ饂飩は400円と,まさに酒飲みのための店と言う感じだ。大概の店はひとりではコストパフォーマンスが悪いが,ここなら饂飩がメインと言うこともあり,気軽に飲める。今日は静岡の臥龍梅と,秋田の十文字でほろ酔いくらい。こんな日が,次はいつ過ごせるんだろう…迷惑な進化やわらかく、気品あふれる1本。【静岡】臥龍梅 純米吟醸無濾過生原酒 山田錦 1800ml十文字は余程レアなのか,見つからず…残念。
September 9, 2007
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昨日,無事に発表も終わって気持ちに余裕があることもあり,今日は発表を聴くだけでなく,会場で結構まったりと過ごした。学会には,休憩室を兼ねて,沢山の業者や書店のブースが設置される。その中に,今年は顕微鏡今昔展というコーナーが設けられた。多分,全国の研究者,技術者がお世話になっているんじゃないだろうか。国内唯一の顕微鏡専門店,H野さんのプライヴェートコレクションの顕微鏡がずらり勢揃い。圧巻である。レーウェンフックの顕微鏡から,最新型まで数十台が並ぶ。最も秀逸だと思ったのは,カメラのような形状の,ポータブル顕微鏡。昭和40年代くらいの,Nikonの製品である。両手に丁度収まるサイズの中に,プレパラートを挟むステージ,倍率・ピントを合わせる各ダイヤル,光源が見事に配置されている。あぁ,写真を撮らせて貰えば良かった。レトロな雰囲気と優れた機能に感動していると,「これで感動しないでくださいよ,普段もっともっと性能のいい顕微鏡を使ってらっしゃるんですから」と苦笑されてしまった。なるほど,私達は幸せなことに,これらをすっ飛ばして,最先端の技術に日常的に触れている訳だ。それでも日々,取り込み速度が遅いだの,光源の熱がサンプルを傷めるだの,もっとはっきりコントラストを付けたいだのと,限の無い要求を突きつけているのだから,何だか申し訳ない。H野さんとしては,顕微鏡でモノを拡大して見ることが“遊び”だった頃,つまり顕微鏡が玩具だった時代が一番愉しいのだそうだ。確かに,顕微鏡が発明されて暫くは,デザインもバリエーションに富んでいるし,何故これが廃れてしまったのだろう,というような製品が幾つもある。顕微鏡がツールになってしまってからは,すっかりそのデザインは“メカ”として洗練されて行き,研究者達の細かな要望を何とかして実現させた苦心の跡が見て取れる。「プロジェクトX」や「プロフェッショナル 仕事の流儀」とかに出て来そうな雰囲気。顕微鏡屋の辛く長い歴史,と言った感じである。それでも,いい製品は数十年使用に耐えるのが,顕微鏡やカメラの良いところ。私も,胞子の発芽チェックや,配偶体の移植の際に使う実体顕微鏡など,多分私が生まれる以前に製造されたものを愛用している。今,生産されているラインのものより,ずっとコンパクトでレンズも高倍だから,大変使い勝手が良いのだ。あと面白かったのが,形状の異なる珪藻を並べて,クリスマスツリーやエッフェル塔などを描いたデザインプレパラート。これらもやはり,顕微鏡を覗かせて他人を驚かすのが大人の遊びだった頃に,ヨーロッパで沢山作られたものらしい。顕微鏡を描いたプレパラートもある。顕微鏡で“顕微鏡”を見る,というお巫戯けだ。こういうの,大学の説明会とかで見せたらウケると思うのだけど。ところで,これだけのコレクションなのだから,12chの某・お宝鑑定番組に出したら凄いんじゃないですか,と詰まらない質問をしてしまったのだが,「それがですね,実は出してみたんですよ」と意外なお答え。「でも,鑑定出来る人が居ないんだそうで,断られてしまいました。 それにこういうものを欲しがる人も居ないので,やはり値段が付かないんだそうです」え,そうなんだ…「でも,学術的な価値はあるんじゃないですか?」「いえいえ,私が集められる位ですから,ちょっと探せば誰でも手に入るようなものばかりなんですよ,えぇ」いや,なかなか集められないと思うけれど…メーカーの展示室とかにはちゃんと保管されているんだろうか。いつか,日本に顕微鏡博物館みたいなのを作った方がいいと思うなぁ。とにかく,H野さんの顕微鏡への愛が詰まった展示でした。休憩室には,セルフサービスのお茶(要するにインスタントコーヒーやらティーバッグやらとポット,あとはペットボトルなんか)と,大抵,大学の生協で買い揃えたようなお菓子が用意されている。野田というところは,皆さん地元愛が深いのか,休憩室には地元のメーカーさんが寄付して下さったお菓子やらたまり漬けやらが置いてあって,なかなか徹底していた。中でも美味しかったのが,かりんとう。大花堂製菓というメーカーの,細身のかりんとうである。発表やディスカッションに夢中になって,意外に学会というものは小腹が空くのだが,大抵,会場付近には店が無く+夏休みで生協等も休みで,何も買えなかったりするので,こういうお茶菓子はちょっと有難い。ところで,かりんとうの語源って何なんだろう…?擬音語?懇親会は,去年の熊本大会では,有難いことに色々な方に捕まってろくに料理を食べられなかったので,今年はスタートダッシュをかけて2年分取り戻して来た感じです(笑)勿論,あちこちで話も弾みました。研究のことも,それ以外のことも…来年の開催地も発表になり,高知大学とのこと。別の学会だが,M1のときに初めて口頭発表したのが高知の県立牧野植物園だったなぁ。頼み込んでファイルの差し替えをして貰ったり(笑),春だったので,凄まじい量のスギ花粉に悩まされたり(タクシーが真っ白!)で,あの時は大変だった…。K氏(彼)の出身県なので,来年は高知大学だとメールをすると,「あの辺は何も無い」という,いやにきっぱりとした返信が。温暖でシダが沢山生えているから,時期的に胞子採れるかも,なんて考えて,私としてはポイント高いのだが,地元民にそう言われるとちょっと(苦笑)取り敢えず,発表出来なければ意味が無いので,また1年コツコツ頑張らねば。
September 8, 2007
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学会初日。台風9号の影響による交通機関の乱れを考慮して,セッションは全て30分繰り下げになり,それでも到着出来ない参加者が続出して混乱した。私自身は,常磐線が不通になって若干のルート変更を強いられた以外はさして被害も被らず,30分遅れのプログラム通りに無事に発表を終えられた。つくばエクスプレスに感謝。並行して別会場でシンポジウムが走っていたこともあり,決して聴衆は多いとは言えなかったけれど,聴いて欲しい人は大体会場に居てくれたし。毎年,寝屋川から駆け付けて来るシダ屋さんに,「ちゃんと蛍光マーカーでチェックしてたのに,発表間に合わんかったわぁ」と悔しがって貰って,また感無量。それから,私と同じ材料で同じようなことを目指した修論を書いた(いまだにそれを参考にさせて頂いている)方がたまたま座長で,質問して頂いたのが嬉しかった。お昼には,共同研究中のT大の准教授S氏(今回の学会で業績を表彰された素晴らしい方です)に卒論,修論を進呈して2時間ほどディスカッションさせて頂いた。「卒論がこんなに厚いのー!?僕,卒論3枚だよ」と何とも豪快なS氏である…。逆に,3枚に纏める能力が凄いと思う。(ちなみに私の卒論の厚みは12mm,修論は9mm。 配偶体を延々と観察した記録画像がメインなので,どうしてもFigureが多くなってしまい,研究室内でも例外的な厚さを誇る。 勿論,卒論など厚けりゃいいってものではないし,私の場合は完成までに「もっと減らして」という逆の駄目出しを食らっている…)アプローチの仕方は異なるものの,興味の対象や目指すところはかなり似ているために,2人でもう,妄想は広がるばかり。(否,近い将来に実現してみせる心算だけど)若くして准教授という肩書きをお持ちだが,年齢的にはそれほど離れている訳ではない。「おぉ~,すげェ。面白いそれ」みたいなノリである。失礼な言い方だが,こういう頼りになるお兄さんみたいな人が近くに居てくれたらいいのになぁ,と思う。うちみたいなとこが生き残るためには,やっぱり大学院だけでも共学にした方が良い。通常のセッション終了後,夜はシダ屋だけが集まる関連集会に参加。シダと言っても分類屋さんが多いので,私は殆どさっぱり着いて行けず…私,正直Dryopteridaceae(オシダ科)は好きじゃないし…しかし,こうしてシダを扱ってる人間だけ集まってみると,その平均年齢の高さに少々愕然とする。学会全体で見ても,学生の入会者が少なく,会費免除となる50年会員が増加していて,少子高齢化社会を見事に反映しており,一般会員の学会費が大幅に引き上げられたところだ。私が言うのもなんだけど,若手,養成しないとまずいんじゃないの。そのためには私等が先陣切って魅力的なことをしないといけないんだな,とひしひしと実感した。そのままシダ屋を中心に柏で軽く飲んで,何とか日付が変わる前に帰宅。家に着いてみると,やはりどっと疲れが…。とにかく無事に発表出来て何よりでした。また少し,シダ植物の面白さをアピール出来ただろうか。
September 7, 2007
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明日は学会当日。この悪天候の中,気の毒なことに教授は学外の会議が3つも入っていて,本日は不在。非常勤助手Mさんに無理矢理付き合って貰って,後輩と1度流して練習。もう,教授も含めて3人の間では,推敲するにも,お互い脳内が飽和状態になっているので,新鮮な目で見て貰って,一番解って貰いたいポイントが伝わるかどうかだけをとにかくチェック。もうパソコンも(これを書いている1台以外は)シャットダウンして,もうファイルは明日まで開かない。もうどうせ逆さに振ろうが何しようが,何も出て来ないし。腹は括りました。さて,台風9号の方はというと,16時現在,「6日夜半から7日午前3時頃にかけて静岡県から関東地方に上陸,東日本から北日本を北上」とのこと。何とまぁいいタイミングだこと。JRと常磐線,東武野田線には是非とも粘って運行して頂かないと困る。ここまでやったからには,何が何でも発表して一人でも多くの人に聴いて貰わなければ。まだ雨は大したことはないが,少し風の唸りが強まって来たか。24時間の雨量が200ミリを超えると土砂災害の危険が高まるという話だが,関東地方での予想雨量は倍の400ミリらしい。さて,大人しく帰宅した方が良さそうだ。パワポのファイルが入ったメディアやら,学会で会う約束をしている方に渡す論文やら,水濡れ厳禁のブツが結構あるので,荷物はビニル袋で厳重に梱包。明日は完全武装で闘って来ます。
September 6, 2007
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学会まであと2日。台風も着々と接近中。21:55発表の予報では,学会前日の明日6日21時に,静岡県御前崎市の南90km。ということは,当日7日の午前,関東は暴風域か?一体,誰が呼んでるんだ…。発表準備の方は,先程,最終チェックをして,「あとは任せたから」というところ。大体,いつものパターンだ。もう,天気もこんなだし,後はなるようにしかならんだろう…。いつまでもパワポのアニメーションに拘っている場合じゃなく,本当に台風対策を練った方が身のためかも。
September 5, 2007
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私は昨年度から,大学のあるプロジェクトの非常勤職員として雇用されている。教授の仕事の補助などをしては,時給1,060円の計算でお給料を頂いていたのだが,今日,実は私の時給は1,140円だということが判明した。1年半にわたって,少ない給与を貰っていたことに,(本人も含めて)誰も気付かなかったのだ…マスターを出たら時給が上がるなんて,全然知らなかった。きっとドクターの学生が少ないから,事務もきちんと把握していなかったに違いない。差額80円。「上乗せしてちょっとずつ払うので」ということで,未払いの給与というのを計算して貰ったら,積もり積もって4万円を超えていた。怒りよりは,ただただ驚くというか,呆れるばかり,と言う感じだ。まぁ卒業後とかに判明して,有耶無耶にされたりしなくて良かったけど。やはり大学というところは呑気なものだ。
September 4, 2007
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学会まであと3日。昨日,2回目の発表練習を経て,準備も佳境と言ったところ。少しずつ洗練されて来ている,筈。明日は教授も交えて,3回目の練習。と,ここへ来て台風9号が関東に接近中とのニュース。昨年の熊本大会も,最終日,危うく台風に直撃されかかったのだが,またかよ…時期が時期だけに,仕方が無いとは思うけれど。昨年は,結局台風は熊本を逸れて長崎に上陸し,皆が飛行機の便を繰り上げてそそくさと帰途に着く中,私は熊本市から人吉,阿蘇,大分と一人旅(遅い夏休み)を満喫し,周囲に呆れられたのだった。火口も見られて大満足♪しかし,今回は発表当日の7日に関東直撃の可能性とのこと。ちょっと勘弁して欲しい。ずぶ濡れで発表なんて,絶対嫌。またちょっとテンション下がり気味になって来たな…。
September 4, 2007
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