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スットコ・テケ・ツク・テケ・トン・シャン・テン・テン・ツク・ポン・テケ・シャン・テン・トコ・テン・テケ・ツク・ポン・シャン競馬中継はい〜、ようこそ、お越しやす。あちゃら・こちゃらでございます・・。風薫る五月、・・いい季節でんなぁ。端午の節句、花菖蒲、鯉のぼり・・。かしわ餅、ちまき・・、汁粉、善哉・・。汁粉、善哉は関係あらへん・・。ワテの好物やねん・・。あちゃら 「日本国中お騒がせしてまっせぇ。総裁選・・」こちゃら 「さいでんなぁ・・」あちゃら 「こんどの総理は誰になるねん・・?」こちゃら 「誰になりはっても、あまり期待せん方がええとちゃうか? この前は、密室からの誕生で・・ こんどは、派閥の抗争からの誕生やでぇ・・」あちゃら 「密室と比べると、少しは広くなった云う感じやな」こちゃら 「せやけど、有権者は党員やあらへんよって、 ただ見てるしか、しゃあないねん・・」あちゃら 「なんで公選にせえへんね?」こちゃら 「規制が厳しいからやろ・・」あちゃら 「政治屋はん達は、演説では皆うまいこと言うとりまんな」こちゃら 「皆ウソ上手いですわ・・。 国や国民より党が大事。 党より派閥が大事。 派閥より政治屋の利権が大事。 ・・なんてこと、一言も言うとりまへんでぇ」あちゃら 「政治屋の 政治屋による 政治屋の利権のための政治・・ ・・なんてこと、一言も言うとりまへんもんなぁ・・」こちゃら 「ここで騙されたら、あきまへんでぇ・・」あちゃら 「ころっと騙されるんは、お人よしや・・」こちゃら 「せやけど、人材不足云うても、 4人も候補者よう出ましたでぇ・・」あちゃら 「一人目は、『この前の貧乏神』や・・」こちゃら 「二人目は、『変人』でんね・・」あちゃら 「三人目は、『とにかく孫』や・・」こちゃら 「四人目は、『ダミ声のどう喝屋』でんな・・」あちゃら 「ちょと待てや・・、『変人』が派閥選挙は止めや・・云うて 派閥飛び出したでぇ・・」こちゃら 「ほな、あの『サメ味噌派』から飛び出して一匹狼かいな。 おもろなりそやな・・」あちゃら 「ファンファーレが鳴って、4頭が揃ってゲートインしました。 おおかたの予想によりますと、『貧乏神』と『変人』の一騎討ち になると思われますが・・」こちゃら 「ゲートが開いて各馬一斉にスタートしました。 先行は『この前の貧乏神』、前回の惨敗を忘れて、また出走しました。 二番手は『変人』。続いて『とにかく孫』、『ダミ声のどう喝屋』 と続いています。 間もなく第1コーナーに差し掛かろうとしています・・」あちゃら 「先行逃げきりを狙うのか、『この前の貧乏神』。 その後を『変人』がピッタリ付けています」こちゃら 「マキコ飛び出す。マキコ飛び出す。 牝馬『マキコ』が『変人』に伴走して、応援し始めたぁ!! 」あちゃら 「おーっと、牝馬『マキコ』が観客席に向かって何か吠えています。 ・・『オダブツ様』とは、なんてこと云いまんね・・」こちゃら 「第3コーナーを回ってゆるやかなカーブになりました。 先頭の『貧乏神』、やや疲れがみえたか・・、 ポマードのタテガミが乱れてきました」あちゃら 「二番手『変人』、トップとの差をジリッ・ジリッと詰めています」こちゃら 「『とにかく孫』と『ダミ声のどう喝屋』は、遅れが目立ってきました。 先行グループとの差は、だいぶ開きました・・」あちゃら 「さあ、いよいよ第4コーナーにさしかかります。 おーっと、観客が・・、ほとんどの観客が『変人』の応援団と化しました!! なんと!!『貧乏神』のファンまでが、『変人』に大声援を送っています!! これは、どうしたことでしょう!? 」こちゃら 「意外な展開になってきました・・」あちゃら 「これは驚きです!! 場内は地鳴りのような大歓声です!! 」こちゃら 「第4コーナーを回って、最後の直線に入りました! おーっと、二番手から外側を回って、 『変人』がいきなりトップに躍り出たぁ!! 」あちゃら 「そのままぐんぐん『貧乏神』を引き離して、独走体勢に入ったぁ!! 」こちゃら 「『変人』強い!! 『変人』強い!! ゴールまであと30メートル!! あと10メートル!! 」あちゃら 「『変人』1着!! 『変人』1着!! 2着の『貧乏神』に大差を付けて、いま、ゴール前を駆け抜けたぁ!! 手元の時計では、2分9秒8。 これは新記録です!! 」こちゃら 「いゃあ、驚きましたねぇ!! ゴール前の直線で、『変人』が抜群の強さを 見せつけてくれました・・・」あちゃら 「これほどの大差で圧勝するなど、 誰が予想したでしょうか!! 」こちゃら 「おおかたは"鼻差の勝負"と読んでましたからねぇ・・」あちゃら 「『貧乏神』のモナカ調教師も、顎然としたようすで 口元が震えています」こちゃら 「時代の流れに、その大きなうねりに打ちのめされた・・ そんな感じに見て取れます!! 」あちゃら 「いやぁ・・、そこまで自覚してないでしょう・・」こちゃら 「・・と云いますと、あまり解ってない・・?」あちゃら 「はい。単なる作戦ミスと思ってるでしょうねぇ・・」こちゃら 「どこでミスったか?とか、あいつのせいだとか・・」あちゃら 「まあ、そんなところでしょう・・。 その辺が、裏仕事師たちの思考回路の限界です」こちゃら 「まだ、場内の興奮は冷めやらず・・、といったところですが ご覧のとおりの結果で、春のG1『総裁椅子捕り杯』は、 『変人』が見事なレース展開で、栄冠を勝ち取りました。 では、この辺で競馬実況中継を終わります」あちゃら 「ワテ、家に帰るの怖いワ・・」こちゃら 「なんでや?」あちゃら 「ワテの買うた馬券、パーでんねん・・」こちゃら 「なんでやね?・・馬連やったら楽勝やろ」あちゃら 「単勝一点買いや。 今月の給料みな注ぎ込んでまんね・・」こちゃら 「あほかいな・・」おたいくつさまで・・・
2017年05月31日

テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン・シャン・テン・の・テケ・テン・トン・・・う〜、大相撲が面白い・・。どこがって? 外人がチョンマゲ(丁髷)を結ってフンドシ(褌)を腰にまきつけて塩をまいて円い土俵の上で押し合いへし合いしてる、それをまた外人観光客が大勢観ている。これがおもしろい。エジプト・ブラジル・モンゴル・ブルガリア・・・最近ハワイはどうしたんだい?う〜、・・・久々に日本人横綱が誕生した。優勝したけど怪我で休んじゃった、これはしょうがない・・えっ?なに・・?休場している間に花嫁募集しちゃったら、どうなるかって?親方は怒るだろうネ、フアンはあきれるネ。女性フアンは歓ぶネ。うん。門前に花嫁志願者の行列ができる・・。ワイドショーも大ブレークするナ・・。真面目に相撲の面白さを語れ・・?ハイ、・・あの太鼓腹がおもしろい、何でみんなそろって太鼓腹なの・・?何でみんなそろってオッパイがぶるんぶるんなの?国技への出場資格・・?はあ〜、そうですか・・。横綱が土俵入りやってるとき、後ろで行司が軍配の紐をクルクル回して遊んでる・・あれは何だい・・?え、まじない・・?あ、そう・・
2017年05月27日

地震予知能力者の松原照子氏の2017年5月25日のブログ『幸福への近道』によれば、『北米太平洋岸に大災害!?』という記事が書かれている。向こう10年以内に今世紀最大の火山の大噴火が起きるとも・・・。こんな大火山といえば、イエローストーンの大火山しかないだろう。科学者たちの研究によれば、過去、この火山は60〜70万年ごとに大噴火を繰り返してきたが、前回の大噴火から現在は60万年目に当たるというのだから驚きである。(ウイキペディアより)-------------------------------------------------------今後予想される噴火イエローストーンは60-70万年前後の周期で巨大噴火を起こしており、前回の巨大噴火より既に60万年が経過しているので、いずれ近いうちに巨大噴火が起こることが予想されている。噴火の規模は最悪ピナトゥボ山の噴火(1991年)の100倍以上の規模になるとされる。 ユタ大学イエローストーン火山観測所のボブ・スミス所長によれば、超巨大噴火が起きた場合、イエローストーン国立公園は完全に消えてなくなるという。イギリスの科学者によるシミュレーションでは、もし破局噴火が起きた場合、3-4日内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸に着き、米国の75%の土地の環境が変わり、火山から半径1000km以内に住む90%の人が火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は最大10度下がり、その寒冷気候は6年から10年間続くとされている。--------------------------------------------------------これでは地球は氷河期になってしまう。人類の終末はあと10年以内にやってくるのか?(3mも火山灰が積もる範囲)
2017年05月25日

スットコ・テケ・ツク・テケ・トン・シャン・テン・テン・ツク・ポン・テケ・シャン・テン・トコ・テン・テケ・ツク・ポン・シャンもみ消しえ〜、ようこそ寄席へお運びいただきまして、ありがとうございます。目に青葉 山ほととぎす 初鰹(かつお)・・などと詠(よ)まれてますが・・、結構な季節になりました。昔の江戸っ子は、人より先に、この初鰹を食すのが粋(いき)とされてましたようで、有り金叩(はた)いて買い求めたそうでございます。今みたいに冷蔵技術やトラックなど無かった時代ですから、水揚げした魚を、江戸市中まで鮮度を落とさぬように持って来るのは並み大抵のことではなかったようですな。また、この当時は漁獲量も少なかったようですから、売り値もけっこう高かったそうでございます。なんでも、文化九年三月二十五日に江戸に17本のカツオが初入荷したときには、将軍さまに献上した残りがセリにかけられまして、1本が二両一分で買い取られたそうでございます。え〜、今のお金にしますとォ、およそ27万円てもんですから、・・まあ、たいへんな高値でございます。朝、初鰹を食ったおかげで、昼飯と晩飯は抜き・・ぐらいじゃおっつかないから、ついでに向こう三日間も抜き・・なんてのはまだいい方で、なかには、仏壇や帯を質入れして食ったなんて話しもございます。当節は、そう云ったのどかな気分には、ほど遠い世の中でございます。 え〜、政治家さんの仕事と云いますと、ひと昔前までは、地元に鉄道を通すとか、橋や道路を作るとかで、そこそこ地元に便宜(べんぎ)を計ってやりましてですな、その代わりに次の選挙のときは票を入れてもらって、また議員になったらなったで、役得でシコタマ儲けようってぇのが、これまでの慣例でございます。 そんなわけで、ほとんどの政治家さん・・、近ごろでは政治屋と呼ばれてますけど・・、の目は、地元の方にばかり向いておりましてですな、国政なんてぇ畑違いの仕事はまっぴら苦手、という御仁が、けっこう多いんじゃないかと勘ぐりたくなります・・。 ま、それは余談でございますが、・・・ 昨今では、道路も橋も鉄道も一通り揃っちまったもんですから、大きなネタが無くなっちまいまして・・・、そこで、なんとか地元に貢献できるネタを探せとばかり、政治屋さんの秘書が、四方八方駆けずり回ることになりますが、あるのはコマネタ(細かなネタ) ばかりのようで・・・。議員 「なに? ここんとこネタ切れだぁ? そいつぁよくねぇなぁ! ネタが無くなるとアタシの政治生命は終わりだヨ・・! 票が逃げるヨ・・! いいかィ、どんなコマネタでもいいから、探しとイで。 ノルマは一日3件! あ、それからネ、昨今は 『もみ消し』の仕事が票に繋がるってぇ話だ。 交通違反のもみ消しなど上トロの口だろう。では行っといで!」秘書 「へぃ、ガッテンでがす!」あわてて秘書の抜作兵衛(ぬけさくべえ)さんが街へ飛び出して行きましたが、・・ この抜作兵衛という男、抜けてるなんてもんじゃぁござんせんよ・・・。最初から底が無い、・・という徹底した人物でございます。抜作 「・・ったく、うちの大先生は無能な割りには、人使ぇだけは荒れぇでがすな。 どんなコマネタでもいいったって、道端に『コマネタ入り』なんて 名札の付いたふろしき包みなど落ちてるわけねぇだろっての。 ・・ねぇ? それに、やぶからぼうに『もみ消し』なんて言やがる・・・ 交通違反のもみ消しが上トロだぁ? ・・ったく、 交通違反は犯罪だっての・・。 『ここに上トロがあります』なんて狼煙(のろし)が昇ってるわけねぇだろっての。 ・・・ねぇ? 戦国時代の寿司やじゃねぇんだっての・・ったく・・・」・・・なんて、ぶーぶー言いながら自転車をこいで行きますてぇと、何やら前方に白い煙りが・・・抜作 「なんだ、なんだ?マジで狼煙が上がってるでがす・・。 こりゃ、驚いた・・! あたしゃ、ついてるねぇ。 ひょっとしたら、ノルマ1件達成でがす」 作兵衛さん、わくわくドキドキしなが近付いてみますてぇと、商店街の横丁で、なにやら野次馬が人だかりをつくっております。抜作 「へぇ、ごめんなせぇよ・・、これは何の狼煙でがす?」野次馬(い) 「狼煙じゃねぇよ。 竿に干してあった洗濯物が燃え出したんだ。 おおかた放火だろう・・・」野次馬(ろ) 「お前さんは誰だィ? 見かけねぇ顔だが、まさか犯人じゃぁねぇだろうナ?」抜作 「とんでもねぇっす! あたしゃ代議士の秘書でがす・・」野次馬(い) 「なに? 代議士の秘書だと? なら、もみ消しは得意だろう! 早いとこ消してくれィ」抜作 「ほら、またもみ消しと来たでがす。 今日は『もみ消しデー』でがすな・・。 へぇ、もみ消しってのは、やったことねぇでがす。 今朝うちの大先生からノルマだからやってこいと言われて、 正直なところ困ってるでがすな、こちとら・・。 なにしろノルマだノルマだとうるさくて・・、えぇ」野次馬(ろ) 「おうおう!何をぶちぶち言ってやんでぇ! 早いとこ消さねぇと燃え移つっちまうぞ・・」野次馬(は) 「見てみろ、いま燃えてるのはシーツだろ・・」野次馬(に) 「その隣が野郎のパンツだな」野次馬(ほ) 「お次に控えしは、女物のパンティーとブラジャーとストッキングだ。 野郎のパンツなど、どうでもいいが、 女物は色っぽくて、可愛いときてる。 燃したら可哀相だ・・」野次馬(へ) 「おいおい、そこで涎(よだれ)たらしてるの・・、 お前だよ。 変態ストーカーじゃねぇのか?」野次馬(と) 「お〜い。早いとこ、もみ消してくれィ。 おれは約束があって忙しいんでェ」・・・なんて、野次馬は、めいめい勝手なことを言って騒いでおります。抜作 「やりますよ・・、もみ消しゃアいいんでがしょ。 これで票になるんなら、どおってこたァないでがす、よござんす。 つまりですな・・・、 こうやって揉(も)むんでがす。・・もみもみもみ・・・ アチチ・・! お〜、あっちぃ・・・ 今のは、ほんの小手調べでがす。 ふぉっほっほっ・・ どれくらい熱いか試したわけで・・」・・・ああだこうだと、散々苦労しておりましたが・・、どうにか火は消えましたようで・・・。抜作 「お〜っ、消えた消えた! ねぇ、どおってこたぁないでがしょう・・。 ふぉっほっほっ・・・。 選挙では、清きご一票・・・じゃない、ひい、ふう、みい、よお・・ 十五人さまでがすね。 清き十五票をお願いしますよっ。 ふぉっほっほっ・・・」野次馬(い) 「なんだい? いまの人・・。 ボヤを消して喜んで行っちまったよ・・」抜作 「ふぉっほっほっ・・、 こう幸先よく、ことがトントンと運ぶとは思ってなかったでがす。 早速、大先生に報告しとこう・・。 もしもし、大先生でがすか? たったいま、もみ消し一丁成功したでがす。 十五票は堅いでがす!」議員 「お〜っ、そうか。 わしの秘書にしては、よくやった・・」・・と大喜び。さて翌日、新聞を見て大先生、大慌て・・朝刊三面記事の見出しには、・・大きく代議士秘書、ボヤを「もみ消す」お後がよろしいようで・・
2017年05月23日

昨夜はUFOに乗った夢を見た。覚えているのは中型UFOから大型母船に戻る時のワンシーンだけだが・・。中型UFOが大型母船の下腹にドッキングし、我々(私の他は外人)の居るルームの高さ3mほどの天井に直径2mほどの丸い入り口が開いた。その入り口に向かってジャンプすると、無重力なのでスーッと入って行ける。私のそばに外人の親子がいたので、『お先にどうぞ』と言ったら、『一風呂浴びてから行きます』というので、私は道具箱を抱えてジャンプしたら一回目は失敗、(地球の引力圏内なのか?)二回目は少し力強くジャンプしたら、今度はスーッと母船内に入れた。それにしても中型UFOの内部に浴場があったのだ。こんな美人も夢に現れてくれないかなあ・・・
2017年05月20日

テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン・シャン・テン・の・テケ・テン・トン・・・え〜、だいぶ陽気がよろしくなりましたようで・・。春といいますと、お花見のシーズンでございます。満開の桜の木の下は、どこでも花見客でごったがえしております。真っ昼間から宴会をやってるグループもありますが、その横では場所取りの若いサラリーマンが、独りでビニールシートの上にごろんと寝転がって、天下ご免の昼寝をしていたりしていますな。浅草あたりですと、賑やかなお囃子(はやし)に合わせて、女子衆の手踊り行列なども観られます。江戸の頃は、浅草寺奥山、上野寛永寺境内、墨堤(隅田川東岸)、飛鳥山、御殿山なんて処が、花見の名所となっておりましたようで・・。昔は長家の花見といいますと、なんですな・・、酒の代わりは番茶、蒲鉾(かまぼこ)の代わりは沢庵(たくあん)、てなとこに相場が決まってましたようで・・・。大家 「お〜い、みんな、明日は花見に行くよ〜!」八・熊 「へえ、花見ですかい?」大家 「なんだい? やけに気乗りのしない返事だねぇ・・」八 「だって大家さん、昔から長家の花見といゃぁ、 しみったれの大家・・・じゃない、お大尽(だいじん)が、番茶と沢庵で 安上がりにやるって、ことに相場が決まってやすよ・・」大家 「ところが、今どきの長家は、そうではない」熊 「へぇ、どこか違うところがあるんで・・?」大家 「じつは、あたしゃ、今日、競馬で大穴を当ててね・・、 ちっとばかり懐が暖かいんだ」八 「そいつを先に言ってくだせぇよ・・! さすが大家さん・・! 長家の大魔神 ! 大統領 ! そういうことなら明日といわず今夜行きましょうよ。 今夜、今夜 !」熊 「そうだ、そうだ。こういうことは、気が変わらないうちに・・ やったほうが安心だ」大家 「なんだい・・、急に元気になりやがったな。 まあ、今夜は月夜だし、夜桜見物にはもってこいだな。 そいじゃあ、熊さんは一走り先に行って、場所を取っておいとくれ。 八っつぁんはこの御脚(おあし)で適当に酒と肴(さかな)を見繕(みつくろ)って 持って行っておくれ。 あたしゃ、みんなを誘って後から行くから・・」八・熊 「へいっ、がってんで・・!」・・こういうことになりますと、人間というものは行動が迅速になるようにできてますようで・・・、普段のろまの熊さんが、あっという間に500m先を走っています・・。大家 「みんな揃ってるかい? 迷子になってないかい・・?」長家の衆 「へ〜い、でぇじようぶでげす。 ここで迷子になったらご馳走にありつけないすからね・・」・・花より団子(だんご)という連中ばかりのようで・・・。大家 「ほぉ、みごとな桜だねぇ! 満開だな・・」長家の衆 「すごい人出ですねぇ・・!」大家 「はて、八っつぁんと熊さんはどこだろうねぇ・・?」八・熊 「お〜い、ここだ、ここだ」長家の衆 「なんでぇ・・、でぇぶ外れの方だな・・」 「おいおい、横はゴミ捨て場だよ・・」 「後ろは公衆便所でねぇかい・・」 「桜の木は・・、あゝ、一本あるにはある・・」 「でも貧相な木だねぇ・・、花も仕方なく咲いてるって感じだねぇ・・」熊 「周りを見ろよ! 空いてる地面と云ゃあ、ここしかねえだろ・・」大家 「まあまあ、出足が遅かったからしょうがない・・。 当節、不景気な世の中だ。そうそう贅沢(ぜいたく)を云ってはいけません。 ここから、遠くに見える見事な桜を眺めて花見とするのも乙(おつ)なもんです。 さあさあ、酒と肴をお出し・・」長家の衆 「へぇ、大家さん、ゴチになりやす」 「大家さん、ゴチ」 「へぇ、ゴチ」 「ゴチ」・・前の人に便乗して、段々端折(はしょ)ってまいります・・。「ゴ」・・おいおい、誰だい? 極端に端折るやつは・・? 長家の衆 「冷や酒はキューッとやるに限るねぇ〜!」 「本物の酒だよ、これ!」 「沢庵じゃないよ! 本物の蒲鉾(かまぼこ)だ! これ・・」 「本物の竹輪(ちくわ)だ!」 「本物の団子(だんご)だ!」大家 「おいおい、なんだい? みんなしてみっともない・・。 あたしが、まるで紛(まが)い物を商いにしてるみたいに聞えるから、お止しよ」長家のかみさん 「ちょいと、大家さん! 貧相な木の上に何か居ますよ・・」熊 「居たって構(かま)うこたぁねぇさ。おおかた夜烏だ・・」八 「そうだそうだ。このあたりを見てちゃぁいけねぇ。 遠くの見事な桜を眺めてりゃぁいいんだ・・」長家のかみさん 「なに言ってんだい! よ〜く見なよ。何か動いてるんだよ!」長家の衆 「あれ!? 女のようですぜ・・」 「金髪に振り袖姿だ・・」 「どれどれ、あーっ、着物を着た女だ!」大家 「お〜い、そんな高いところに昇ってないで、降りといで・・」熊 「あっ、なんてぇ乱暴な女だ! 飛び降りやがった」八 「昨今の女は、威勢がいいや」長家の衆 「それにしても、不細工な女だな・・」 「全身、毛だらけだよ・・」 「どう、ひいきめに見ても、猿だよ、モンキー・・」女 「おう、おう、おう! 降りろと言うから降りてきてやったんでぇ! 不細工だの、毛だらけだの、猿だのと、やかましいやいっ!」熊 「お〜、江戸っ子みてぇな猿だな・・」大家 「おまえさん、どちらからお出でなすった?」女 「どちら、と云うほどの所じゃねぇけどよ、・・ちょいと逃げて来たのさ」八 「何か悪いことしたのか?」女 「見損なっちゃあいけねぇ。あたいはロボットだよ。人間と違って悪事は働かないね」熊 「へぇ〜、ロボットが何で逃げるんでぇ?」女 「あたいを買った野郎が、超変態なのさ」八 「へぇ〜、どんな変態野郎だ・・?」女 「あたいの全身に猿の縫いぐるみを着せて、 頭に金髪のカツラを被せて、振り袖を着せて、 おまけに厚底ブーツまで履(は)かせたってわけさ」熊 「へぇ〜、変わったことする変態だな・・?」八 「べらぼーめ! 変態が変わったことしねぇで、誰がするんでぇ・・」女 「そのうえ、痴漢するんだ・・」大家 「ロボットに痴漢するのかい・・?」女 「そうさ、振り袖の裾(すそ)をまくり上げて、何時間もしげしげと眺めてから、 全身を舐(な)めまわすのさ。たまんねぇよ、まったく・・」八 「並の変態じゃねぇな!」熊 「それで、トンズラしたってわけだ」女 「あっ、来た来た・・、あいつだよ。あたいを追っ掛けて来やがった・・」八 「なんだ、呉服屋のバカ旦・・、いや若旦那じゃねぇか・・」熊 「バカ旦那のストーカーだ」大家 「よしよし、ここはひとつ、懲(こ)らしめのために、 みんなでとっちめてやろうじゃないか・・。 いいかい、みんな早いとこ酒飲んで、酔った振りしてバカ旦那に絡(から)むんだ。 ・・そこで、ひそひそ・・いいかい?」一同 「がってん、承知!」大家 「これ、ロボちゃんや、その毛皮とカツラと振り袖と厚底ブーツとを貸しとくれ」女 「やだよ〜。坊主で裸じゃ、世間体が悪いじゃん・・」一同 「・・てゃんでぇ! ロボットに世間体もへったくれもあるかってんだ・・」・・なんともはや、乱暴にもロボットから身ぐるみ剥いでしまいましたな・・。大家 「いいかい、ロボちゃんは、そこのゴミ捨て場の脇に隠れておいで」・・準備が出来て、一同、手ぐすねひいて待ち構えています・・・・・そんな陰謀が、前方で待ち構えているとはつゆ知らず、件(くだん)の若旦那は、「あたしのロボ子は、どこざんす・・」・・と汗をかきながら、やって来ましたな・・。八 「いよ〜っ、若旦那。こんち、いい陽気で結構でござんすねぇ〜」若旦那 「結構じゃないざんす。あたしのロボ子が居なくなったざんす」熊 「なあに、ちょいと買い物に行ったんだ」大家 「直ぐに戻りますよ。それよりどうです! 今夜は折角の花見日和ですよ! 若旦那もご一緒にどうです!」若旦那 「あたしゃ、酒にはめっぽう弱いざんす・・」八 「でぇじょうぶ。今夜は下戸(げこ)の集まりなんで・・」長家のかみさん 「さあさあ、名物の団子もありますよ」若旦那 「おや? 団子もあるのかい? あたしゃ、団子には目が無いざんす・・」八 「若旦那、どうぞこちらへ。遠くの見事な桜が眺める特等席でやす」若旦那 「うんうん、遠いけど見事な桜ざんす。・・・もごもご、旨い団子ざんす・・」大家 「さあさあ若旦那、キューッとやってくださいよ。 酒はいくらでもありますからね!」若旦那 「キューッ、旨い! それにしてもさっきから後ろでなにか動いているざんす・・?」大家 「おーっと、若旦那。このあたりを見てちゃいけませんよ・・。 ここは、『遠見の桜』といいましてね、遠くの桜だけを見て帰るのが粋(いき)、 とされている名所なんですから」若旦那 「おや、さいざんすか? あたしゃ、粋で世渡りしてるざんす」長家のかみさん 「さあさあ、『粋の若旦那』。威勢良くパーッと呑みましょうよ」・・さあ、呑めや歌えで乗せられた若旦那、すっかりべろんべろんに出来上がってしまいました・・・。若旦那 「ふーっ、酔った酔ったよ、べらぼーめ!」八 「おや、若旦那、言葉遣いが変わっちまったよ・・」熊 「え〜、若旦那、これからどちらへ・・?」若旦那 「ふーっ、なにをっ? どちらへ? どちらへって・・どちらなんだってんだ! べらぼーめ・・」大家 「若旦那。だいぶ汗をかいて、着物が汗臭いから、 こちらのさっぱりした着物に着替えて、さあさあ・・」・・といって、ロボ子が着ていた毛皮と振り袖を着せちゃいましたな・・。若旦那 「着物が汗かいた・・? とんでもねぇ着物だ・・!」八 「若旦那、夜露に濡れるといけねぇ。この帽子をかぶりなせぇ・・」・・といって、ロボ子がかぶっていた金髪のカツラをかぶせちゃいましたよ・・。熊 「若旦那、履物が見当たらねぇんで、 この新品の靴をはいて行きなせぇ・・」・・といって、ロボ子のはいていた厚底ブーツをはかせられた若旦那は、「ゴチになったよ、ベらぼーめ・・」と言いながら、よろよろと行ってしまいましたので、一同手をたたいて大笑い・・。大家 「ロボちゃんや。さあ敵(かたき)はとったよ。 さて、ロボちゃん、お前さんのこれからの身の振り方だが・・、 どうだい・・、うちの長家へ来るかい・・? みんなで歓迎するよ」ロボ 「ご親切は有り難いのですが・・、 あたいも酒には弱いんで・・・」おたいくつさまで・・・
2017年05月18日

テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン・シャン・テン・の・テケ・テン・トン・・・う〜、さても憲法、それでも憲法・・なに?少林寺拳法?まあ、いいや。う〜、単純に憲法改正は賛成or反対という論戦ね、ほとんど意味がないどころか無責任ですらあるね。頑なに反対する人々の主張を聞いてると、この憲法を守っていたからこそ戦後は外国から攻め込まれなかったんだと固く信じちゃっている。憲法を神格化しちゃっているんだナ。憲法は『神さま』ではないのであります。これは合理的な考えにはほど遠い。迷信の域を出ないだろうね。戦後、外国から攻め込まれなかったのはアメリカの核の傘の下にあったからというリアルな現実を認識することを放棄しちゃっている。戦前も、『日本は神国だから、絶対に戦争に負けない』という迷信に日本人のほとんどが酔いしれていたけどね、これに相通じるものがある。日本人は何でも『神さま』にしちゃう習癖があるけどネ、国まで『神さま』にしちゃった。客観的に見て軍事力の格差、国際情勢の情報収集と厳密な分析・・などの努力を放棄しちゃった。その結果太平洋戦争に負けて数百万人が犠牲になって、国内の主な都市は瓦礫化しちゃった。歴史から学ばないと同じ間違いを繰り返す。う〜、問題の第9条-------------『前項の目的』とは、『侵略戦争』のことを言っているのです。つまり、侵略戦争の為の軍隊は持たないという意思表示なんです。これまで日本の政府は"自衛の為の軍隊なら持ってもいいじゃないの"って都合よく"解釈"して自衛隊の存在を認めて来た経緯があります。このような宙ぶらりんの身分に置かれているのでは、自衛隊で活躍している隊員たちが気の毒である。また、国家としてもいつまでも後ろめたさが付きまとう。この際ハッキリと自衛の為の軍備ということを明文化して置くのは必要な配慮だと家元は思うのであります。
2017年05月09日
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