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『ライフ・イン・ザ・シアター』
2006年5月21日13時開演 2階A列センター
一ヶ月ぶりのジョンとロバート。
再会を楽しみにしていたんだよー
でも、お席は2階最前列とはいえ、世田谷パブリックシアターの最後列より遠い(--;)。
なによりハコがでかいんだよねー
1488席だよ!
世田谷が立見入れても700だったのに、倍以上!!
満席だったけれど、この広い空間をどう埋めるのかな?と気になって。
でもさすがの二人。
やはりハコを意識したお芝居になっていた
特にコメディ色が強い前半は、
やはり後ろまで届けようと東京よりややオーバーアクション気味?
ロバートが客席をみながらの間のとり方も、
そのへんを充分意識しつつ抜群で。
そんなこんなでふたりの反応がわかりやすくなっていたように思う。
でも本当はこのオシバイは、
ふたりならではの微妙な雰囲気のさじ加減を楽しむものだと思うんだよね。
なので、それがつたわりにくい広すぎる空間なのがちょっと残念。
それから、そのせいばかりではないと思うけれど、
どこがどう・・・っていえないけれど、ちょっとずつ変っていた部分もあったよ。
ごめん、記憶があいまいで(^^;)。
あ、でもスゴクわかりやすい部分もあったのでそこだけでも。
楽屋でメイクするシーン。
ジョンが粉白粉をパフに振るんだけれど、
けっこうたくさんで、おいおいと思っていたら、
そのあと盛大に粉を撒き散らしながら顔にパフパフして、
客席オオウケ(笑)。
もちろんすんばらしい白塗りのできあがりで
そのごテキトーに自分でそのつきすぎた粉を払っていたけれど、
下手袖にはけるときロバートに
『顔白いよ~』
何気なく?指摘されていた。いやぁいいもん観たわ(爆)。
ところで。
ジョンなんだけれど、東京と違うなーと感じた点。
東京では最初はかなりロバートに遠慮がちでかなり大先輩・後輩がはっきりしていたと
思うのだけれど、
名古屋でももちろんそうなんだけれど、大先輩なのはかわらないんだけれど、
ロバートが尊敬だけでなく、好きっていう気持ちが強くなったような気がしたんだ。
これは、ずっと東京から地方を含めて積み重ねてきた舞台の分だけ、ふたりの絆が強くなった実生活での関係性も感じられてよかったかな。
でも後半、だからなのかなー?
前はもっとジョンがロバートに冷たくなっていくのがはっきりして、
傲慢さもあったと思うんだけれど、
名古屋ではその傲慢さの中に、
それ以上にロバートが正直衰え始めたことに対する苛立ちと哀しみを感じて。
なんで、ずっと尊敬していたのにこんなになっちゃったんだよーーー!っていう、好きだからこそのジレンマを感じて。
やさしいジョンだった。
だからロバートの終盤がいっそう憐れになって。
丸めた背中が、後姿が、
最初に比べると本当に小さくなっていた。
哀しいロバートだった。
でも、どうなんだろう?
やさしさを感じてしまったっていうのはいいのかな?
私はそれは本来竜也君が持っている本質が現れてきたようで好きなんだけれど、
そう表現していると感じさせてしまった演技を
しなくてはならない大きさのハコ。
それがなんともねぇ。
ホンとしては、やっぱりもっともっとジョンが横柄に、
傲慢になっていってもいいような気がするんだよね。
それでこそ、今が旬の、伸び盛りの、夢一杯の若者と、
老境にさしかかり、あちこちに衰えを自覚し始めたベテラン。
その対比が生きると思うんだ。
そんなことをちょっと思った名古屋楽だった。
カーテンコールでは、やっぱり二人とも満面の笑み。
ふたりでお互いを立てあって・・・でもやっぱり竜也くんはさすがに
ここでは大先輩にはかなうはずもなく、
いろいろいじられてひっぱりまわされて
かーいらしいおもちゃでした(笑)
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