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去年の9月末のタイ旅。あたしはビール数本で終わった友達との食事に、酒に飢えていた。 うう、まだ呑みたい。バンコクの夜、これだけなんてつまらない。ぐすっ。 そうだ、そんな時にはあの男、あの男に連絡だ! という訳で、もうかれこれ10年のお付き合い。ちなみにバンコクの食い物番長として、コラムも持っていたりする。 彼のFACE BOOKを見るだけで太る、というくらいバンコクの食を極めるカズさんに連絡。 突然の電話にも関わらず、「今、友達と飲んでるんですけどきますかあ~?」と、気軽に呼んでくれました。 わーい、ありがとー、かずさーん! で、どう見ても日本風居酒屋(名前忘れた)に集合~! 個室のしつらえもまさにこじゃれた日本のチェーン居酒屋風。 そうそう、月の雫とかそのへん? そこにかずさんと、まだうら若い日本人美女がちんまり座っておりました。 おいおいおいおい、いつの間に彼女つかまえたんだよー、と目が「ぬけ作先生風バナナ型」に。 「こんにちはー!」と挨拶をかわし、既にハイボールを頼む男前女子なその子も含めておしゃべり開始・・・と 「よっしぃさん、この子タイ人ですよ!」 とカズさん、実はもったいぶっていただろうが、言いたくて言いたくて仕方がなかったであろう事実を発表。 えーーーーーーーーーー? だ、だって、どう見ても日本人だし、日本語の発音も何の疑いもない日本語発音。さらに名古屋なまり。そして名古屋巻き。 おめ、名古屋女じゃないのか!? ちがいますよー、タイ人ですよー! 驚愕・・・。 名古屋の大学へ4年留学していたらしく、その間に名古屋ギャルに変身したらしい。 しかし、この女の子、●☆●に勤めていて、実はよっしぃほんの2ヶ月前に●●●したんだけど、●●●でめちゃくちゃ落ち込んだ経緯があり、「やっぱしあたしってばタイには縁がないんだなあ」って思っていたんだけど、しかしこの女の子が●●●がいかに良くないか、いかに●●●が多いのかを切々と教えてくれて、よっしぃの気持ちはぱあっと明るくなった。 そっか!良かった! 良かったんだ。 でも、これ、本当に偶然だったの。 カズさんにはいつも突然連絡して飲んでいたし、そんな経緯一言も話していなかったから。 いやー、すごい、アメージングタイランド・・・ タイってやっぱりこういう奇跡を起こしてくれて、あたしに元気をくれる。 ちなみに今は、やはりこういう運命だったんだなあ、と思うこともあり、タイは厳しい事も起こすけど、あたしに、いつもアドバイスを無言で送ってくれているんだな、って思った。だからなんとなくこれからも大丈夫なんじゃないかって気がした。 カズさん、毎度おいしいお店と、よき思い出をありがとう! で、みんなでぱちり。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年07月19日
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たくさん食べて、沢山しゃべって~・・・そろそろお会計。 他のメンツは700バーツだけど、おいら飲んだビールも含めて一人900バーツ。 おいらはステキな酒飲みなので、相手が飲まない人の場合、自分の飲んだ分は多めに出すんだよ。 でも、たかっ! しかし、このクオリティの高さと、頼んだ料理の豪華さ、上品な雰囲気なら仕方がない。スクムビットにあるシーフードマーケットの観光客をバカにてるのか?と思うような店よりは良心的かも。 蟹のむきっぷりなんかすごく丁寧だったしね。 まあ、たまの贅沢ってことで。 ところがお嬢T、驚愕の行動に出る。 「この会計、絶対間違っている!こんなに高いわけない。」 なんだか知らないがお嬢がめちゃくちゃ怒っている。うそやーん。 大好きなキティちゃんの電卓をおもむろにバックから出すお嬢。この時点で よっしぃとお嬢Tダーリンは顔を見合わせて笑いを必死でこらえていた。 お嬢T「これとこれとこれ、値段がこれ。この値段はなんなのよっ」 店員「それはお料理のアレンジ代でげすよ。ほれ、ここに1皿につき、この料理は何バーツ、何バーツって書いてあるでげしょ?」 お嬢T「むきー!あなたじゃ話しにならないわっ!店長を、店長を呼びなさい!」 店員「は、はぁでげす。」 やってきたのは、品の良さそうな店長と思しき女性。 店長「ですからあ、これお料理代でげしょ。」 お嬢T「むきゃー!見てらっしゃい。てけてけてけてけ※電卓を叩く音」 おいらはかわいそうな店員と店長と顔を見ることができない。ってか 恥ずかしい。 「ゼッタイよ!よっしぃ、これ間違ってる!」 てけてけてけてけ、ピーン! 「どうだったの?」 恐る恐る言うと「あっていた・・・。」と小声でつぶやくお嬢。 普通さ そこで間違ってたら店員に「ごめんよー!」って言わないか? お嬢T、なーんにも言わず、ツ-ンとして電卓をかばんへ。 呆れた店員&店長は引っ込んでしまった。 「さすがビジネスウーマンね」とお嬢Tダーリン。えーーーーーー?ちょっとそういう問題じゃなくね?謝ろうよ。 会計を済ませて出て行くわれらに、目も合わせてくれなかった店長と店員。 おいらほとぼりが冷めるまで絶対この店いけない気がするんですけど。 とほほほほ。 ちなみにお嬢T、本当に悪い時は謝らない気がする(笑)。 軽い時にはゴメンネーとかいうけど。きっと本当に悪いと思って言わなかったのかもかったのかも・・・いや、タイ人謝らないってなにかの本で読んだ気も・・・むむむ。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年07月13日
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自信満々にタイ人お嬢が引率する店へ、我々はすごすごとやってまいりました。 お店の名前は知りません・・・。でも名店のようで、周囲は金持ちそうな華僑タイ人だらけ。 チャームだかホアヒンにもあるだよって、教えてもらった。 ご家族のお食事と言った、大家族連れが多かった様子。 なぜか外国人がこの時はいなかったのが、不思議。 ちなみにお嬢Tも、一緒にいたこの男性、お嬢Tの旦那もお酒を全く飲みません。 モンゴル男子はワイルドで男らしいと思っていたので(イメージは常に朝青龍か、チンギスハーンン)そのへんはがっくし。 でもやっぱ、あたし、お酒が飲みたいので、店員のにぃーさんに大きい瓶のシンハーを頼むと「グラスは何個でげすか?」と尋ねられる。 「お酒飲むの1人だけなんだよねー・・・」 とさびしげにつぶやくと、にぃちゃん 「お酒は一人で飲むと、さびしいでげすよぉおー!」 と返してきた! ナイス! いやー、こういうところ、タイ人いいよね。思わずタイ語がわかるお嬢Tとあたしだけで大爆笑。 この時は、なんといっても、心肺停止して入院してから初めてお嬢Tに会ったということで色々ぺちゃくちゃ。おしゃべりが止まらない。なんせお嬢Tはタイでは「福島は全部危ないに違いない」と言われていた 福島の実家に遊びに来た ことがあるのでなおさら心配してくれていたのだ。 お嬢Tがトイレに行っている間に、お嬢T旦那とつたない英単語で話したけど…なんと通じたー!!!! 「それはすごいよー!奇跡だよー!」的な英語でほめられたので、通じたに違いない。 戻ってきたお嬢Tに、「うそぉおお?」と疑われ、確認されたが「すごいね、よっしぃ、全部通じてるよ!」とほめられた。 えっへん(通知表英語2)! で、モンゴルにはシーフードがないってことで、全部お嬢Tオーダーに遠慮してお任せすることにした。とほほ? これ、シーフードのスゴーク辛い炒め物。 クリアな辛さでどう考えてもおかずじゃなくてつまみ味。ビールがすすむぅ。 足の先の先まできれいに剥かれた蟹!おいちーーー! 大きな海老のカレーいためっぽいやつ。激うまー実はまだつづく・・・ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年07月07日
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タイ人お嬢Tとは、待ち合わせのたびに、普通に会えたことがない。 ※この日記のこの出来事までは、待ち合わせで一番スムーズにいったのが1時間待ち。先日、初めて1分も遅れず品川で会えたので、1回だけ会えたということで。 うまく会えたと思ったら美容室で髪がセットされるのを1時間待たされた とか、他にも苦虫をかみ締めるような思いを多々経験したあたい。ありとあらゆる場所、ありとあらゆる約束において全然時間を守らず 生粋のタイ人にまで「タイ人がきちんと約束守るのに、なんであんた守らないの!」と怒られるレベルのタイ人お嬢T(華僑)。 しかしあまりにも情に厚く、憎めない性格から、それでも仲良くしてるタイ人の一人。 お嬢Tは現在モンゴルに嫁いでいるのだけど、たまーにタイに行くとやはり寒くて寒くて帰省する時期が見事にかぶる! ということで、昨年9月末も、お嬢Tは一時帰省中だったため、ご飯を食べることに。 案の定 メールでセントラルワールドに19時、とやりとりしてるのに、電話したらいきなり「どこにするー?20時でいい?」 ときたもんだ。 けっこうむかっときたので、「メールでは19時にセントラルワールドっていってたよね?」とつめたい声で言うと「はいはいはい。そうでした。」と言いつつ「今マレーシアに、友達の結婚式に来ているよ。だから20時にして」と言い直した。 ってか最初からそんなに重大な用事があるなら、19時とか言わなきゃいいし、別の日にすればいいじゃんよ(涙)。 いや、もう言うまい。お嬢Tは、いつもこんなだから。きっと20時に約束したということは会えるのは21時だろうと、思っていた。 そうは言いつつ、わたしゃ日本人な訳で、20時といわれたらやはり、20時には行く(当たり前だと思うんだけどさ)。 どうせ遅れるだろうし、どことも約束していないからいつ電話しよう、と思いつつ、ぷらぷら売り場を練り歩いていると・・・あれ?なぜか電話が。 あ、明日ホアヒンに行く約束をしている おじいちゃんタクシーやないか! 偉いなあ、明日の待ち合わせを確認してくれたね。もうばっちり、と思いつつ、目を正面い向けると 「あー!よっしぃ!よっしぃ!」と叫んでいる男子1名・・・。そしてその横にお嬢T 「わーーーーーーーーーーーーー」 なぜかお嬢T、いつもと違って尋常じゃない喜び具合。 ど、どした?何があった? 「ケイタイの充電が切れて、連絡が取れない。びっくりしたー!会えたー!」 えええええええーーーーーーーーーー?、 じゃわれら 本当は今日は会えない予定だったんだ(驚愕)?偶然足を運んだルートが、お互い一緒だったという・・・。しかも、この日はぴったんこ20時に会えたって言うのに、実は会える予定じゃなかったっていうこの様! お嬢T、恐るべし。 しかし、こういう体験が多いから、やっぱしタイに守られている気がするよ。 お嬢Tはセントラルワールド、サイアムスクエアが、お得意の場所なので、大抵約束はこのへんになる。 「よっしぃ、ここにすごく美味しいシーフードある!そこでいいか?」 いや、もうそこに歩いてるよね(爆笑)?いいですとも、ええいいですとも(涙)。 とりあえず無事に会えたんでぱちりーー! 続く・・・ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年07月04日
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みなさんは、自分の希望で、ある日程を友達に指定し、その日の19:00に約束を入れたら、どうしますか?その日、会う2時間前に 「違う友達に会うことになった。21:30になる。それでもいーい?」って言う? 言わないよねー。だってそいつが希望してその日のその時間を指定してきたんだから。 で、やれ「しゃぶしゃぶとケーキが食べたいから、お店さがしてといてよろしく」って言って、予約させといてそんなこと言える? さらにその、とっても遅れた21:30からさらに1時間遅れる? 遅れないよねー? 翌週も会いたいっていうから、じゃあ前日に電話するね、って電話しないでドタキャンするってある? ないよね? そんなことしといて「あー、よっしぃ、会う。大丈夫?」って連絡ナシでドタキャンした翌日に電話できる? できないよね? しかし、世の中にはそれができる女がいる。それがタイ人お嬢T。 おいおいなんだ?その髪飾り!結婚式か!?って思った人!正解! これ、彼女の日常のアクセサリーです!タイ人お嬢T37歳(爆笑)。いや、この数日前の4時間遅刻の日から「ありゃりゃ、なんじゃこりゃ」と思ったけど タイ人はそこそこの歳でも「うおおおお?」っていう派手なアクセサリーつけるので、特にコメントしなかったんだけど・・・数日後に会ったらうなだれた顔で私にこう言った。 「よっしぃ・・・日本では37歳でこういうのつけるは、おかしい?」 ぶひゃひゃーー!何を今更?そんなもんおかしいに決まってるじゃないですか!? 「なになになにーー?」 「うん、日本人は結婚式にしかしないかなー?20代前半ならするかなー?服もでしょ?日本人は特に冬はシックな色が多いよー。」 「あー、そうかー(涙)。」 「だから私もタイにいる間は派手な色の服買ったけど、日本で着れないよー」 37歳女子お嬢T、このものすんごいアクセサリーで現れたら日本人の友達に「37歳なのに変だよー」って、言われたんだって。 まあ、日本にはまだ岡本なつき(漢字忘れた)がいるから大丈夫だよ。 でもさ、いいんだよ、タイ人なんだから、タイのファッションセンスは斬新で好きよ。でもあんなに日本のファッションが大好きだったら…今もcancamを買ってこいというお嬢に言いたいのは 「そろそろ姉キャンに・・・」と五年前に言ったところ「まだ私cancamで大丈夫なー!」と言っていたままで五年ってのはきつくないかー??? ってことかな(笑)。ちなみにこのお嬢Tと、友達でいること約6年。 彼女は今まで一度も約束の時間に待ち合わせの場所に来たことがなかった。 一番短くて1時間半、一番長くて4時間。 あたしは待った。それこそ、神田川の横丁の風呂屋で待っている女より、待った(お前60歳か!)。 あたしは「約束の時間を守らない人は苦手」なので、本来友達を続けていない人のはずですが・・・お嬢は、それを上回るくらい 情に厚く、この前あたしが入院してた間、ストーカークラスにメールと電話をくれていた人であります。そしてうちのがんこおとーちゃんの氷の心まで溶かしてしまった不思議な人・・・ だが!言わせてほしい。 これ、日本人だったら許してないから。 タイ人だということが一番大きな理由で許しとる。 でも、これっていいの?タイ人友達の中の5人の中の2人は日本人以上に時間を守り、2人は「あ、20分から30分は時々遅れるなあ」なので、タイ人は時間に遅れる、っていうことが世界的に有名ではあるけれども、それを地でやってる・・・いや、タイ人の皆さんに申し訳ないから細かく表現すると、 タイ人以上に守れないタイ人華僑であります。 頼むから、お嬢、断わりもなくドタキャンするな、さらに4時間遅れるな・・・ タイ人友Mさんはこう言った「よっしぃな、タイ人、時間守らない。でもだな~、マイチャイトッククラング(毎回ではない)だなー。Tはぁああ、キットワー(思うに)、ちょっとおかしいだなー」 お嬢Tの友人、タイ人ごまちゃんもこう言った。 「よっしぃ!私は待ち合わせ遅れたことないでしょー?私は華僑じゃないでしょー?タイ人は時間守らない、あの人よく言うけど、うそ。タイ人、時間守る人たくさんいるよー。私だよー!」 はい、そうですね。そうだと思います。 実際、タイ人の友達の中で一番時間を守らないのは、というか待ち合わせが一度もうまくいかなかったのはお嬢Tだけです。 が、3月某日・・・ お嬢T、日本滞在において、ものすごい奇蹟が起こった。 4時間遅刻と、連絡ナシのドタキャンがあったもんで「もう今日30分待ってこなかったら絶交しよう」と思っていた3月某日・・・ 彼女は、時間ぴったりにあたしの前に現れたのだ。 いや、普通は当たり前なんだけど(爆笑)… しかも日本で使える携帯電話もなく、遅れるとの連絡もなく・・・。 「どどどど、どうしたのT!?」 「なにがぁー?」 「あんた時間ぴったりだよ!」 「あはは、なんか私じゃないみたいねー!」 この日はお嬢T希望のしゃぶしゃぶ食べ放題で肉をたらふく食させてー・・・いろいろくっちゃべってー・・・楽しかった。 次回会うときにはちゃあんと時間守れるかな?多分ダメだと思う。 タイ人が、じゃなくてお嬢Tが!ね。 ↓5年前、高田馬場でタイ料理屋で金持ちなのにサービス税を引いて勝手にレジを叩きお会計をする、悪魔のようなタイ人Tお嬢。 でもあたしはタイ人お嬢Tが、大好きみたいです。 あたしがストレスで身体をかいている時はまるで自分のことのように怒ります。 「やめてー!!!!痛いでしょ!!!ダメー!よっしぃかわいそう」 ・・・しかしそれがあなたを4時間待っていたストレスだったりするのよ、お嬢T(爆笑)。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年03月20日
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新大久保駅からほど近くにあった「タイカントリー」。もともとは「バーンキーラオ」を立ち上げ、その後手放し、その後も自分の店をかまえて頑張っていたタイ人「メンちゃん」のお店が、2011年1月にはその幕をおろしていたのだった。 なんでもお店売って、スラタニー(タイの南部の町)に帰ったらしい。 メンちゃんは、今から10年前、バーンキラオのカウンターでタイに一緒に行った友達と「旅の反省会」と言いながら、酒を飲みつつ長々としゃべっていたところに 「タイはァ、どこに行ってきたねー?」と、突然話かけてきたのだった。 片手に赤ワインを持った怪しげなタイ人に・・・うわーん。恐いよう、タイのビーチでもないのに怪しいタイ人にナンパされちゃうよう・・・と怯えていたが、毛頭そんなターゲットでは全くなかったらしく(自爆)、ひたすたタイの話で盛り上がり、意気投合。「僕も近くで店やってるから今度おいでよ。タイカラオケ店もやってるから、連れて行ってあげるよ」と、いう話になり・・・お調子者のおいらたちは「じゃあ、次はそのタイカントリーに行ってみる?」と、行ってみたところ、料理も美味しいし、メンちゃんはまじめに働いているし、閉店後は自身が当時経営していたタイカラオケ店「マラコー」(今は違う人が経営)にも連れて行ってくれた。 朝まで熱唱するクレイジーな彼のタイ人友のお姿を拝見し・・・「なんて新宿って素敵なんだ!なんてタイカラオケっていけてるんだ(どこが?)」と覚醒。 そこからタイミュージックに興味を持ったと言う経緯がある。たまに場違いなハゲチビオヤヂが訳もわからず「さざんかの宿」を歌う姿もしびれる。 こうなったらタイの歌を覚えて朝までジャイアンリサイタルだ! そう・・・メンちゃんのせい・・・いや、おかげで・・・どんどこタイにはまっていった。 うひょーい、タイ最高! メンちゃんに会っていなかったら真のタイのおもしろさとか、タイ人のおもしろさとか知らなかったと思う。 初めてできた仲の良いタイ人友達って、メンちゃんだったんだよね。 その後も何度もメンちゃんがこよなく愛するカラバオの歌を沢山うたってもらった。あたしの友達も沢山お世話になって、新宿のディープなカラオケ屋で合コン状態になったこともある。 飲み会は楽しかったが合コンとしては最悪な盛り下がりだったね、メンちゃん(爆笑)。 あの頃はメンちゃんは自信に満ち溢れてて、わりと厳しいことをぼんぼん発言するので、意外に敵も多かったといろんなところで聞いた。でも、ちゃらちゃらして見えるけど、実は硬派で兄貴肌。いろんなタイ人に「兄貴」と頼られていたと思う。 最後にタイカントリーに行ったのは去年・・・。 「何でバンコクに住んでいる時、むこうの電話番号教えていかなかった~!?」と怒られた。なんでも用事があってしばらくバンコクに滞在することになったのだが・・・ バンコクに友達がいなくてつまんなかったらしい。 そんだけかよ! しかも、つまんなかったってそんな小さな理由で怒るな(爆笑)! とまあ、「メンちゃん」との付き合いは10年以上になろうとしていたのだが、会わないと2年くらい会わなかったので、そんなに長くはないだろう(笑)。あたしは気がつかなかったが、友達の中には「メンちゃん、かっこいい」という人もいた。そういえばおしゃれだったかも。年齢の割には若かったしねー。 でも、去年あった時には前みたいな覇気がなくてなんっていうんだろう・・・ 元気がなかった気がする。すごーく・・・いろいろあったもんね。※彼のプライベートなことなので詳しくは書かないでおきます。 南の料理がとっても美味しくて・・・鍋もうまかったし、コームーヤーンもうまかったし・・・お店なんかタイ料理屋っていうより、ちょいとアメリカにありそうなBARのようなこじゃれた感じだった。あのへんのエリアでタイ料理屋めぐりやって、タイ人の友達が沢山増えた頃って・・・、当時はタイカントリーは今とは違い、新宿3丁目付近に店があった。さらにバーンキラオ、クンパオ(今は亡き)と、美味しくて従業員さんとも顔なじみの店が多く、大好きなエリアだった。 当然新大久保にお店が移動した時には、何度も行ったものだ。・・・が、職場が遠くなったり、近くにルアムジャイができてからは、なかなか行かなくなったりもした。でも新大久保に行ったら友達のやってる店がある、という安心感があったのに・・・その光が消えてしまった。そのことを知っていたら、もっと早く行ったのに・・・とても残念。 これは2009年に会社の人と飲んじゃダメって社則があった、すごーく変な会社に間違って入社してしまい、3ヶ月で逃亡したときの、かくれ飲みの光景。 同社にはだまされたクリエイターたちが、わんさとおり、メンバーチェンジが激しいのでいなくならないうちに飲まないと(笑)。それにだまされただけあってヒラ社員は良い人ばかり。 タイスキ、うまうまで、コームーヤーンはジューシーで柔らか・・・。ありがとう、メンちゃん。みんなとっても美味しかったって感動していたよ! 故郷のスラタニーに帰国したと言うメンちゃん。あれだけうまい日本語、名店を作り上げた知識で、タイのどこかで何かやることでしょう。 意外とタイで再び遭遇することになるかもしてないね。 タイカラオケやタイの歌が好きになったのも、メンちゃんのおかげ。メンちゃんのいない新大久保・新宿界隈は火が消えたようにさびしいけど、スラタニーでも頑張るんだよ! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2011年06月02日
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時々登場するあたしのタイ人友Mさん。 わたしがブロガーであることをしっているMさんは「Mのことは素性も、仕事も何もかも書かないで!」と言っているので、ダレもアンタには興味持たないよ、といったところ・・・ 絶対ダメ!Mは特徴が多いからばれる、と、ものすごく自分がスポットを浴びているような、意味がわからない発言。妄想癖があるのか。許してくれない。もちろん写真も・・・ 日本語読めないと思って安心してMさんとの思い出をアップすると、写真だけみてレス書き込んできたことがあるから侮れない。チェックしてるぜ、はりのむしろだぜ。 Mさんの書き込んだブログ・・・ というわけで・・・あたしゃ犯罪者じゃないかと疑っている。 そんなMさん、以前も書いたけど時々、ストイックというか・・・めちゃくちゃ単純で危なく、さらに長続きしそうもないダイエットに取り組むことがある。 あたしが目撃したダイエットと致しましては・・・ 「ガイヤーン・ソムタムだけダイエット」・・・2週間続くも、ご飯を暴飲暴食し、さらにゲーン類をむさぼり食べ、ホテルのスイートビュッフェに3日連続で通い、投げ出した。 「ヤムだけダイエット」わずか数日で焼き肉屋に行くよ、と、誘われる。 「スープ類だけダイエット」あたしの真似して自炊でやってみたが、自炊が面倒だったのと、白飯が食べられないことで撃沈。カオパットを毎日5皿むさぼり食べて失敗。 「危ない薬ダイエット」これはあたしも遭遇してしまったため本気で怒るも、Mさんいわく、それはタイの病院で正式にダイエット用に出されているもので、ただ、日本では禁止されている成分が多いから、よっしーは反対するんでしょ!と鼻息荒く反論していた。 ・・・でもトイレに行く回数がとっても増えた上に、肌ががさがさになり、とっても痩せたけどつらくなってやめた。で、Mさんが一番続いたのはこれ「夜はうきうき♪ タイスキダイエット!」 あたしが「昼や朝は好きなご飯やおかしは解禁しなよ。夜だけ控えればすごく痩せるから!」と言ったことをはじめてまともに聞いてくれて・・・というのも・・・なんせあたしゃ17キロ落としてるからね・・・ほかの事はあんまりまじめに聞いてくれない頑固者だけど。これなら友達と会いたい時でも、お酒を飲むときでも、自分は野菜やフクロダケ、ハルサメをつまみつつ、美味しい出汁はいただきつつで、悲しい思いをしなくていい。おまけに結構お腹いっぱいになるのだ。 何かと人に会う仕事も多いMさん。お仕事関係の人も全てタイスキに連れて行き、家でもデリバリーでタイスキを頼み(バンコクのMKはデリバリーをやってるんだよ!)、お腹いっぱい食べて(もちろんお肉だって少々なら食べていいのだ)、なんと 3ヶ月で10キロ落としたのだ!いつもはすぐ体重が落ちないといらいらする人だったけど、いつもすぐ戻ってしまうのと、あたしが時間をかけてダイエットしていたのを見て、もくもくと頑張っていた。うーむ・・・えらいぞ! ま、頑張るって言うか食べてるだけだけど。 で、必ずタイスキ、という地獄の日々に、Mさんに会うことになってしまった。 こうと決めたら本気で頑固なMさん・・・ってかそれが長く続かない原因でもあるんだろうけど。 「よっしー、ワンニーアハンイエン、コ、スッキーな!」(今日の夕ご飯もタイスキ!) ・・・えーっ・・・。 またぁ(涙)? 「タンマイら~?よっしー、ちょーぷスッキーちゃいまい?アロイアロイなー(なんで?よっしータイスキ好きでしょ?おいしいじゃーん)!」 ある1ヶ月バンコク滞在の時、Mさんはいつもタイスキ、タイスキと言っていた。ってかもう飽きたんですけど!というわけで他の友達に会う日は違うものを食べ続けた。そう、例え友達がタイスキ食べたいとっても却下した(爆笑)。その時断った友へ、ごめんなさいを今言う(恥)。 「おっけー!ムアワンニー(昨日)、MKなー。ワンニー、コカな~!マイムアンガンな!(昨日MK、今日コカ!同じじゃないよ!)」 いや、そうですけど。。。店は違いますけど・・・「明日マック、今日ファーストキッチン」とハンバーガー毎日よりは、そりゃましかもしれないけど・・・カントン、テキサス、あと無名なもう覚えてないような店にも連れて行かれ・・・ まあ・・・たしかにどこもといってもアローイ(ミイラ取りがミイラに)! しかもタイ人と食べに行くと、タレに入れるアレンジ商品(ガーリックや唐辛子)も、タイ人の美味しい食べ方のものを注文してくれるのでおいしくいただけた。 いろいろ食べたけど、やっぱし一番美味しいのはMKかも・・・いや、これ好み分かれると思うけど、MKはうまい。 このタレ、最高なんだけど! 問題の・・・野菜だけスッキー(タイスキ)。すんごい黄緑(爆笑)。 あたしゃ肉絶対入れるんだけど(ダシはほしいじゃん)。今度はチムチュムも加えて変化球つけようよ!あたしゃガイヤーンも、コームーヤーンも食べるけどね・・・ってそういうサイドメニューを頼むと(MKやコカのジューシーなダックとか、からっと揚がった海老とか)、まるで 親の仇を睨むような目で見るから・・・いやなんだけどね。 ・・・そんなMさん、半年後に10キロリバウンド。 「日本のチョコレート、ヤークジャキンな(食べたいな~)。」と、日本に来るたびトランクに大量に詰めて帰る日本のチョコレートを タイスキのあとに食べ続けた結果だそうだ。意味ないじゃん! 「またチョコレート、買いにいくだ。チュアイ、ボーク、アロイアロイ、ちょっこれーと、ナ(美味しいチョコレート教えてよ)!」 ぜんぜん懲りていないMさん・・・まあ、いいんだけど・・・。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年02月13日
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ANAの最近のCMで流れるタイの景色を、うほーいと思って見てみております。何せ流れている曲があたしの大好きなアディエマスの「ビヨンド・ザ・センチュリー」。この曲をいつもチャオプラヤー川を眺めながら聴いていて、涙を流していたもので、あまりの同じセンスに、このCM作った人、わかってんじゃん!とか生意気なことを考えておりました。 数秒で気がついたというひとは、あたしと同じ立派なタイ狂といって間違いないでしょう。だってオレンジのローカルバスが走ってるんだもん。そりゃもう、あーた。ねえ。どこの劇団かわかりませんが、見たことがない俳優、主役のビジネスマン、なかなかアクティブです。まずは、ネクタイ姿で灼熱のバンコクを歩き、地方の水田をリサーチ。 さらに夜のバンコクを、がっちりスーツでファランと一緒に歩きます。・・・えっと・・・多分飲みに行きますか?パッポンとか行かないでね(イメージぶち壊し・・・)。そして次のシーンはなぜか船。遠くに見えるチャトリウムスイートの雄姿もちらり。いきなりチャオプラヤエキスプレスで移動なのか?それってもしはじめての出張だったとしたらきつい仕打ちだ。それとも無難にホテルのシャトルボートなのか、(だとしたら商談はホテルに違いない)・・・とか想像掻き立てられますが、船の中から携帯で電話、激しく会話している出張リーマン君。やっぱり、船着場への降り方がわかんないのか?がんばれ(余計なお世話だ)!そして最後は・・・商談が決まったらしく、昨晩歓楽街でともにぶいぶい言わせたかもしれない、多分この日二日酔いであるはずのファラン・リーマンと、がっちり握手!やったぜ、おれ、やったぜー!という満面の笑顔から、ANA機が映って終わり・・・誰ですか、最後の握手が「商談もまとまったし今日はパッポンじゃなくてタニヤにお連れしますよ!」の握手だったら、がっくしだなとか考えている人! ちっちっち!あたしか(自爆)。 そんなCMを見てうっとりしていたら、なぜかタイから電話!ちっくしょう、あの出張リーマン、ファラン・リーマンをやっぱしタニヤにお連れしたんだな?その報告だな?と警戒していたところ・・・(んなわけないじゃん)違った。 「うぉおおおおおおおーい!よっしぃいいい!」 その声は、興奮して半分怒りが混ざっていた。出た、タイの暴れん坊・怒りん坊・笑いん坊将軍・タイ人Mさんである。 「よっしぃ。ラーンアハーン、マイミーな。タンマイ、マイミーな(レストランがない。なんでない?)?」 知るか(爆笑)! なんでもMさん、あたしが以前連れて行ったお店に、お友達を連れて、大威張りで出向いたそうだ。福岡に住んでいたというタイ人友達が強制送還で戻ってきたそうで(どんな商売だか少し想像がついた)、励ましのために、どうしてもそこでご飯を食べさせたかったのだと。その店は今は亡き(?)「九州ダイニングよかよか」というお店で、当時、あたしの家からも程近いサービスアパート、サマセットレイクポイントの1階に入っていたお店だった。電話片手に慌ててぐぐったところ・・・なんのことはない、店名を変えて、住所を変えて再び九州料理をだしているようなので、かわいそうになりその情報を教えてあげた。こういう友達思いのところはMさんの非常にいいところなのだ。 Mさん、メモりたいがペンがないらしく、友達らしき人に「アオ、アオ、パッ・・・パッカー・・・!」と慌てふためいてペンを要求している。うける。なんでそんなに慌てているんだ。当然お礼を言ってもらえると思ったところ。「わかった。ダ。ナー。」 プチン。ツー、ツー、ツー、ツー、ツー・・・ こらぁあああああ。自分の用件だけ言って切るなというとるに!ありがとうの一言もなしか!がっくしと肩を落としたところで、この今はなきお店の事を思い出してみた。 そう、タイ人Mさんは、日本のあたしの家の近くにあったモツ鍋屋が大好きだった。ってかあたしも大好き!リーズナブルで、ぶりんぶりんのコラーゲン&脂たっぷりのモツがコクのあるスープの中にこれでもかとうほど入っていて、もりもり食べた。冷えたあとの脂の固まりが恐くてあたしはスープは少し口をつける程度にしていたが、Mさんはそんな油ぎとぎとスープをごきゅごきゅ飲み干し、てかてかの顔で、にこにこして店員さんをむせさせるくらい笑われていた。東北弁のような日本語と英単語で必死で店員さんとコミュニケーションをとるMさんは、店員さんにもよく覚えられていたっけ。 。。。あれはまだ留学中、 Mさんは「よっしぃ。モツ鍋。ヤークジャキーン(食べたい)。だ。」とぽつりとつぶやいた。タイっていえば内臓たっぷりのチムチュムがあるではないの。あれじゃだめなの?「マイチャイ、マイチャイ、マイチャイ(ちがうちがうちがう)!チムチュム、マイ、ムアンガン(チムチュムと同じじゃない)!ホルモン!ホルモン!」日本で腸がホルモンと呼ばれていることもよーく覚えていた。そういえばうちの側に九州ダイニングとかいう看板があったのと思い出したあたすは、Mさんの趣味の悪いショッキングピンクのぴかぴかのスクーターにまたがり、ともに出かけた。お店はとってもシンプルで天井が高く広々としていた。ウエイトレスさんはタイ人だったけど日本人の男性がにこやかに迎えてくれて、お客も全員日本人。Mさんはちょっともじもじしてぽそりと「うおーい、むあん、にほん。な。な。な。」と呟いていた。 で、Mさんが恋焦がれたモツ鍋をば注文。あとマグロのお刺身も。 だいぶ食べてから撮影しちゃいましたが、味はーーーー。やっぱその日本の大好きなモツ鍋とは全然モツ自体の味が違った。スープもかなりあっさり。・・・というか少々水っぽかった。 タイだからしょーがないのかな。 でもこの鍋の値段は380とか390バーツとかそのへんだった。日本のその居酒屋とほぼ変らぬ価格。バンコクって日本人がやっている本格的な居酒屋や料理なら高くて物がいいので、納得できることが圧倒的に多いんだけど、・・・タイのモツつかっているんだったらもうちょっと安くてもいいような気がするのだが・・・それでも日本のモツ輸入してんのかもしれないし、素材とかどうしているのかは知らないので、この後本心で二人で思ったことをバー場末(またかよ)で語り合ったが、ノーコメント。あとはマグロ刺身とこの鍋しか頼んでいないので(あとは酒をひたすら飲んでいた)、他のメニューは美味しいのかも。な。→Mさん風。と、一応フォローしておく。 もうあれから2年たち、お店も新しくなっているので、美味しくなっていることを期待しつつ、Mさんからの報告を待とうと思った・・・。ゲロ酔いしてるんだろうか。まだ報告は・・・ない(笑)。 現在は九州ダイニングUCHIという名前で営業中。1st F.Young Place, Sukhumvit Soi 23TEL 02-662-0306だそうです。多分美味しくなっているでしょう。多分。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年10月08日
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カオモックガイですっかり満腹の我ら。まむあんさんの職場前でプイさんを待ち伏せ。まむあんさんの職場の制服はとってもかわいいんだけど、それに身を包んだプイさんは、相変わらずキュート。 「あれー?よっしー、痩せた。具合が悪いの?」と、あたしを見てびっくりのプイさん。まむあんさんすかさず「12キロ痩せたんだって!」と説明。そのおかげでまむあんさんの相棒「バイクさん」も、随分助かったと独り言をもらして・・・ない。「サバイディーよ。ダイエットしたのよ。」と言うと「おー!」とびっくり。うふー、素直な驚き方がうれしいよ。うん。 実はこの日、まむあんさん&ぷいさんの同僚宅で宴会の予定だったんだけど、その家の主が準備をしていなかったということで、場所が微妙になりかけていた。まむあんさんの話では、ツマミはこれがいい、ときっちり飲みの計画をしていたプイさんはそのへんタイ人らしくなくなあなあではないので、ちょっとご立腹気味。約束はきちっとしたい、素敵なタイ人女性なのであるよ。それでもとりあえず途中、素朴なソムタム屋台に寄り、おつまみや氷、ビールを購入してそのお友達の家の前で待ってみることに。 ・・・いない。・・・ しばらく待っているうちになにやらプイさんの携帯に電話が。「準備してないみたいだし、ここじゃなくてさっきのソムタム屋に戻ろう!」となぜか先ほどのソムタム屋台に戻ることに。ありゃ?その場で食べるソムタム屋台じゃなかったような気がするけど? その状況をあまり理解できずぽかんとしているあたしに、まむあんさんは説明してくれた。 このソムタム屋さんっていうのが、いつものまむあんさんやプイさんたちの憩いの場みたいです。「いつも会社帰りにそこの椅子やテーブルを勝手に借りてお酒飲むのよ」とまむあんさん。そういえば、ビールや氷が売っている商店前にその屋台は出ているので、お酒だって飲めちゃうわけだ。なんて合理的♪。日本って営業がきっちりわかれてなきゃいけないから、これやったら怒られるよね。タイってそういうところ融通が効くんだねー。この日はプイさんと共に、もう1人職場の同僚さんがジョイン。この子がスタイルが良くてエキゾチックな美人。何かマッサージの免許のようなものを持って、しみじみと眺めていたけど、今日はなんかの免許がもらえたのかな?で、屋台のおばちゃんが私物のコップやフォーク、スプーンをかしてくれる。ええっ?いいんですか?「いいのよいいのよ。いつもだから」へえー。そう言われてみればこのお店のベンチ、凄く落ち着くよ。テーブルもしっかりしてるし。ヘタな食堂のテーブルよりはるかに落ち着いてまったりしちゃうんだけどー、どうしよう(笑)。暑いタイにはお尻がひんやり冷たい石やタイルでできたかわいいベンチが多い。ここのベンチもそう。暑い国の人は暑い国の人なりによく考えてるよな。それにタイってちょっとした場所にこういう寛ぎスポットがあるのも羨ましい限り。特に買い足したわけでもなく、さっきテイクアウト用に買ったソムタムを広げ、あたしが持ってきた日本の焼酎を空ける。わあー、なんだかいいなー。まん丸に太ったわんこも足元に寄ってきてくれるし、これがタイ人の普通の楽しみ方なんだね。ん?なんだか今日はプイさんかなりお疲れ気味。この前のテンションじゃないみたい。 記念に写真でもー、って話になったら、「今日はマイスワイだから私はいいよー」ってプイさん。全然かわいいけどね。じゃ、まむあんさんと同僚さんをぱちり。 !!!!この写真!目隠しせねばならぬのがもったいないくらい、まむあんさん、かわいいアイドルスマイルしてるよ。あれ?この写真送ったっけ?まだだったら送るね。 で、プイさんが写せなかったので、お皿やコップ、スプーンをかしてくれる優しいソムタム屋のおばちゃんを激写。 うははは!乙女チックポーズとってくれた。かわいいー。で、あたし、実は「パラー」が苦手で「ソムタムパラー」を一度食べたきりずっと敬遠してたんだけど・・・「ここのソムタムプーのに入ってるパラーはちょっと違うよ。ここのソムタムはほんっとにおいしいから!」とまむあんさんに勧められる。うーん・・・と思いつつぱくり。なんだーーーー?このすっきりとした後味!?臭いはずなのに臭みに感じない不思議な後味。「これうまい!」「でしょ?」ちなみに知らない人にお知らせすると、このパラー、魚を醗酵させきったもの。ナムプラーんとはまた別で、もっと強烈な臭さを放つものなんだけど、きっとソムタム自体の味で変化するんだな。 とびきり辛いけど、すっきり!いやー、うまい。酒が進んで仕方がない。 しゃべり途中にプイさんがあたしに、イサーンの唐辛子の入ったソーセージ(でかい)をプレゼントしてくれたので、広げてみんなでつつく。これも辛くてうめえ!イサーン料理のシンプルな唐辛子の辛さって本当に美味しいよね。その後、同僚さんはご帰宅。まむあんさんとあたしはプイさんちで残りの焼酎を飲むことに。飲むときは食べないプイさん。立てひざついて、がぷがぷと焼酎を飲んでくれる。わあー、男前(爆笑)・・・焼酎、気に入ってくれたかな♪。しかも自分は食べないのに、あたしたちのために、卵とマンゴーの炒め物を作ってくれた。青いヤム用のマンゴーではなく、もうオレンジになっているマンゴーだったので「え?どんなおかず」と思ったけど、食べてビックリ。シンプルな味付けがいいのかな?例えて言うとにんじんと卵の炒め物のような、そういう歯ごたえ。とっても優しい味の炒め物だ。プイさんってほんとに甲斐甲斐しい女の子だよなあ。それに比べてあたしったら。。。ぶつぶつ。帰りがけ投げキスしてくれたプイさん。また、タイはもとより、プーケットにもいつ行けるかわかんないけど、お酒持って来るね♪。まむあんさんのおかげで、またディープな「タイ飲み」を体験させていただいちゃいました。ありがとー、まむあんさん。しばらく会えそうもないよう(号泣)。ってか去年から今年にかけて通いすぎだから、しばし休憩ってことでいいか(笑)。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2009年12月19日
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あれは今から2年前、バンコクのどんなガイドブックにも乗っている有名なセレブ系クラブ「ベッドサパークラブ」に行った時のこと。入場料800バーツ、ドリンク1杯しか付いてないっていうびっくり高価格のくせに、ぎゅうぎゅうの人。欧米人ばかりかなー、と思いきやタイ人もいーっぱいいる。タイ人のセレブってばすごいなあ。1階は踊り狂う人々であふれ、とりあえず名物のソファーってかベッドってかそんなモンが置いてあって寛げるって言う2階へ移動。うげえ、ここも人が一杯だよ。とりあえずウオッカソーダを頼み、この旅の同行者、清楚かつ日本人形のような可憐なビジュアルのくせに、挙動不審な動きと「熊のぬいぐるみを『きゃーっはっは!』と包丁で刺していそうなイメージがある」と同僚に言わしめるY子とふらつく。ちなみにY子は人の話を全く聞いていないという特技を持つ。 そんなY子の好きなカクテルは「ブラッディーマリー」。さすがですね。もう血を求めてるんですか。へっ、へっ。あたしもブラッディーマリーは大好きなんだが、タバスコ、塩コショウを入れた「トマトスープみたいな味のブラディーマリー」が好き。いくらしたたる血を求めるY子でも、スープタイプはきらいらしい。「げえ、これまずいいー。」だそうで、飲ませてもらったらあたし的には「トマトスープ辛口酒じゃーん!うまーい」だったんで、いただく(笑)。ま、それはおいといて、座れないクラブとかバーって辛いよなあ。このころのあたしといえば、タイ語は単語の良く使うもののみ、丸覚えの長文がいくつかだった。それでも勉強していない素人レベルではかなり覚えていた方だと思う。そりゃもう、ばかみたいにたどたどしい単語とかでなんとかするしかないわけで、びっくりされるほどの哀れなタイ語でバーカウンターのにぃさんに問う。「座る場所ないですか?」「(周囲を見渡して)ないねー。踊ってりゃいいじゃん。」・・・あのう・・・だーれもそんな答え期待してないっす。がっくしして、立ったまま酒を飲む。おいおい、これで800バーツなんてそりゃねーよ、と。ふと、近くのソファーがでかいくせに、4人しか座ってなくて、ゆうに7,8人座れるスペースを発見。リザーブ、となっているため、パーティー用にとっておいた席と考えられる。でも、もちろんその席では金持ちそうなタイ人グループが大騒ぎ。しかーし、こんなに端が空いているー、ちょっと座っても迷惑かかんないんじゃね?すわりたぁい。というわけで、リーダー格めがねのタイ人に聞いてみる。「あのう、疲れたんで、ここに座ってもいいですか?」そうすると、メガネのタイ人&メガネの彼女、と、彼の友達「どうぞどうぞ!」とにっこり。わあーい、助かったぁああ!タイ人親切だぁ・・・。すわった途端「チャイヨー!(かんぱーいorばんざーい!)」とみんなでグラスを合わせてくれる。ありがとー!タイ人のこういうところって大好きだよ!「ところで誰と誰が彼女と彼なの?」とたどたどしいタイ語のまま、そのグループに突っ込んでみる。「あー、この人、僕の彼女で、今踊っている人が何人かいて、彼、ひとぼっちぃ」と紹介してくれる。このひとりぼっち君がなよなよして、ゲイなんじゃないかと思うが、メガネのリーダーいわく「マイチャ-イ(ちがーう)!」だそうだ。メガネリーダーはこの日、誕生日で、さらに記念のTATOOを腕に入れ披露。はあ、だから?と突っ込みたいほど大したTATOOじゃなかったが、なーにせ座らせてもらったので、みんなと一緒に拍手しておく。気分は子分(失笑)。 メガネリーダー、自分のビジュアルはさておき、女の好みはかなり上らしく、自分の彼女もそこそこかわいいしスタイルいいにもかかわらず、ベッドサパークラブのかわいい店員ちゃんを見てこうのたまわる。「お前、あれくらい痩せろよ!」だって!てめぇ自分のビジュアル見てから言えよ、ひっどぉーい!と思って「なんで?あなたの彼女、やせてますよ?」と、座らせてもらっているので(笑)、丁寧にたどたどしく突っ込むと「いんや、女はあれくらい痩せてないと」と鼻息荒く、熱く語るめがねネーダー。あっ、鼻毛も揺れている(爆笑)。でもメガネリーダーの彼女は人格者で「あんなにやせれないわああ」とほんわか微笑んでいる。うーん、癒し系。ゲイじゃないけどなよなよしているひとりぼっち君に「どんな子が好みなの?」と聞いてみると「色が白い子!」とほろ酔いの顔で夢を語ってくれた(夢扱い)。「あ、どうですか。彼女は」と、既にやさぐれているY子を紹介すると、顔を赤らめ、えーっ・・・照れるひとりぼっち君。きっとメガネ兄貴にあやかっておごられに来たんだね。「ちょっと!あんまり勧めないでくださいよ(怒)!」あ、Y子が無表情の中に眉間にしわを寄せている。すまんすまん、本気で勧めてないよ。ほら、ひとりぼっち君もほんわか笑ってごまかしてるし。踊り狂っていたお友達も同じ席に戻り、再び乾杯。その戻ってきたお友達君カップルは泥酔でべろべろだ。お友達君の背中には泥酔した彼女が白目剥いて張り付いていて、舌切り雀のつづらもってるジィさんのようなお友達君(そこそこ男前)、「こいつ、さるみてーだろ?」とわれらに英語で問う。あははは、君の彼女、狂ってるね。そんな感じで自然に仲間に入れてくれた彼ら。タイ人ってこういうところほんっとに素敵!と感激していたところその和やかな雰囲気が一転する。いきなり巨大なおしりがあたしの顔を直撃!メガネリーダも吹っ飛ばされる。いきなり見ず知らずのアジア人4人が、何の断りもなくこの席に座ってきたのだ。あたしたちもぽかーんだし、この席をリザーブしていたメガネリーダーたちはもっと「?????」だ。言葉をよく聞いていると・・・中国系。広東語・・・香港からきたのかしら?メガネリーダーたちを全く無視、ぎゅうぎゅうの席に大きなシリを突っ込んで割り込んできた。え?なに?なに?おまけに笑っちゃいそうなすごい柄の組み合わせの、ありえない格好。上が花柄、下が水玉とかさ。ってか、なんでいきなり、座ってくるの(汗)?今まで穏やかだったメガネリーダー、「なんだこいつら?」って怒り狂ってるが彼女達4人は知らぬ振りしている。ひぃえー!ずうずうしい!そこがタイ人の優しさなのかメガネリーダーは「出て行け!」とは言わない。でも明らかにみんなでこそこそ話し始めた。悪口なのは見ていてわかる。そりゃそーだ、これはいきなり失礼だろう。なーんて、うちらも居候ですが(爆笑)。その後、4人はメガネリーダー達をまったく無視したまま、あほみたいに写真を撮り、礼も言わず立ち去った・・・。唖然としているメガネリーダーグループ。「ごめんねー、変な人たち来ちゃって」となぜかあたしたちに詫びる優しいメガネリーダー。いんや、あたしら、今の中国人と立場だけは同じですから・・・(哀)。 明日早いからか帰るー(翌日チェンライ)、と告げお礼を言うと「元気でねー!いい旅を!」と英語で言い、明るく手をふってくれたメガネリーダー。かっこよくないけど、優しく、親分肌の、羽振りのいいおぼっちゃんであった。ありがとう、メガネリーダー!さらに出口でむんず、と手をつかまれ振り返ると、メガネリーダーの彼女。「バイバーイ!」とにこにこ送り出してくれた。やさしぃー♪。タイ人は優しくておおらかなんで、こういう席ではこうやって仲良くしてくれますが、かといってずかずか何も言わず席に入るのはやめましょー。でもきちんと「いいですかあ?」と言えば、いろんな面で、日本では考えられないくらい親切に対応してくれます。道に迷った時も、困った人を見逃せない気質のめんこい(かわいい)人たちです。でも甘えず礼儀を立てましょーね。だいたい日本人なら断りもなく人の席に座んないよね?ってか、日本だったら人がリザーブした席に「座らせてください」なんっていうあたしみたいなのもナシだよねぇえ(自爆)。 中央が親切で優しいメガネリーダー(でも無礼な奴には激怒)、左端がひとりぼっちのなよなよ君、右端がメガネリーダーの人間が良くできたかわいい彼女。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2009年10月09日
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「うへへへへへー」・・・不気味な笑いを浮かべたまま、よたよたとK君は自らのジャガーへ。 ベンツやらボルボはバンコクでもよく見かけるけれど、ジャガーはなかなか見ることがないので、置いてあるだけでも注目を引いている。先頭に飾られているジャガーちゃんは、うなだれてご主人様の帰りを待っていた。あ、気のせいですか。「ねー。タイって酔払い運転取締りされないの?」「だいじょーぶ。朝の4時以降はいない。」「うっそぉーーーーー?」「ほんとね。」「あの・・・運転できるの?」「だいじょーぶ、だいじょーぶ、ぜーんぜんたいじょーぶ」でっへへへと笑っているK君を見て、あたしとT君は背筋に寒いものを感じて無言。ジャガーはいやいやHIP BARを出て、まずはあたしをアソークに送ってくれるんだそうだ。そのへん、毎回紳士なんだけど、ここまで酔っ払ってよれよれになっているK君を見たことがないので、今日はあんまり、いや、かなりありがたくない。「K君、ラインこえてるよ!」「K!まっすぐ走ってないよ!」あまりの恐ろしさにあたしとT君は完全に酔いがふっとび、シラフに。「でへぇえええ。だいじょーぶ、だいじょーぶ。あー、でもリポD飲みたいなぁ。」リポDってタイに売ってんの?それにリポD飲んで酔いが醒めるの?いんや、リポDそんなドリンクじゃなかったよ、まじで。スクラッチを繰り返すように「リポ、リポ。リポD、D~!」と叫ぶK君。そのままコンビニにジャガーを突っ込む。「あたしもお腹減ったからママー買って帰る。」「何か食べて帰りますかア」「いや、もうカンベンして・・・」「ああ、そーですねぇ。あひゃひゃひゃーーー。」だめだ。この人。コンビニの外にめちゃくちゃでかい犬がいたので喜んで写真を撮っていたら「うぇええええええい」と小島よしおみたいな叫び声上げて、カメラのレンズ内に乱入。「ほうら、あれをごらんよ」ポーズを決めるも、わんこは酒臭いK君の息に「ぷい」とよその方向を見てしまった。 犬にも嫌がられるよっぱらいお坊ちゃま・・・。その模様をじっと見ていた、人の良さそうなタクシーのおじさん。あたしにこう叫んだ。「危ないよ!タクシーで帰った方がいいよ!その人、すごく酔ってるよ!」知ってます(号泣)!!!!!おじさん、たすけてぇええええ!「いくよ、よっしー!」手をひっぱるK君。ああああ、あの。K君、おじさんがタクシーじゃないと危ないって・・・あんた、運転できないっていってるよぉおお。「だいじょーぶ、だいじょーぶ、うひゃひゃひゃーーー。今リポD飲んでいるからねぇえ」だから、リポDは酔い覚ましのドリンク剤じゃないっての!もう目の前においてある守り神なんだかなんだかわからん2人のじぃさんに祈りを捧げるしかない。「おじいさーん、守って!なんとか死なないで送り届けてぇええ!」しかし2人のじぃさん、前方を見ているとはいえ背を向けられている感が「わしゃ、しーらない、しーらない」って雰囲気の神様2人。ところで・・・なんの神様? 「ちゅーごくの、かみさまぁあああ。あーっはっはっは!」・・・華僑のK君、身に着けているお守りも中華系。しかし今日ばかりは中国の神様も冷たそうだよ。ぶるぶる・・・。「あれぇ、ソイ16ってどこから入るんだっけぇ」「そこそこそ、そこだよぉおおお・・・あーっ、過ぎちゃった!!!」「ぎゃはははは。んじゃまたトラーイ。」・・・Uターン・・・「ああああ!また過ぎちゃった。」「ぎゃはははーー。もう帰れないねー」・・Uターン・・・「待て!もう、いい。ソイ22から入ろう。あそこ、あそこだから!あああああああ・・・過ぎちゃった(号泣)。」スクムビット通りをUターンできる所から何度も何度も戻る、このむなしいドライブ。やっとこさ5回目でソイ22にイン。ふぅううううう。ナビというより、もう身を乗り出して道を教えるあたし。なんとか無事にアパート着。目をむき出して飛び起きてきたガードマン、「じゃ、じゃがーだ、酔っ払いだ」・・・という顔をしながら敬礼。「ありがとうね。K君。あの、まじで帰れる?」「ぎゃーはははは。帰れる、かえれるってぇえ・・・おうぇえええええええ・・・・・!」あたし、T君、ガードマンはそのまま固まってしまった。K君は、愛車ジャガーにとっても派手にマーライオン。「ちょ、ちょっと!とりあえず出て!」「水あるよ、水。持ってくる!」「あんたどうしたんだ!?」とりあえずジャガーから引っ張り出して、ガードマンの椅子に座らせる。部屋に戻り、慌てて水を持って来ると、まるでコーナーに寄りかかり燃え尽きて白くなってるジョーのポーズで「うへえええうへええ」と笑っている。「うちで寝かすか・・・」「俺、帰りたい」「しかしK君とはいえ、あたくしのような独身の乙女の家に寝かすのも」「乙女って誰?」「うるさい!」T君と途方に暮れてる。その瞬間、海老のように跳ね上がるK君。「行くよー。かえるよぉおおお」「だって運転大丈夫?」「だいじょーぶ、ぶだいじょーぅ、ぶ。ひゃひゃひゃ」・・・T君運転できないの?「俺、できねえ。」・・・あ、そうですか。よろよろと出て行くジャガー。もしかしてこれがK君の最後の姿かしら。さようなら・・・。とりあえず翌日電話したら、通じず・・・死んだ?そう思ったが、翌週も「あ、よっしー。今どこいる?バンコクっすね。行くか!」と電話が。「え、ケータイ。店に忘れてねぇええ。取りに行ったんだー。え?HIPパブから、なーんにも覚えてないよー。でもジャガーのシートがゲロでいっぱい。まだくさーい。あははは。」死んでなかったんだ・・・。そして何もかも覚えてなかったんだ・・・(怯)。その日はそんなに酔わなかったK君に、ゲロ臭いジャーガーで、アパートまで送ってもらって、あたしがそのゲロ臭で吐きそうになった・・・。バンコクの警察の皆さん、お願いだから酔払い運転取締り、強化してくださいぃい!あんな人が沢山走っているとしたら、ちょー、恐い!しかし乗ってたら同罪だね・・・。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年07月28日
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「実はー。あの二人には恥ずかしいから言っていないことがあるんだよねー。」へ?なんのこと?まさかRちゃんとうまくいってないとか?「Rちゃんとであったとき、彼女いたのほんと。でもその前に実は浮気されましたー。Rちゃんに会う前に。その後、自分から電話して別れましょー、言いましたー。」・・・あ、出た。彼女の方が去ってくパターンのK君の恋愛王道。なんで親友なのにそんなことナイショにしてんのよー。「だってかっこわりぃでしょ。あいつら僕がいつも彼女の方からふられることも、日本で全然もてなかったことも、まだ今の彼女入れて4人としか付き合ったこともしらないねー。」ぎゃーーーす!え?じゃあ、K君のことあの二人はどう思ってんの?「もてもて。日本でも、もてもて。」嘘つきじゃん(爆死)。「嘘じゃないよー。見栄はったよー。タイ人見栄はるよー。Tも彼女いるけど、お店の女の子に告白してるよー」・・・???T君、彼女いないっていってたよ。だって本気でがっかりしてたよ、あの子に彼氏がいたことを。「は?まじかよー?だってからかって声かけてるってこの前言ってたよ」おいおいおいおい!みんなで見栄張り合ってるのかきみたち?誰が言っていることが本当なんだ?教えてくれ!タイランド!この深刻さは嘘じゃなさそうなのでK君の話はK君が正しいに違いない。だって、K君は日本で出会って、仲間うちで評判の「めちゃくちゃへタレ」だったわけだけど、タイでは「そうじゃないもーん、僕日本でも、もてもてだったんだぞ!」という顔をしていても不思議はない。そういや前、サイアムスクエアで2人の女の子に囲まれてうはうはしつつ「こう見えて俺ー、もてるっすよお」と、二人のタイ人女子に本気で言っていたし。・・・全て知ってるんなぁさんと、お嬢は「・・・????そうだったっけ?」と言っていたけど。まあいいや。Rちゃんは久々の大ヒットってことか。「俺、Rちゃん、大すきっす!」真剣な顔のK君には悪いがこの見栄の張り合いがおかしくてあたしは笑いをこらえるのに必死だ。「なーにがおかしいんすか?」いや、今度は彼女から捨てられないようにがんばるんだよ・・・K君。「がんばるっす!」K君、日本で恋愛話相談相手のあたしに、「あれはもてるふりでげした」と言えたことで相当すっきりしたらしく「よぉーし!飲むぞオ!」と元気一杯だ。もちろん「あの二人には浮気されて別れることになったとはぜーったいに言わないでほしいっす。彼女よりかわいい子が俺に好きって言ったから、付き合うことになって別れたって言ってあるんで!」と釘を刺される。あい。わかりました(笑泣)。 その後エンジンがかかりまくりテンションがマックスのK君。●君なんか途中違う友達の誘いがあって(この時点で夜中の3時30分)帰っちゃうし、あたしも眠くて舟を漕ぐ始末。耐えられなくなってきたんで「ねー。帰らない?」と言ったところ・・・「だめー!このボトル飲み干すまでだめだめだめーーー!」・・・ううう。つらい。しょうがないんで飲みを進める(飲めるところがミソ)。おい、T君!卑怯だぞ起きろ!やけになって隣で死んでいるT君をゆさぶる。気がつけば4時30分には店に人がいなくなってしまった。 当たり前だ。4時30分だもの。それでも追い出されないのが恐ろしい。タイの深夜営業の法律も、ここじゃ無視されてるのね。「ねーねー!今、オーナーに聞いたら下のクラブにこのボトル持って行っていいからって言われたア!下のクラブに移動!」とビンを振り回して先導をにぎりるK君「ええええー?」見るとオーナー。めちゃくちゃ若くてかわいい2人の女の子とビリヤード中。要はかわいい子と遊ぶから早く出て行ってくれってことみたい。とほほほ。帰れると思ったのに。T君と目で「帰りたいよう」と合図しあうが、「まだまだだよぉおおお!」と叫ぶK君。この人、本当は飲んでも酔わないし、紳士的な様子も変らないのよ。この日はかなりおかしい。Rちゃんとお付き合いできるようになったことが相当嬉しいんだろうか?しかしおかしいのはこの男だけではなかった。階段から滑り落ちたまま寝ている泥酔男!!!!! その男が起きるまで、周りの友達は遠巻きにみているだけのようだ。助けないのか(驚愕)!?かなり酔っていて、何見ても楽しいあたし。思わずその泥酔者を撮影。「俺も撮ってーーー!」 なぜかK君、乱入。「俺も撮ってーーー!」 え?あんた誰?・・・泥酔者の友達のようだ(爆笑)。しかも蹴りポーズつき。あんたたち、ちゃあんと連れて帰ってあげなさいよ!よれよれの足で地下に下りていくと、そこはもう朝方だって言うのに異常な盛り上がり。「ここは10代の人しか来ないクラブですぅ。よっしー、はずかしいねぇ」「どーいう意味かな?」「あっ、恐い。なんでもないです・・・。」・・・いんや20代も多そうだぞ。でも間違いなく30代はいなさそうだ。さっきの店は若い人からおじさんまで勢ぞろっていたけど。10代、全員酒を飲んでいる。あ、でも大丈夫よ、どう見ても30代も来てるじゃん。「保護者じゃないの?うほほほ。」ちがーーーーう!ほら見ろ!あそこのおじさん、若い子と踊りまくってるじゃん!「ミアノイ(愛人)が、わっかーいね。うひょひょ」・・・あ、そうですか。この空間で数少ない三十路、よっしー。ウイスキーソーダ割りを黙々と飲む。→もう飲めない、いやだ、いやだと言いながらすいすい入ってしまうのが酒飲みの恐ろしいところなのだ。K君、なんだか危険なスイッチが入ったのか、今日は口調も乱暴だし(いつもは酔ってもとっても言葉も礼儀正しい)目が恐い。「T君、今日、K君おかしくないか?」「うん。ちょっと。思った。今日、暴れてる。どうでもいい、帰りたぁい、ネムゥイ。」・・・???振り返ったらアホみたいに踊り狂っているK君。それが時々タコおどりになるのが痛い。ほらK君、周囲の10代、白い目で見てるよ、ここではお前もおじさんだ!おいらも眠いだよ。T君と共に白目を剥いて眠気に耐える。危険でもいい、タクシーで帰るから、帰らせて・・・「だめぇえええ!まだ残ってるでしょ!まだ飲み足りないー!」こっちはあんた待ちの2時間ずーっと飲んでたんだよ!飲みすぎなんだってば。その時、ほぼ死体になりかけているT君の巨体をK君がゆさぶりまくった。タイ語で何か言っている。「なに?どうしたの。」「実はあー、タイ人の女の人ーに、自分もてるんっすよ」またその話?嘘じゃん?見栄じゃん?K君、顔は、はっきり言ってかっこよくないよ。ロンドンブーツのアツシと元黒夢の清春を、1000発ぼこぼこになぐって、さらにネズミ男のカレールーで煮込んだって感じ。「ひどぉーい。でもぉー、自分の顔、タイ人じゃないみたいでしょ。日本人みたいな顔、タイでもてる。」・・・そうかなー。日本人でももてないやつは全然もてないぞ。キャラの問題だろう?タイ人そのものの顔でも男前もいるよー。タイ人は目だってくりっとしてるし、愛らしいじゃん。ま、ふつーの顔の人ならともかく、濃すぎる顔はどの国の人でも、あたし的はパスだけど。あ、誰もおばさんの好みについて聞いていない(自爆)。「試しに女の子、ナンパしてついてくるかどうかやってみますか!」とK君。えー?それより早く帰ろうよー。「行って来ます!」ああ、誰も何も言ってないのに行っちゃった。声をかけたのはかわいくもなくブスでもない、ごくごく普通の小柄の女の子。会話は聞こえないが・・・にこにこと走り寄ったK君に、そのこは露骨に迷惑そうな顔をしてなにか言った。「バカだなー、あいつ・・・。」T君は眠い目をこすりながら心からあきれた、というつぶやきをもらす。酒臭い息を吐きつつ、てててて、っと戻ってきた。思い切り照れ笑いで。「どこかに遊びに行きませんかー、と言ったら、もう帰りますと言われました。まあ、遅いから当然っすねー。」ばっかじゃないの?時間さえ早ければ余裕だというK君。しかし彼女があんたをゴミみたいな目で見たのを、あたしたちは見逃さず、思わずT君と足をけりあって笑いを抑えたのだった。「かえりますかー」この男、気まずくなったんだろう。やっとその言葉を口にした。ふう・・・良かった。つづく・・・応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年07月26日
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「はーい、げんきぃ。今どこ?バンコクぅ?行きますか!」・・・来た。いきなりその日に、何の予告も無く1時間後に集合させる男、パパとママに買ってもらったジャガーを乗り回す男、もとへタレミュージシャンの男、タイ人おぼっちゃま、K君の電話だ。何度もこのパターンで同じメンバーで呼び出されてそれでも集まってしまう悲しい性の「夜中出動大好き」な4人。この日のK君の狂乱振りは半端なかったので、あえて記しておこうと思う・・・。毎回ここってどうなのよ?って思うんだけど、またまた集合場所は、ラチャダピセークにほど近いスカなパブ、HIP BAR。たまには違うところにしねぇのかよ!とワンパターンな行動を嘆きつつタクシーで乗り付ける。店内にいるというので電話すると、なぜか出たのは「トド」そのものの図体のT君。「今、Kわあ、彼女とデート。しています。」「はぁああああ?じゃなんであたしたちここにこの時間待ち合わせなの?」「わからないー。デート終わった。そしたら、飲みたい。そう思う。」「そんならデート終わってから集合させてくれりゃいいのに」・・・宿題終わってないし。「まだ二人は会ったばかり。ここに来るのに時間。まだたくさん。」「どうすんの?」「約束した。だからいるよ。よっしーも来る。帰る、だめ。」「はあ・・・もう階段上がってるし。」「飲もう。飲もう。飲もう。」通いすぎた店内に入ると・・・見慣れすぎたこの店の箱版バンかよ?って思うほどいつも演奏している男女ボーカルのスカバンド。ちぇ、マダガスカル11もう出ないのかなあ。この男女バンドの何が気に入らないって・・・いやまあ、女の子のボーカルはそこそこパフォーマンスもいけるし、非常にキュートで歌もうまい。いまどきのロックねぇちゃんな服装もおしゃれだし(バンコクは最近ボーイッシュなロックファッションの女の子が増えた)愛想もいい。 もんだいはコイツだ。あまりにも気持ち悪いので手元が狂って写真がぶれてしまった。きちんと撮ろうと努力してファンだと思われることだけは避けたいものだし。それくらい、嫌だ。 顔は「猿の惑星」の一番古いやつの猿みたいで、その中でも一番凶暴な猿っぽいし、リアクションも「プロゴルファー猿」みたいで気持ち悪い。雄たけびも唄うスタイルも酔っ払った近所のおじさんみたいだし、一度外のテラスで飲んでいるところを見かけたけどマイケルジャクソンが来日の時に連れてきた猿(バブルス)がお湯飲みを勝手に口につけた時みたいな悪態を仲間についていて、これまた嫌な雰囲気。・・・酔っ払ったおじさんの表現以外、みんな猿だけどって、ええ、そうです。20パーセント、酔っ払った東京都某区の某地区にいるおじさんみたいで、80パーセント、猿です。服装も髪型も最悪。いつも同じ服。それが例えようもないくらいダサい。これがそのへん歩いている屋台のおじさんなら許す。一応ステージに立っているなら、気を遣えって言う感じ。いまどき見ないだぼだぼスタイル。たまに20数年前はやったセーラーズみたいにシャツを結び、髪なんか全盛期の「セクシャルバイオレットナンバーワン」を熱唱する桑名正博みたいだし。 ↑これ、桑名正博。アンルイスの元旦那ね。正直、このバンドだけしか出なかったら、酒がどんどんまずくなる。この二人もここに来すぎてすっかり飽きたんだろうか。「げんきぃ!?」と駆け寄っていったら、こんな顔をしていた。おまけに長時間の待ちぼうけを食らわされて疲れ果てている。あたしゃ何時でも合流すればいいやって思ってたから、割と遅めにまざったのだよね。許可をもらったので目隠しナシでどうぞ(笑)。 「あれ?●君、いつ出家したの?」この前まで中途半端な天然パーマが、全盛期の清水健太郎みたいだったのに(古い表現が続きすぎだ)坊主になっている。「出家じゃなぁーい!暑いから!」怒り狂う●君。ごめんごめん。「このバンド、かっこ悪いよね。」「かっこ悪い。ね。」「あの髪型なんとかなんないのかな」「うはははは。古いスタイルねー。」「ミュージシャンだよ?なんでだろう!おかしいよ!」「あの服もダメねー。女の方は歌もうまいし、キレイじゃないけどかわいいね。」そう言っているT君は、こんなかっこうだ。まあ、人のことは笑えないよ。しかも、その寛ぎスタイル、どうなの?まあ、いいか。お洒落なパブでは絶対にないからね。ふっ。「ところでK君の彼女って、Rちゃん?」「そうですー。」「うまくいったんだ!きゃっ、きゃっ。」「さぁ?だって彼女いたのにー。Rちゃん、ジャガーが好きなんだ。多分」きみ、ひがむのはやめたまえ。ほら、あんたの好きなあの店員のおねーさん、今日もセクシーよ!「あの子ねー。彼氏がいると言いました」・・・肩を落とすな!そういやK君、彼女いたのに、って話。あれどうなったんだろう。猿ボーカルに突っ込みを入れながら待つこと2時間(驚愕)、そこへ、へらへらとご機嫌のK君登場。「ちょっと聞いたよー。あんたRちゃんとうまくいったんだって?」「そうだよー。今ご飯食べてきたよー。ここに連れてこようと思ったけど、明日仕事って言うからー。」「そうなんだー。」・・・ってか別れたってことか、その元彼女とは。まーさか二股かけてないよな。するとK君、「あ、外にタバコすいに行くー。ちょっと外どう?」・・・雰囲気的に、どうも話したいことがあるようだ。このタイ人男子二人には聞かせたくない話なんかいな?なんだろー、気になるぅーー。つづく・・・ 応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年07月24日
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お嬢がモンゴルに帰国する前に、なにがなんでもこのメンバーは集結せねばならなかったのだ。あたしもこの前の1ヶ月はお嬢が里帰りしているうちにもう一度バンコクで遊ぶぞっていう約束があって出かけたわけです。そして4人は集まったのです・・・。というわけでサイアムスクエアのコカ(MKがいっぱいで)に集結。食いまくり、しゃべりまくりの夕食会。あたしのタイ人友達の、特に仲のいい3人。あ、タイ人Mさんを忘れていたけど、この人は完全秘密主義(もしや前科でも?)なので、身の上も書いてはいけない。写真もいやがる(やはり前科でも?)。なんで・・・のせないことにしている。で、Mさんだけ、このつながりで知り合ったタイ人ではないのだった。この4人は全員お嬢の友達つながりで、よくも悪くも・・・まー、ずーっとつづいている。 手前は超おじょーさまにして、なぜかタイ産のものを全く信用しない、いや、タイ人もなかなか信用しない、んなぁさん。ロイカトーンは彼女の高級コンドで楽しませてもらった。某日系企業で持ち前のまじめすぎる働き振りをし、既に他のタイ人にキレかかっている熱い仕事人間でもある。「タイ人のアイデンティティーの問題よ!」と同じタイ人に怒りをあらわ。さらに日本に住んでいるうちに他の国のオープンマインドと違う日本人も苦手になったらしい。そしてタイで暮らす日本人に思うところがあるらしく「なんでその国に馴染めないんかね、日本人は!結局日本人だけでつるんで、日本人に不便だと怒るわけよ。帰れ!って感じ」と鼻息荒い。これは彼女の仕事が原因で、そういう一部の奥様、そういう企業の方を相手にしているせいもあるようだ。まあ、落ち着いて。そうじゃない日本人だって多いよ、ね?ね?。。。聞いてない。。。この人とこの人の友達を知っているせいかあたしはタイ人が全員怠け者とは思えないのだ。もちろん留学したことがある上流階層だけなんだろうけど、海外に接する仕事をする人が増えると、少しずつ意識は変ってきているのではないかと。がんばれ、んなぁさんただし、買い物も食事も全部ママのカード。お金のありがたさをあまりわからない人なのだ。そう、日本でもアルバイトなんか無縁で、さらに「私、駅が近くてかわいいアパートじゃないとだめなの」と、都心の駅徒歩1分マンションに住んでいるんで、お金のありがたさがわかるためにもママのカードは返しなさい!・・・それでも困ったことがあるとすっとんできてくれる世話焼きの優しい人だ。お嬢とんなぁさんは某大学でクラスメイト。んなぁさんは某大学前はアメリカに留学していて、日本語も英語もぺらぺら。若干男勝りだけど、服のセンスがすごくいい。タイ特有の「ふわふわフェミニン」ではなくマニッシュかつボーイッシュなファッションで決め、お気に入りの過ごし方はドイトゥンコーヒーを飲むこと。そして奥の男子は、へたれおぼっちゃまKくん。彼とはお嬢の日本送別会で出会ったが、お嬢と彼との出会いは、新幹線の中でKくんがお嬢をナンパしたことにタンを発する。ここですごいのはお嬢は・・・結婚することをKくんにまったく告げていなかったのだ。だからK君は去年の結婚式に呼ばれていない(呆然)。お嬢の男子友達は彼女もち、結婚済み以外はほとんど誰も結婚の事実をしらされなかったというのだから・・・あんた男心もてあそんじゃだめー!って言ったら「だって言わない方が親切にしてくれるでしょ」。・・・って、すげえ、あんたすげえよ。とはいいつつ、去年ついにかわいい彼女をゲットしたKくん。車はパパの会社を継ぐ代わりに買ってもらったジャガー。元インディーズのミュージシャンらしくモダンドックのボーカルさんほかいろんな人と交流があるのだが、じじぃLOSOが加わった(しつこい!)かのSEK LOSOに「お前の音楽はロックじゃない!」と言われ、「だってフレンチポップだし!」とその怒りを本人にぶつけられるほどの勇気も腕力もないのだろう。あたしにぶつけてきた(涙)。だから彼に、一昨年「SEKのライブつきあって!」と言ったら「あの人だけはいきたくない」と温和でへなちょこでなんでも言うことを聞いてくれるタイプなのに唯一断固拒絶した。・・・もう忘れなさい・・・。もうパパの会社ついでるんだからさ。この人のいいところは、ラヨーンに住んでいて、彼女はもちろん友達と遊ぶのにバンコクに時々やってくるのだけど、そのたびに電話をくれる。「いま、どこっすか、ばんこくっすか。じゃ、いくか?」「は?どこに?」「飲むですよ!」と、こんなおばちゃんを20代半ばの飲み会にまで忘れずに誘ってくれるのだからかわいい奴よのぉ・・・。「だってあんなにお酒飲めるの、友達2人とよっしーだけだし」あ、そうですか。それならおばちゃんでも若者でもその集団に浮いた感じがあっても関係ないもんね。飲めりゃいいのよね。あはは。そして深夜、いや朝まで飲んで、べろべろでジャガーでおうちまで送り届けてくれる紳士的な面もいい。ただ、ジャガー下りた瞬間、うちの前でげろげろはいたことがあって、とっても恥ずかしかった。それはまた別の機会に書きますだ。そして、お嬢。某カメラマンがあたしが見せた写真に「こいつズリー!」と叫ぶほどの天使の笑顔を持ち、マイペースで誰よりも時間を守らないけれど、その天真爛漫な性格でまったく憎めないというお得な人生を歩む人。いわきのあたしの実家にも遊びに来たし、お嬢の家にもホームステイさせてもらった。旦那はモンゴル人の超おぼっちゃま・・・。なんといっても、お嬢のおかげで、こんなに素敵なタイ人の友達が2人もできたわけだし、2人を通してまた違うタイ人の友達とも仲良くなれた。あたしゃもう感謝の気持ちで一杯なのだ。このメンツがそろったのは、一昨年の12月以来。あの狂乱のカラオケはすごかった・・・。K君はそこそこ甘い、いい声を出せるのだけど、選曲のレトロスペクトがいけなかった。ぎゃーーーとか、うぅわーーーーとか・・・。ひねりつぶされたかえるみたいに叫んでいた。K君「モンゴル今、寒い?」お嬢「えー、今普通よ。」よっしー「あ、じゃあ、お外お散歩できるんだ?」お嬢「いつでもできる。」んなぁ「だってマイナス40度になるんでしょ?」お嬢「マイナス40度でも外出れる」一同「うっそでぇ????」よっしー「普通っていうのはどれくらい」お嬢「今日ね、0度。あったかい」・・・あったかくなーーーーい!30度付近のバンコクから、極寒の地に嫁いだお嬢。それでもこうやってバンコクに2ヶ月里帰りさせてくれる旦那で良かったね。聞けば旦那も1週間後にやってくるという。お嬢「・・・帰りたくない・・・。」・・・そうだよね、常夏のタイがいいに決まってるよね!んなぁ「あたし、どんなに好きな人ができてもモンゴルには行かない・・・。」ああ!そんなもともこもないことを!んなぁ「じゃあよっしーは?いく?友達もいないよ。」よっしー「・・・。」モンゴルの一番いい時期は夏。この時期は緑も美しく、観光客もこの時期に集中。冬はぜんぜん観光客は来ないのだとか。旦那の紹介で3人ほどなんとかタイ人の友達を見つけたというお嬢。しかしその中の1人は旦那が日本人で、某団体に所属していて、場所を移ることになりモンゴルを去るのだとか。「あとはね。友達、いない。旦那の家族だけ・・・」そりゃあ、帰りたくないよね。いつも友達にかこまれている華やかな人だもの。でも頑張れ!ダーリンが大好きだというお嬢はもう、前にすすむしかないのだ!またお嬢が里帰りしたらバンコクで、この4人で乾杯だ!・・・あたし、就職したら有給すぐとれないと思うけどね(哀)。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年07月13日
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chimaroさんの部下の★ちゃん(海老富豪のお嬢様)のイトコがオーナーって言うカフェは、なんだかどえらい混んでいた。日本人の巣窟とかいうトンローのJアベニュー。正直そういう場所苦手だったけどタイ人が行く!なら超興味津々!・・・あのう。大混雑してますが入れますか?そしてこの混雑。この日だけなのかどうなのかわかんないけど全てタイ人!!!!ひょえええええええ????せっかくおしゃれなカフェなのに、こんなに混んでたらゆっくり本読んだり語り合ったりしてたら追い出されそう。それが唯一残念かな。でもそのオーナーのイトコさんっていうのは、実は本を出したり料理の世界では有名だと言うのに、めちゃくちゃいい人ーー。初めてやってきたあたしにも「まーまー、いらっしゃーい!」と挨拶してくれました。ん?ちーさんの部下さんも、自分のイトコさんに手をかけまいと、飲み物、食べ物、せっせと席にもってきてくれちゃうし。働き者イトコ同士なのねえ。「せめてこれはこばせてぇえええ!!!」と言ったら従業員が「おれ、運ぶでげすから・・・」と哀れんだ目で見てくれた。・・・だって・・・イトコ手伝ってるし。オーナーさんが従業員の皆さんと変らずに働いているって素晴らしい!日本だったら当たり前かもしれないけど、タイにおいては結構珍しく、気持ちがいいですねえ!こういうオーナーさんだったら従業員もついていくでしょう。えーっと、あたしは、ほんっとに・・・悲しいことに甘いものを見ているだけで、気持ちが悪くなって胃液があがってきてしまうんですけど、食べても本当に吐きますの。でもでも!スイーツ好きの人も多いと思いますので・・・ご紹介しなくては!ここの人気メニューは「渋谷ハニートースト」。し、しぶやぁああああ?渋谷のカフェには必ずこれがあるんじゃないかって誤解しそう。にしたってでかっ!でかすぎる!いやーんおいしそう!と目を輝かせる3人に対し、目だけでお腹一杯と言うか・・・うぷっ、とか思ってしまい失礼なよっしー。よく「お酒飲めないだけで肩身狭く感じる!」という人に限って「甘いものがだめ」という人を白い目で見る傾向がある気がする。「ちょっとだけ、ちょっとだけ食べて」と言われて・・・えーい、ここで、ひな壇に座っている芸人になって、てけとーにうなずいている場合ではない!と、1センチ四方に小さく小さく切ってパンにほんのちょっとクリームとアイスつけてぇ・・・ぱく。ふうむ。生クリーム自体はタイそのものの、脳天突き抜ける甘さじゃない。ナチュラルな甘さ。蜂蜜だって、おいしいぞ!アイスクリームを乗せることによりひんやりよした甘さも加わりこれは大合格点!でもよっしー、たった、1センチ四方で・・・むぅわわわわ。お腹一杯。こんなにでっかいトースト、食う奴いんのかよぉ、と座頭市ばりの開かない目で見渡すも、みんなうきうき・・・というか1人で1つ食っているツワモノもいるし、「はーい、だぁーりん」「はーい。あーん」とかいっている飛び蹴り必須のカップルもいて・・・甘いのがすき、パンがすきな人はたまんないんじゃないでしょうか。で、もう一つ、お店の自慢はイチジクのケーキ。なんかパンダちゃんみたいなデコレーションがキュート。これも「ちょっとでいいからためしてーーー!」と進められ、3ミリ程度乗せてぱくっ。ううっ。生クリームしかわからなかったよ。イチジクちょうだい。あ、ないんですか、そうですか。ちーさんはツワモノでさらにスコーンを注文。スコーンって・・・あたしの中では、どこまでも胃で膨張する恐ろしい小麦のカタマリというイメージが。でもこの世には「なにいってるんすかー?おいしくて、2個は当たり前!」って言う人がたくさんおりますから、それはそれなのでしょう。 自分が甘い物嫌いで本当に残念。というか申し訳ない夜。あたし、結構こういう体験するんです。せっかくお土産で持ってきてくれたチョコレートやらケーキやらアイスクリームが食べられなくって、タクシーの運ちゃんや、アパートの人にあげちゃっり、せっかくのお誕生日祝いのケーキ、気持ち悪くてはきそうになった上、その後、ずぅっと動けなくなったり。一番酷かったのは、なんだか信じられない色のジェリー状のものが乗ったケーキ。「かわいいから買っちゃう」というそのケーキはあたしから見ると「すげえ不気味な色のケーキだなあ」だけ。・・・一応名の知れたトンローの某店のものだったんだけど、舌がまっ青になるような合成着色料のゼリー乗せケーキ・・・正直味はほんっとにおいしくなかった。だってそのゼリー部分が甘くやわらかいプラスティックみたいな舌触り。こうなると甘いもの嫌いのあたしでも生クリーム、カスタードクりーム、チョコレートクリームといった、天然素材の色合いがメインの方が「食べてみようかな」という気になる。でもそのケーキを選んだ人たちがぱくぱく食べて無事だったことが信じられないんだけど・・・あたしは1時間後にすぐ嘔吐。さらにずっと蹲って、翌日活動したものの、動くのがやっと。どんなケーキだよ。でもその場ではあたしだけだったみたい。なんで?でもこれが酒の飲めない人が「飲まなきゃ」と思ったときの「なんで?」なんだろうね。ってか飲まなくて良いんだよ。だから食わなくていいって言ってよ!まあ、これとは関係なく、素敵なお店に連れて行ってくれたのにごめんなさい。ほんとにほんとにスイーツ好きの皆さんは行ってみてくださいね。なぜなら、あのときの「ゼリーのせケーキ」より、はるかに自然な色合いと、甘みだったから。そしてこのタイ人女子二人の優しさと人懐っこい笑顔に心ほんわか。スイーツよりも満たされたかも。そして、この二人とあわせてくれたちーさん、ありがとう。 他のテーブルのタイ人男子が4人で大口開けながら「渋谷ハニートースト」に食らいついているところは、とってもかわいかったしね。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年04月08日
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普段あたしとまむあんさんは、二人で周囲の狂乱を「くすくす」と笑いながらそれをつまみに、人物観察&バンド演奏をしみじみと聴くクールな客(うそこけ!)を装っているんだが、この二人にそれは通用しない。自分から違うグループまでに飛び込んでいって、むしろタイ人グループが「ええ?」っていう感じ。隣の席にこんなに盛り上がる人たちがいるもんで、余計拍車がかかってしまった。それはTちゃん、Kちゃんだけではない、もうこの席にいるだけで、同じ扱い。「一緒におどるわよー!さあ、立って、立って!」と、ねぇさんたち、勧誘しまくってくる 1人おばさんの盆踊りみたいなダンスをするおねーさんがいたんけど、かわいいんだから、その踊りとかしゃべりとかやめた方がいいとおもうんだが・・・。ファラン2人(うち1人はものすごい渋いおじさま、もう1人はものすんごく小さい男)、ちょっとケバ目のおねーさん5.6人、おっさんタイ人1人、金髪の軽そうなタイ人にぃさん1人の大人数。わざわざ予約してきたところみると、相当の常連?「いやー、年なんで」と座っているあたしのことすら許してくれません。無理やり引きずり出されて、ド演歌&ドフォークで踊らされ、「いや、あの疲れたんで」と座ってウイスキー飲んでると「何飲んでるの!踊るわよ」と引きずり出される。ひぃい。助けてぇ。しかし喉が渇くのでひたすらウイスキーを飲みまくって・・・ってか考えたらみんな先に踊りくるっているからじつのところ一番飲んでいたようなあたし・・・あれ、だんだんふわふわしてきたぞ。・・・ふふふふ、なーんか楽しくなったきたぞおー!※注・・・先に自分より酔った人が出ると、酔いがさめるのが酔っ払いの特徴。でも全員酔っ払った場合は、自分もどうでもよくなってくるらしい。そう。もうそれは2時を回った頃でしょーか。年を最大限に出し、加わらないつもりが、ついにあたしもけたけた笑いながら踊りの輪に加わり・・・手をひらひらさせるイサーンダンスの輪に入って、ひたすら踊り始め・・・最後までクールを装っていたまむあんさんも・・・振り向いたら同じ輪にいて「ひゃひゃひゃ、たーのしぃー!」とイサーンダンス(爆笑)・・・はい、全員ご乱心。みんなバンドが好きな曲を演奏すると、花売りのおばさんから買ったジャスミンをにぎりしめ、演奏者の首や楽器にかけはじめた・・・ふえ?あたしも渡されたが「・・・好きな曲???ないや」と思っているうちに、そんなことも忘れてしまい、むしろタイ人たちとのダンスに没頭・・・翌日目が覚めたら、そのジャスミンは茶色くなってあたしの枕元にあったいつもきてる日本人、一番後ろの席でウイスキーをあおりながら、全然普通に飲んでいたはずなのに・・・とバンドの人々、こちらを見ている。「まむあんさん、岡ちゃん、笑ってるよ、しかも忍び笑い」「げえ、恥ずかしい。もうこれないかも・・・」と言いながらも、あきらかにまむあんさん、様子が違う。いつの間にかSEKとの2ショット写真を見せながら、SEKへの思いを初めて会ったタイ人に熱く熱く語って、ひゃひゃひゃと笑っているじゃぁないか。しかも「SEKの曲やってくれないのぉ!」とタイ人に泣きつき、愚痴までこぼしはじめ、「かわいい日本人のためにこりゃあ、なんとかしてやんなきゃ!」と思ったタイ人男子、リクエストの紙を持ってステージへ走る! しかもKちゃんってば、やれ、「ブサイク、ブサイク」いっていた素朴な席の担当の従業員に「酒、一気飲みしろ!」と言ってるし。「ええ?」っという顔をしたあどけない顔の少年・・・「はぁ」という顔で飲み干した。「ナーソンサン(かわいそう)」と言ったら、少年、素直に「こくり」と苦笑い。お酒、嫌いな人もいるんだよ。Kちゃん・・・って、あ!もういねぇし!踊ってるし(爆笑)!いかん、すべての人や全ての物事がおかしくて片腹痛い、とウイスキーをがば飲みしながら思った瞬間、いきなりSEKの「パンティプ」!そう、隣の席のタイ人のリクエストが授与されたようです。・・・やべぇええ!あたしだってパンティップは萌えだよ!・・・はい、誰にも止められない勢いで、日本人女子、全員前に突進。高らかにうたいあげるも・・・「あっ!まむあんさん!大丈夫!?」・・・完全に酔っ払ってるまむあんさん、興奮しすぎたのか段差でごろぶ。恐る恐る引き上げてみると、まむあんさん、けらけら笑ったままだった。・・・だ、だ、だいじょうぶかなぁ・・・・なぜかあたしに握手を求めてきたタイ人男子と握手、さらにタイ人の皆さんと肩を組みながら大合唱。・・・なんだこの不思議な状況。そう、これ、コピーバンドだよ。SEK本人のライブじゃないっての(笑)!でも、コピーバンドでも盛り上がるのがタイの流儀ですね。いつも来ていたのに、そんなに盛り上がることなくお酒をちびちび飲んでいた日本人女子が、完全にいってしまってるのと、なんだか最初から異常に盛り上がっている日本人女子を見て感極まったのか(いやあきれ果てた?)SEK歌担当のバンドのベース、「サンキュー、ジャパニーズガール!」と叫んどったぞ。この時点で飲みすぎたようで(当たり前)!頭痛がしてきたあたし。Kちゃんと「帰ろうかね」という話になる。と、こ、ろ、が!この中で一番過酷な状況の人・・・「明日仕事、8時に起きる」という現実の時間が、あと3,4時間後に近付いていたまむあんさん・・・隣の席のタイ人たちとまだ飲みたいらしく、「あの子達の家に行く!」と言い張っている。チョ、ちょっとちょっとちょっとぉおお?大丈夫なの?絶対休めないってあんだけいってたのに・・・「Kちゃん、まむあんさん仕事のはずなんだけど行かせちゃって大丈夫かなぁ・・・?それとも休んでもいい状態なんだっけ?」「ちょっと聞いてみようか。忘れてるかも」ほら、Kちゃんこの時点でしっかりしてたはず・・・。まさかその後記憶が全くないなんて。ふふふ、ふふ、ふふふ。その後まむあんさん「みんなが行かないならいかない」としぶしぶ諦めてくれたんだけど、そのタイ人宅からそのまま会社に行く気だったのかな??・・・と、翌日、事の顛末を話したところ、他3人「え?ぜんぜん覚えてないよ!」はぁ??????(爆笑)しかもまむあんさんなんて「えええ?SEKの曲やったの?しらなぁあああい!」だって。やりました!あなたのリクエストで(爆笑)。転んで起こしたらケラケラ笑ってました!そして・・・「え?私、あの子たちの家に行こうとしたの?」とキョトン「てっきり仕事休んでいくのかと思った・・・」と言ったら「休めない!ぜーッたい!しかもおぼえてなーいーーー!何やってるんだろう私!止めてもらってよかったよぉおーー!」と叫んでいた・・・ア、ア、危なかった。ってどうですか?皆さん。思い出しましたか(笑)? 唯一の記憶保持者として書きましたよ。それにしてもすごい夜だった。またプーケットで飲みまくりたいものですね。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年03月16日
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うまいうまいシーフードで腹いっぱいのわれら、プーケット滞在中必ず立ち寄ってしまう「コンリアンチャーン(象使い)」へ移動。ここ、まむあんさんが、プーケットに来るたび毎回つれていってくれるのだけど、今日ここのメンバーは、それぞれ別に連れて行ってもらっていることになる。全員がここを知ってるもの同士で、更に一度に集結したのは初めて!なぁんて素敵なのかしらぁ! 顔のパーツ上部分はナイナイの岡村に似ているけど、全体にバランスが良いからそこそこ美青年なボーカル「岡ちゃん」は、物覚えがおよろしいようです。店に入った瞬間「あっ!!」という顔でステージから微笑んだ。げげ、覚えられてる!だよねぇ・・・昨年から考えると一月に一度は行った計算に。だって連れて行ってもらったお店の中でここが一番面白いんだもん。ドローカルのパッション(ぷぷ・・・)が爆裂するこの店、狂乱するお客を見てるだけでもお酒のつまみ。バンコクのパブじゃなかなか聴けないド・演歌+ド・フォークの演奏・・・ご飯ならどんぶり三倍ものだよ。あわててワイするとへこりとお辞儀をかえす岡ちゃん。うむ、今日も頑張って自慢のこぶしをまわしまくってくれ。←この人はこぶしぐるんぐるんのプレーンルークトゥンもしくはこぶしぐるんぐるんのプアチウイットでその声の特徴をいかしまくる男である。実はこの店、23時前だと誰も客がいない。いんや、23時をすぎても誰もいないことがある。他の店でゆーっくりご飯を食べてから移動すると丁度良い感じなんだけど、2回ほど客が「まむあんさんとあたしだけ」という日があった(爆笑)。それなのに、演奏はどんなことが起ころうと、必ず「23時、午前1時、午前2時から閉店まで」と決めているらしく、あたしたちたった二人だけのために、こぶしまわしまくりの演奏をぶつけてくれ、あたしたちは「ははははは・・・はは。は」と、気まずさで笑うしかなかった。小さな拍手をしてごまかしてはみたものの、その後に来る「しぃぃいーーーん」という静寂はごかませるわけがなく、まさに針のムシロ。気まずさはステージ上の方がはるかに上をいっているようで、「日本人が来てますよー、はいっ、はいっ!」と意味不明のMCをしたり、(前から思ってたんだけどこんにちはー、より「はい」の方が有名なのかな?)かわいそすぎる。そりゃそうだ、ここはド・ローカル酒場。演奏者だって客が外国人2人だけ、なんて困るだろう。他の客が入ってくるたびに「うわー、助かった!」とまむあんさんとほっとしながら微笑みあっていたくらい。この店・・・そうはいっても人気がないわけではまーったくない。宵っ張りのプーケット、午前1時の部の演奏あたりから人が来て、気がつけば座る席もなくなるほどの人気店なの!の、はずなのに、いつもは人がいない時間、23時の時点でお店は、ほぼいっぱい。ものすんごい盛り上がってる!「ちょっとぉ、今日、担当がブサイクじゃない?かわいい男子はいないわけ?」とKちゃん。あ、あんたそりゃないよ(爆笑)。かわいそうじゃないか!このお店、普段は「あんらまぁー、かわいいわねえ」という男の子が店員で働いていて、たまにお店のお客さんに、唄ってもいないのに花をかけられたりしてるんだわ。「ちょっとかわいい子は!?」と言い続けるKちゃん。お、おちついてください、お、おちついて!ほら、のんで、のんで。「でもほら、だんだんかわいく見えてきたじゃない?」とTちゃん。うむ、心がお広いようだ。おいら面食いじゃないのでそのへんはあんまりわかんないんだけど。。。どっちかってぇと、渋くて洗練された臭くない油ギッシュじゃないジェントルマンなおじ様に(←うるせぇよ・・・)「よっしーや、飲みすぎはいけないよ」と諭されてみたいかなあ、うっとり。イメージは大杉漣ね。とりあえずウイスキー大ボトル1本を注文!しかしタイ人の作るウイスキーは薄い!「ぷっ、薄い!」といって思わずコップを戻すと、すっかりこの4人に恐怖心を抱いたしまったこの席担当の素朴な従業員、オドオドと震える手でお酒を注ぎ足した。いじめすぎましたか?あたしたち・・・。しかし気になるのはKちゃんの飲みっぷり。確か一度「そろそろお酒ストップしなきゃ。車も運転しないといけないし・・・だから食べに徹したいなあ」と、遠い目。更に絶対に砂糖と塩をまちがってる!と思われるあまいあまーいエンガイ(鳥の軟骨揚げ)を注文。 ん?そういった瞬間、彼女は自分のコップにウイスキーを注ぎ足した。「あれ?これで終わりにするのかな?」と思ったのもつかの間、またつぎ足し「ウイスキー小ボトル1本頼もうかね」って明らかに言葉と行動がずれている(爆笑)。更になーにがおもしろいって、あんた・・・KちゃんとTちゃんのこのノリ! つづく・・・ 応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年03月15日
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ちょこっと嫁ぎ先のモンゴルから帰省したタイ人友「お嬢」。考えてみれば彼女は私がタイ人で初めて心から親しくなった人。彼女はあたしの訪タイスケジュールを聞いてくれて、本当は会えないところを、無理にあたしの帰国前にと早めにチケット手配してくれた。ってなわけで会うことができたぁあああ!。ああ、ありがとう。お嬢。時間守らないし、天真爛漫で、自由だけど、この人、ほんっとに心が湯たんぽみたいにあったかいんだよね。「サイアムスクエアーに15時ねぇ~」←この人はほんっとにサイアムスクエアが好きなのだ。と、言われていったところ、待ち合わせ場所には当然いない。ふふふ。もう当たり前、当たり前なのですよ。この人の「●時ねー」は早くてその1時間後、または、最高記録2時間半後だ。もちろん連絡ナシでだ。・・・忘れてた。1年会わない間に忘れていたよ。しかし、今回は奇跡的に15時ぴったりに会えたのだ。なぜって・・・いきなり電話が鳴って「よっしーのいる場所から斜め前の美容室をみてぇええ!」と電話があったから。へ?と、視線を移すと。。。ぎゃーーーはっはっは!バンコクの原宿とかいわれるおしゃれな人の多い町にテルテルボウズみたいに白いケープをのかけ、タオルを頭に巻いたお嬢の姿が!いやだっ、近付いてこないで(笑)!「ごめんなさーい!カラーリングしてた!」美容室から出てきたらしいテルテルボウズとのそのやりとりは、明らかにその場所では浮いていたらしく、周囲のタイのワイルン(若者)たち、「??????」という顔でこちらを見ている。状況を忘れてテルテルボウズと「ひさしぶりーーー!」と抱き合うが、確かにサイアムスクエアで一番状況がおかしい。挙句お嬢ってば自分の家のように「暑いでしょ、ここ座って」とサロンの待合のソファーを示す。突然出て行ったテルテルボウズが連れてきた珍客に、客は鏡越しに唖然とこちらを見ているし、美容師は無表情に全員こちらをみている。・・・恥ずかしい・・・。で、1時間お嬢のカラーリング仕上げを待つことに。やっぱし1時間かよ!ま、もうこの人との付き合いで慣れました。しかーし、このサロンには衝撃の面白いタイ人達がひしめいていたのだった!なもんで、あっという間に時間が過ぎていくことに。「いやいや、何度やってもいっしょだから!」って突っ込みいれようと思うぐらい、完成後、なぜかサイドの髪をちょろりーんと両方残している出っ歯クン。その髪の長さが気に入ってるのか気に入らないのか、ひっぱりまくっている。しかも鏡の中の自分にうっとりしている。サイドの髪をちょろりんと残すの、流行ってるのかな?あんまりひっぱると切れちゃうよ!出っ歯クン!!!何もしないあたしがサロンの椅子にすわっているのが申し訳ないほど1人で席をつぶしている推定身長150センチ、体重120キロのポニーテールの女子高生。そしてその友達合計4人。その推定120キロの女子含め全員ヘアチェンジをするらしくヘアカタログを見ている。ぽってりとした手で彼女が「イープン(日本)」と言いながら引っ張り出したのが日本のヘアカタログ。「コレかわいくない?」「こっちの方がこれだよね」と、ほぼリーダと思える発言を繰り返し子分?たちの髪型をてきぱき決めて行き、ご自分はというと、ものすんごいショートカットで、どう見てもこのモデルが小顔で細いから似合うに違いない、と思えるものに心が震え、決めたらしい。「あ、あの、それ、顔のラインがこれだけシャープじゃないと。普通の体型の人でもためらうのよ。おばさんもね、ふくよかだから悩むのよ。おばさんはこっちの方が自分の顔のラインを細く見せるから好きだなあぁ」と、言いたいのを必死で抑える。だって、すごく誇らしげだったから。完成を見たかった・・・。そしてものすんごいカップルもいた!彼女が髪を切っているのを、髪が1・9分けで、恐らく100キロ近い彼が横に椅子を置き、わずか10センチの場所からじっと見つめている。ぎゃははははは、おまえ、邪魔!邪魔すぎる。美容師、苦笑い・・・。そしてあたしの横に座っているおばさんは、サロン内に響き渡るような大声で携帯電話でお話中。どうやらおすすめのおいしいお店を教えてほしいと言われて、いろんな店名を挙げている模様。うるさすぎる・・・。タイ人って、自由だね。「おまたせーーー!」とこちらにやってきたお嬢の髪型は、たて巻きロールがぐるぐるの「イライザロール」「お蝶婦人ロール」。「似合う?似合う?似合う?」・・・と機関銃のようにまくしたてられましてて。「なんかくるんくるんだね」としかいえなかったおいらをゆるして。お嬢は「なんか韓国風じゃない?」と意味不明のことを言っている。韓国でこんな「ろーるろーる」した女優いたっけ?タイの美容室で思わぬ人間模様を見せていただいた。あははははは。面白かった。 撮影:夜合流のタイ人友Mさん・・・のお嬢帰宅後のコメント。「しゃべらなきゃ、ものすんごくかわいいのに・・・。」え?タイ人でもそう思うの????応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年03月11日
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今年って丑年なんだってね←遅い。なんで猿、猿、猿のことばかり書いてんのかな。うはははは。バカなのかな。うんにゃ、もしや申年の人と、こんなことができるかもしれん。浜辺を走りながら「あははは、あははは」「いやーん、つめたーい!」「こいつぅ」「つかまえてごらんなさいよぉ」・・・・・・終わり。さて、猿ですよ!立派な寺院の横にこんな猿君がいるあたり、日光の「見ざる、言わざる、聞かざる」なんか思い出しちゃいますね。で、日光じゃ猿が観光客の土産を奪ったり、店から物を盗んだり暴れ放題っていうんで・・・この町はどうなんでしょうか。 ぷーさん「バッグもっておりちゃだめだよ!猿に取られるから!」・・・あっ、同じじゃないですか(爆笑)。 ってか家にぶらさがってるし!奪ったアイス食ってるし!町中猿、猿、猿だらけです。この辺の猿はみんなソフトモヒカンなのですね。おしゃれじゃないですか。昔のベッカムみたいじゃん。 あっ!おばちゃん、なんで棒で猿つついてんの!?昔日本でテレビ見たとき、この町は猿をあがめてるから、いじめちゃだめって野放しだって言ってたよ。あれ、うそだったの?町はってぇと・・・のどかー。鈴なりの電車を見てると「アジアだなあ」と感じる。バンコクからわずか3時間程度だったのに、こんなに違うんだな。 そして、かなり立派な遺跡がぽつぽつ。ひとつはこんなに立派なクメール様式。美しくてなかなか特徴的。なんでも昔はアユタヤの第二の都市だったそうで・・・そしてもうひとつは野ざらしで、どんなもんだったのか形も想像できず。日本なら復元したり、美化につとめるんだろうけど、ほおっておくあたりがタイらしい。以前アユタヤに行った時にも、今はどうだかわからんけど遺跡、登りたい放題でびびったんだよね。 タイには何度もきているAねぇさんと、あたし。「なんだかこういう場所を見ると、ぜんぜんタイの何も見てない気がするよねえ。タイってかんじだよねえ」としみじみ。住み慣れた日本だってそう思うときがある、タイならなおさらなのかもしれない。もっともっと、いろんな場所をまわってみたいねえ。この前は学校がメインだったから、次は地方めぐりをメインにタイを旅したいなあ。つづく・・・応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年01月19日
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いやー、寒いくて手がかじかむので回顧録はじめます(哀)。勉強でブログ更新あんまりできなかったからね。さて、あれは年末も押し迫った日、とはいってもタイっていっつも暑いから、押し迫った感がないんだけどね・・・1通のメールが届いた。「タイにいます!!!!!連絡ください!」・・・と。そしてここにも、「タイに帰省中」という名前で書き込みが。何のメールトラブルだかわからんけど、メールもらったのに受信されてなかった、江東区木場「カオマンガイ専門店PUI」のAねぇさんからのものだった。ひょえええー!そうです。会う約束してたんです。退職したあの日からずーっと待ってた一通。連絡こないなあと、気をもんでいたのでした。来る時期はなんとなく知っていたから。もう、大喜びでタイの携帯電話の番号をメールに書いて送ったところ、電話が・・・「もしもし・・・」「もしもしー。よ××さぁん」(たどたどしい日本語の男性の声)だっ、誰?謎の男の声・・・「は、はい。」「プイでぇす・・・」ああああっ!ぷ、ぷいさん!いつも厨房でタオルを巻き、お客がいっぱいでてんぱってるときは、もくもくと、人が少ないときはにこにことマイペースにフライパンを動かしていたプイさん!そう、どんなに人が多くとも、この人、1人で調理担当。「ぎゃあああああ!ぷいさん、元気なの?今、どこにいるの?」「今、チャトチャック(ウィークエンドマーケット)です!ちょとまって、今、かわるねー」「もしもしA子ですぅ!」うははははは。Aねえさんじゃないですか!ぜんぜん連絡取れなかったから、Aねえさん、チャトチャックのどこかの店ではってれば会えるんじゃないかとか、そこまで追い詰められていたらしい。んなこたないよ(←タモリ風)。でもほんっとにメール、1通しかきてなかったのよ。で、とっととセントラルワールドプラザで待ち合わせして、再会の抱擁!「あいたかったあああああ!!!!!!」会社の目の前にこのタイ料理屋さんができてから、あたしの心はずいぶん晴れた。悲しいこと、辛いことがあっても、ここでランチしたり、ビール飲んで帰れば、気が晴れた。それはこの「癒し系ご夫婦」のおかげでした。Aねえさんとは、タイ好きの度合いと、タイにはまった年齢がどうもほぼ一緒で、お互いタイ語になみなみならぬ興味を持ってタイに渡ったという経緯も一緒。かなり話が盛り上がったのだ。で、一度焼肉食べに行ったことがある。でも、旦那の料理人、お店の名前そのままのぷいさんとはお店でちょちょっと挨拶を交わし、てがあいたときちょちょっと話す程度。とはいえ、この人との出会いは、同じく江東区のタイ料理屋「アルン」。そこでホールの担当をしていて、とてもにこやかで感じのいい人だった。しばらく見ないと思っていて、その後新しくできたタイ料理屋のドアをあけたとき、厨房にこの人がいたっていう、ものすんごい笑える再会している。で、嫁のAねぇさんにしっかりと「ものすんごい飲む人だ」とちゃっかり報告していたようです。・・・そんなあ、たしなむ程度ですよ(遅い)。いやー、お店はなれて、大好きなタイ、そしてむこうはふるさと、バンコクで会うこの感動。なんとも言えませんな。で、その腕には、ぷいさん、Aねぇさん、二人の宝「のんちゃん」と、その隣には「あれ?ぐっさん???」と日本の芸人うりふたつの男の人。ぷいさん・・・「弟でぇす」どひゃーー!なんだか家族ぐるみであえるなんてうれしいじゃないの。ってなわけで、プイさんの弟「ぷーさん」おすすめの、リオビール大瓶が30バーツ、っていうタイ料理屋へ行くことに。車はずんどこ、地下鉄の最終駅、バーンスー駅付近まで。大通りにパブや、レストランが乱立していて「ここ最近、ずいぶんできたんだよ」とか。外国人は皆無。建物はどこも立派だけど、のどかな雰囲気がどこもあるかんじ。さて、兄弟です。えーっと、気のせいなのか、弟さんのほうが年上に見えますね。ぷいさん、童顔かも。いつもご飯作ってるところしかみたことがないから食べているところが不思議だなあ(え?)。Aねぇさんは、お店でも忙しいのにあたしのおしゃべり付き合ってくれるしね。この二人には留学前大変お世話になったのでした。ああ、思い出すなあ、8月の暑い季節。兄弟2名・・・ 店名読める人ーー!おいら書きの授業途中までコースなので全部読めないんだよー。 屋根なんかこんなタイ様式で、素敵!この雰囲気でビアリオ大瓶30B!?まじですか?あ、そうそう。ぐっさ・・・いや、プーさんは、食べること、遊ぶことが大好きで、レストラン、食堂、屋台までことのほか詳しいとか。これが、ものすごく明確になるのは数日後になるんだけど。 食べ物もおいしいし、名物の巨大豚足揚げ(ドイツ料理なんだろうけど、タイ料理屋で最近よく見かける、巨大なアレ)が99Bとか破格な安さ。さすが、食べ物屋はタイ人にはかてねぇなあ。で、のんたんも途中からお目覚め。Aねえさん、プイさんがのんたんにめろめろなだけではなく、おじさんも夢中なのね。タイ人って、ほんっと子供が好き。のんたん、いいおじさんがいてよかったね。親戚がタイ人ってほんっとにいいと思うよ。かわいがってくれるからね。で、このときの話がひょんなことから新年の親戚のおうちに行く話しに。「よっしーさんも行かない?」と、急にAねえさんが誘ってくれた。ま、ま、まじで?なんでも1泊2日でサラブリ県にある親戚のおうちを訪ねるそうだ。「で、で、でもあたしなんか参加していいんですか?」「いいのよ、いいのよ。」いいの?そんな軽い感じで。。。びびるあたし。えー、っでも、楽しそう! つづく・・・あ、しばらく「カオマンガイ専門店 PUI」のシャッターが閉まってて、寂しくて、悲しくて枕を涙でぬらしていた人たち!もうやってますから、行ってくださいね!里帰りしてパワーアップしたプイさん夫婦のはじけるような笑顔と、おいしい料理に出会えますよー!応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年01月15日
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で、食後はノンタブリーの船着場から船をチャーター。こちらも有吉リーダーが手配済み。ひぃ、どこまで抜け目がないんだ!?船は一路クレット島へ・・・と書いたけど、「で、次はクレット島なんだよね?」とクレット島見学の最後までその島がクレット島とわからなかったおちゃめな(?)アダルト2人。あはははは・・・。でも確かに焼き物とお菓子の島といわれるだけあって、市場めぐりの楽しいこと。年末で人は多かったけど、みんなタイ人。家族連れが楽しそうに買い物したり、食べたりしてる。のどかで、売ってる物も安くて、またもう一度来たいなって思うほど。その間も有吉リーダーと、弟のオドオドくんが詳しい説明をしながら案内してくれる。「奥においしいアイスクリーム屋があるんですよ!」とずんずん進む間もいろんなものを買って「食え、食え」っていってくれるんだけど、ごめん、若い食欲についていけねぇんだ、おいら。 もうじき帰国のあたしは重いものは極力買えないと、本当は食べたくないアイスクリームを食べることだけで終了(哀)。でもおいしかったよ!ココナッツのナチュラルな甘さと塩味がいい感じで。これだけは気を遣ったわけじゃない!しかし、ここでもチャーターした船がむかえにきてるっていうのに、変な手品師につかまる重役と、取り巻きの女子!いつまでたったも船に乗ろうとしない。 またまた重役待ちで20分、やっとこさで船がなんとか出発して5分後、誰かが叫んだ「Jがいない!」・・・そういえば矯正ブリッジちゃんがいない。ってか重役!いつも一番仲良く一緒にいたじゃん!?なにやってんの!?(驚愕)。で、チャーターしたロングテールボードはしぶしぶクレット島へ逆戻り。ブリッジちゃんはのんきなものでおいていかれた悲しさは微塵もなく、げらげら笑いながら船着場で優雅なお辞儀を披露。謝罪?もちろんなし(爆笑)。思わずあたしも、●●みねぇさんも笑いがとまらず、ついにタイ人のペースに巻き込まれてしまった。ああ、いいね、このいい加減さ。なんかこの4ヶ月の滞在のはじめはずいぶんいろんなことに悩んだり、呼吸困難になったり、胃痙攣おこしたり、病院行ったりしてきたけど・・・この人たち見てたら、どーでもよくなってきた。2009年はこのタイ人のおおらかさを参考にしようと思うほど。タイ人のそんな明るさと、「どうにかなるさ」「マイペース」に、自分の人間の小ささを感じたのだった。船はお菓子の家とよばれる、お菓子を販売するお店に立ち寄り、次はタンブンするためにある船着場へ立ち寄る。「おとうさん」なんて「もう降りなくていいべ?」と20代とは思えぬ怠慢さを発揮。君!今日は大晦日だぞ!?タイ人だろ?来年のためにタンブンをつむんだ!といいつつ、自分ももう照りつける灼熱の太陽でひりひりする皮膚と歩きすぎてジンジンする足が「船からおりたくないよう」とわがままをいっていたけど、昼の部は最後まで有吉リーダーに付き合う!と決めたので降りる。ちなみに知らない方のために明記しておくとタンブンとは生き物にえさをあげたり、にがしてあげることで、トクを積み、来世でよい人生をおくれる人間に生まれ変わるための風習。で、つかまえた魚やかえるを買い、それを逃がす、ってわけ。日本人にはわからんのだけど、売り手は当然また魚やカエルを捕まえるんだよね(爆笑)。魔の永久運動ってやつなのだ。というわけで、魚にパンをあげることに。ここで、また脱力なことが。パンを売る人がおもむろに「いくつですか?年齢によって買うパンの本数がかわります」・・・ここの若者達3本かってる人が最高記録。重役も。あれ?重役、どう見ても10代だと思ってたけどいい年なの?タイ人って年齢わかんないなあ。え?じゃあうちらどうなるの?もしやかかえきれないほどパンを渡されるの?と怯えるアダルト2人。パン売りおばさん「何歳ですか?」←いきなり!!!アダルト2人「秘密です」・・・おばさん。にんまり笑って「じゃあ3本で・・・」それを見ていた重役「あれっ?3本でいいの?僕3本です。僕、何本がいいか聞いてきましょうか?」ばーっかやろー!ほっといてくれ!!!!!えーっと、知らない人にはただ魚にえさやってるだけですが、これで来世は・・・ふふふ、ふふふふ。 その後ノンタブリーの船着場へ。あたしたちはここでわかれることになり、全員で記念撮影。 最後にはオドオド君も、乗船下船を助けてくれるほど心を開いていただけに、みんなと別れるのがさびしいくらいだった。そして有吉リーダーのきびきびとしたしきりと盛りだくさんで疲れ果てたけど笑えるアトラクションの盛り込み方はすばらしかった。タイのよさを再認識できたよ。ありがとう、有吉。 そしてこんなに面白い遠足に誘ってくれてありがとう●●みねぇさん。バスにみんなを送り、手を振ってうちらは夕日の美しいチャオプラヤ川へ向かうのだった。ちなみにシンガーと、聞き伝えにしか聞かなかった重役。後日タイ人Mさんに「楽しかった遠足写真」を見せたところ、「あれ?これ歌手じゃないの?」と言われて思い出した。そう、それくらいどうでもいい程度だったが、歌手らしかった。あれ?そこそこ有名なの?「僕はMAX!」と語った名前だけを頼りに検索したら一発で出てきた。あれっ?重役!こんなところで、何を気取ってるの?って・・・本当に歌手だった(爆笑)。 グラミーレコード所属、MAXだって。なよなよして、女の子とばかりつるんでいて、遅刻ばっかりの重役だけど、クラスメイトと遠足を無邪気に楽しみ、おばさんにお寺の説明をしてくれたり、お参りの仕方や麺の注文をきにしてくれた君も、いいやつだったよ。がんばってタイの芸能界でうたってくれたまえ。ありがとう。それからブリッジちゃん。はやく、ブリッジとったほうがかわいいって気がついてね!オドオド君、精一杯頑張ってお世話してくれてありがとうね!早くかっこいい大人になるんだよ!ちなみに、セントラルワールドのビアガーデンでのカウントダウンは飲食代以外、席代が1人800Bほどかかる計算とかで、みんなとっととキャンセルにしたらしい・・・。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年01月05日
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「大晦日、なにがなんでもなんかしよう」と、鼻息荒く決意をともにしていた、●●みねぇさんから「大晦日なんだけどさあ、英会話学校のタイ人たちと遠足に行くんだけど、一緒に参加しない?みんなタイ人なんだけど、で、みんな15歳から20歳代でうちら浮くくらい若すぎるんだけどだ、どぅよ?」と電話がかかってきた。ふへ?大晦日って酒飲んでパーティーするもんじゃねえんでげすか?そんな夜のみの行動を想像していた不健康なあたしの想像を覆すその提案。タイ人のおこちゃまたちと遠足。・・・父兄気分を味わってみるのも乙なもの?そんなこんなで、待ち合わせのサパーンタクシンには、リュックを背負ってやる気まんまんの元猿岩石有吉似をはじめ、お菓子を買い込んできゃっきゃとはしゃぐタイ人の若者が集結。「なんか浮いたかっこできちゃった」とのたまわっているは●●みねぇさん、暑いこの日に溶けるんじゃないかと心配してしまう、タイツ、ブーツ、ショートパンツ。大丈夫なのか?遠足にそんなセクシールックで。で、タイ人だから約束の時間に遅れるだろうと思ったけど、1人をのぞいて全員集合しているのもえらい。そしてかわいらしい日本人女子も、もう1人。「で、なんで1時間もここで待ってるの?」「一人来てないんですよ」「おいてかないのかな?」・・・そんなまったりムードをぶち壊す「おーい!」というタイ人特有の突っ込む時に発する(うそ)?声の中、現れたなよなよした男。「重役出勤だよ!」とつぶやくあたしに「あの人、シンガーなんですよ」ともう1人の日本人。・・・へ?こんな人、し、知らない。でも言われてみれば、相当の美形。でも走り方がなよなよしてるし、「あははー」と謝りもしないし、顔が汗が気になるのか小型扇風機を顔に向けているあたり「カマ??」「いや、なよなよしてるだけでカマじゃないみたいですよ」・・・正直どっちでも関係ないキャラなので、どっちでもいいです。とりあえず出発。しかしここで彼にはすでに「重役」とあだ名をつけていた。集まったタイ人、すべてが強烈なキャラで、明るく、そして優しく、親切。恐らく年寄りを労われと教育された良家の子女たちに違いない。しかも有吉リーダー、イラスト付のすばらしいしおりを皆にくばり、この遠足のスケジュールを発表。なんでも最後はカウントダウン、セントラルワールドプラザなんだとさ。しかしアダルト2人は、川沿いで花火でビールと決めていたため、夜の部は脱退予定。だってディナーはMBKのフードコートって書いてあるんだもん。それにセントラルワールドは帰るとき、混み混みでタクシーも拾えないと聞くし。というわけで、まずはチャオプラヤエクスプレスに乗り込み、目指す最初の寺へ。むちゃくちゃかわいいのに歯の矯正のブリッジ中の女の子がいるんだけど、●●みねぇさんいわく「タイの子ってブリッジをわざとおしゃれでやってる人がいるんだよ」だって。そういやこの子、ピンクのブリッジしてる。ええ?ブリッジがおしゃれなの???お国変わればずいぶん違うんだなあ・・・。 なぜかこの日はめちゃくちゃ暑く、カメラ向けるととびはねちゃうこの若さについていけるか一抹の不安を感じつつ、ワットキアンというお寺の船着場で船を下りてスタート。その後ものすごく有名だという寺、WatSangatanへ。なんか・・・建物がすごいの。近代的で。おまけにファラン(欧米人)や普通に髪の長い女の子が白い服を着て瞑想してる。一瞬「もしかして変な宗教の寺?」と疑問がわくけどそうじゃないらしい。有吉リーダーいわく、宿泊して祈れ、それが全てタダなんだと。だからそういう修行をする人が多いのだとか。かなりの高僧が建てたお寺のようで、どうも解釈的に男子しか出家できないというようなことより、全ての人に門を開いているようなお寺なのかもしれない。オブジェも個性的だし。うへえ、生活に困ったらここにこようかな。で、高僧はこんなに素敵な住まいに住んでるんだって。すごくない?まるで高原のリゾートみたい。で、すごいのは有吉リーダー、乗り合いバスをチャーターしていた。「お腹へりましたか?次はランチですよ」と、微笑みながらアテンドしてくれる。うーん、すごい、遠足とはいえここまできちんとしてくれると気持ちのいいものがある。初めて乗るよ、この乗り物のタイプ。ちょっと感動。 みんなでぎゅうぎゅうになりながら、でもレディーファーストなのか、女子はみんな座らせてくれた。えらいぞ、ぼくたち。でも重役は勝手に座っていた。さすが重役。ボケのリアクションを心得てある種貫禄すら感じる中川家の弟似のキャラや、20代前半にして「おとうさん」という名前がぴったりの男の子、おどおどして「いくつ?」「え、えっと、えっと、じゅ、じゅうろくさい・・・」とはにかんで物影にかくれる有吉リーダーの弟もかなり笑いのツボ。タイ人ってうまれついてのコメディアンなのかもしれん。すごいなあ。なんと有吉リーダー、ランチはノンタブリーでも有名なおいしいクイッティオ屋を選択していて、さらにすごいのは下見で「本当にうまいのか」確認しにいっていたということ。みんなそれぞれ好みの食べ方でいただいてて「ガオラオ(スープだけ)にご飯!」とか麺以外の組み合わせのほかバラエティあふれる麺がならんだんだけど、あたしと●●みねぇさんはナムトックのセンレックを注文。 ナムトクとは豚の血入りのスープ。でももちろん血の味・・・鉄みたいな味はしないし、コクがあって、スープはしっかりとしょっぱめ。甘めのスープが嫌いなあたしにはかなりお気に入りの味。入ってるお肉やレバーも臭みなくやわらか。でもレバー嫌いの女の子にレバーをてんこ盛りにもらい、レバーをひたすら食べる羽目に。ここでも周りの席のみんなはかいがいしく世話を焼いてくれる。もちろん何もしないと思われた重役も。・・・みんなやさしいなあ・・・じーん・・・・応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年01月02日
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今までは週末だった・・・ロイカトーン。今回はど、ど、ど平日。タダでさえ勉強、勉強で、時間がないのにどうやってやりくりすればいいだ!でもっ、ロイカトーンの日にタイにいてロイカトーンに参加しないなんてこれはいかん!なんとかしなければ。というわけで、タイ人おじょーさま、んがぁーさんのお誘いで、んがぁーさんの住むコンドミニアムのロイカトーンに参加することに。彼女の勤める会社はただでさえ渋滞する日に、もう動けない恐怖を味合わされそうなサトーン沿い。渋滞嫌いの私は、テキストとノートを持ってこのビルのカフェでなんと3時間勉強しながら集合時間を待つ。1分も無駄にできーん!!!!人生でこんなに勉強してるの初めてなんだけどどういうこと???昔からやってれば天才だったかも。。。うそ。で、んがぁさんの高校時代の同級生が続々集合。そしてんなぁさんがタイ語学校の教師を日本でしていた頃の生徒、ひろくんも参加。ひろくんは、ぱっと見、「ゲイ?」って思うほど物腰が柔らかく女の子みたい。でも本人「女性はやっぱタイ人です!かわいいっ!」とのたまわっている。ちなみに、ラマ4沿いを歩いていると間違いなくゲイあつかいされたり、男子になんぱされるようだ。おしゃれで、白くて細くて美形だからかもしれん・・・。5人で、んがぁーさんのコンドミニアムに到着。ずどーん!!! すごいでしょ、このコンドミニアム。チャオプラヤー川沿いですぞ。しかも1人暮らし。お部屋からもチャオプラヤが見えるんだってば!実はここ、9月後半に10000~20000Bのお部屋を探したいって言う、彼女の希望を聞き、その1ヶ月前に10000~15000Bの部屋探しをしたあたくしが「んじゃ、手伝う!」って参加したお部屋探しで決定したところなんです。駅近をうったえていたので駅近さがしまくったわりにはこの物件に一目ぼれ。でも近くに駅なし!どういうことなんだよーーー???でももうすぐBTSのニューステーションができるって。今職場にタクシー通いしてるんだってば。ひょえーーーーーーーーーー。チャオプラヤー川沿いでも人里少し離れたラマ3世方面。川向にはあまり夜景らしい夜景もない。 ちなみにカトーンはこのマンションの「パンでできた魚が食べられるカトーン」を購入するはずが「売り切れ」。後合流のカップルが1つ、かろうじて5人中1人が会社の上司にもらったカトーンがもうひとつ。7人で2つのカトーンに願いを込めて(しかし願いを込めている図はどう見ても怨念を送っているようでこわかったぜ)流すことに。 コンドミニアムの住民がほとんど集結していると思われる、ものすんごい人ごみの中、かの名曲「ロイカトーン」が大音量で流れていた。どんなうたかって?「ローイ、ろーいかとぉおおおん」と永遠にリピートするため、夢の中に出てきてしまう、恐ろしい歌だよ。しかし、何度つけても消えるカトーンの蝋燭には泣かされたぜこんちくしょう。そして、チャオプラヤ川沿いでもサパンタクシン付近とは大違いのこの場末感がなかなかの哀愁なのでした。「タイ語がウマクナリマスヨウニ!」「カレガホシィーヨォオオオ」「ヤセタイヨー!」「オカネホシィヨォオ!」「ケッコンシタイヨォオ!!!」5人の私利私欲に満ち溢れた小さなカトーンは二つ、川の濁流に飲み込まれていくのであった。 ここで気がついたタイ語。「ロイカトーン」の「ロイ」は「流す」という意味だったらしい。カトーンをもつあたしたちに、住民のタイ人たちが「ロイ、シ、ロイ、シ(流しな、流しな)」とすすめてくれたから。で、で、でコンドミニアムの住民のためにこんなカノムタイ(タイ菓子)やソフトドリンク(でも恐怖の赤い水、ナムデーン)ロティーなんかが振舞われたりして、それも番号のついた紙をだしてもらうっていう、縁日そのもの。むかしばぁちゃんの団地で参加した盆踊りににてる。 ひろ君とあたしは、カノムタイの衝撃の甘さで一口で「いらねぇ・・・」とギブ。タイでは普通にこのまれる「赤い水、ナムデーン・・・」。大人のミュージシャンがステージドリンクに飲むほど(トンチャイやBig Assもご愛飲)ポピュラーなものらしい。ってことでタイ人の味覚、後学のために一口。げぇえええええええええ、ま、ま、まずい。ほんっとにカキ氷のシロップに氷いれてるだけでしょ(怒)!?「いらねぇ・・・」二人で黙ってカップを戻す。タイ人であるほかの4人、おかしいとおもったらダイエット中で、一口も口にしてない。約1名以外、ダイエットする必要はまったくないほど細いのに!そしてロティー・・・きっと激アマで、耐えられないんだろうな、なんて思いながら初ロティー。ロティーは屋台のおじさんが投入されていて、ひたすらずーっとロティーを作っている。油を指で触ってもぜんぜん平気な顔してて、顔なんか超凶暴そう。作り続けて数十年の貫禄が、その場全体に威圧的な雰囲気を漂わせてなんだかこわいわー。でも、たまにお客にかわかわれると「にまっ!」といい感じの笑顔を見せたりして。ねえ、トイレどうしてるの?ずーっとそのままだけど・・・膀胱炎になるわよ!手は洗ってるよね(脅)。ロティーはずっと素手をつかって作るんです。生地をクレープ状に伸ばして、好みで卵入れたり、練乳やお砂糖、グルアイ(バナナ)なんかを入れるんだけど、ひろ君以外の唯一の男子(顎の出たタイ人)、不健康に甘いものにひぃひぃ死にそうになっている日本人二人を哀れみ、甘さ控えめ練乳なしのロティーを注文してくれた。どきどき、ぱくり。あららららら、おいしーい。油は確かにおおいかもしれん。でもさっくり!そして甘さは生地についた甘さだけ。パラフィン紙がずっちゃりと濡れる油の多さはこの際、無視。ああ、たいらげちゃった。ロイカトーンにはずうっと参加したいと思っていたけど、まさかタイ人とタイ人だらけのところで参加できるとは思わなかった。楽しかったよ!ありがと、んがぁさん。ホテルで多額のガラディナー払って見るのも豪華でロマンチックかもしれないけど、こういう縁日みたいな光景が何年もいろんな場所でつづいてきたんだものね。素晴らしいタイ体験でした。さて、勉強しなきゃ(汗)。応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2008年11月17日
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扁桃腺がはれちまいましたよーー。日本でも年に数度、無理がたたると必ず腫れてしまうのだけど、タイでなったのはじめて。明日は久々の週末トリップなのに・・・なおるかしら。でもタイ語を習ってよかった。実は身体の具合が悪い表現はつい数日前習ったばかり。だから胃痙攣で病院に行った時には、日本語が完全につたわんなきゃいけない病院をさがしたけど、今回はとにかくうがい薬と、喉に直接つける薬を薬局で購入したかったので、病院よりは薬局、そしてタイ語で説明が必要だったんだけど・・・ああよかった。熱、下がんないかなあ。あんまりにもタイ語で薬が買えてうれしかったから、すぐブログに書きたかったけど、それはまた後日。今回は下書き書きあがってた、タイ人との狂乱の酒盛りの続きをアップ。「プリティ」な職業のRちゃん。みんながビリヤード始めた瞬間、居眠りを始めた。「ヤークノンチャイマイ?(眠いの)?」とたどたどしいタイ語で訪ねると「ヤークノンルーイ(ねむりたぁあい)」・・・ちょっとK君!どうすんの!?そしてK君、ジャガーで送って「戻ってくる」と豪語。「別に戻ってこなくても・・・ねえ」とひそひそ話すあたしとO君。K君、Rちゃんと出て行った後は、よくわからん3人でビリヤード。そのとき、巨漢Tくんが「腹減りました。なんか食べよう」と巨漢らしい意見をのべる。そういや、あたしゃ夕ご飯食べてねぇや。「それ乗った!」とあたし。誰の好みも聞かず王道のパッツガパオムー、目玉焼き乗せ3つを注文するT君。まあ、好物なのでいいんだけど、どこまでみんなマイペースなんですかね。で、帰ってこないと思っていたK君、戻ってきた!ちょっとーーー!どうしたの「あふ、あふ、あふ」と慌てふためきながらあたしたちに経過報告をしようとするK君。落ち着いてーーー!よっしー「で、で、で、で、で、で、で、で?????どうなの?どうなのよーーー?」K君「えとですね、えっとー。あ、ボクもガパオ・・・」T君「ガパオじゃねーよ、どうなったんだよ」よっしー「付き合うの?どうなの?」O君「・・・・(無言)。」K君「あの、ボクのこと好きだそうです。」よっしー「やったじゃん!」K君「おれ、がんばったよーーー。」T君「お前じゃない、Rちゃん、ジャガーが好き。」まじですかK君!おめでとう!なんかRちゃん、彼と別れて、独り者とか。うわー、よかったね・・・丁度そこにパッガパオ到着。K君のは遅く来るようで3人でばくばく食べ始める。K君「でも困ったよー。どうしようかな、どっちがいいかな?」はぁ?何の話ですか。むしゃむしゃむしゃ。K君「今付き合ってる彼女の方が胸はすごいんだよな」はぁあああああああ?よっしー「あんた彼女がいなかったから精一杯盛り上げてたのに、なんの話してるんだ?」T君「この人、彼女、いるですよ。」O君「・・・・(無言)。」よっしー「▲■●●●▲×●ーーーーー!なんだよそれーーー???」パニックで何しゃべってるかわかんないあたし。K君「ごめんなさいねー」ごめんなさいじゃないのっ!しかし彼女といえどもまだ付き合うと決めて数日。なーんにもわからない間柄らしい。うーん、いっそ両方にふられるっていういつものシナリオはどうだ?K君。K君「あ!!!」遅れてきたなぜかK君のガパオにはなぜか目玉焼きが乗っていなかった。K君「カイダーオ(目玉焼き)がねぇええええ???ノーン(ねえちゃん)!、カイダーオ(目玉焼き)!!!!」ねえちゃん「マイミー・・・」もう卵ないってさ。ふふ、不吉な予感だよね、K君。さて、お目あてのバンドもセッティングを終了させたようなので下のフロアに席を移そうと、下へ。このスカバンド・・・激しい!そして、かっこいいじゃん!!!!「ちょっとK君!このバンドいいね」「でしょー、でしょー、でしょー!」かなりの大人数編成で、サックス担当がかなりのシャウト系で唄い、ベース担当もパンクかよ?ってくらいの激しいボーカルを披露するかと思えば、王道のレゲエよりなスカは、メインのボーカルが担当。プーケットに行った時「エセボブマーリー」みたいなドレッドがタイ人顔に似合わない人も多々見かけたけど、ここのボーカル、スカとかレゲエとかぜんぜんうたっていいよってかんじの板についた雰囲気。リズムの取り方も、南米人みたいだもんね。・・・でもどっかで見たような顔だ。あああっ!お前、大泉洋じゃん???・・・。これから大泉と呼ぶことにしよう。ああ、でもひとつだけ欠点が。トランペットの女性がド下手。思わず4人で顔を見合わせるほど息が続かない。しかたがないかあ・・・。まわりのパワフルプレイと同じ音が出せないのね。ハードコア並の歌を披露していたサックス、ステージ下りてなぜかうちらのテーブルにも挨拶に来た。攻撃的なステージパフォーマンスに、「こいつすげえ!」と一番思ったのは彼だった。「すごくよかったーー!」と思われる会話を交わす、T君、K君。そして、そのサックスがあたしにも「サワッディー」とワイしてくれた時、はっとした。あんなに激しいステージングを見せていた彼だが・・・あれ、しゃべると物腰が女っぽい・・・。「あのね」、「そうなのー」・・・そんな感じだよなあ。よっしー「K君、もしかしてこの人・・・男じゃなくて、心が・・・」K君「俺もそう思ったよーー。多分・・・オカマねーー」ショーック!ステージじゃ男以上に男だったのに。しかもそのサックス、T君ばかりと話している。もしや、で、で、でぶ専?よっしー「まさか、T君、気に入られたんじゃ・・・」K君「俺もそう思うねー。Tってば店員のなよなよしている人にやたら話しかけられてるけど、もしかして男にもてもてかもしれなーい。」あっ。大泉も挨拶に来た。こちらは女の子の方がすきそうだね。でもあんまりにも素晴らしかったので、「バンド名なんていうんですか?」とたどたどしくきいたところ、素晴らしく男らしいミュージシャンなのに多分心が女のSAXが、端っこにいた男性に名刺をもらい、そこにバンド名を書き込んで、あたしにくれた。その名は「マダガスカル11」。大泉、いや、大泉洋似、「あんたタイ人じゃないね」といってきたんで「日本人でース!」というと、「こんちわ、こんちわ、おいしい」となぞの言葉を残し、手を差し出した・・・握手を求めてきたのはいいが、彼の手はびしょびしょだった。「うえ?」という顔をしたあたしに彼はこういった。「あ、ごめん、トイレいったばかり」きったねーよ(号泣)!後日もらった名刺をみたら、グラミーレコードのレーベル、サナームルアン所属の立派なプロでした・・・うまいバンドはちゃあんとデビューしてるんだね。「で、この後どうする?」とK君「え?帰りたい・・・」とあたし。だって3時。「場所移さないなら、ここでウイスキー、全部あけるよーーー」ぎゃあああああーーーーーーーーーー。まあいいか。明日休みだし。そのうちよくわからんおじさんが乾杯してきたから何かと思ったらこのパブのオーナーだって。なんかとってもアットホームなのね。気に入ったわ!ボトルの酒が空になる朝の5時までまで飲み続けた結果の二日酔い。帰りは家までジャガーで送ってもらったのだけど、居眠りしていたがガードマンが飛び起きて、目をまん丸にしていた。さすがジャガーですね・・・。それにしてもKくん!どっちかにつきめてまじめにお付き合いしなさいよ! 応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です
2008年10月15日
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お話のつづきにうつらせていただきます・・・そんな場違いなジャガーはラマ9世どおりの、名も知らぬソイにあったHIP BARに到着。(後日行ったが、カードのタイ語を運ちゃんが読めず四苦八苦)確かにスカ一直線な男女混合バンドが、めちゃくちゃ楽しげに演奏中。 へたれおぼっちゃま、大学在学中にインディーズからCDを出したことがあり、かのグラミーではなんだか、酷い目にあい、かのSEKLOSOに「お前の曲はロックじゃない」と言われちまい、いつもにこにこおだやかな彼が、顔を曇らせSEKだけは死んでもライブに行きたくない、っていうようになった、なかなか音楽でもヘタレな存在感を漂わせてくれる人なのですが、日本であったとき「この曲がいい!」と自分の好みの曲を教えてくれるセンスははんぱなく良かった。そんなKくんが「今ぁ、俺がぁあああ、スカでぇえ、一押しのバンドっすぅ」と豪語するバンドは、この前座の後に出るらしい。K君とは音楽の趣味がほぼ同じなので間違いないだろうとかなり楽しみ♪昔よくレピッシュのライブで踊りくるっていたあたし(当然、キーボードの上田現さんが亡くなったときは悲しくてしばらく沈んだ)、はげしめのスカが好き。さて、どんなんだろうね。まあ、それはともかくとして、タイ式にウイスキーを人数割りで入場。コーラでがばがば割っている巨漢、Tくんが糖尿病で死ぬのではないかとどきどきしながら、飲む。ウイスキー、あんまり好きじゃなかったあたしですが、タイ人友と飲むときって大抵ウイスキー・・・すっかり飲めるようになってしまいました。ソーダでわればがばがば飲めちゃう自分。ああ、酒飲みって恐い。しかも、その場で酔わないからわかんないのよねえ。それより、ちょっと、Rちゃんってば、かなりへたれKクンに対して積極的。 おかーさんはうれしいよ。だってへたれK君、そこそこ言い寄られて付き合うのに、すぐ相手から振られてしまうかわいそうな星の元に生まれ(10中、8,9頼りないからだろう・・・)、日本人の女の子のようなコが好き!というリクエストにこたえ「紹介しちゃる!好みはどんなんだ?」と問うたところ「俺、ロリコンっす!」と即座に言われ、サーっと引いたことがあるあたし。このRちゃんは立派に、大人です!ロリコン卒業ですか!よかったぁ、K君!これが恋に発展したら、今度こそがんばるんだよ、K君!今度こそ捨てられるなよ、K君。そう思いつつ応援することに決めたあたし!思わず「ちょっと!T君!RちゃんK君が好きなんじゃないのーーー?手つなぎっぱなしだよ!?やっぱしジャガーがきいてるのかな?」「ジャガーだ。絶対ジャガーだ!」・・・私だったらジャガーに乗っているロリコンのへたれより、自転車に乗っているたくましい、へタレじゃない、さらにしぶくてジェントルマンがいい・・・。あれ。もう1人の寡黙なO君、なにか危険なスイッチが入ってしまったのかいきなり「絶唱!」。声をからすほど唄っている。ってか、みんなマイペースって言うかばらばらだ!そう、これでいいのだ!マイペース最高!おまけに前座の演奏にあきたのか、「ビリヤードやろう!」と叫び、上段のビリヤードルームへ移動。まあ、いいですよ。あたしゃ飲めればなんでもね。そこでメタボTくんの様子が変わった。お酒のセットを持ってあがってくれてる店員の美女に、どうも胸をうち抜かれてしまったらしい。あんた、ほれっぽいのね。トラさんみたいなんだけど・・・。それに比べて寡黙なOクンとあたしは、盛り上がるRちゃんとKくんを二人きりにしようと、落ち着きなく座席を移動。「あれ、うまくいくんじゃないの」「ソウカモ・・・」でもRちゃん、こんなにかわいいのに、めちゃくちゃいい人であたしが客の変な髪形に「うわー!みてみて、あれぇ」というと、一緒にくすくす盛り上がってくれたり、「タイ語の勉強、3週間だったら、とてもうまいよー」とほめてくれたり「楽しい?楽しい?」と言ってくれたり・・・そりゃ、たのしいさー!Rちゃん、Kくんを頼むよ、ほんとに。途中で捨てないでね・・・。よっしー「ところで、Rちゃんすごいかわいいけど、何の仕事してるの?モデル?」K君「モデルみたいなことです。クルマの展示会ワカリマスカア?あれに、立ってたり、微笑んでたり、クルマの説明スルヒト。ニホンニもいるねー。」よっしー「イベントコンパニオンみたいなやつ?」K君「ソウ、タイではプリティーいいます。だってプリティーでしょ?」そうですか。展示会にいる美女コンパ二オン、タイではプリティーというのですか・・・。あははは。そのまんまだね。つづく・・・応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2008年10月11日
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えー、この日はもろに二日酔いになりました。勉強するはずでした。いやしてました(汗)!予定もいれずもくもくと勉強してたんだけど、鳴った電話の相手が去年以来とんとご無沙汰の「いつも同じTシャツしか着て来ない「へたれ」タイ人おぼっちゃま」K君だったら出るしかないでしょう!電話に。昨年RCA、SLIMにて選挙後の酒解禁を祝う、へタレおぼっちゃまK君と、おいら。 胃がタイ料理のどかーんという強烈さをうけいれなかったにもかかわらず、酒はやめられず、近くのトップスで海苔巻きかってビールとか、何も食べないでビールとかそんなことやっていたので、薬の効き目が遅かったのかも・・・でも落ち込むと飲まずにはいられない、いや健康でも飲まずにはいられない・・・はぁー・・・酒飲みってやっかい。しかしK君の場合100パーセント飲みの誘い。わくわくわく。「よっしーさんっすかぁ、今バンコクっすよねぇ、自分、いまぁ、バンコクにいるようぅ。レゲエ、とかスカ好きですかぁー、スカがかっこいいクラブありますぅーー。行こう」「いついくの?」「今ダヨー」「は?」なんでそんなに急なのですか?まあいいや。このどこでおぼえたかわかんない日本語。そして会った当時は「ムリでは?」と思ってしまう壮大な夢はどうしたんだかしらんがお嬢や、んなーさんにも何も告げず急に帰国(学校も中退)。なにがあったか知りたいよ、おばちゃんは(K君とは10歳ほど年齢差がある)。んで、いそいそと指示されたランカムヘ-ンのエバックとか言う大学のそばへ。持ってる地図には掲載されてない地区だったので、運ちゃんとKくんに会話してもらい、なんとか到着。この運ちゃんがめちゃくちゃ良い人で、なんかキュート。とっても大きな図体で、髪の毛を変な部分「ちょろりん」と結んでいて「今日は雨が降らなかったねー、よかったねー」とにこやかに会話してくれます。で、ファミマでまっていると、ぎょっ!変なサングラス(大門みたい)、七・三わけ、シャツに長ズボンの、予想外の格好をしたK君登場。「ど、どうしたのKくん?なんか変わったよね?」「かわったよーー、太ったよー、大人だよー」「いまどうしてるの?」「実はおやじの会社の仕事シテルネー。でもラヨーンは遊ぶところないから、たまにバンコクくるねー。」「いつのまにか学校も・・・」「そう。あははは、やめたよーーー。」あははじゃないでしょ!そして、友達が待っているというパブに行くと、そこには信じられない大きさのタイ人男子(相撲取り級)、よくいがちなタイ人男子(無口)、そしてタイ人美女(アイドル並み)がにこやかに挨拶してくれた。男子3人は日本語ぺらぺら。女子は英語ぺらぺら。さて、目的のクラブに行こうとKくんの車の場所へ。「コレだよー」「・・・・」あたくし、自慢ではないが車の種類がまったくわからない。某車雑誌のお店の面白い記事を作っていたにもかかわらず、オーナーに「え?安い車と高い車、形がかわいければなんでも素敵なんだ。いいねー!それ!そういう人が車業界の活性化になるんだよ」とあきれ果てる顔で発言をもらったほどの車種音痴。そんなあたしでさえ唖然となる高級車。なんか車の前に変な動物がぶらさがっていたもんで「Kくん、これ、なに?こんちには!僕!猫ですよー!こんにちわ。ニャオー・・・こんなかっこうで苦しいよニャオー・・・」「ぎゃははは・・・ちがーうよ!だから・・・ジャガーですよ!」はい、何も知らずにその車の前にたむろっていたタイ人も大爆笑するあきれっぷりのリアクションをしていましたが、これがジャガーなんですって(自爆)。よっしー「ジャガーって、ハンニバルレクターが乗ってるじゃん!ジャガーってすげえ高級車じゃん!」Kくん「シラナイヨー、よっしー、はじめてみたの?かわいそうね。」…小説でしか知識を得ない文学女。許せ。でもこのジャガー、ここ、バンコクでどこまでも浮いています。ものすんごい存在感の上に車がかすりそうで、角ぶつかりそうで、モタサイぶつかりそうで恐いです。よっしー「ジャガー…バンコクであんまり見ない」Kくん「車シラナイよっしーに言われてもうれしくないけど、ソノトオリ」よっしー「これいくらするの(単刀直入)」Kくん「400万バーツ。でも日本ならもっと安いよ」よっしー「タイは車高いねー。日本のジャガー、1,000万円は超えないもん」そこにKくんのと友達のメタボ、T君が口をはさむ。T君「タイはユニュウカンゼイたかーい」よっしー「あんた、ずいぶん、むずかしい日本語しってるね!」T君「僕の仕事、クルマ、輸入する仕事。よく使う」T君、O君、よっしー「おかねもちーーーー!」しかし冷静にT君が言った「クンポー(父ちゃんn)とクンメー(かぁちゃん)に買ってもらったんだよねー」…だよね。おとうちゃんとおかーちゃんがぽーんとジャガーの新車を買う。どんな家なんだよ。しかもラヨーンにでかい家と会社。さらにバンコクに2件のコンドの部屋。ジャガーはしずしずとお風呂屋さん(ソープランド)が立ち並ぶラマ9世通りへ。はっきりいってこんなクルマで通るのはずかしい!T君、O君、「アレ、ナニカシッテマスカー」よっしー「知ってるよ」T君「ボクヨクイキマース」おとなしいO君、ぼそっとこう言った「この人。いつも・・・」T君反撃「あなたも!!」よっしー「パイ、トゥクワン(毎日行く)だねー」T君、O君「おーい!トゥクワン、しんじゃうよーーー!」よっしー「タイ人って面白いね」T君、O君「トゥクワン、バカなことしかハナシテマセン!」あたしみたいなおばちゃんにはともかく、こんなにかわいいアールちゃんまでいるってのに、アールちゃんにまでバカな質問をして喜んでいる。T君「アールちゃんは男だから仕方がないって!!!こーんな彼女ほしーなぁー!」よっしー「頑張ってね・・・」T君「はい・・・。」こんな高級車でこんな悲しい会話を繰り広げてる間に。。。おい!Kくんとアールちゃんが手をつなぎあってるぞ!どうなる2人!!!!!つづく・・・応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です
2008年10月04日
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今回バンコクで数日お世話になった小金持ちタイ人Mさん。カメラに魂をすいとられると思っているに違いないほどの写真嫌い&自分を人に紹介されたくないはにかみやさん(犯罪者じゃないのか?と疑うほど)。なのでどーゆうひとなのかは一切ご紹介はいたしませんので、ご了承くださいーー。日本語読めないけどあたしのブログをチェック。ちゃっかり写真だけ見ているらしい。で、許可だけ取ったのですが、とーぜんこのMさん。ローカルフード大好きなわけで、いろんなところに連れて行ってくれました。ありがとぉおお!!! その中でも強烈にインパクトがあったのがコレ!深夜2時にいきなり「お腹が減った!」と言ってMさん邸から異常に離れたヤワラーに連れて行かれ、しかもはんぱなくきたない…屋台。ええっ!もうお風呂はいって寝たかったのに(;゚ο゚)!!!!しかもこの人、さっき死ぬほど飯食って、さらにアイスキャンデーも屋台でゲットしていた。タイ人ってよく食べるよね・・・。ここはすんごくおいしいんだよ!と太鼓判のMさん。しかし遠すぎます。タイの人ってここまで食べ物にこだわるんでしょーか?だって麺屋台なんてMさんの家の近くにも吐くほどあったはず。あれ?ここ、さりげなくお嬢の家に歩いていけるような距離…。Mさんいわく、ワンタンメンがおいしい!ということであたしはワンタンメンを。でも日本ではこれってワンタンメンといわないのでは?という代物がでてきた。 だがしかーし!うまぁああああい!なんだこれ?このスープ!そしてこのワンタンとは思えない物体の歯ごたえ!絶叫していると、なぜか人にはワンタンメンにすすめてきたくせに、自分はアヒルのバーミーヘーン。えええーーー??? 今日の気分はバーミーへーンだと言うMさんのそれを味見。だがしかし、自分で鬼のように唐辛子を入れ、調味料セットで激辛メンに仕上げていたために、目が飛び出るほどからかった。手前の黒い物体はスープらしい。入れてもオッケー、つけてもオッケー、飲むだけでもオッケー。あれ?バーミーヘーンじゃないんだ?つけめん???? 屋台にもそこそこきれいなところと言うか清潔感があるところはたくさんあるんだけど、この店、座るのをためらわれるほどの汚さ。それなのに、周囲にはベンツが沢山停まっている。さらに恐いのが、それらの人たちが…日本で言うところの…ヤ●●っぽいんだよね。どうみても素人さんじゃないようなノリの恐そうな人ばかり15人ほど…。あのー、普通の人って…あっ!いた!なぁんだ。お店の人だ(汗)。「M---。あれって…もしかして…」「アー、マフィアちゃいまい?(マフィアじゃない?)」「ひょー、やっぱり???」「声がでかい!!!デモ、チャイニーズマフィアもいるかも…」「す、すみません…。」こわいおぢさんたちに囲まれて食べるワンタンメンがうまかったことは間違いございません。でもそんなおぢさんたち、あたしが「あろーいあろーい」と叫んでいると、たまに「にこっ」と笑ってくれました。はぁー。こわもてでも女子には優しいタイ人、チャイヨー!そんな屋台が大好きさ!と言う人も、でも恐い人に囲まれるのはちょっとと言う人もぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年06月26日
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お嬢、ほかもう一人のタイ友に振り回され、予定がまったく読めない旅行となっております。ああ...。なんだかわけわかりません。でもお嬢に悪気はまったくないんです。あたしを楽しませようとして、急にいろんな予定をわりこませたりするんです。そしてもう一人の「あそびまくろー」と言っていたタイ友は予定が定まらず(仕事とか)、タイ人らしからぬいらいらぶりを見せています。だ、大丈夫か?タイ人でタイで生活している人と日本人旅行者って感覚が違うからしょうがないんだろうね。お嬢に「明日から旅行に行く、一緒にいく、いいな?」といわれ、おいおい、明日は予定があるってのとか、遊ぶ予定のタイ友はすっかり仕事を忘れていて、なんかわけがわからなくなってたりとか。そういう時、日本人のお友達に会うとほんとにほっとしたりして(笑)。で、そんなあたしもバンコクで会うはずだったある日本人の方の連絡先を書いた紙を紛失しました。これ読んでたら連絡クレーー!17日は到着早々、ショッキングな話を聞かされた。「24日のバンコクでのbig assライブはキャンセル」ががががーん!!!!なんだよー、ものすげえ楽しみにしていたのに!この悲しみをどこで発散すればよいのかしら?ってなわけで泣く泣くその日Body Slamのライブに連れて行ってもらったところ、変な酔っ払い女に絡まれてぜんぜん楽しくなかった。おまけに!!!!!!前日までの仕事の疲れがたまってものすんごい睡魔。あああああ。後半はまったく記憶がないばかりか立っていられないほど寝ていた。...でもボーカルの服装にはどんびきした。そこそこ男前なんだからそんなかっこしちゃだめだよ、と言ってあげたくなるほどのだささ。タイの人っていますごくおしゃれだから、わかってると思うんだけど。そして、眠くてよたよたしながらホテルに戻ってテレビをつけたら、な、な、なんとドリンク剤、M-150のCM(日本のりポD みたいなやつ)を見てしまったのだ。それは...big assのボーカル...もりおが出ているおそろしい作品。タイ在住の方なら見たことがあるでしょう。デブが変な岩を飛び移ってるやつ(ひどい)。しかーも、感動した年末ライブより推定5キロは太っているであろうものすごいデブ。いったいどうしたてっんだ?ここまで太ってどーすんだ?あんた「まいうー」連発する石ちゃんになりたいのか?ミュージシャンだろう、あんた???唖然としてデジカメに収め忘れてしまった。滞在中に収めよう。昨日までに3回も見てしまったが、呆然としてカメラに手が伸びない(爆笑)。脂肪を揺らしながら岩を飛び移るもりおに手が震えて、終わったあとに必ず爆笑してしまうのだ。恐ろしい。このドリンク飲んだらこんなにデブになりますよっていわれてるようなマイナスイメージを覚えるのはあたしだけなんだろうか?日本人タイミュージック好きの友達に「あれ、太りすぎだろう?」と訴えまくった結果、piyoさんが「そー言えばこの前ひさしぶりに見たけど、ものすごく太ってたと思う。しかもこれからレコーディングでライブが減るからもっと太るんじゃないかな」。そんな彼が大好きななっちゃんでさえ「マックスだと思う。やばい」とおっしゃる。あれ以上いくんですか?次にタイに来るとき、ライブにいったとき、どんだけになってるのかこわい。ダイエットをおすすめする。いや、ダイエットしないとマタズレとかおこすんじゃないか(爆笑)? ちなみに今日も明日も振り回されるタイ人2人によりまったく予定が読めず。しかもお嬢とはこの旅以降、彼女の事情により滅多にあえなくなるから、あっておきたいし、そりゃ旅行だっていきたいよ。でもおまえ、明日ってのは無茶だよいくらなんでも。もう一人のタイ人友だって遊ぶスケジュールごりおししてきて、「予定が変更に」とか、あたしの旅行をめちゃくちゃにしてくるんだから。おいおいタイ人!二人とも、頼むよー(涙)。タイ人は面白いなあと思った人はぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2008年04月20日
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あたしとタイとの奇妙な偶然って、やっぱり半端じゃないって事に気がついてしまった。だって…ここはあたし行きつけの地元のバー。ソウルフルな音楽がかかるこじんまりとしたかっこいいバーなのに、良心的な値段でよく飲みに行ってる。だからタイ人とは縁遠い、どちらかっていうと黒人のおっさんとか、地元の音楽好きのおっちゃんとかそういう人が来る場所だった。あれはSEK LOSOを崇拝するまむあんさんが一時帰国中開かれた、コピピのTちゃん、Kちゃんも一緒に大騒ぎした、新宿のタイカラオケ「ソムロン」にて大カラオケ大会で・・・、その場にいた沢山のタイ人の皆さんと大盛り上がりした日。 Big AssもBody Slam も何でも自分の歌のように歌いこなす、チョー、歌のうまいデブがいた。あたしと共にBig Assを強制デュエットしてくるデブがいた。おいらの隣のこのデブ。 最後のほうにはかなりうざかった。酔っ払っていろんな人に迷惑をかけておった。確かこのとき、このおデブは「T工大の学生でチェンマイから来てる…」とは言っていた。T工大はうちから近いんだけど、最寄り駅とは違うし、よく行くバーとはいえ行くとしても多くて1ヶ月に一度くらい。しかもT工大生なんて死ぬほど居るし、会うわけがない、のだ。タイカラオケ屋で会って、二度と会うことはないだろうと思っていたタイ人に、こんなバーで再会しちゃうとは…恐ろしい。しかも一度たりとてこのバーで知人に会ったことなどない。 飲んでて偶然知人に会う事だってめったにない。会社の近くで会社の同僚に遭遇する程度だろう。 なぜ、タイ人と遭遇するんだ?しかも、おまえに! 某病院の裏番長と恐れられる(大げさ)看護士、Sちゃんと一緒にもつ鍋食べて、そのバーへ。これがあたしの「近所飲み」時の王道コースなんだけど、そのバーに足を踏み入れた瞬間「あれ?いつもより混んでる???」飄々とした雰囲気のマスターに「あのう…入れますか?」「入れます。」と言われて足を踏み入れた瞬間・・・ タイ語が耳に飛び込んできた。しかも集団の。はっとして目を向けると、そこにはあのデブがいたのだ。「…あれっ?あんた、タイカラオケであったよね?サバーディーマイ?(元気?)」「あああっ!?アナタ!!!!アノトキ、イッショニBig Ass歌ったヒト!」一瞬しーんとする集団 「あ、コノ人たち、ミナ、タイ人です。T工大ノ。」まじめで頭のよさそうなタイ人の皆さんがこちらに微笑む。 うーん、タイスマイルをこんな場所で受けられるとは!ありがとう、デブ!「うわー!みなさん!サワッディーカー!ところであんた最近カラオケ行ってんの?」「いやー、勉強で忙しいからもう行ってない。」このデブ、酔っ払っていないとなかなかジェントルマンだ。あんときゃぶっ殺そうかと思ったけど。タイ人学生のみなさんをとりまとめるよきおにぃーちゃんって感じで、人って酔っているところだけじゃよくわからんですなあ。あたいたち二人が飲みつぶれている際も、帰るときに「ほいじゃボク、帰りますんで、また会えますね、きっと」…と去っていった。もちろん、やつの連絡先など知らぬ。しかし多分またどこかで出くわしそうな気がする。やっぱしタイって神秘の国だ。ああ、それにしても仕事が終わらぬ。あと4日でタイに行けるんだろうか。今日、一足早く荷物が成田空港に旅立ちました。あははは。それにしても、なんだこの偶然は?と思った人はぽちっと押してください。ランキング参加中です。ああ、それにしても仕事が終わらぬ。あと4日でタイに行けるんだろうか。今日、一足早く荷物が成田空港に旅立ちました。あははは。それにしても、なんだこの偶然は?と思った人はぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年04月13日
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平日死ぬほど忙しく、週末にすべて爆発していたあたし。あたしにはやらなきゃいけないことが実は死ぬほどあった。でも友達とのお酒に逃げちゃったり、タイ人友達に振り回されるのが楽しくて(はぁ?)、休日を遊んで過ごしてしまった。うわーん、髪切たいよー。パスポート更新しないと、タイ行けないよー!他にもたくさんやることがあるんだが、そう、今日こそは絶対やらねばいけないことがある!実は3/16までいまだにTUKAユーザーだったあたし。どうだ?ばかだろう????TUKAは自慢じゃないが3月末日にサービスを全て終了。ぼやぼやしていたら誰とも連絡が取れなくなってしまうのだ。本日はタイで知り合ったタイ人友達の一人が遊びに来ていて、日本に不慣れな上日本語もまったくしゃべれないこいつにどーーーーーーしても付き合わなきゃいけなかったんだが「頼む!けーたいを変えさせてくれ!」と泣きつき、無理やり一緒にauショップへ。たどたどしいあたしのタイ語+英語でなんとか幼児並みかつルー大芝のような不思議な会話でコミュニケーションとってんだけどあっけなく通じるのがタイ人の魅力でもある。携帯なんてメールと電話ができればどーでも良かったあたし。電池が一日ももたなくなるまで、おんぼろの携帯を4年以上持ち続けていた。写メできるタイプのこれより前なんて、棒状の画面の小さいどーしようもないものを6年持っていて携帯電話取り出すと周囲がびびってこちらを見るような世界。驚愕のめんどくさがり屋なのだ。ちなみにタイ語で携帯はムートゥー。踊るマハラジャではない。だがしかーし!TUKAユーザーは、すべてのauの機種がタダ!行ったはいいが、あまりの種類の多さに呆然。「これはすごーくきれいに写真が取れて水に沈めても平気です」とか「薄さ重視でこんなに薄いんです。どうです??」など、へらへら笑いながら近づいてきた営業マンに「はぁ」としか応えられぬ。今日中に選べるんだろうか。よっしー「あのうー、正直なんにも興味がないのでメールができてしゃべれればいいんですが」営業マン「なーにいってるんですか!?最新機種がタダなんですよ!?」この営業マン、なにいってんだこいつ、ってくらいにはむかってくる。すると、それまでぼーっとしていた同行のタイ人友、突如目をきらきらさせはじめた。よくわからんがはた目にもハイテンション。その子はタイ人の友達の中では珍しくテンションが低く比較的無口なんだけど「うわー!テレビが付いてる!しかも画面が横になるー!」と、よくわからんがそのように言っているようなタイ語で喜んでいる。やつの手にはアクオス携帯…いらねーよそんな機能。テレビみねぇーし。そしてまー、ビビットな色使い。派手!原色だよ原色。営業マン「あのう…」よっしー「あ、連れです。あの人はここで携帯は買いません。日本には住んでいないので」営業マン「最新機種もただですしお友達もあんなに気に入ってますから、ここはあれにしてみては?」よっしー「えー、でもテレビ興味ないんですよ。しかも使いこなせる自信がない…」営業マン「徐々に使いこなせると思いますよー。あれなら音楽も聴けますし、今ならなんとマイクロSCもただでプレゼントなので、いっぱいデータ保存できますよー。テレビの録画だってできちゃうんです」タイ人友「●●●×××!」(多分これにしろといっている)…タイのケイタイってテレビ付きまだないんだっけ?それにしてもこいつ、なんでこんなに興奮してどうしたんだろう。なんか変なもの食べさせたかな(汗)?最新機種が苦手なあたし、よくわかんないけどへらへら営業マンとタイ人友にねじふせられるように、アクオス携帯に契約させられた。まあ、タダだからいいんだけど。よっしー「色は、えーっと」タイ人友「ニー、スワイマークマーク、ルーイ(これ、とってもきれい)!」タイ人友の手に握られていたのは、ショ、ショッキングピーンク!!!!よっしー「げぇ!マイチョープ、ニー、シー(きらいだよ、この色)」タイ人友「●●●△△△×××」予想だが、あたしはいつも黒いものを多く持っているので、こういう色のほうがいい!とのことのようだ。はぁああ、まあ、いいけど。あたしは黒が大好きなんだけど、そういやタイの人、とくに女子ってあんまり黒着てない気がする。そういやタイって寺院も極彩色。タイ航空の色もこんなピンクとか紫とか。タイの人ってこういうデーハー原色好きなんでしょうか?…まあ、いいか。そんなに言うならこれにしよう。ってなわけで我が家にやってきたアクオス携帯のショッキングピンク。それよか音楽が聴けるって言うからパソコンでCDのデータを落とそうとしてもやり方がわかりません(号泣)。これできなかったら当然けーたいで音楽、楽しめないんだけど。ここでふと思ったタイ人の特性。機能性より外見にこだわる。これ、お嬢も同じだった気がする。サンダルとかも外見重視で靴ずれしまくるしね。横に「かしゃーん」ってなるテレビの画面に、心臓打ちぬかれたらしいタイ人友は「いいなー、これ、ほしいなー!」と言いまくっていた。まあボタンにはタイ語でメール打てる機能はありませんし、タイで使っても使えないよね…。やはりタイ人は変わっていると思った人も、日本の携帯は種類が多すぎる、と思った人もぽちっと押してください。ランキング参加中です…。
2008年03月22日
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同じ服しか見たことがない、へたれおぼっちゃまきむ君が合流、いよいよカラオケへ…。 案の定遅刻したお嬢待ちに合わせてサイアムスクエアに登場したきむくん、なぜか2日前と同じ服。ちょっと日本語の喋れる美人タイ女子と、うわあ、タイ人女子にもデブがいるんだア、と思うおでぶタイ女子の両手に花状態で登場。でも、同じ服・・・。気になる。おまけに「んなぁーさん」とは成田空港でも偶然同じ便だったらしいが、その時も同じ服だったらしい。いや、待て!お嬢のお別れ会でも同じ服だった。思ったことは口にしないと気がすまない、よっしー。 よっしー「・・・きむくん、もしかしてそれしか服持ってないの?」きむくん「・・・いやー、あのうー、家族にお土産持ってこなきゃいけないからこれしかもってきてないよー。今日もTシャツ乾かなくておくれるかとおもたよー。」んなぁー「じゃあ、買えばいいじゃん!」 そう、ここは買い物パラダイス、サイアムスクエア。SEK LOSOだって「サイアムスクエアに行ってもいいよ」と言っている(BY パンティップ) ・・・本当におぼっちゃまなのか?きむくんそしてきむくん、インディーズでCD出したことがある元ミュージシャン。後日談として明記するけど、かのトンチャイやSEK LOSOといった大御所から、かわいいPALMY、ジャイアンのいるBIG ASS(ここだけ説明まちがってますか?)、他人気のロック・ポップス、ルークトゥンまで有するタイのレコード会社グラミーともいろいろ嫌な思い出があり、その時だけは強烈にいやな顔をする。「タイでは音楽はやらん」とのたまわっていたが、実際に彼の実力は聞いた事がない(忍笑)。交流も広く、Silly Foolsの某さんとはべスパ仲間だったり、モダンドッグのPODさんと酒飲み友達だったりする。しかしSEK LOSOには「お前の音楽はロックじゃない」と言われ、SEKの話をすると、「あー、SEKの話はしたくないなー」と言う。うーん…書いていてもこの人が凄いんだか凄くないんだかわからないがやはりミュージシャン仲間の中でもへたれだったんじゃないかと予想してしまうのはあたしの勝手な判断(爆笑)??それはさえておき、みんなでサイアムディスカバリー、パラゴン、サイアムセンター・・・場所は何処だか忘れたが(カラオケボックスがあったところになかったり・・・パラゴンじゃなかったことはたしか)最上階にあるカラオケボックスへ。なかなかおしゃれー。しかも日本であったことしかない4人が集結。日本語で話してると、バンコクじゃなくて池袋にいるみたいだよ。 自慢じゃないが歌える歌はSEK LOSOのパンティップ、PALMYのヒット曲1つ、あとはBIG ASS完璧バージョンが3曲、うろおぼえ2曲、途中は鼻歌で飛ばす1曲...の計8曲。ここは完全に唄える線を狙うベーし!きむくん、なんか若者に人気というレトロスペクトを熱唱。 さすがにきむ君うまいんだけど、この曲ってのががなり部分がおおすぎて、うるさい。女三人大ブーイング。「うるせぇ、きむ!」「この曲うるさーーーい!」「なんか叫んでばっかりだよ、聞こえなーい」「宇宙人みたいな顔してるよこのバンド」「たえられなーい!」…かわいそうに…途中で切っていた(哀)。タイって誰かが唄ったら、次は誰かっていう遠慮がないらしい。みんな何曲も続けてわが歌を入れていく・・・ってか、あっ!それやってるのお嬢だけだ(呆然)。きむくんはレトロスペクトの絶叫をコケにされ、ぜんぜん入れてないし、「んなぁーさん」も入れていない・・・。「よっしー、何入れる?」ときむくん。えーっと...BIG ASSのぉー...がーーーーーん、タイトルがわからん。そうだった。いつもコンサートで流れるままにうたっとった。いい曲だなーと思ってもタイトルわからんまま覚えとった。サビにタイトルが狂ったように出てくるしつこくてくさい歌詞とか、よほどのことがないとタイトルわからんかった。だってタイ語だし…。そうだよね。日本でもタイトルわかんなきゃ唄えないよね。何やってんだあたしゃー。あたしがタイトルまでわかり、完全に唄いきれる曲はこの時点でたったの2曲!ええー!2曲かよぉおお???む、むなしい。きむくん「タイトル覚えてないなんてバカだなー...」はい、そうですね。「じゃあ、プロムリキットと、ディータパーク...あとは、売れてるの適当に」クリスマス仕様の店員。 こいつ、サケを持ってくるたび怪訝な目であたしを見ていた。なぜってサケを持ってくる間に、カラオケBOXはスパルタタイ語教室と豹変してしまったのだ。それはお嬢にあたしが、BIG ASS「プロムリキット」5回歌わされていたから。 字幕見ずに唄えと!日本語のカラオケでも字幕なし無理だっての!よっしー「なんでこんなひどいことさせるの!?あんたたちみんな字幕よんでるじゃん!」お嬢「よっしーはコンサートで唄うから字幕がないな。それに私よっしーのタイ語の先生だから。」よっしー「コンサートは歌う人が代表でいるから、唄えるんだよ(怒)!あたしが土管で一人で歌うんじゃねえっての!」お嬢「それにこれ、教えたな。全部。だからコレ覚えて、タイ語覚えるな。」く、狂ってる。あんた狂ってるよ! ・・・もうプロプリキット唄いたくないです・・・(涙)。退屈です。どバラード嫌いです。せめてミドルバラード唄いたい・・・、喉痛い。こんなあまあまなラブソング、覚えても役に立たんし・・・「何言う!役に立つかもしれないな!だからよっしーには彼ができないな!これは運命の唄!あたしと彼みたーい!」ってうるせーよ!!!!!! と、BIG ASSの大ヒット曲で険悪なムードになるカラオケBOXであった。ごめん、BIG ASS。タイ人って変わってるなー、面白いなーと思った人はぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年03月20日
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国民総ゲイ宣言タイ人女VS遅刻タイ人女、熱唱の図(爆笑)・・・。あれは12/25のクリスマス…前日シラチャーでEBOLAライブを堪能し、朝5時に帰ホテル。相当寝た後、お嬢、へたれおぼっちゃまきむくん、お嬢の友達の「んなぁー」さん(発音はむずかしいが「が」と「な」の間、「ごま」っていうニックネームらしい)と、タイでタイのカラオケBOXに行くことになった。タイでライブ見た後ってなんでこう唄いたくなるんでしょうか?それは会場が歌い上げるミュージシャンを無視(うそ)。みんなが歌手として全力で合唱するもんだから、あたいも土管リサイタルよろしく、女ジャイアンになってしまうわけです。だから唄いたいんです! お嬢は案の定っていうか衝撃の2時間30分遅刻!しかも謝らない! 定刻どおりに待ち合わせた「んなぁーさん」に「お嬢はタイ人は遅刻があたりまえだと言っていたけど本当なの?」と聞いたところ、華僑お嬢と違って純血種タイ人の「んなぁーさん」は怒りくるってこういった。「そんなの何言ってんのよぉー?あたしの友達はみんな時間守るよぉーー!お嬢がおかしいんだよ!!」 ・・・ヌアヤーンつつき合いながら怒りに震えている彼女の日本語は素晴らしい。メールだってお嬢と違って、ローマ字じゃなくて漢字が入るし、「まじっすか?」「じゃ、ねーよ!」など誰に教わったんだかわからんが突っ込みも完璧。昨日もらったメールなんてタイトルが「マジ忙しいんっすけど、死にそー」だった。あら、タイ人みんな遅刻するってわけじゃないんだ?「当たり前でショー!私だってきちんときたじゃんよー!」そ、そうですね。 さて大遅刻のお嬢の車にて、サイアムスクエアへ。ごめんとも言わず2人に「何で遅刻したのよー?2時間半だよ??」と、つっこまれふてくされ気味のお嬢。気を取り直して「タイの男って…」話を始めた。お嬢「タイの男って口がスイート。日本人は口は甘くないけど、もうちょっとしっかりしてる気がするー」よっしー「タイの男の人って彼女の職場に迎えに行ったりするよね。会社の人も平気で見てるよね。それ。」お嬢「そう、それ普通。家に送るのも、ごはんをついであげるのも、タイの男ー。タイの男はやさしい。でも、結婚する、だめー。急に冷たくなる。貯金もできないし」よっしー「だ、だってあんたタイ人と結婚したことないでしょ。」お嬢「そうだけど、だめー。あっ!よっしー、これ大事。タイ人に【キック】になろう、と言われたら断りなさい。【キック】は彼女や彼氏じゃないのに、そーいうことをする関係…そーいうことわかる?」よっしー「わかるよー。でもタイって仏教国のはずなのにそういうところは荒れてるよね。真面目な人もいるんでしょ?日本にはそんな都合のいい言葉ないよ。あ、セ●●のことかな?でもそんなのいるって人滅多に会わないよぉ」その時、「んなぁーさん」が衝撃の言葉を口走った。「だってタイの男は90パーセントはホモだよ!」 はぁああああああ????驚いて開いた口がふさがらないお嬢とあたし。 あの90パーセントっていうのはほぼ全員ってことだよ?きみんとこのと-ちゃんはノーマルだろ???あたしの知っているタイ人男子でゲイさんは、Pホテルのドアマンとレストランのおちびちゃんだけで、あとは健全に「女好き!」を公言しており、まちがいなく50パーセントもいないでしょう???? んなぁー「そうだけど、後でカミングアウトとか多いし」いや、それにしたって50パーセントって2名に1人で多すぎるわけで、30パーセントでも3人に一人で多すぎてありえないわけで。 んなぁー「だってぇええ???だったらどーしてわたしに彼ができないのお??ホモとしか思えないじゃーん!タイ人の女子はかわいそうだよぉおお!」恐るべし「んなぁーさん」...。大丈夫だよ、彼できるよ、まだ若いんだし、ねっ? んなぁー「できねぇよぉおおお!」 …んなぁーさん、男子をほとんどゲイだと言う前に、鼻の下の産毛をそりなさい。ふさふさですよ。...二時間半遅刻する女と、彼がいないと国民男子を全員ホモにする女。はたして狂気レベルはどちらが上かな(怯)??でもあたし、ゲイさん、おしゃれで、女子以上に心細やかで安心して仲良くできて大好きなお友達だけど。そんなに言わないでちょーだいよ。 それよりなによりタイ人ってやっぱり面白い人が多すぎると思う。 タイ女子すげえ、と思った人も、たしかにタイはゲイさん多いなあと思った人もぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年03月16日
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「どこ行きたい?」「何したい?」とお嬢はたたみかけるように聞いてくる。「どこでもいいよー」とあたし。バンコクの観光するところはもうぜーんぶ見ちゃったから。でもそんなに言うならと「どこでもいいの」と聞いてみた。「どこでもいいよ」…「じゃー、トンブリーのマニアな街をドライブしたい」「…行きかたわからない。・・・サイアムスクエア行かない?」あ、そう。んじゃ、そんなに行きたいところはバンコクにないんだが。「ヤワラーお散歩したい」「そんなの楽しくないなー、サイアムスクエア行こうよ。」・・・いや、あたしはヤワラー散歩したいんだってば。もういいや、まだ行っていない観光名所といえばディシュット動物園。しょぼしょぼという噂は聞くがそのしょぼしょぼが見たい。「どうして外国人は動物園が好きかなー、サイアムスクエアは行かないの?」「・・・昨日も行ったじゃん!サイアムスクエア。」そんな話をしながらお嬢と動物園。お嬢はすきあらばサイアムスクエアに連れて行こうとするつわもの。つまり自分の買い物に付き合ってほしいわけ。この人の買い物欲は底抜けなのだ。ディシュット動物園は想像以上にしょぼいけど、家族連れがのんびりと寛いでいていい感じ。 しょぼしょぼのアトラクションでも、家族連れは大興奮。なんっていうんでしょうか。みんな「ものすごく遊ぶ、見学する」っていうよりは、のーんびり、だらだら休日を過ごしてるかんじ。いいね。これがタイだよね! 地味に小さなプールで小船を操作するものとか、狭い枠内を3周まわって終わる機関車とかね。動物も珍しいものゼロ。むしろ家族でくつろぐタイ人を見学しているほうが、動物見るより楽しい。まあ、タイ人ウォッチングってことで。ラマ9世は動物より大人気(当然か)。 いきなり目の前に飛んできてうがーうがー、ケンカを始めた派手な鳥。 しかーし、ここで象さんとの驚きの交流があったのだ!無類の象マニアのあたし。もちろんタイの街中で象を見かけると狂ったように象使いからサトウキビを買い、象に与えつつコーフンの面持ちで鼻や顔を撫でまわすのが、タイでの日常。ここでも「ぞーさん。ぞーさん!」と語りかけたあたしに、いきなり象がくわっ、とこっちを見たのだ。写真で撮り、移動すると、なんと・・・ついて来る!なぁんとかわいいやつなんだお前は! 感動してまたまた「象さーん」と叫ぶと、よじのぼってこのように挨拶してくれたんだよ(号泣)。 ほかにもたくさんお客さんいたのにー。お嬢ははびっくりして「あの象、よっしーを友達だとおもったな。よっしーは象だな」と馬鹿にした。うるさい!あたしゃお前ほどかわいくないが、時間は守るぞ(ここでは関係ない)。象さんはあたしが日本からはるばるやってきたの気がついたのかな?なんか感動しました。そういや映画「星になった少年」(よく「象になった少年」と間違える)、象は人間にはわからない会話をしてるって言ってた。会話してたのかな?あれっ?やっぱしあたし、象?????ディシュット動物園へぼいよねー、って思った人も、行った事ないけど行ってみたい!って思った人も、この象さんすてき!って思った人もぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年03月04日
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12月23日の禁酒日を乗り越えRCAのSLIMでひとしきり飲んで遊んだあたしたちは、話し込みにげたれおぼっちゃま「きむ君」のバンコクの別宅へ移動。サトーン通りから、路地を入った先にある、アパート。きむ君はそこに車を止めた。な、な、なんとガードマンまでが陽気にビールを飲み、酒解禁を祝ってるじゃないか!?っていいのか!やさしいんだかわかんないきむ君、陽気に声をかけてあげてるし・・・。で、その1階のコンビニ・・・ほんとだーーー!!!!どこにも「この時間に酒買うな!」っていう鬼のような貼り紙がないっ!うそだろーー???かごにごんごんビールをいれ、お嬢も飲めそうな甘そうなお酒を入れ、ポテチを入れレジへ。あんれー、何も言われない・・・。不思議だ。タイ人とタイのコンビニで買い物をしているわけなんだけど、日本でしか会った事がないきむ君とお嬢と日本語で買出ししてると、なんか日本にいるみたいなんだけど・・・。きむ君のバンコク別邸は、いつもはバンコクの大学に通っている弟の部屋。現在冬休み。弟君は日本へ旅行。きむ君は通常、日本に留学しているため、今回は里帰りでタイにきたきむ君が、バンコクの友達と飲みまくるため、ここに寝泊りしているのだそうだ。中はいたって普通のマンション。うちよりはるかに立派な廊下。が、しかし部屋をあけると・・・ぎゃーーー!汚い!「すみません、汚いです。」言うのが遅いっての!ゲームがちらばり服が散らばるタイ人男の部屋 あたしとお嬢は顔を見合わせ、「片付けないとのめない・・・」と言いつつ、何が悲しいんだか、男やもめの部屋を掃除。バンコクに来てなにやってんだ、あたしゃ・・・。きむ「弟はオタクです。ゲーム大好き。」よっしー「ふーん」きむ「弟はロリコンです・・・やばーいです。」よっしー「ふ、ふーん、きむ君は?」きむ「僕は違います。秋葉原のメイドとかゴスロリファッションの女の子が好きです」・・・って貴様もオタクでロリコンじゃねーかよ(驚愕)!しかもゴスロリって・・・そして弟もロリコンって・・・散々もりおのこと散々笑っていたが・・・あれっ?タイ男ってロリコン多いの?まさかーーー????お嬢「ゴスロリって何?」よっしー「知らないほうがいいこともあるよ」遠い存在のミュージシャンのロリコンは恐いらしいが、こんなに近くにロリコンがいたことは知らない方が彼女の幸せだと思い、教えませんでした(爆笑)。さて買い込んだ酒とつまみをテーブルに乗せ、乾杯。 あたしがタイの不思議について口走ったことがいけなかった。「タイの人って占い好きだよね」とか・・・。よっしー「そういえばさ、タイの人って4人に一人は幽霊見たことがあるってテレビでやってたけど本当?」お嬢「うっそだよぉー!私見たことないナ!?」きむ「じつはですねー・・・おれ、見てたですよ。」よっしー&お嬢「はぁああああああ????」きむ「じつはこのマンションの805号室に昔家族ですんでいましたーぁ。そこで、自分は沢山の人が毎日窓のほうに歩いているのをみましたぁ。」よっしー&お嬢「・・・。」きむ「その中のおじいさんと目が合って言われたねー。お前、俺が見えるのか?と。」よっしー&お嬢「ぎゃあああああぁあああああ!」きむ「行ってみますか?805号室」誰が行くかっての!その時、廊下でごごーん!と大きな音・・・一同「ぎゃあああああーーーーー!」・・・一同は手当たり次第に自分のちょっとした心霊体験を口走り始めた。バンコクのサトーンの片隅で、たどたどしい日本語の心霊話の応酬・・・。いつの間にこんなことに。気が付いたら朝の5時!お嬢の予告どおり、きむ君はべろべろの酔っ払い運転であたしたちをホテルまで送ってくれたのだった。・・・ありがとう、へたれ心霊おぼっちゃまきむ君。彼は言った。「でもですねー、今はもう見えないよー。」↑今はもう見えない・・・きむおぼっちゃま。 ・・・良かった。幽霊見たことあるよ!ってひとも、タイ人は恐い話が好きだよねー、って思ってる人も、いるわけないじゃん、って思っている人もぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2008年03月01日
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某日・・・タイ語の先生「時間を全く守らない天真爛漫あたし以上のマシンガントーク・タイ人お嬢」の「帰国さよならパーティー」&お誕生パーティー。さすがに悲しいです。で、この日のパーティーはお嬢と初めて出会った六本木のエラワンにて行われ、お嬢から招待客の1人として案内をもらったわけ。「18:00に学校の前か、19:00にエラワン集合ね」というメール。ううむ。こりゃ、お店に行ってしまえ!ここは本当に美しいお店で、夜景も素晴らしい。20歳の頃、「あんなところにレストランがあったらさぞかし美しい景色なんだろうなあ」って憧れていたタイ料理屋でもありました。長年の夢(?)をかなえるべくこの店に初めて来た今年1月、そこでこの人がアルバイトしていたわけで。今思うと笑っちゃうなあ。・・・さすがにこの日は自分の主催だから遅刻なんてないよねえ・・・。まるでアジアンリゾートなエントランスに足を進め、少し気取り気味に「あのう、お嬢のパーティーで」。受付のジェントルメンがこう答えました。「あのう、誰もきていません」・・・やっぱり・・・。今日は日本でお嬢に会う最後の日。これで会った時必ず遅刻をするという記録を樹立なされました。ここまでくるとあっぱれ。・・・しかも遅れるっていう連絡は・・・なし。「誰もいないテーブルにいるのはさびしいので、ここに座っていてもいいですか・・・(涙)」「(じぇんとるまん)もしよろしければお水でも。」「あ、ありがとうございます。」ここって従業員も洗練されてるんだよなあ。・・・あ、お嬢も店では立派だったよで、待つこと30分・・・待ってる途中、タイフェスで合流したタイ人従業員が「あっ!こんばんわ!」って声をかけてきた。おお、みんな店では立派だぜ(爆笑)。これこれ、六本木エラワンスタッフチーム&一部客でタイフェス!楽しかったなあ。 お嬢のおかげでいろんなお友達ができた。そして待ち時間が40分を越えたころ、はげしくうるさいお嬢の英語が静かなエントランスに響きわたる。「いらっしゃいませぇ~~」とどすの効いた声で迎えると「ひぃい、ゴメンナサイ」と逃げるお嬢。うははは。 お嬢とあたし・・・日本ラストショット。さて、ぽつぽつと人が到着し始めこの日はお嬢ゆかりのタイ人7人、ベルギー人1人、中国人1人、バングラディッシュ人1人、日本人2人・・・パーティー開始です。 このお店はお料理が全体的にあっさりとした上品な味。好みは別れるけど、胃がもたれないタイ料理なので、誰を連れて行っても喜ばれます。あとお肉などの素材がよいので焼いたもの、炒め物の肉がやわらかくっておいしい。右は飲めない吸えないお嬢が不良と化す図。そんな中でも貧富の差がまざまざと感じられ目が離せない人間模様を感じたのはタイ人チーム。なにせ、留学生っていう超セレブか、日本に出稼ぎの悲しい人に分かれているんだから。真ん中は日本でデザインを勉強するニュージーランド育ちの超お坊ちゃまタイ人Kくん。右は歌舞伎町の某タイカラオケ店勤務のSさん。Sさん、今度カラオケ行ってあげるからね。Kくんは年末バンコクに遊びにいくらしいんでお嬢含めて遊ぶことに。その後は残りチームでクラブでオール!ほんっとはクンパオのニューカラオケ屋に行く予定だったのにー。まあいいか。 一緒に移っているのはタイ人と日本人のハーフの女の子。うらやましぃー環境です。しかし六本木のクラブではわが仲間のバングラディッシュ人が、ちょっかいかけてきたアメリカ人とケンカになるわ、あのでかいでかいチェ・ホンマンに遭遇するは、なんかものすんごい一日だったなあ。最後はK君とラーメン食べて帰りました。ちゃんちゃん。たくさんのタイ人の友達ができてうれしいなあー(^^)。それもこれもお嬢のおかげでした。お嬢、次はタイランドで楽しもうぜ!今までたくさんの笑いとタイ語を本当にありがとう!タイ語、頑張るからねー。タイ人もそうだけど国際交流って楽しいね!って思ってくれた方はぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2007年11月04日
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タイ人でも日本人でもあたしがもっとも嫌いな人種が「時間を守らない人」。「時間を守る人になんでも依存する人」。・・・タイ語の先生・タイ人お嬢のおかげで随分忍耐力がついたものです。人に「求めない」。タイ人との付き合いはこれしかないような気がします。某日タイ語の先生、「お嬢」たっての願いで蟹を食べにお台場のレッドロブスターへやってまいりました。べたですが、帰国前にでかいタラバガニを食いつくしたいとの事で。まー、キャンペーン中のここを探してやっとこさ予約。 が、たっての願い、たっての時間なのに、予約までしたのに、到着した頃に「30分遅れる」とメールがあった。そして期待通りその20分おくれ、50分後にやってきた。しかも「いそがしかったよー!」と逆切れ気味。すみません、愚痴らせてください。あのさあ、だったらもう少し早く連絡しろっての。こっちは時間内に仕事終わらせるために死に物狂いでやってきたんだよ。予約してんだから。あんたより忙しいんだよっての!大好きな国との習慣の違いを痛感したのは、ほんっとに「時間」だった。まあ、もう帰国が近づいているから、おおめに見てあげるけどね。この人のおかげでタイ人の良さもタイ人の恐ろしさも身にしみてわかったように思う(笑)。ありがとう、天真爛漫すぎるタイ人お嬢様。まあもっと気の毒なのはこの連れの中国人のお友達で、「部屋の解約後は部屋に泊めてくれ」「かたずけ手伝ってくれ」など、ぼろぼろになるほどの要求を受け入れてるようで「あんたやさしいねえ!」と言うと「いや、もうかんべんですよ。」・・・でしょうね。そんなあたしとお友達とのやりとりにお嬢はいつもの素晴らしい笑顔で「てへへ、ごめんねー」と答えてくれます。あんたって最高だよ。まじで。そうそう、「12月にタイに行くとき10キロ荷物運んで」といわれて、仰天しました。もちろん即お断りです。自分の2週間分の服やら靴やら化粧品やら荷物運べないっての。それなのに「なんでそんな荷物多いの?」ですって!その言葉、ぜんぶ君に返すよ(爆笑)。なんでカーゴあんなに頼んだのに入らなかったの(大爆笑)?そんなお嬢の言動に笑ったり怒ったり、するのももうほんのわずか。それがとってもさびしく、悲しく感じるのは、なぜなんだろう。時間を守らないことも、わがままなことも、ふっとばしてしまう素晴らしい笑顔と、とびきりの明るさと、落ち込んでいるときにいつでも「大丈夫?あおうか?」っていってくれる、ほんとうに優しく美しい心のあなただったからですよ。あなたに出会った事で、本当の意味でタイ人を好きになれたと思う。でも12月はもうすぐ。また「ちょっとー!」「だってー!」ってタイでお互い言い合って爆笑しあうんだろうな。2人でチャン島旅行予定ですが、どんな珍道中になることやら。 タイ好きの人ならもうお分かりですね(笑)。タイ人って時間守らないし、自己中心的だけど、ほんっとにぜんぜん憎めない(爆笑)、と思う方も、いやー、許せんところもあるよー、という人も、こんな思いをした事のある人はポチッと押してください。ランキング参加中です。もちろんおもしろいエピソードがあったらコメントに残してください。
2007年10月28日
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タイ人がわざわざあたしの実家にホームステイするっていう夢のプランなのに、あたしはタイ人に「日本っていいでしょ?こんなに面白いところがあるのよぉ」って教えてあげられない、と思った。だって、あたしの実家、I市にはほとんど観光地がない。I市のメインタウン駅前は現在駅ビルすら工事中でさながらゴーストタウンの様相を見せていて、活気あるヤワラーにお住まいのタイ人お嬢は「おみせがないねー」と唖然としていた。さらに「バンノー(田舎)」を連呼。はぁ、その通りです。そこから更に1時間に1本の電車で10分。田んぼのど真ん中のY駅に着いたお嬢は「すごーい、バンノー!!!!!!」と大はしゃぎ。初めてこの地を訪れた14歳の時「絶対、都会に出て行く!」と誓ったもんだ。ってかあたしは学生時代 、どこで遊んでたんだっけ?潰れたデバートD黒屋でお茶飲んだり、ふらふらしたり、その近くのK楽器店でバンドの練習をし、閉鎖された駅ビルでなんか食べたり、潰れたクレープ屋でまさか10年後に仕事しているとは思ってもみなかったバンド、Bの曲を有線で聴き、あまりの音痴ぐあいに吉本新喜劇並みにイスから転げ落ちたりしていたよーに思う。潰れた、閉鎖されたって言葉がちょくちょく出てくるのに気がついた人もいるだろうけど、人がいないせいか、ほんっとによくいろんなものが潰れる。やけっぱちで作った遊園地はほんの数年で潰れた。数年前まで駅前にゴルチェのショップがあったんだけど、「この駅でゴルチェ買って、どこに着ていくんだろう?」と謎で謎で仕方がなかった。・・・やっぱり潰れた。若者があまり住んでいないのか、せっかく東京から武道館がいっぱいになるバンドがきても席ががらがら。「みなさまのおかげです」でノリダーが大はやりしていた頃の(なつかしー)ピーク時のとんねるずですら2階席は埋まらず、ラジオ番組で怒った貴さんが「売り切れてないの、I市民会館だけだぞ!」と全国に恥をさらされたり、かのレベッカの一番流行っていた時でさえ2階席は埋まらず、かの尾崎豊のピーク時でさえ2階席は埋まらず・・・そのBっていうバンドが武道館やる直前ののりにのっている時にきたってのに1階はの3/2しかうまっておらず、友達の付き合いで見に行ったあたしは「席が空いてますので前におつめくださーい」といわれ10列目にうつり、びびった記憶がある。10年後、実家の場所を職場で出会うはめになったバンド、Bに告げると「ああ、あの人がぜんぜん入らない会場があるところ?あの後もう一度東京ドームやった後に行ったけど、やっぱり満席にはならなかった」と冷笑されたっけなぁ。そうそう、「輝きながら」とか「壊れかけのレディオ」のあたりの超人気時代の徳永英明。こちらも友達の付き合いで、公演日10日前にチケット買って、なんと4列目。近すぎて照れた。何せデートスポットが潰れたD黒屋だから学校の先生も「徳永英明、彼女といくべー」と、ここぞとばかりにデートに来ていて、学校の大半の生徒に出会うという先生にとっても生き恥をさらしたんだろうなーという光景に出くわしたり。ああ、とにかく荒野のような町だった。でも、ニュースポットができてた! 流線型の美しいガラスの外観、内装も最新鋭の水族館「ほにゃらら(仮名)」。展示物は海をそのまま再現する、というコンセプトにより・・・とっても地味な魚を展示。いわしとか、まぐろとか、そういった意味では全国的に有名!・・・のはず。だがしかし、遊びやデートに使える場所が映画「フラガール」で一躍有名になった「ほしゃらららほにゃら」以外にほぼない、という土地柄、三連休は激混み。入り口ではこんな古代魚がタイ人のお嬢を威嚇。 じみぃな魚たちがタイ人のお嬢を歓迎 じみぃな魚でも大喜びで写真を撮るお嬢。間違いなく100枚以上は撮っていた。 派手めというと、このあざらしと、セイウチくらいか? バンコクではサイアムパラゴンの中に水族館があるらしいけど(行ったことがない。誰か行った人、どんなか教えてー)、ほかにはないような。やっぱし珍しいのかな。でもどう考えてもワニショーの方が派手だぜ!まー、ただ喜んでくれてよかった。 ちなみに、展示動物は地味だけど、ほんっとに建物や水槽、施設はアート。ここがなかったら、日本のイサーンを、楽しませられなかったところだった。お嬢「日本じゃないみたーい!」って叫んでたけど、どこっぽいんだよ??? 何言ってるんだい?日本のバンノーもいいよ!と思ってくれた人はぽちっとお願いいたします。ランキング、参加中です。
2007年10月11日
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福島県I市、電車が1時間に1本しかない上に駅ビルさえ封鎖された寂れた「ど田舎」、あたしが4年しか住んでいない一応「実家」での大事件外国人としゃべったことがない「じゃいあん級のわがまま+超ド級の頑固おやじ」と「世間知らずなのにちょっと不思議系専業主婦」が、初めて外国人と感動の交流を果たしたのでした。しゃしゃーん!!!!!・・・つまりあたしの両親だけど・・・前回の日記に記載したとおり、あたしのタイ語の先生、タイ人お嬢様の「Tお嬢」をこのど田舎にホームステイさせたわけ。禁断の、かーちゃん、とーちゃん、お嬢の図、ほか、ほのぼの写真。 ここ、カラオケです(爆笑)。おとーちゃんは日本の演歌、タイでいうところのプレーンルークトゥン(?)を切々と歌い上げ、お嬢は日本語の歌に果敢にチャレンジ、失敗すると英語の歌を熱唱。タイ語の歌がはいっていなかったのでくやしー、と言いつつ、「タタヤンなら英語だけどあるじゃーん!」とタタヤンを熱唱。英語がわかったら、とーちゃん「お前は転落したのか!この下女め(←マネキュアしただけで、本気で怒り普通に言います)!!」というくらいのセクシーソングを、天真爛漫の微笑でうたっておった。あはははは。 朝の待ち合わせも、9時に予定変更された後、東京駅についてから見事に「あと1時間待って」・・・とさらっとメール。きぃいいいい!でもタイ人だから仕方がないと、ぼーっと待ってみたり、恐ろしいほどの食べ物の好き嫌いをストレートにぶつけ、かーちゃんが唖然としつつ「外国人ってこんなかんじなんだっぺねー」と対応。おろおろしてたけど最後にはとても打ち解けてたり、やっと寝かしつけた妹の子供を「かわいいー!」と叫びながらたたき起こして本泣きさせてみたり、「おとーさん、もう1人娘は欲しくないですか?わたしはどーですか!?」なんて、三十路越えの女とは思えぬ天使ちゃん発言をしてみたりして、がんこおやぢデレデレだったり・・・いやー、笑った。本気で笑った。 実のところ、このおやぢとは色々あって実家には2年半帰っていないし、妹の結婚式以来会っていなかった。以前は友達を連れて行っても会おうともしなかったのに、随分あたしやお嬢にやさしく接してくれたし、照れくさいのか何も言わず、車を用意して駅まで送ってくれたり、タイ人の友達に田舎体験させたい!なんていうきっかけがなければ帰ることはなかったんだろうけど。帰ってよかったなあと素直に思えた。何よりもお嬢が「お父さんはジャパニーズスタイルのパパで、本当は優しいけど、俺が一番!と周りに思わせたいから威張っているだけ。すごくガンバって優しくしてくれたんだよ」と喜んでくれたのがうれしかった。そしてこの4日間で、天真爛漫に笑顔で振舞っているお嬢にも沢山の悩みがあって、本当は不安で仕方がないことがあることも初めて知った。恵まれた環境と贅沢な悩みってこともわかっているけど、お嬢が初めて目の当たりにする人生最大の大切な事なんだろうな。もっと色々あったから続きはまた明日書きます。国際交流っていいねーって思ってくれた方はぽちっと押してください。ランキング参加中です♪
2007年10月09日
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明日から3泊4日で、福島へ里帰り。えーっと今回はタイ語のあたしの先生、タイ人の天真爛漫おじょーさまが、あたくしのど田舎の実家に遊びに行きたいというので、一緒です。ここ数年、長く休みが取れるとタイばかりいっておりまして。えーっと・・・2年3ヶ月ぶりの里帰り。頑固で凶暴で自分は本当に将軍だと思っているようで、半分気が狂ってるんじゃないかと心配するおやぢとの再会は、去年3月の妹の結婚式以来。苦手なんだよう・・・。なのでお嬢が一緒だったら、話もまぎれるし、って。あたしがタイばかり行っているのでこのおやぢ、「俺もいつか、タイにつれてけ、こんにゃろ。わるいがな、金はびた一文はらわんぞ」とかのたまわっているので、絶対連れて行かない。・・・とは言いつつ割り勘で連れて行くかぁ。そんなにお金ないし。来年あたりぼちぼち連れて行ってあげようかなって思ってるんだよね。というのは、大の夜景好きのおかーさんに、海外にいったことがないかわいいおかーさんに、あたしの大好きなTHE PENINSULA BANGKOKからの川と夜景の美しさと、シロッコやバニヤンツリーのムーンバーからの恐ろしい光景を見せてあげたいけど、頑固おやぢがおかーさんをあたしと2人で海外に行かせてくれるはずがなく、そのときはしょーがないから連れて行かなきゃ・・・。頼むからそのときはおとなしくしていてくれ。タイで喧嘩なんかしたくないんだから、「けしからん!」とか言ってふてくされて場をおとさないでくでぇー。パンツ一枚でホテルの廊下は死んでもあるかないでくでぇー。言葉が通じないからって暴れないでくでー。人前でおならはしないでーー。大の歴史好きのこのひと、アユタヤで山田長政の史跡を巡りたいって言うけど・・・へんな石碑しかたっていない日本人村ってところで、買い物させられて終わるなんてかわいそうでいえない。いいや、遺跡でも見せて象にでものせたれ。夜はとっとと寝かせて、あたしはこそっとライブでも見に行ってしまえ!まあ、それはいいとしてどうなることやら。我が家の両親は外国人と接したことがないから、笑えそうです。「今日は徹夜でパーティーだから、明日すごく早いバスでいきましょ!」と言ってきたお嬢。じゃあ、あたしは辛いが7:00に待ち合わせしよーか、って約束になった。まあ、遅刻するんだろうねと思っていたら、たった今「やっぱり九時にしてー」とメールが来た。いや、大丈夫。だって絶対ムリだとおもってたよ、あたしは。さすがタイ人。まあ、あたしはパーティーでもなんでもないので、2時間多く寝ていられるのはありがたい限りですが。お嬢とタイのおかげであまりいらいらせず人を笑って許せるようになったよ。さあ、さあ、どんな珍道中になることやら。お楽しみ。タイ人もおもしろいけど、うちのおやぢは恐そうだなあとちょっとでも思った人もぽちっとお願いします。ランキングに参加中です。そうそう。右のフリーページ、お気に入りのホテルタイ編にバンコク、ドムアン空港側にある「ミラクルグランド」をアップしました。国内線復帰で生き残ってくれてうれしぃー、リーズナブルかつおせっかいかつ、しかも五つ星ホテル並みのサービスがうれしい、いかしたホテルです。地方都市へ行く前はぜひ1泊してみてください。
2007年10月05日
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