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フランス映画「コーラス」を観ました☆内容は戦後間もないフランスの片田舎を舞台に、寄宿学校で暮らす子供たちと冴えない舎監(元音楽家)の心の交流を描いた感動の音楽ドラマです。フランス映画らしく、大げさすぎず丁寧に創られた映画でかなり好感が持てました。主人公の舎監と入れ替わりに寄宿舎を出て行く元舎監が「天使の顔した悪魔」と言う様に、おとなしく教師(大人)の言う事を聞かない多感な少年達に手を焼きながらも、一度は捨てた?音楽(コーラス)を通して少年達と心を通わせて行く過程がゆっくりとそよそよと描かれて良い時間を過ごす事が出来ました。主人公が少年の母親に恋して、ふられてしまう過程はまるで「フーテンの寅さん」を観ている様で微笑ましく、ラストのシーンもホロリとさせられ(また安心させられ)大満足☆「フランス映画万歳☆☆」です。
2006.10.15
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日曜日の午前中に「東京都庭園美術館」へ行って来ました。目的は「旧朝香宮邸」のアール・デコでしたが、開館と同時に観光バスで乗り付けた団体さんとかち合ってしまい、静かに鑑賞する事が出来ず残念な思いをしました。因みにアール・デコとはアール・ヌーヴォーの流れを受けて開花した美術様式の一つ。1910年代から30年代に現れた装飾の総称。1960年代には悪趣味な装飾と思われていたが、1960年代末から1970年代にかけてモダンデザインへの批判にともなって再評価された。文字通り装飾美術としての性格が主であり、直線的・幾何的な装飾を特徴とする。様々な国の様式を取り込み、また様々な国の様式に取り込まれて世界的に波及した。「25年様式」とも呼ぶ。それは、1925年にパリで開催された博覧会「L'exposition internationale des arts decoratifs et industriels modernes」の通称「アール・デコ展」からアール・デコの名称がとられているため。 「旧朝香宮邸」のアール・デコはアンリ・ラパンの室内装飾、香水塔よりもルネ・ラリックのガラスのレリーフや香水瓶の方が印象に残りました。アンリ・ラパンは全然「凄い」とは感じなかったなぁ・・・帰りに庭園の方も散策して来ましたが、時季が悪かったのと手入れが行き届いていなかったせいで、これもガッカリ・・・11月に行く予定の「鎌倉文学館」で巻き返そう☆☆「芥川龍之介の鎌倉物語」文学者たちの直筆原稿も見る事が出来るし、何より「バラ園」が素晴らしい☆☆☆
2006.10.01
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