2023年08月13日
カテゴリ： こだわりの食材
今年はいろんな夏祭りが４年ぶりに通常開催されました。日本三大祭りにも数
えられる大阪の天神祭も、豪華な花火が復活しました。わたしが長年勤めた会
社は大阪の江戸堀で創業し、すぐに中之島に移って、その時点から大阪天満宮
の氏子になったようです。バブルがはじける1990年代初めまでは、会社のオー
ナー（社主）が、中之島に勤務する従業員のうち天神祭の７月24日か25日に出
勤する全員に、赤飯とかまぼこの折と、カップ酒１合を振る舞っていました。
２段重ねの折箱の、下に赤飯１合が詰められ、上に大寅の 焼きかまぼこ ２枚が
入っていました。入社当時の職場はシフト制で深夜勤もあり、かまぼこが支給
のに加えて、かまぼこもアテにしていました。 板わさ なんて上品なものではな
く、無理やり板からはがしてムシャムシャやっていました。勤務編成を担当し
ていた上司は、職場で２日間連休になる人が出ないよう気を使ったそうです。
わたしは最初の年は、折に手を付けずに夜勤者の送りの際に持って帰り、翌日
父に「社員にかまぼこを配るとは、なんという会社や！」とびっくりされまし
た。バブルが崩壊し、賞与を削らざるをえなくなった時期に、それまでも他の
事業所（特に東京）から出ていた「大阪はいいなあ」が「大阪だけずるい」と
いう声に変わり、そういったご好意は取りやめになりました。上等な焼きかま
ぼこを見ると、そんな昔の、わたしが若かった頃の思い出がよみがえります。
えられる大阪の天神祭も、豪華な花火が復活しました。わたしが長年勤めた会
社は大阪の江戸堀で創業し、すぐに中之島に移って、その時点から大阪天満宮
の氏子になったようです。バブルがはじける1990年代初めまでは、会社のオー
ナー（社主）が、中之島に勤務する従業員のうち天神祭の７月24日か25日に出
勤する全員に、赤飯とかまぼこの折と、カップ酒１合を振る舞っていました。
２段重ねの折箱の、下に赤飯１合が詰められ、上に大寅の 焼きかまぼこ ２枚が
入っていました。入社当時の職場はシフト制で深夜勤もあり、かまぼこが支給
のに加えて、かまぼこもアテにしていました。 板わさ なんて上品なものではな
く、無理やり板からはがしてムシャムシャやっていました。勤務編成を担当し
ていた上司は、職場で２日間連休になる人が出ないよう気を使ったそうです。
わたしは最初の年は、折に手を付けずに夜勤者の送りの際に持って帰り、翌日
父に「社員にかまぼこを配るとは、なんという会社や！」とびっくりされまし
た。バブルが崩壊し、賞与を削らざるをえなくなった時期に、それまでも他の
事業所（特に東京）から出ていた「大阪はいいなあ」が「大阪だけずるい」と
いう声に変わり、そういったご好意は取りやめになりました。上等な焼きかま
ぼこを見ると、そんな昔の、わたしが若かった頃の思い出がよみがえります。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[こだわりの食材] カテゴリの最新記事
-
「続^9・実山椒のしょうゆ漬け」 2025年05月06日
-
「続^5・新しょうがの甘酢漬け」 2025年04月07日
-
「菜の花のごまあえ」 2025年03月29日
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
PR
コメント新着
カレンダー
カテゴリ
カテゴリー未分類
(6)年中行事のメニュー
(144)伝統料理の簡単レシピ
(16)各地のうまいもん
(360)こだわりの食材
(280)ちょっと工夫でこの美味さ
(1431)いわゆるＢ級グルメ
(51)はかたんなの単身生活
(19)品川北一歩行新宿暮らし
(62)圧力鍋クッキング
(16)サイド自由欄
キーワードサーチ
▼キーワード検索
© Rakuten Group, Inc.
