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今週の月曜日に七田の発表会がありました。
今回は公募で個人発表があり、(基準はありましたが)申し込んでいました。で、与えられた題目は
円周率500桁暗唱
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、、、確かに、100桁ずつの発表は600桁までしていましたが続けてはいませんでした。でも、ぜひこれで頑張ってくださいと言われたので結構必死で頑張りました。
というのも、まだまだ右脳が開けてはいない娘、暗唱や発表は大好きですが覚えるのが遅いのです。仕方ないので毎日寝る前に1回よむという生活を1ヶ月。すると、数字の流れはすぐ思い出すのですが、同じ数字の並びがちょこちょこあるのでとんでしまいます。壊れたレコードみたいに。それを完全なものにするのは大変でした。
発表会前最後のレッスンでも1箇所間違えていた娘でしたが、直前でなんとか間違えずに言えるようになりました。
いざ本番。順番的には第1部の英語の発表に出た後、第2部のトップバッターでした。大人なら緊張してしまうところですが、
「今日はたくさんの人に見てもらえるよ~嬉しいね、楽しみだね」
とインプットしていたのでワクワクの娘。しかも英語のときにちょっと声が小さかったのでリベンジしたいと張り切ってもいたようです。
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マイクを持つためと、間違えたときに修正するためもあってか先生が横にいてくださったのですが、その先生が娘の発表の途中から険しい表情、、、涙をこらえているようでした。終わったときには、話さないといけないので必死に涙をこらえていて、そのあと他の二人が発表しているときも、涙を必死でこらえていらっしゃいました。
舞台から戻ってくる娘を迎えに行くと、涙でボロボロになった先生が。
「すみません~なんかもう感動してしまって~
」
確かに先生はまだノーミスの発表を聞いたことがありませんでしたし、娘の最近の舞台度胸も知りませんから不安だったと思います。私はまあ間違えても言いと言われているし、この数日は間違えていないし、きっと大丈夫!と思っていたので「よっしゃ!よくやった!!」という感じだったのですが。
こんなふうに思ってくださる先生に出会えて、私も娘も幸せだなぁとまたしても思いました。
そのあと、グループで『奥の細道』の暗唱もありましたが、そこでは英語の失敗が活かされて、とても大きな声で発表できました。娘の大声に負けまいと、いつもは小さな声で発表するお友達も驚くほどの大きな声を出し、おそらくこの日一番の大声の発表だったと思います。先生方も大笑いされていました。
実は、1歳の息子もでたのですが、ちょっと背伸びは発表で、たとえばすいかの絵を見て『す』『い』『か』の文字を並べるというものでした。私も一緒に出るので不安もなかったのですが、暴れるかな~と少し心配していました。でも実際は、直前まで寝ていたからか、それとも緊張したのか、ボーっとどこを見ているのかわからない様子で終始大人しかったです。いつもは表情豊かな息子ですが、お人形さんみたいでした。
やっと肩の荷が下りた感じです。でも本当に素晴らしい発表会でした。娘を尊敬できる、そういう機会をいただけてありがたく思います。最初はえぇっ!と思う課題でしたが、終わってみると一番良い課題をいただいたと思います。
娘に、あなたを育てさせてくれてありがとうねと言いました。
本当に子育ては面白いです