Si elle avait eu de l’argent...

Si elle avait eu de l’argent...

2018/07/20
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カテゴリ: la musique
山田稔明 夜の科学ー小箱のなかの音楽 27@下北沢lete

確かめたい、確かめたい、それが本当なのか、ということを。
新しい刺激が入ってきたときに出てしまうワタシのクセなのですね。

Soldoutで諦めていたライブの、キャンセル空き情報が急遽飛び込んできて
衝動的に予約(^_^;)シチャッタ。
この夜の予定を全部変更手続きしてまで…ってことは
いまのワタシが一番それを必要としていたからかな。
だんだん知っていくこの感覚。懐かしい、懐かしい。

山田さんのブログにあった、
「気分をよくして帰らせられるように歌を歌う所存です」
当たり前のことなんだろうけど、
プロフェッショナル感溢れるこの心意気と自信に心を震わされ、
いろんな面でほんの少しずつ無理をしての参加となりました。


Leteは前から気になっていた場所で、勝井さんがよくライヴされていたので、
いつか来てみたいと思っていたハコでした。
ほんっとに雰囲気のいいおとなしい空間。
山田さんのライブの常連さんたちに新参者のアウェイ感で参加♪
しくみがいまいちわかってないので、とりあえずってな感じで・・・。

ひとつひとつの楽曲を説明してくれる山田さんのMCは、
このleteに合わせているかのような穏やかで明るいものでした。
山田さんのお客さんはあまりお酒をたのまない、と言われるが、何が悪い、
とか(笑)
昔はウィスキーとか飲んでたけど今はビール一杯で酔っちゃう
とか(笑)
(ぼくのお客さんたちは)とてもいい、おとなしいし。
とか
小さな空間なので(30人ぐらいなのかな?)言われてみればお客さんたちも大声で笑ったりせずお行儀がいい感じ。
でも確かにみんな楽しんでる、っていう個性が新鮮でした。
いつも行ってるライヴとは塩梅が違うけど、おもしろいな。

で、最大の目的である確かめ・・・(笑)。
山田稔明というシンガーソングライターが気になって今日の衝動を引き起こしたわけで。
結論は、すっかりワタシは持ってかれてしまった、ということ。
ワタシはこの人の音楽が好きだなこりゃ、と確信しちゃいました。

一番もってかれたのは12弦ギター。
そのギターの音の深みと拡張がものすごい心地いいのに加えて、
のびやかで少し斜がかかった発声、発音が絶秒にマッチする。
12弦はたくさんは演奏しなかったけど、他のギブソンでのストロークもカッコよかったな。
何よりもその楽曲。
初めて聞く曲ばっかりだったこの新参者の神経を飽きさせることなど全くない。
ガチガチな重たさが感じられないけれども情熱があふれてる、というか、
とても遠回しのようで実は至って身近な文章、というか、
特にファンじゃない人間が初めて聴いてもこんな豊かな感じにさせてくれるのって、
天性のエンターテインメント性が備わっているんだろうな。

最初は、今日は月面着陸の日、ということで「clementine」という曲を演ってくれました。
GOMES THE HITMANは名前しか知らないバンドだったのでホントに申し訳なかったんだけど、
MCに度々でてきた『mono』も『omni』も『ripple』も知らないの。
いろんな情報からするときっと「手と手、影と影」はヒット曲だったのでしょうけれども、
あ、これ聴いたことある!ってこともなかったんだ。ほんとにすいませんなことなのだけど。

だけど、「恋の見切り発車」と「サテライト」をアコギで聴いたとき、
とても気持ちが高揚したし、切ない、でも幸せ♪という、
あたかも恋の始まりのような、その人の音楽に恋する感覚が、
かれこれ2年ぶりですか(笑)、生まれてしまったのであります。
初めて聴いたのに
「♪あくまでも我々は曲がりくねった道を行く♪」
「♪きみのサテライト、ぼくは、遊び疲れた猫みたいに・・・」がココロにヒット。
だって、我々は、などという文言、歌詞にあまり出てこないよね。
なんか、意気込みというか決意という単語がよぎるんだけど、かといって重くないし
むしろ心地いい質感の楽曲に出来上がっているような感じがして。
     ちょっとCD、買ってみようかな、と思いました。
     ものを増やさないようにしているのに・・・・。
     危ない予感(笑)。
その「恋の見切り発車」は歌うのが難しく、家で練習してるのがお隣に聞こえてるみたいだという話や、
そのお隣りさんは律儀に通販で買ってくれるんだけど、一番最初に商品を手渡しするという話が楽しい楽しい楽しい。
あとご自身のLPレコード『新しい青の時代』はまだ聴いていない、という話も笑っちゃった♪
たいした知識がないワタシでもこんなに楽しい♪

「月明かりのナイトスイミング」という曲の時に教えてくれたのだけど、
山田さんはR.E.M.が大好きとのことで、R.E.M.の「Nightswimming」に触発されて作った曲なんだということ。
カバーで歌ってくださったHARCOさんの「ナイトハイク」も、
HARCOさんがR.E.M.の「Nightswimming」に影響がされてできた曲なのだそうです。
村田和人さんの曲やカスタネッツの「猫を待つ」も演ってくれて、
そのときだっけな、山田さんが言ったことがやけに響きました。
HARCOさんは本名の青木さんとして今後活動し、HARCO名義の歌はもう歌わないと宣言したのですって。
でも山田さんがHARCOのカバーを歌っていけば、その歌はずっと続いていく、後につながることができる、というような意味のこと。
言葉やメロディを絶やさない、といった音楽家としての思い。
天国の村田和人さんの曲も永遠に続いていくんだ。
楽曲にはそのあとに別な人が表現することによって想いが増幅されていくのだな。
音楽だけのことではないけど、「継承」って大切なことだよな、って改めて思いました。

ついつい気になっちゃった曲「ひかりのぶどう」は山田さんのオリジナル。
共感とはこのようなことか、と思わず感嘆する文言があふれていて、
じっくり聴きたいという欲求が・・・(笑)。
     やっぱちょっとCD、買ってみようかな( ̄∇ ̄; )。

美しいleteの空間を見回しながらワタシは笑顔が止まらないまま
極上のヴォーカルギターポップを堪能した週末の夜。



「気分をよくして帰らせられるように歌を歌う所存です」
ほんとだ、山田さんの宣言どおりだ。すごい。

ホントにものすごく気分よく帰れたよ♪
終演後に買ったCDにサインいただき、
(インスタでよく見るあのネコの絵も描いてくれた!思わず声出た・笑)
その時の所作がとてもうれしく感じられた夜となりました。






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Last updated  2018/10/20 12:39:50 PM
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