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神社の屋根はこけら葺き(3ミリの厚さの杉板)と、ひわだ葺き(檜の皮)と茅葺き等が有るそうだが、今回高知で一番有名な土佐神社が33年振りに、こけらの張替え工事となり、見学希望者を募集していたから申し込んで、28日に見に行った。
土佐神社は1571年に長宗我部元親が戦争で焼失していた神社を再建した神社です。前回は昭和62年に葺き替えたそうで、今年になり、葺き替えと成った。
こけら葺きは杉の赤身の所を3ミリの厚さに割った長さ36cmの板を重ねて、竹釘で打ち付けて固定するのです。
私も割らせて貰ったが、始めてなので、失敗したが、数回練習すれば可能と思った。竹釘も意外と簡単で、これも少しの練習で打ち込めると思う。
36cmの長さで杉の大木をカットし、その赤身の所を割って、3ミリの板を作るので、48ミリの厚い板を最初に作るのです。それを真ん中で割ると24ミリとなり、段々と真ん中で割るって行くと最終3ミリになるのです。
36cmの長さにカットした杉の大木をこの様に割る。白身は捨て、赤身だけ利用します。
48ミリを半分に、半分にと割って、最後は3ミリとなる。
特殊な金槌で打って行く。
33年前のこけらを除いた屋根。
この様に伝統の職人が貼り付けて行く。30ミリ間隔で置いて行くので、12枚を重ねた様になります。
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