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Gママさん
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隠居人はせじぃさんComments
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まずは【カタバミ】
クローバーのような3枚葉と小さな黄色い花。
葉っぱは、雨が降ったり夜になると閉じるのだ。
花は夏の晴れた午前中に咲くようだ。
「傍食」「片喰」とも書く。葉の一箇所が何かに食べられたように欠けているところから。
または「片葉三」 → 片葉が3つなところから。
「カタバミ紋(もん)」は古くから家紋とされ、100種類以上あるという。

草むしりをしていると、ロケット形のこの実の"さや"を指でさわるとバッとタネが飛び散る。
こうやって種子を拡散させているのだ。逞しい生命力。
クローバーとカタバミは間違えやすい。
見分け方は葉の形がクローバーは丸く、カタバミはハート型になっている。
野に咲く花もいいが、野に生きる草を知るのも面白い。
そして【ツユクサ】
ツユクサは至る所の路傍や空き地に生える1年草。あまりにもありふれているので、
遠くから眺めてツユクサか、と済ませてしまいがちだが、よく見るとなかなか面白い
花である。

早朝に開花し、ほぼ午前中には閉じてしまうのは私と同じ?。あまりに短命で、「露の草」
と言うことなのであろうか?、それとも朝露に濡れて咲くからなのだろうか?
花弁は3枚、上方の2枚は大きく青いのでよく目立つ。下方の1枚は小さくて無色。
古名の ツキクサ (着草)が示すように、昔は布や和紙を染めるのに使っていたが、
中国から藍染めなどの技法が輸入されると、光や水に弱いツユクサ染めは衰退。
しかし、逆に、水に溶けやすい性質を利用して、友禅などの染色の下絵を描く染料として
今も利用されているという。それにしても【ツユクサ】の青は美しい。
朝(あした)咲き夕べは消(け)ぬる鴨頭草(つきくさ)の消ぬべき恋も我はするかも
万葉集
【ゼニアオイ】
江戸時代に中国から渡来した帰化植物とのこと。とても強健で、成長が早いことから、
野生化しているものを見つけたのだ。ピンク色で紫の線が入った五弁の、1~2センチの
花をつけ、とても美しい。芙蓉のような華やかさは無いが、ひっそりと、しかししっかりと
咲いている花 である。

ゼニアオイの「ゼニ」の由来は、花の大きさが五銖銭(ごしゅせん、中国の古代に流通
した貨幣)と同じ大きさであるところから銭葵(ぜにあおい)と呼ばれるようになったと
いわれている。
そしてアオイの名とは、葉が向日性で太陽を仰ぐことから「仰ぐ」→「あおい」ということで、
アオイと呼ばれたのだと。
最後に【ヤマブキ】
これは八重の【ヤマブキ】。戦国時代の武将太田道灌が、ある日狩りの帰途、
にわか雨に降られ手近な民家に雨具(蓑笠)を借りに立ち寄ったところ、
その家の娘が何も言わず山吹の枝一枝を差し出した、という故事が伝えられている。
その心は 【七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき】 という
古歌に託し返事したのだ。「実の」と「蓑」の掛け言葉、それがとっさにわからなかった
太田道灌は発奮して勉学に励んだといわれているのはアラカン世代には
有名な話である。
風そよぐ中、枝ごとにたくさんの濃い黄色い花をつけ、しだれるように咲き乱れるのは
感動ものである。

近所の農家の人も家族?も雑草を敵視?するが、雑草なんて人の都合で決めただけ、
けなげに自分の価値を訴えながら懸命に生きているのである。
そして、しつこい(質濃い)、根強い草ほど、そのもののもつエネルギーの強さは我が畑の
野菜より魅力的ではないかと感じる時もあるのだ。最近、益々雑草のひっそりと、
しかし美しく、しなやかに生きる鮮やかな姿、凛とした生命力の魅力に魅入られている
アラカンオジサンがここにいる。雑草のように踏まれても立ち上がれる、そんな人に
なりたいと長年思いながら・・・・・・・・・・・・・・・・・。
江戸東京博物館へ(その9) 2026.05.26
江戸東京博物館へ(その8) 2026.05.25
江戸東京博物館へ(その7) 2026.05.24