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隠居人はせじぃさん
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展示物があまりにも多く、時間がなくなってきたため第4展示室以降は、次回訪問時に
再度訪れることとし、「早足」で「眺めて」回ったのであった。
テーマ「都市の風景」 法善寺横丁風景。
小説や歌などで全国に広く知られている大阪の法善寺横丁の実物大模型、民俗的な
歴史をもった都市の「盛り場」のひとつの姿を現しているのだった。

十日戎縁起物。出店で売っている縁起物で「福箕(ふくみ)」と言うものとのこと。
福を盛りだくさんに、掬うのです。(箕(み)とは、竹などで編んだ穀物をすくう用具。)

テーマ「村里の民」。弥生時代から近年に至るまで、田を耕し、米をつくることが、
日本の農村の基本であったのだ。人手のいる米づくりをするために、村人たちは協力し、
助け合い、そこに自然ときまりがうまれたのだ。この村の人々の生活を展示
しているのだ。
鹿嶋様(かしまさま)。村の外から邪悪な霊や危険な人物が侵入するのを防ぐ
祈りの姿とのこと。巨大な全身藁で作られた人形道祖神であった。秋田県の中でも中央、
南部山間地域に集中てしる風習とのこと。

テーマ「村里の民」の西物部集落復元模型。
密集した家々が特徴的な近畿地方の村落風景。私が子供の頃の
我が家の廻りの風景と同じであると懐かしく感じたのであった。

最終バスに載るためにバス停に向かう。木々の隙間から『歴博』の文字が見えた。

時間は16時30分。17時に閉館とのことであったがバスの最終は何故か16:38発。

最近は地方の多くの都市に、歴史博物館や郷土資料館といった展示施設が
増えているが、中には出土品や民具、農具などを整理不十分なまま、乱雑に並べた
ものとか、説明不足なのものも見うけられると聞く。
しかしここは国立の施設だけあり、豊富な教授陣や学芸員、その他のスタッフをかかえて
いることもあり、展示の仕方や説明などに工夫が凝らされ、よく理解できたのであった。
この施設は『例の仕分け』の対象にはならなかったのであろう。
ゆっくり見れば1日でも見終わらないほど展示があり、日本歴史をふり返るには
格好の場所であると感じながら次回の訪問を心に決めて、この博物館を後にした
『アラカンオジサン』夫婦であった。
牛久大仏へ(その4) 2025.11.20
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