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隠居人はせじぃさんComments
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掛川での昼食は掛川駅からあまり遠くないうなぎ家『甚八』。

一緒の同僚が以前訪ねた店とのこと。この地域では人気のこだわりの店と。
かなりの人気で早めに行かないとかなり待たされるとの事で12時には30分ほど前に到着。
面白いのは、店先に『お子様連れはにがて(苦手)です』という大きな看板が貼ってあったこと。
店主のこだわりが垣間見えるのであった。

この店は、注文を聞いてから捌きに入るとのことで、注文してから食べ始めるまで、約30分
程度はかかり、余裕を持って行きたい店なのであった。
この日は、同僚全員、ふんばって!!2段の鰻重を注文。
この日は鰻の肝焼きは品切れとのことで サラダ、ボーンフライ、肝吸い、漬物付きで、
光沢のある華やかな2段の漆の器に入って目の前に。

ご飯の上ではなく上の段の器には、少し大きめの鰻が2枚。鰻の輝きが見事。

その下の段には、ご飯が平らに盛られていて、タレがまんべんなく掛かっていた。
私には、もう少しタレの量が多くても良かったのであったが。

ご飯を食べていくと、中に鰻が1.5枚分埋まっていてこれが顔を覗かせた。
同僚の話によると、この店は鰻を蒸さずに焼く関西風とのこと。

関東風と関西風の違いを同僚から聞く。
関東風は
鰻を背開きにして、頭と尾を落として、素焼き(白焼)し、蒸してからタレをつけて焼くと。
武士の多い関東では、腹開きは切腹に繋がりと縁起が悪いと考えられていたと。
そして関西風は
関東とは反対に腹開きにして、頭を付けたまま蒸さずに焼くとのこと。
商人の多い関西では、腹を割って話すの意味から腹開きが主流と。
鰻の骨のボーンフライは香ばしい香りとポキポキ感のある食感。
皆沈黙のまま、ひたすら本場の鰻を楽しんでいる途中に、店内のテレビのニュースは
『 不漁の続く天然のニホンウナギを「絶滅危惧種」に指定した。「近い将来に野生での絶滅の
危険性が高い」との理由による。指定に法的な規制力はなく、漁獲や取引は制限されない。』
ウナギの国内供給量は8割程度を輸入が占めており、これまで国内生産の不足分は、
中国、台湾などからの輸入で穴埋めしてきた。しかし、近年は中国、台湾でも
稚魚(シラスウナギ)が不漁となり、輸入も減少傾向にあり、事態は深刻だと報じていたので
あった。
日本人の食とは切っても切れない関係にある鰻。食文化を守るため、強制力のある
何らかの規制もやむを得ないのであろうか。
そして長年に渡って研究が続けられていた「ウナギの完全養殖」の悲願がついに達成された
との報道もあり、この技術が更に確立することを願っているのである。
そして昨日の朝日新聞・素粒子欄には

これらの写真をアップしながら、唾を飲み込んでいる朝のオジサンなのである。
![e9eb1d36[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/7c9b424d75c5e0566bdd290d6deae7d767d480f2.15.2.9.2.jpeg)
そして外は、雨の中に白きものが混じり始めているのである。
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