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隠居人はせじぃさんComments
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香林坊の交差点を渡り、日銀前の交差点を再び左折すると香林坊にぎわい広場前へ。
ここを右折すると長町武家屋敷入り口。 前回訪れたときには黄緑の時計塔の前には
「水のアーチ」があり、水が一定の間隔で地面から出たり出なかったり、奥から出たり
手前から出たりとリズミカルな動きをしていたが、この日は静かに。

長町武家屋敷跡(ながまちぶけやしきあと)は、加賀藩時代の上流・中流階級藩士の
侍屋敷が軒を連ねている。土塀と石畳の路地が続いており、藩政時代の情緒ある
雰囲気を味わうことができるのであった。

木羽板ぶきの屋根のついた黄土色の土塀や、武士窓のある長屋門が当時の面影を
しのばせます。雪から土塀を守る「こも掛け」は金沢の冬の風物詩となっているのです。

武家屋敷の公衆トイレ横の土塀、石垣の案内板。

土塀部は3層構造となっており、下部は小石と瓦礫の砂質土層(小石は20~100mm)にて
構成され層厚は約90cm、中部は小石と瓦礫の砂質土層(小石は20~50mm)で構成され
層厚は40cm、上部は植物根を含む砂質土層(小石は10~20mm)にて構成され層厚は
約30cmで、下部と中部の間には径4cm前後の貫通穴が80cm毎に水平方向に設置されている。
石混じりの土塀であることから銃弾を通しにくく城砦の意味あいをもたせたようであり、
高さ183cm、基礎の幅が83cmで高さ57cm、長さ282mの土塀であるとのこと。
黄土色の土塀や細い路地が当時を伝えているのです。

木塀と白漆喰の歴史を感じさせる新家邸長屋門。

幸い?観光客もまばらな通りは、落ち着いた静かなたたずまいの中で、タイムスリップ し
時代劇の中にいるが如し。

弁柄色の木塀も美しかった。

歴史を感じさせる旧家の門。
妻の憧れの門、自宅の門にこんな門が!!と。

中庭に入れる大屋邸。金沢市指定の黒松の緑が美しかった。

突き当たり角にはある九谷焼窯元 鏑木商舗(金沢九谷ミュウジアム内)。

長町界隈の案内板。

振り返っても観光客はなく武家屋敷を二人占め。

こちらにも武士窓のある長屋門 。
門は漆塗り>の輝き。

大野庄用水に辿り着く。

大野庄用水は、今から400年前に造られた金沢市で最も古い用水であり加賀百万石
金沢城の築城に大きく貢献。また、生活上の動力源(水車)、潅漑、物資運搬、防火、
防御、融雪等多目的用水として、農業や城下町の生活にも重要な役割を担ったと。
戦災を免れたので、藩政時代からの屋敷や土塀が多く残る町中を縦横に流れる清流と
豊かな緑に囲まれた森の都金沢は、「用水のまち」とも呼ばれていると。
武家屋敷の土塀を背に流れる用水は、昔と変わらない風情と情緒を感じられたのであった。

江戸東京博物館へ(その10) 2026.05.27
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