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隠居人はせじぃさんComments
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いよいよ入場。西側の入り口から入るとでーんと聳え立つ建物が、
目の前に現れた。

迎賓館赤坂離宮 前庭の正面入口。
賓客は、この玄関から入り、中央階段を上って2階の部屋に進むのだ。

日本初の本格的な西洋建築として作られたものの、
屋根には甲冑を着た武将を配置するなど、日本らしさも取り入れている。
鎧兜が左右で違っていて、更に腰紐の結び方も勝手違いであり、
しかも左右で口が開いてるのと閉まっているのとで、阿吽像になっていた。
阿像。

吽像。

天球儀と霊鳥の装飾。
建築家の片山東熊は何度か欧米に出張して建築について学んでいるが、この装飾は
アメリカの建築家ブルース・プライスのアドバイスで作ったものといわれていると。
「鎖国がとけてからまだ間もない日本が世界にはばたいていけるように」という
願いが込められているのだと。

手前には装飾が美しい照明灯が。

正面玄関への緩やかなスロープが両脇に。

建物の正面(玄関左側)壁のモチーフ。
楽器や楽譜、絵の具や絵筆など芸術の繁栄を願うレリーフが。

玄関左のドア。 こちらは日本政府の紋章「五七の桐」が。

正面玄関中央の鉄の扉はフランスのシュワルツ・ミューラー社から購入したものと。
中央の扉の上部だけには十六葉菊紋が。
扉には桐の葉の紋章もついている。3枚の桐の葉の上に花が左から5枚、7枚、5枚と
ついている。
これを「五七の桐」といい、皇室の象徴であり、日本政府の紋章にも使われているのだ。

玄関右のドア。こちらも日本政府の紋章「五七の桐」が。

建物の正面(玄関右側)壁のモチーフ。
農作物や農機具、工具など農工業の発展を願うレリーフが。

当時の流行の先端、アールーヌーボの門 (東側)
迎賓館赤坂離宮の建築様式は一般的にネオ・バロック様式といわれる。

迎賓館赤坂離宮 前庭から見た全景は画面に入らず。
建物の外壁は、茨城県産の花崗岩。東西125m、南北89m、高さ23.2m 。

前庭は広々としていて、くつろいだ気分になれるのであった。
前庭には移動喫茶店が。 モデルの如き女性も迎賓館をバックに写真を
撮ってもらっていましたが、撮影も終わった模様。

コーヒーを注文し、丸テーブルの横の椅子で迎賓館を眺めながら一休み。

中門の扉は金とブルーの彩り。
そしてその奥に正面入口へ続く道。

前庭の数本の木の上部は1本仕立てに。

迎賓館赤坂離宮 東衛舎。

東衛舎の玄関の上の飾り。

迎賓館赤坂離宮 西衛舎。

西衛舎の玄関の上の飾り。 ここにも「五七の桐」が。

この丸い建物は?
トイレではなく、衛兵?の休憩所?

迎賓館赤坂離宮 正門(内側から)
これも国宝。

上部には菊の紋が。

正面から正門を。

しかしフランスのベルサイユ宮殿を模して造られたとも言われている
ネオ・バロック様式の洋風建築物のこの「迎賓館」でもてなされて本当に
国賓、公賓は喜ぶのだろうか?が実感なのであった。
それが分かっているからこそ、新たに膨大な費用をかけて京都・迎賓館を
造ったのであろうが。
機会があれば京都・迎賓館も訪ねてみたいのである。
江戸東京博物館へ(その11) 2026.05.28
江戸東京博物館へ(その9) 2026.05.26
江戸東京博物館へ(その8) 2026.05.25