JINさんの陽蜂農遠日記

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2026.01.08
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カテゴリ: 藤沢歴史散歩
正月の恒例行事のブログアップが完了しましたので、昨年の晩秋の紅葉散策のブログを
引き続きアップいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この日は2025年12月7日(日)、昨年秋も多くの場所の黄葉・紅葉を楽しんで来たが、
地元市内にある「天嶽院」の参道の紅葉も美しいので、この日に愛車で訪ねたのであった。
駐車場に車を駐め、この日も散策開始。
「天嶽院」の「山門」は西向きに建っているので、紅葉の参道に陽光が入りこむ
14時過ぎからが良いのである。この日も14時45分過ぎに到着。
「天嶽院」入口、右に駐車場。
住所:神奈川県藤沢市渡内(わたうち)1丁目1−1



入口から、仁王像の立つ山門を見る。


「参道」入口の門柱。
頂きました。
雨花知佛境 流水識禅心 」と。
雨花佛境を知り 流水禅心を識る 】と。

雨花知佛境 」(右側)の門柱。
雨花(うか): 空から花が雨のように降ってくること。仏教では、仏様が説法をされる際や、       素晴らしい悟りの境地を祝して、天から美しい花(曼陀羅華など)が降り注ぐ
という伝説がある。
知(ち) :〜を知る、〜によってわかる。
佛境(ぶっきょう) :仏の境界、悟りの世界。

つまり、「 降り注ぐ花(の美しさや清らかさ)によって、ここが仏のまします清浄な聖域で
あることを知る 」という意味になるのだ と。



流水識禅心 」(左側)の門柱。
流水(りゅうすい) :絶え間なく流れ続ける水。
識(しき/しる) :認識する、深く理解する、悟る。
禅心(ぜんしん) :禅の心。執着がなく、澄み渡り、とらわれない悟りの境地。
意味は、「さらさらと流れて止まない水の姿(その音や清らかさ)に接することで、
執着のない自由自在な『禅の心』を悟る」となる。
すなわち、絶え間なく流れる水の音の中に禅の心(悟り)を悟る と。

天嶽院の門柱は、
目に見えるこの美しい景色(紅葉)も、耳に届く自然の音も、すべてが あなたを悟りへと
導く教科書ですよ
」と、左右から優しく語りかけているのであった。



山門 」と「 金剛力士像・仁王像 」。



寺号標石・天嶽院 」。
・真言密教の古寺「不動院」から始まる。
・治承四年(1180年)、源頼朝公は、伊豆で挙兵、鎌倉を目指すが、途中「不動院」に立ち寄り
 不動明王様に大願成就祈願をされたとの伝説がある。
・明応四年(1495年)、北条早雲公によって伽藍の一宇が創建され、「不動院」を改めて
 曹洞宗の禅寺とし、虚堂玄白禅師を迎えて開山。
・天正四年(1576年)、火災に遭い伽藍は全焼。
・中興開基 玉縄城主北条綱成公、氏繁公父子。
・再中興開基 紀伊大納言徳川光貞卿。
・昭和平成(1976年)伽藍復興。


功徳山 早雲禅寺 天嶽院(てんがくいん) 」。
頂いたパンフレットから「 天嶽院境内案内図 」を。



「嶽」の字について今年も学びました。
「嶽(岳)」の成り立ちと変遷
この資料は、複雑な字体である「嶽」が、どのようにして現在の常用漢字である「岳」へと
簡略化・変化してきたかを説明しています。
1. 嶽(旧字体・篆文)の構成
画像右側の「篆文(てんぶん)」と書かれた部分の解説。
上部(山):「山」の象形。
中部(取っ手のある刃物と口):罪人を裁く際などに使われた道具や儀式に関連する象形と               されています。
下部(耳を立てた犬):左右に配置された「犬」の象形。これらが組み合わさり、           本来は厳しい法や、険しく近寄りがたい山(大きな山)を意味する
「獄」に近いニュアンスを持っていました。
2. 岳(新字体・甲骨文)へのつながり
画像左側は、よりシンプルな構成を示しています。
上部(丘):「丘」の象形です。
下部(山):「山」の象形です。
これらが上下に重なり、現在の「岳」という字の原型となりました。
天嶽院との関わり
天嶽院は、山号を「功徳山」といいますが、寺名にこの「嶽」の字を冠しています。
「嶽」には単なる山よりも「ひときわ高く険しい山」「尊い山」という意味が
込められています。
門柱に刻まれた禅の言葉や、あの美しい紅葉の参道を思い返すと、この「嶽」という文字が
持つ重厚で格式高い雰囲気は、まさに天嶽院の歴史ある佇まいにふさわしいものと言える
のであった。


---北条早雲公開基の古刹--- 天嶽院
文明年間(1469年 - 1487年)に「虚堂玄白」が草庵を営んだ。
この草庵を「玉縄城主、北条綱成」が「北条早雲」を弔うために寺院として創建。
虚堂を開山、早雲を開基とした。 天正19年(1591年)11月、徳川家康より朱印地30石を賜る。
パンフレットより。



功徳山早雲禅寺 天嶽院 」。 パンフレットより。


山門前の 「金剛力士像・仁王像」



・阿形像
上半身をあらわにした2体は、筋骨隆々。カッと両の目を見開いて、睨みをきかす迫
たっぷりの表情。
左手に長い金剛杵(こんごうしょ)または(金剛杖)を抱え、右手の五指を下に向けて
大きく開いて。


長い金剛杵(こんごうしょ)
この金剛杵はあらゆるものを打ち砕けるほど硬く、金剛力士はこれを用いて仏敵や業魔を
粉砕するのだと。



お顔をズームして。


・吽形像
左手に短い金剛杵(こんごうしょ)を抱え、右手の五指を正面に向けて大きく開いて。



近づいて。大きな手のひらを正面に。これが意味するものは??
以下、「chatGPT」からの回答です。
『仁王像は、仏教における「守護神」として、仏法を守り、信者を悪しきものから守る役割を
担っています。掌を正面に向けることには、以下のような象徴的な意味があります。
・「掌を向けて守る」という意味:仁王像は、掌を正面に向けて構えることで、悪しき
 存在を押し返す、もしくは封じ込めるという意味が込められています。
 このポーズは、「悪を寄せ付けず、仏教の教えを守り続ける」という守護的な力を表現
 しています。
・「加護を与える」:掌を広げて前に向けることで、仏の慈悲や加護が施される象徴として
 捉えられます。このポーズは信者に対して保護や祝福を与える力があることを示しています。
・宇宙の調和」:また、掌を正面に向けることは、宇宙の調和や力を象徴するとも
 考えられます。仏教の守護神として、仁王像は宇宙の秩序を守る存在であるという
 意味合いもあります。
このように、仁王像や吽形像の掌を正面に向けたポーズは、単に「守る」だけでなく、
「悪を退け、加護を与え、調和を保つ」という多層的な意味を持っています。』と。



お顔をズームして。



短い金剛杵(こんごうしょ)



掲示板には
●欲張らず 今あることに感謝して 一年を終えましょう
今年も終わりを迎えました。お正月に、あれもしよう、これもしようと計画を立てたこと、
どうだったでしょうか。思うようにはいかないのが世の中。不本意だった方もおられるのでは
ないでしょうか。しかし、大切なことは物質的な満足ではないのでは。
お釈迦さまが説かれた教えに**「知足(ちそく)」**(満足を知る)があります。

たとえ地面で寝るような暮らしであっても心は安楽であるが、足ることを知らない人は
どれほど立派な邸宅で暮らしたとしても満足することはない。知足の人は貧しい生活をして
いるときも、心は豊かであり、足ることを知らない人はたとえ裕福であっても心は
貧しいのだ」『遺教経(ゆいきょうぎょう)』除夜の鐘を聞きつつ静かに振り返ってみれば、
たとえ不本意なことがあったにしても、一年を無事に終わることができるのです。神仏の




そしてこの日も、 山門前から「参道」の「モミジトンネル」を望む



山門右「 立春大吉 」。
立春の日を境に、運気が改まり、すべてが吉に向かう
禅宗では特に重視される言葉で、一年のはじまり・再生・転換を象徴します。


山門左「 鎮防燭(ちんぼうしょく)
仏の灯明の光によって、災い・魔障を鎮め、防ぐ
「燭」は 仏法の智慧の光を指し、心の闇・災厄・不安を照らし出す存在。



天嶽院(てんがくいん)の山門
をフレームに見立てて覗き込んで。
・燃ゆるトンネルの誘い
 石畳の参道を包み込むように広がる紅葉のアーチ。鮮やかな朱色から、まだ若さを残す橙、
 そして深みのある赤へと移ろうグラデーションが、私の視線を奥へ奥へと誘うのであった。
・「門」が切り取る別世界
 山門の影が、手前に力強い「黒」の境界線を描くことで、光の当たる参道の色彩が 
 より一層際立っていた。まるで現実の世界から、静謐な祈りの聖域へと足を踏み入れる瞬間の 
 高揚感を閉じ込めたかのごとくに。
・光と影のコントラスト
 木漏れ日が石畳に描く斑模様と、両脇に整えられた苔や植栽の深い緑。 
 頭上の燃えるような赤との対比が、秋の午後の穏やかな空気感と、古刹(こさつ)ならではの 
 品格を物語っていたのであった。


・光を透かす「紅葉の羽衣」

 ズームされた視界いっぱいに広がるのは、陽光をいっぱいに浴びて輝く楓の葉。 
 重なり合う葉の一枚一枚が、ステンドグラスのように光を透過させ、参道を温かな 
 赤の輝きで満たしていた。
・空の青と紅葉のコントラスト
 燃えるような緋色の隙間から、わずかにのぞく冬枯れ前の澄んだ青空。 
 その補色の対比が、紅葉の鮮やかさをいっそう瑞々しく引き立てていた。
・静寂を歩む、心洗われる道
 まっすぐに伸びる石畳は、紅葉の屋根に守られた静かなトンネル。 
 先ほどの「知足」の教えを胸に、この美しい瞬間にただ身を委ねる贅沢さが、この一枚に 
 凝縮されているのであった。



参道を歩きながら、見事な紅葉をズームして。



紅葉の万華鏡を覗いているかのごとき光景が続く。



千寿桜 」。


千寿桜
天正十九年夏日 徳川家康公御手植 」と。



「山門」を振り返る。午後3時前の逆光にモモジ葉が輝く。



ズームして。





参道右側。



石畳の参道を包み込むように広がる紅葉のアーチをさらに進む。



「言葉はいらない!!」絶景が続く。







そして参道の途中にある石段前から「 中雀門 」が見えて来た。



石段を上って 「中雀門」への参道 を見る。


右手にあったのが「 不動殿 」。



再び山門方向を振り返って。



獅子像(右・阿形)



近づいて。



獅子像(左・吽形)




近づいて。



大型の青銅製灯籠(右)。



大型の青銅製灯籠(左)。



不動殿 」を正面から。


「葛龍池不動尊」碑と。
「本堂」の北側、「鶴夢堂」の東側に「葛龍(ヶ)池」があるようだが、許可なしでは
入れないようであった。



見事な彫刻の「 常香炉 」。



扁額「不動殿」


「不動殿」の内陣。



「不動殿」には「不動明王像」、「大黒天像」、「愛染明王像」を安置



中央に 「不動明王像」



右手に「 大黒天像 」。



左手に「 愛染明王像 」。



見事な「 天蓋 」。



ズームして。



鐘楼を見る。



ズームして。




                   ・・・つづく・・・





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Last updated  2026.02.23 12:59:56
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