JINさんの陽蜂農遠日記

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2026.03.05
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「吾妻神社」を後にして、北西に進むと菜の花」の咲く「吾妻山公園」に到着。
前方に「 四阿(あずまや) 」が姿を現した。



円形の「 吾妻山展望台 」方向を見る。
前方一面に黄色の世界が拡がっていた。



陽光を受けた花々はきらきらと揺れ、風が吹くたびに黄色の波がゆっくりと丘を渡っていく。
その向こうには大きな常緑樹が堂々と立ち、訪れた人々はベンチに腰掛けながら、




斜面を埋め尽くす菜の花は、まるで大地そのものが光を放っているかのように。
一面に広がる鮮やかな黄色は、冬の名残を優しく押しのけ、春の到来を高らかに告げて
いたのであった。



視界いっぱいに広がる黄金色。
一つひとつは小さな花なのに、これほど集まるとまるで「光のじゅうたん」。



花房が幾重にも重なり合い、ふわりと丸い形をつくっている様子は、まるで春が無数の
小さな太陽になって地面から湧き上がっているかのようで。



斜面いっぱいに咲き誇る菜の花。
その鮮烈な黄色の波の奥に、まだ静かに枝を広げる河津桜。
今はまだ裸枝のシルエット。しかし、その枝先には確かに春の気配が宿っていた。
手前の菜の花は「いま」の春。奥の河津桜は「これから」の春。



近づけば、黄色は単なる色ではなく、命の色、始まりの色、希望の色。
風がそっと吹けば、花穂は一斉に揺れ、その揺らぎが波となって広がる。
吾妻山の菜の花は、「春はもうここまで来ていますよ」と、
足元から静かに、しかし力強く語りかけてくれる存在なのであった。



黄金色の斜面と、まだ色づかぬ桜の対比は、まるで季節がバトンを渡す瞬間のよう。
やがて河津桜が淡い桃色に染まれば、この景色は「黄」と「桃」の競演へと変わるでしょう。
吾妻山は、一度に春を見せるのではなく、時間差で、少しずつ、丁寧に春を重ねていくのだ



手前には、陽光を浴びて輝く菜の花の黄金色。
その向こうに、葉を落とした桜の枝が幾重にも重なり、さらに遠く、淡く霞む箱根の山の端。
近景・中景・遠景が三層に重なり、まるで自然が描いた遠近法の絵画のように。



一面に広がる菜の花の黄金色。
その遥か向こうに、淡く、しかし確かに浮かぶ富士山の姿。
手前の黄色は、春の躍動。中景の山並みは、静かな季節の移ろい。
そして遠景の富士は、揺るがぬ日本の象徴。



淡い空の中に、静かに浮かぶ白き峰。
ズームした富士山は、遠景でありながら圧倒的な存在感を放っていた。
裾野を包む雲はまるで帯のように山腹を巡り、その上にすっと立ち上がる円錐の姿は、
やはり整い、美しい。
手前の枝が黒い線となって画面に入り、その向こうに、柔らかな青と白の階調で重なる山々。
富士は決して派手ではないのに、目を離せなくなる静かな威厳があった。
冬から春へと向かう空気の中で、雪を頂いたその姿は凛とし、まるで季節を見守る主役のよう。
菜の花の華やかさとは対照的に、ここにあるのは「静」の美。
遠くからでも、近づいても、やはり富士山は特別な山。



そして、この場所から以前に撮った河津桜とのコラボの写真。



視界いっぱいに広がる、静かな青。
相模湾は、この日はまるで一枚の絹布のように穏やかで、
空と海の境目が溶け合い、どこまでもやわらかな水平線が続いていた。



青空を背に、堂々と枝を広げる芝生広場のエノキ。
葉を落とした冬姿でありながら、その存在感は圧倒的。
太く力強い幹から四方八方へ伸びる枝は、まるで大地から湧き上がる生命の流れを
そのまま空へと描いたかのごとくに。
枝先は細やかに分かれ、空に繊細な線を刻み、一方で幹はどっしりと大地に根を張る。
その対比が、この木の「強さ」と「しなやかさ」を同時に語っているのであった。
そして「ヤドリギ」の姿も数個。



春になれば若葉をまとい、夏には深い木陰をつくり、秋には実をつけ、そして冬には
このように骨格の美を見せる。
芝生広場の中心に立つこのエノキは、季節を見守り、人々を見守る、
まさに吾妻山の“時間の象徴”。
これも以前の写真。

吾妻山公園 秋のプチハイキング:子供の年齢などに合わせて選べる3コースをご紹介 ! 役場口コース・梅沢口コース・中里コース [二宮町] |  【湘南エリア】| 横浜・湘南で子供と遊ぶ - あそびい横浜・湘南


小田原市小八幡2丁目付近であろう。
この日は、小田原城の姿は確認できなかった。



手前に咲き誇る菜の花の黄金色。
その向こうに冬木立の黒いシルエット。
さらにその奥、陽光を受けて銀色に輝く相模湾。
そして水平線の彼方に、静かに横たわる伊豆半島の稜線。
光る海面はまるで鏡のように空を映し、伊豆の山々は淡い青のグラデーションとなって
幾重にも重なっていた。その柔らかな遠景に対し、手前の菜の花は力強く鮮やか。



ズームして 。
近景の「黄」、中景の「黒」、遠景の「銀」と「青」。
色と距離が層を成し、奥行きのある春景色をつくっていた。
吾妻山から望むこの眺めは、花だけでなく、海と山と光が揃ってこそ完成する風景。



一面の菜の花の海。その黄金色の向こうに、静かに佇む四阿(あずまや)。
木の屋根は落ち着いた色合いで、鮮やかな黄色との対比がとても美しい。
自然の色彩の中に、人の営みがそっと溶け込んで。
四阿の下では、訪れた人々が腰を下ろし、春の光を浴びながら語らい、写真を撮り、
この景色をそれぞれの思い出に刻んでいるのであった。
菜の花は躍動する春。四阿はその春を受け止める場所!!。



再び「小田原城」の姿を追う。
であっただろうか。



さらにズームして。



展望台の石垣と、その向こうに連なる丹沢の山々。
手前には菜の花の鮮やかな黄色、足元には冬色の芝、
そして遠くには青く幾重にも重なる丹沢の稜線。
石積みの重厚さと、山並みの雄大さが呼応し、この場所が「見晴らしの丘」であることを
強く感じさせるのであった。



石垣に沿って、あふれ出すように咲く菜の花。
まるで黄金の波が、斜面を越えてこちらへ押し寄せてくるかのように。
一つひとつの花は小さいのに、これほど密に集まると圧倒的な存在感。
石の質感は重く、静か。
その横で菜の花は軽やかに揺れ、「動」と「静」の対比がとても印象的。
冬木立の枝がまだ空に線を描くなか、足元ではすでに春が満ちあふれている。
光を受けた黄色は、ただ明るいだけでなく、どこか温もりを帯びた色に。



展望の丘に立つ、 重厚な石の
碑は万葉歌碑。吾妻公園の由来碑 であった
相模路(さがむじ)の 淘綾(よろぎ)の浜の 真砂(まなご)なす 
児らは愛(かな)しく 思はるるかも 』の歌碑。(万葉集 第十四巻 東歌)

青空を背に、黒くどっしりとした姿は、この吾妻山の歴史と風景を静かに語り継ぐ存在。
刻まれた文字は、光の加減でうっすらと浮かび、まるで山と海と人々の歩みを刻印して。
「相模の淘綾(よろぎ)の浜の美しい砂のように、あの娘が可愛く思われることです。」
万葉の昔から、淘綾の里 二宮の美しい海浜と、それを眼下に一望できる吾妻山は人々の
ふるさとでありました。 しかし、第二次世界大戦後の激動する社会情勢の中で山は
顧みられることもなく、次第に荒廃が進んでいきました。 町はこれを深く憂え、子孫に
誇れる山として残したと思い、地権者65名の協力と5年の歳月をかけて整備し、
昭和62年7月18日に吾妻山公園として開園しました。 現在では健康づくりと自然とふれあう
やすらぎの場として人々に喜ばれています。
この公園は、名誉町民 第十七代柳川賢二町長の尽力により完成しました。

「淘綾(よろぎ)の浜とは、神奈川県の国府津から東へ、大磯にかけての海岸のことで、
現在は「こゆるぎの浜」と呼ばれているのだと。「吾妻山」の名は、中腹に吾妻神社が
あることからこう呼ばれています。
吾妻神社の主神は弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)で日本武尊
(やまとたけるのみこと)が配祀(はいし)されています
伝承では、日本武尊が東征の途中、三浦半島の走水から海路上総に渡る際、突然海が
荒れたため、妻である弟橘媛命が 海神の怒りを静めるため、夫の武運を祈願しながら
海中に身を投じると、たちまち海は穏やかになりました。
7日後に命の櫛が海辺に流れつき、これを埋めて墓とし、又磯辺に漂う命の小袖を取り上げて
山頂に祭りました。
日本武尊は東征の帰路、この地の峠ではるか東方の海をながめ、海路を開くために犠牲に
なってくれた妻を偲んで「吾妻はや」(ああ、わが妻よ)と嘆かれたと云ういうことから
吾妻神社の名がつき、小袖が漂着した海岸を袖ヶ浦と云うようになりました。
このような由来から、縁結びの御利益もあるようです。」とネットから。



裏側には
「この碑は、公園開園五周年を記念し、柳川賢二顕彰会の有志の寄附により
建立されました。
               平成四年十二月吉日
                  顕彰会会長 村山正雄
淘綾の濱(よろぎのはま)とは、こゆるぎの浜ともいい二宮を中心に国府津から大磯あたり
までの白砂青松の 海浜をいいます」と。



再び、小田原方向の相模湾の望む。



そして「 エノキ 」も。



整然と並ぶ菜の花の列。
まるで黄金色の畝(うね)が、丘の上に規則正しく描かれたかのように。
一株一株がしっかりと立ち、花房は丸く、密に、力強い。
足元の土の色と、横の芝の淡い冬色が、その鮮やかな黄色をいっそう引き立てて。



曲線を描く石垣の先に、ゆるやかに広がる菜の花の帯。
まるで黄金色の川が、丘の斜面を流れているかのごとくに。
その先には四阿が小さく佇み、さらに奥には静かな相模湾の水平線。
石の質感、冬木立のシルエット、そして柔らかな春の黄色。
直線と曲線、重さと軽やかさが美しく対比しているのであった。



カメラをゆっくりと右に振ると。黄金の丘はさらに広がりを見せた。
手前の菜の花は、波のように連なり、その向こうに冬木立が黒い線となって並ぶ。
そして視線は自然に海と・・・。
陽光を受けて白くきらめく相模湾が、静かに、どこまでも続いていた。
カメラを振るたびに、景色の表情が変わる。
近くの鮮やかな黄色から、遠くの銀色の海へと。



青空に枝を広げるエノキ。その高みの一角に、ぽつりと丸い塊――ヤドリギ。
葉を落とした大樹の中で、そこだけがこんもりと緑を保ち、まるで空に浮かぶ小さな島のよう。



エノキ 榎
ニレ科 エノキ属
分布=本州~九州、朝鮮 中国
実は食べられる 野鳥も好み、方々に運んでゆく。材は建築や器具などに利用する」



ズームして。
ヤドリギは「半寄生植物」
宿主の枝に根を差し込み、水分や養分を受け取りながらも、自らも光合成を行って生きている。
冬に葉を落とさない常緑であることが、この季節にはひときわ目を引く理由。
古くからヨーロッパでは「聖なる植物」とされ、不思議な生命力の象徴でもあると
知ったのはバルト3国を旅した時。
日本でも、冬枯れの枝の中に緑を宿す姿は、どこか神秘的に映るのであった。
大樹に抱かれながら、静かに、しかし確かに生きる存在。
吾妻山の広い空の下、この小さな丸い緑が、なぜか気になるのであった。
我が人生は「ヤドリギの如き人生」か?
「誰かや何かに寄り添い、支えられて生きて来た人生」!!



円形の展望台の中央にも円形の案内表示が。
ここ二宮町を中心に相模湾、房総半島、伊豆半島、大島が描かれていた。



石垣の上に据えられた小さなパノラマ案内板。
その向こうに、実際の相模湾と丹沢・箱根の山々が広がる・・・
まさに「現実」と「解説」が重なる場所。



肉眼では、青く幾重にも重なる稜線。
どれが丹沢で、どれが箱根か、ただ「美しい」と感じるだけでも十分だが、
名前が添えられることで、風景は一気に具体性を帯びるのであった。
あの尖った峰は何山。あのなだらかな稜線はどこ。
視線が地図をなぞるように動き、ただの眺めが「知って見る景色」に変わる。
右に丹沢、その左に箱根。さらにやや雲に隠れてはいたが富士山の姿が。
吾妻山は、花の丘であると同時に、山々を学び、海を読み取る展望の教室でもあった。
菜の花の春景色の中に、さりげなく置かれたこの案内板。
風景を「感じる」だけでなく、「理解する」楽しみも与えてくれる存在そのもの。



海面が、まるで一面の銀箔のように輝いていた。これぞ「光る海」。
太陽の光を受けた相模湾は、波というより「光の粒」で満ちているよう。
細かなきらめきが無数に集まり、静かなはずの海が、圧倒的な存在感を放っていた。
手前には町の屋根や松の黒い影。その対比が、いっそう海の輝きを際立たせる。
遠くの山並みは濃紺のシルエットとなり、光る海との明暗のコントラストが美しい。
これは「青い海」ではなく、「光そのものの海」、「光る海」。
吾妻山の高みからだからこそ見える、冬から春へ向かう、凛とした銀の世界!!。



遠く「富士山」そして左に箱根の山々。 



右に 神山、駒ヶ岳 。左 に二子山



パノラマ案内板



パノラマ案内板



丹沢の山々。
あの尖った峰は何山。あのなだらかな稜線はどこ。
視線が地図・パノラマ案内板をなぞるように動き、ただの眺めが「知って見る景色」に
変わるのであった。



再び富士山の勇姿を。



富士山 」の姿をズームして。
手前の山は「 矢倉岳 」。
足柄山地の独立峰的な山であるため360度の眺望があり、富士山、金時山や明神ヶ岳などの
箱根山地の山々、丹沢山地、相模湾などを望むことができる。
「矢倉岳」と「金時山」の鞍部にある足柄峠を越える旅人を見張る櫓(やぐら)のような
山容をしていることから、「矢倉岳」と呼ばれるようになったといわれている。



再び、円形の展望台の中央にある円形の案内表示と「エノキ」とのコラボを。




                                 ・・・​ もどる ​・・・



                ・・・​ つづく ​・・・















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Last updated  2026.03.05 05:30:14
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