2017年08月29日
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カテゴリ: 海水魚の病気
写真はヤセハリセンボン(Diodon eydouxii)。

ヤセハリセンボン(Diodon eydouxii)2 白点病

飼育を始めて3週間ほど経過したころ、
ポツポツと白点病が出現しはじめた。
このとき水温は21℃ほど。通常よりも低めに設定している。

白点病の初期。
さっそく治療を開始した。

水換えの繰り返しにて治療することが多いが、
ヤセハリセンボンの場合、治療後水槽へ戻すと
再発するんじゃないかなと思われたので、


すなわち白点病が発生しない水温にまで
徐々に持っていくのである。

問題は低水温にどこまで耐えられるかということ。
熱帯、亜熱帯に生息するヤセハリセンボン。
浅いところから結構深場にまで生息。

生息場所と表層水温のマップを見比べながら
18℃ぐらいなら大丈夫だろうと予測して、
2週間かけて緩徐に水温を低下させていった。
もちろん途中で異常が見られたら別の手段への変更を考えて。

結果。

ヤセハリセンボン(Diodon eydouxii)3

水温低下途中で白点病の消退と出現を繰り返したが、

低水温(18℃)でのヤセハリセンボンのエサ食いの低下はなく、
また泳ぎに異常を認めなかった。
ちなみに尾鰭辺縁の白い点はその後も変化がなかった。
擦れあるいはリムフォかもしれない。

水温を上げると再発すると思われたので、


Wilkie and Gordon(1969)によると、
海水の白点病は19℃未満で発生しなくなるとのこと。
ただ18℃台後半だと、経験上消退と出現を繰り返すことが多かったので、
この方法で白点病の発生を抑制するときには
18℃前後にまで低下させることにしている。





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Last updated  2017年08月31日 21時34分53秒


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