hongming漫筆

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2000.11.29
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カテゴリ: プロレス




 今年5月、肝移植の手術中になくなったジャンボ鶴田の夫人が、出会いから死別までを綴ったもの。
 マニラでの手術中の死、ということでさまざまな憶測が飛び、手術に成功しても半年の寿命だったという報道もあったが、ほとんどが誤報だったことがわかった。
 肝炎に関しても、B型肝炎は、母子感染だったこと、キャリアと分かったのは、結婚から1年ほどしてからで、もしインターフェロンの注射をしていなかったら、何事もなく生涯を終えることができたかもしれないこと。
 遺族の気持ちを考えない取材や報道に対しての憤りも抑えた筆致で書かれている。
 「世話になったテレビ局」というのだから、日本テレビだろう。
 また、入院中に、勝手に引退記事を書いたのは、たしか日刊スポーツだった。
 プロレスラーでは、名前が出てくるのは、馬場さん、渕、三沢の三人だけ。この三人には心をゆるしていたらしい。
 特に渕は、私生活でも相談役になっていたようだ。
 故人の人柄を紹介するエピソードも、驚くようなことが多い。

 やはり彼は怪物だった。肉体だけでなく、頭脳も精神力も常人を遙かに凌いでいたのだ。
 故人の冥福と、遺族の安らかな生活を祈る。





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Last updated  2005.04.01 20:57:26
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