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先日NHKで、銀座松屋での星野道夫の写真展を紹介していた。彼の写真展を是非見たくて、今日の午後銀座まで足を運んだ。会場に入ると満員の人だかり。しかも若い世代が多く、これは嬉しい限りだ。以前のブログにも書いたが、彼とは大学の同級生だった。フィールドスコープを持って、膝までのゴム長を履いて授業を受けている私に、動物写真の事を熱く語りかけてきた彼のことを昨日のように思い出す。あの彼の写真を見て、つくづく思ったのは、彼は自然と同化していたということだ。以前日本野鳥の会創始者、中西悟堂の本を読んでいた時、悟堂が森の中で数時間微動だにしないでいたら、野鳥が自分の身体にとまった事があると書いていたが、星野道夫も同じ事をしていたんだなと思った。あの写真は長い間森の中にいて、最初は警戒していた動物たちが、星野の存在を忘れて自由に行動して初めて撮れる写真だ。動物写真家が珍しい動物の写真をものにするハンターのような存在だったら、彼は動物写真家でもない。彼の写真は、人類未踏のような自然の中で、どんなに世界情勢が激変しようと全く変わらない大きな輪廻の世界があることを伝えようとしていると思う。彼が何かで書いていたが、自分が東京にいる時間に、アラスカの海ではいつもと変わらずクジラが泳いでいる世界がある事の不思議さ。この世にはいくつもの時間が同時に流れていて、彼はアラスカの時間の流れの虜になってしまった。だから違う時間の流れを追っていく中に、たまたまアラスカの動物たちがいた。そんな気がする。彼の書いたものの中に、北極海に閉じこめられたクジラを全世界のマスコミの注目の中で救い出す話しがある。厳しい自然の中では毎年のようにある話しで、たまたま見つけられたクジラである。彼は醒めた目で見ていて、エスキモーの老人の話を紹介している。「昔だったら、このクジラは自然からの贈り物だよ。」マスコミに見つけられなかったら、飢えた北極グマがどれだけ救われただろう。そうして太古の昔から、群れからはぐれた弱い個体は他の動物に食べられることによって生態系は守られてきたはずである。彼は似非の自然保護者でなく、自然と闘いながらも共存して行く真の自然保護をアラスカで見つけたのだろう。
2006.08.12
今日は浅草の隣、合羽橋に用事があった。いつもは車で行ってしまうのだが、今日は久しぶりに電車で行った。車では1時間だが、電車では1時間半かかる。しかも買い物した荷物を持って歩かなくてはならない。今日は買い物をした荷物をぶら下げて行動だ。買い物が終わって、浅草方面に向かい、浅草演芸場の側の昼から営業している居酒屋に寄ってみた。樽ホッピーが常時置いてある「鈴芳」である。この店はjayさんのブログなどに取り上がられていて、いつも気になっていたのだが、車の運転があるので飲めなかった。店に入ってまずはホッピーを注文し、ちらっと眼に入ったモツの煮込みを頼んだ。ここの女将さんに「モツでいいんですか?」と聞かれ「あれっ!」と思ったが、取り敢えずそれをもらった。落ち着いて壁に貼られたメニューを見ると「韓国風牛すじの煮込み」と「牛の煮込み」がある。モツの煮込みは私には今イチだったので、すぐに「韓国風牛すじの煮込み」を追加注文をしたが、こちらが美味かったので、唐辛子の効いた煮汁まで全て飲み干してしまった。もう一杯ホッピーを飲もうか逡巡したが、最近ホッピー3杯で記憶を無くすことが多いし、帰りの途中で野毛か横須賀で更にホッピーを飲みそうな気もしたので、一杯で止めにしておいた。でも帰りは首尾良く電車で座れたし、居眠りをして眠たかったので家に直行してしまった。こんな形で帰宅してしまうなら、もう少し浅草で飲み歩いて来るんだった。
2006.08.09
今日のボクシングの試合。はじめから結果が分かっているようなので見る気がしなかった。接戦だったら亀田だろう。でも何となく見たテレビ。第8ランドだった。亀田劣勢。解説者の誰もが亀田が負けの前提で話していた。曰く「今までがとんとん拍子で来すぎていた。」「世界が甘くないと解るだろう。」等々・・・・・ところが亀田が勝利!いくら商売上亀田を勝たせなければいけないとしても、ここまでやったら自殺行為だろう。
2006.08.02
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