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2010.06.04
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テーマ: ニュース(96636)
カテゴリ: その他
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20100605k0000m040090000c.html


和歌山県太地町のイルカ漁を批判的に取り上げた米ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」(ルイ・シホヨス監督)の上映中止問題で4日、東京と大阪の2館も中止を決め、東京都内での上映館はなくなった。2年前にドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止が相次いだ際は、街宣活動実施後に中止が決定されたが、今回は抗議活動の予告だけで中止の動きが広がり、表現の自由の萎縮(いしゅく)を懸念する声が上がっている。
「反日映画の上映は許せない。中止を求める」。今年3月、ザ・コーヴの配給会社「アンプラグド」(東京都目黒区)に、ある団体から電話が入った。この団体は、首相の靖国神社参拝を求める活動などをしている。1月に日本での公開を発表した際には特に反応はなかった。電話は、米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した時期に重なる。
4月になると、社長の自宅前や事務所の周辺でマイクを使った抗議活動が早朝から行われるなど、抗議活動がエスカレート。同社は抗議活動の中止を求める仮処分を東京地裁に申請し、認められた。
ただ、最近までは東京や大阪などの全26館での上映方針に変更はなかった。中止のきっかけは、この団体がホームページで今月2日、上映を予定していた「シアターN渋谷」や同館を運営する出版取り次ぎの日本出版販売(東京都千代田区)に対する街頭宣伝や抗議活動の実施を予告したことだった。3日に中止を決めた同社は「観客や近隣への迷惑がかかる可能性があり、上映を中止した」と理由を話す。
また、4日に中止を決めた東京の「シネマート六本木」と大阪の「同心斎橋」を巡っては、両館を運営する「エスピーオー」の関連会社に対し、5日に街宣活動するとの予告があった。エ社は「関係各所に迷惑をかける可能性があるため」と中止を決めた。
フリージャーナリストの綿井健陽さんは「こんなに簡単に中止が決まっていいのか。『面倒な映画の上映はやめておこう』という萎縮を生みかねず影響は大きい。上映を待ち望んでいる人もいるという声を関係者に伝えることが重要だ」と指摘する。
シホヨス監督は4日、「一部の過激な人たちが東京の映画館を脅かしていることを知り大変残念だ」とのコメントを発表した。
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過去の記事 を参照してください。)だから、おそらく「ザ・コーヴ」の内容にも、あまり賛同は出来ないんじゃないかという気はします。まだ見ていないので、あくまでも「気がする」だけですけれど。
それはともかくとして、内容に対する賛否は別にして、上映を許さない、というのはなんたることかと思います。
記事では上映妨害を働いた団体名は明記されていませんが、その名をここにはっきりと書いておきましょう。
西村修平が代表をつとめる「主権回復を目指す会」がその団体名です。
http://www.shukenkaifuku.com/info/main.htm

記事を見ると、「日本人蔑視を煽る映画に表現の自由を認めてはならない!」なんてタイトルが並んでいて、思わず笑ってしまいそうになるのですが、実際に彼らの思うとおり、映画の上映が中止に追い込まれているのですから、これは笑いごとではありません。
昨年、「南京・史実を守る映画祭」を開催したとき、取り上げた映画には、南京大虐殺に真正面から切り込んだ作品もありましたが、南京大虐殺を映画の一場面として取り上げただけの娯楽作品もありました。ハリウッド製の映画と言えば、たいていは日本でも上映されるものですが、この作品は日本では上映されていません。とにかく南京事件にちょっとでもかかわる映画は、日本では上映されないのです。右翼が騒ぐから。
同じことが、映画「靖国YASUKUNI」でも起こったけれど、幸いにしてこのときは、いくかの映画館が公開に踏み切りましたけれど。

このままでは、「主権回復を目指す会」(あるいは右翼団体一般)の意に反する映画の言論の自由が失われる、というとんでもない事態になってしまいます。映画だけではありません。「主権回復を目指す会」と、その姉妹団体である「在特会」は、彼らの気に入らない集会やデモに対して、次々と妨害行為をかけている。(もっとも、連中は防備を固めているところには踏み込まないのです、南京映画祭にも、事前に挑発したにもかかわらず、姿を現さなかった)
だから、内容に対する賛否はともかくとして、とにかくこの映画は是非上映して欲しい。「主権回復を目指す会」やら「在特会」やらの思うとおりの国にしてはいけない。





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最終更新日  2010.06.04 22:54:15
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