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2010.10.19
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カテゴリ: 音楽
フォルクローレの世界でコンドルと言えば、誰がなんといっても「コンドルは飛んでいく」が知名度ナンバーワンであることは、歴然としています。「フォルクローレってどんな音楽ですか?」と聞かれたら、とりあえず「コンドルは飛んでいくみたいな音楽です」と答えれば、大多数の人が、どんな音楽家を理解してくれるという意味で、「コンドルは飛んでいく」は実に偉大な曲です。私自身だって、一番最初は、この曲が好きだからフォルクローレを始めたようなものですから。(始めて聞いたのは中学生の頃)


さて、しかしコンドルという名前を用いた曲が「コンドルは飛んでいく」以外にない、というわけではありません。他にもたくさんコンドルの名を用いた曲があります。で、そんな「コンドルは飛んでいくではないコンドルの名曲」の数々を紹介しようかと思います。

まずは、私自身も演奏している曲から(でも、紹介するのは私の演奏じゃありません)
コンドルたちの反乱(Rebeldia de los condores)
「コンドルは飛んでいく」は1羽のコンドル(原題は単数形)ですが、このコンドルは複数です。前半は「トヨ」という特大のサンポーニャ(バス・サンポーニャ?)が使われます。実は、この曲は演奏者によって「ロス・トヨス」という別のタイトルが付けられることもあるのですが・・・・・・・。演奏はボリビアのサンポーニャ奏者フェルナンド・ヒメネス。

コンドルは戻ってくる(El condor vuelve)
演奏しているのはボリビアの「ルミリャフタ」ですが、曲自体はアルゼンチンの曲です。コンドルをラテンアメリカ団結の象徴として歌い上げています。

コンドルの飛行(Vuelo de los condores)
このコンドルも複数形です。多くのコンドルが上昇気流に乗って乱舞しているイメージでしょうか。ケーナ二重奏のバージョンもあって、こちらの方がかっこいいのですが、YouTubeに音源が見つかりませんでした。演奏は、やはりボリビアのグループで「サビア・アンディーナ」

コンドルカンキ(Condorcanqui)
厳密に言うと、これは鳥のコンドルのことではなく、植民地時代ペルーで、インカ皇帝の末裔と称して反乱を起こしたホセ・ガブリエル・コンドルカンキのことです。ただ、「コンドルカンキ」という名前自体が鳥のコンドルに由来しているし、彼がその末裔だと称したインカ最後の皇帝トゥパク・アマルは死後コンドルに姿を変えたという伝説があります。
この曲は、チリのイジャプというグループの演奏です。


で、もう一つフォルクローレではない(フォルクローレを意識した編曲ですが)曲を一つ


沖縄で活動する日系ペルー人歌手のアルベルト城間の曲、ザ・ブームの宮沢和史の歌詞、とても好きな曲の一つです。15年以上前に、彼がメジャーデビューした前後、あるイベントで同じステージで演奏させていただいたことがあります(一緒に演奏したわけではありませんが)。日本語はほとんど外国人の発音と感じさせないのですが、「コンドル」という言葉とスペイン語の歌詞の部分は、やっぱりスペイン語の発音なんですね。





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最終更新日  2010.10.19 23:06:53
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