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2011.06.07
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カテゴリ: 政治
枝野長官、今上陛下が第何代か「知らない」


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こんな馬鹿馬鹿しい質問をする極右政治家山谷えり子、そして、答えられないことが悪いかのようなスタンスで報じる極右新聞産経新聞。どちらも壊れているとしか言いようがありません。
政治家がこんな知識を持っていなければならない義務など、まったくない。

天皇家125代なんてのは、もともとウソなのです。日本の歴史がはっきりと記録に残っているのは6世紀頃以降です。それ以前の天皇は、実在性がかなり怪しい。いつ以降の天皇が実在するかは諸説ありますけれど、少なくとも「神武天皇」が実在ではないことは、間違いない。
Wikipediaによると、考古学的に実在性が証明される最古の天皇は雄略天皇だそうです。「雄略」という名「天皇」という称号で当時呼ばれていたかどうかは、かなり怪しいですが、それに相当する人物がいたことはおそらく事実なのでしょう。その雄略天皇が「第21代」ですから、それ以前の20代は実在性がかなり怪しい。
だいたい、初期の天皇は軒並み100歳以上の長寿を全うしたことになっています。「消えた高齢者」じゃないけど、現代日本だってそんなのあり得ないのに、2000年前にあり得るはずもない。

ま、神話は神話として信じるのは自由ですが、興味のない人間がそんなものを覚える必要などまったくありません。皇紀何年なんてのも同様です。バカか、と思います。もっとも、私は今が皇紀何年かは計算できますけどね。1940年に皇紀2600年という祝賀行事をやったことを知っているからです。※でも、そんなことが計算できることは何の自慢にもならないし、日常生活においても、政治の世界においても、なんら必要な知識ではないでしょう。

戦前の価値観に生きる時代錯誤政治家と時代錯誤新聞がおかしなことを口走っている、ということでしょう。しかし、それこそ今というときに、国会でこんなバカげた質問をやっている場合か?と思うのですが・・・・・・。


※「皇紀」2600年(1940年)に制式採用した海軍の戦闘機が、末尾の数字を取って「零式艦上戦闘機」と命名されたのは有名な話です。陸軍は同じ年に採用された兵器に零式ではなく「百式」と名付けています。(百式司令部偵察機、百式重爆撃機「呑龍」、百式短機関銃など)
そして、旧陸海軍は、最初から兵器の制式名称に「皇紀」を用いていたわけではありません。有名な三十八式歩兵銃は、皇紀2538年の採用ではなく、明治三十八年の採用です。ではいつから「皇紀」を使い始めたのか、正確ではありませんが、おそらく1929年からではないかと思います。この年に採用された陸軍の戦車は八十九式中戦車(1929年)、その前年に採用された海軍の戦闘機は三式艦上戦闘機だからです。戦後の自衛隊では、陸上自衛隊だけが「××式」という命名法を旧軍から引き継いでいますが、年号は西暦です。





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最終更新日  2011.06.07 22:47:16
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