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2011.11.27
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<大阪ダブル選>「橋下維新」が制覇 都構想推進へ


◇既成政党との対決制す
ダブル選は40年ぶりで、大阪都構想の是非が最大の争点となった。橋下氏の政治手法や教育への政治関与を打ち出した教育基本条例案なども問われた。投票率は市長選が60.92%(前回43.61%)、知事選が午後7時現在41.26%(同確定48.95%)だった。
維新公認の橋下、松井両氏に対し、民主、自民は平松、倉田両氏を支援。共産は市長選で公認・推薦候補の擁立を見送り、自主的に平松氏の支援に回った。自主投票の公明を除く既成政党と維新が対決する構図になった。
橋下氏と松井氏はそろって大阪市内で記者会見。橋下氏は「広域行政は知事が決定権を持ち、市長は知事の決定に従いたい」と語った。戦後の大阪市長では最年少となる。知事から政令市長になるのは全国初。
大阪都構想は、府と大阪、堺両市を解体して「都」と「特別自治区」に再編する構想で、人口約267万人の大阪市の場合、8か9の区に分割される。
選挙戦で、橋下氏は「今のままの大阪ではじり貧。明治から続くさびついた統治機構を平成の世にふさわしい形に変えよう」と訴えた。また、既成政党が平松氏を支援したことを「大政翼賛会的だ」と批判し、維新支持層だけでなく、無党派層の支持も集めた。
平松氏は「大阪市から権限と財源をむしり取り、地図上から消そうとしている」と、都構想に真っ向から反対し、橋下氏の政治手法を「独裁」と批判。反維新勢力の結集を図ったが、民主、自民の支持層を固め切れなかった。
橋下氏は08年1月の知事選で初当選。10年1月に都構想を提唱し、同4月に大阪維新の会を結成。今年4月の統一地方選では、維新が府議会で過半数、市議会では第1党になった。しかし、平松氏や市議会多数を占める既成政党が都構想に反発。橋下氏は「民意を問う」として、10月末に知事を辞職し、ダブル選に持ち込んだ。
一方、松井氏は会見で「大阪が一体化して、二重行政を根本から変えていく」と語った。選挙結果を受けて、府議会で過半数を占める維新は、教育基本条例案と職員基本条例案の成立に向けて動き出す。
松井氏は03年に自民党公認で府議選に初当選。10年4月に橋下氏とともに維新を結成し、後に自民党を離党した。選挙戦では、橋下氏と二人三脚で「大阪を今のままでいいのか、変えていきたいのか決めてほしい」と、都構想の必要性を訴えた。
倉田氏は府内の首長の支援を受け、「卒維新」を掲げたが、民主、自民の支持層を含め支持が広がらなかった。梅田氏は共産系労組などを中心に支持拡大を図ったが、及ばなかった。

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私としては非常に残念な結果です。でもそれだけ支持者が多かったということですから、仕方がありません。
少し前の記事に紹介 しましたが、どうも週刊誌の的を外した橋下バッシングが、むしろ逆効果になってしまったんじゃないかという気がしてなりません。これまでずっと橋下批判をこのブログに書いてきた私でも、「親が暴力団関係者、被差別部落出身」などという批判の仕方には、さすがに鼻白みました。あんな批判の仕方をしたら、批判する側が差別主義者になってしまいます。

まあ、私は東京の人間なので、大阪の選挙には選挙権もありませんけど、我が相棒は大阪出身なので、無関係でもありません。それに、橋下的な政治的動きはやがて全国に波及するかも知れません。そうそう、我らが東京都知事(涙)石原慎太郎も橋下の応援演説に行っているんですね。暴言を吐けば吐くほど人気が上がっていくけど、よく考えると知事としての実績がさほどない、という点で石原も橋下もよく似ています。
あのような人物が人気を集めるのは、それだけ社会全体に閉塞感が強いということなのでしょう。しかし、だからといってあのような人物に政治の舵取りを任せるというのは、私にはどうも賛同できかねるのです。でも、選挙に勝ってしまったんだから仕方がない。

橋下の主張の中で唯一私が評価できるのは、反原発姿勢です。それについては本気で取り組んでほしいものです。そうでなければ、しょせん選挙目当てのポーズに過ぎなかったのかということになりますから。せめてこの点だけでも「ああ、本気の主張だったんだな」と思えるようなことをやってほしいものです、大して期待はしていないですけど。





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最終更新日  2011.11.27 22:46:20
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