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2011.11.28
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カテゴリ: 環境問題
京都議定書延長に反対=政府目標見直しも要請―業界9団体


鉄連の林田英治会長(JFEスチール社長)は同日の記者会見で、「京都議定書延長は、国際競争条件が同じでないという重しを背負う日本の産業界にとって致命的となる。延長されれば(産業)空洞化に拍車がかかる」と懸念を示した。

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このブログでは震災以来原発を巡る問題について書くことが多くなっています。それに反比例して地球温暖化問題については震災以降あまり書いていませんが、もちろん、温暖化の脅威が去ったわけでも、CO2をジャンジャン放出しても良くなったわけでもありません。
世の中二者択一的な言説を好む人がいて、そういう人は「原発かCO2か」というような二者択一を言いたがるものです。しかし、実際には原発もまたCO2を大量に発生させます。核反応自体ではCO2が発生しなくても、原発の建設やウランの採掘・精製・輸送・廃棄物の再処理などに多くの化石燃料が消費されるからです。
従って、CO2削減のために原発を、などというのは単なるデマゴギーの類だと私は思います。
CO2削減の王道は、消費する資源エネルギー量を削減する、というところに尽きます。今年は、節電によって全国的に電気の消費量が減りました。その一方で、原発の多くが止まったため、火力発電の発電量は大幅に増えたはずです。さて、トータルで見て、COの排出量は増えたのでしょうか、減ったのでしょうか。
実際のところは分かりません。しかし、私の推測では、おそらくCO2の発生量は減っただろうと思います。たとえ化石燃料の消費が増えても、トータルの発電量の減少の影響の方が大きいだろうと思うのです。今のところは「思う」だけですが。

残念ながら、あの広瀬隆を筆頭に、反原発派には地球温暖化懐疑論者が少なくないようです。京都大学原子炉研究所の小出裕章助手も、原発に関しての主張には全面的に賛同しますけど、やはり地球温暖化問題については懐疑的な見方(広瀬隆ほどに露骨で極端ではないですが)を示しています。
これはこれで、CO2削減をクローズアップされると原発が推進されるから、という意味で、やはり「原発かCO2か」という二者択一の結果、CO2による地球温暖化の事実を否定しているんじゃないかと、私には思えるのです(広瀬隆も小出裕章も、あからさまにそう言っているわけではないですが)。

だけど、実際には科学的事実というのは必ずしも二者択一ではありません。放射能とCO2、片方が「悪者」なら片方は必ず「善玉」であるとは限りません。放射能もCO2も、どちらも善玉である可能性も、どちらも悪玉である可能性もある。私の調べた範囲でいえば、どちらも悪玉と言わざるを得ません。


残念ながら、電気(資源エネルギー全般)の消費をどんどん拡大していきながら、原発事故も地球温暖化も招かず、資源も枯渇せず今後未来現代文明が繁栄し続ける、などということは不可能なのです。どれかを諦めるしかない。結局資源エネルギーを節約するしかない、と私は思います。





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最終更新日  2011.11.28 23:02:52
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