アンサンブル倶楽部でG#オープン式フルートを吹いているメンバーです。

いつもフルートやリコーダーの記事を楽しく拝見させていただいております。今回の画像を拝見し、木管のものを含めて全てドイツ式だったのが気になり書き込ませて頂くことにしました。

初心者のハ長調運指が楽なドイツ式が小学校で使用されるソプラノリコーダーを中心に広く普及してしまっていることは誠に残念なことです。ドイツ式の弱点は、全音域において音色の均一性や半音を含めた運指などで明らかに本来のバロック式に劣るからです。この差は、フルートのG#オープン式とG#クローズド式の差よりもはるかに大きいものです。

お子様が末永くこの楽器を演奏される可能性があれば、最初からバロック式を購入されて練習されることをお勧めします。一般的にリコーダーは、フルートに比べて音域が狭く、半音階も苦手で、息の圧力で音程が変化しやすい等で音程の良い演奏が難しく、運指などで高等な技能を必要とする楽器ですが、この楽器の特性に合わせて作曲された名曲も数多くあります。特にお勧めは、テレマンによるリコーダーと弦楽合奏のための組曲イ短調です。この曲に関しては、リコーダーの方がフルートよりも聴いていて上のイメージがします。運指の点でも明らかにリコーダーの方が自然です。You Tube などでもアップされています。少しでも興味があれば聴いてみて下さい。 (2012.07.17 06:05:25)

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2012.07.14
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カテゴリ: 音楽
私が小学生の頃は、音楽の授業は1~2年生はハーモニカ、3年からリコーダーでしたが、最近は1~2年生は鍵盤ハーモニカ(いわゆるピアニカ※)、3年からリコーダーとなっているようです。
で、うちの子も音楽の授業でリコーダーを始めたようです。夏休み近くなったので、家にリコーダーを持って帰ってきて、ピーヒャラピーヒャラと吹いています。

SopranoRecorder1.JPG

SopranoRecorder2.JPG

私が子どもの頃もっていたリコーダーと、大筋では変わらないデザインで変わらない材質(ABS樹脂)です。
ちなみに、我が家にはドイツ製(多分)の木製のリコーダーもあります。

Alt&SopranoRecorder.JPG

我が家で撮影して、ウィキペディアにアップした写真です。リコーダーも、高級なものはかなり高価で、銀座の山野楽器で見ると、ソプラノリコーダーでも数万円から10万円くらいまでの楽器があるようです(それでも、フルートやピッコロに比べればずっと安いかな)。ちなみに、上記のドイツ製のリコーダーは、そんなに高価なものではないようです。自分で買ったのではないので正確な値段は知りませんが、日本円で1万円はしなかったように聞いています。(母がドイツに行ったときに買ってきた)

木製のリコーダーとABS樹脂製のリコーダー。どちらが本物かと言えば、もちろん木製の方が本物(よりオリジナル)です。音色も、どう考えたって木製の方が良いと私は思います。
だけど、平均的日本人が「リコーダー」と言われてどちらを思い浮かべるかといえば、おそらく9割以上の人はABS樹脂製のリコーダーを連想するでしょう。学校の音楽教育で使われるイメージがあまりに大きいからです。

それにしても、リコーダーは、学校の音楽教育以外の場では、楽器としてあまりポピュラーではないと思うのですが、何で学校の音楽教育で、リコーダーがこれほど重視されるようになったのでしょうか。
いろいろ考えてみると

2誰でも音が出せる(息さえ入れれば、とりあえず音は出る)
3メンテナンスがほとんど不要(多少は手入れをした方が良いとは思うけど)
という、学校教育向きの条件が揃っているから、ということなのだろうと思います。

で、このリコーダー、実はよく観察してみると、ケーナの親戚だということが分かります。音の出る仕組みは、ケーナと(ということは尺八やフルート、篠笛なども)まったく同じなのです。

いとうさんのケーナと私のケーナを上から見て1

この歌口の切り込みに直接口を付けて息を入れて音を出すのがケーナ(尺八やフルートも)です。リコーダーは、歌口の上にさらに吹き口をもうけています。ケーナやフルートは、唇で息をコントロールしないと音が出ませんが、リコーダーは吹き口からの気道が、音の出る空気の流れになるように調整されています。
だからリコーダーは誰でも音が出せる反面、音量や音色のコントロール、表現力は、ケーナやフルートなどの方が一枚上手です。
それとケーナやフルートは基本的にほぼ同じ唇の形(アンブシュア)で音を出せますが、リコーダーは、吹き口を加えるので、唇の形がかなり違います。そのため、私にとっては、リコーダーを吹いた直後にケーナを吹くのは難しいのです。非常にスカスカした音になってしまいます。
いや、実際リコーダーに比べてケーナはスカスカした音なのです。というのは、息を音に変換する効率は、リコーダーの方が高いからです。ケーナでは、音に変換されない息がスースーと風切り音になって、それがまたケーナの音色の魅力なのですが、リコーダーにはそういう風切り音はあまりありません。そのような楽器の特徴の差に加えて、前述の唇の形の差があるために、リコーダーを吹いた直後にケーナを吹くと、極端に音が出にくいように感じられるのです。ケーナを吹いた直後にリコーダーなら、まったく問題ありませんが。

ただ、私がリコーダーを吹くと、やっぱりビブラートがかかってしまうのです。だから、多少音色に違いがあっても、やっぱりケーナみたいな音になってしまう。本当は、リコーダーの音楽を聴くと、ビブラートはあまりかけないようです。

そのうち、子どものソプラノリコーダーと私のアルトリコーダーでも合奏できたらいいなあ。
それにしても、私が小学生の頃より、うちの子の方が遙かに音楽的素養がありそうです。





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最終更新日  2012.07.15 02:23:36
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小学生のころの楽器というと  
Bill McCreary さん
まさにリコーダーですね。

>1安く作れる(ABS樹脂製のソプラノリコーダーなら1000円前後)
2誰でも音が出せる(息さえ入れれば、とりあえず音は出る)
3メンテナンスがほとんど不要(多少は手入れをした方が良いとは思うけど)
という、学校教育向きの条件が揃っているから、ということなのだろうと思います。

確かにその通りですね。ただ子どもごころに私は、笛を吹いた後のいやなにおいが不快で、いまでも笛系の楽器はトラウマです(笑)。たぶん一生演奏することはないな。

それにしてもあらためて考えると、コストパフォーマンスの優れた楽器ではありますね。 (2012.07.15 10:08:23)

Re:小学生のころの楽器というと(07/14)  
inti-sol  さん
Bill McCrearyさん

>まさにリコーダーですね。

>ただ子どもごころに私は、笛を吹いた後のいやなにおいが不快で、いまでも笛系の楽器はトラウマです(笑)。たぶん一生演奏することはないな。

私は、臭いはあまり気になった記憶がないのですが、指が小さくて、指穴を押さえきれず、また指の回りも極端に悪かったので(今でも指は回らないのですが、それとは異次元のレベルの話です)、リコーダーは苦手でした。
その頃のトラウマについては、以前に書いたこともありますが。 (2012.07.15 20:13:19)

Re:子どもがリコーダーを吹き始めた(07/14)  
たかさん さん
フルートは吹けるのにリコーダーは苦手という私です(笑)。

うちの息子にリコーダーを教えたこともありましたが、息子は全く興味もなかったようで、もう吹いてません。娘はフルートをやりだしたんですけどねえ。

inti-solさんの娘さんも、そのうちフルートをやるかもしれませんよ。もう一本いかがですか(笑) (2012.07.15 20:47:09)

Re[1]:子どもがリコーダーを吹き始めた(07/14)  
inti-sol  さん
たかさんさん

>フルートは吹けるのにリコーダーは苦手という私です(笑)。

私も、実は運指がちょっと苦手です。1オクターブ上のドが、指がイレギュラーですね。あそこが混乱するのです。

>inti-solさんの娘さんも、そのうちフルートをやるかもしれませんよ。もう一本いかがですか(笑)

誘惑しないでくださいよ。実際、頭部管だけならもう音が出せますからね。もし「フルートやりたい」と言い出したら、私のEXを子ども用にして、自分は総銀製を・・・・・・無理だな、いくら何でも小学生がリングキーのフルートを押さえるのは難しいでしょうから、やっぱりカバードキーですね。とりあえず、私が最初に使ったYFL311があります。 (2012.07.15 21:44:39)

リコーダーは本来のバロック式をお勧めします!  
星の さん

追伸:リコーダーは本来のバロック式をお勧めします!(07/14)  
星のプー さん
中学校で習うアルトリコーダーの方は、本来のバロック式が我が家の息子達が習った十数年前の当S市で採用していたようで、当時の音楽の先生方の認識が高かったと評価しています。

曲例で挙げたテレマン組曲もアルトリコーダーのためのものです。こういう本来のリコーダーのために書かれた名曲を、この楽器を習う前に学校教育の現場で生徒に聴かせてほしいと切に願っております。楽器の価値観が高まると思います。 (2012.07.17 07:08:14)

Re:リコーダーは本来のバロック式をお勧めします!(07/14)  
inti-sol  さん
星のさん

>アンサンブル倶楽部でG#オープン式フルートを吹いているメンバーです。

それは、はじめまして。中上級コースでしょうか。(私は初級者コースです)

>初心者のハ長調運指が楽なドイツ式が小学校で使用されるソプラノリコーダーを中心に広く普及してしまっていることは誠に残念なことです。ドイツ式の弱点は、全音域において音色の均一性や半音を含めた運指などで明らかに本来のバロック式に劣るからです。

そうなんですか。参考になります。確かに、リコーダーの半音は運指がややこしいなと常々思っていました。
ただ、子どものリコーダーは学校教材なので、1人だけ別の笛、というわけにもいきません。

半音というのは、管楽器ではいずれも運指に問題をはらみますね。運指がイレギュラーになるのが避けがたい。フルートはG♯はオープン式にできても、D#がをオープン式にはできませんし。
ある意味、半音の出し方がもっとも感覚的に分かりやすい笛はケーナです。半音=音孔を半分開ける、実に明快です。ただ、それを正確な音程で、指の加減をコントロールしながら、というところに難しさがあるんですけどね。

>運指の点でも明らかにリコーダーの方が自然です。You Tube などでもアップされています。少しでも興味があれば聴いてみて下さい。

そうですね、聞いてみます。 (2012.07.17 21:08:05)

Re[1]:リコーダーは本来のバロック式をお勧めします!(07/14)  
星のプーさん さん
inti-solさん

>中上級コースでしょうか。(私は初級者コースです)

私も同じ初心者コースです。いつも前列右側に座っている天体好きのH.U.です。

>ただ、子どものリコーダーは学校教材なので、1人だけ別の笛、というわけにもいきません。

そうですね! お子様が中学生になるとき学校でバロック式のアルトを採用してくれるとその音色バランスと運指の違いがわかって良いのですが・・・。

バロック式は右手中指のトーンホールがドイツ式よりも大きめに開けてあり、ソプラノでの低いファの運指ではこの右手中指だけ開ける運指になります。この穴だけ開いているだけでもトーンホールが大きめなので抜けの良い音質が得られるのです。一方ドイツ式では右手中指以下3本を連続して開ける運指ですが、右手中指のトーンホールが小さいために霞んだ音色になってしまうのです。

>フルートはG♯はオープン式にできても、D#がをオープン式にはできませんし。

G♯オープン式の最大のメリットは、余分なトーンホールがなく低音部の響きがG♯クローズド式に比べて明らかに良いことに加えて、G#がオープンホールなのでG~G#~Aが中間音の入らない滑らかな演奏が可能になることです。確かにD#はそれ以下の低音部を右手小指だけで操作する必要性からクローズドですが、この部分に余計なトーンホールはありませんし、罪は最小限に抑えられた構造だと思います。構造が違うので運指は異なりますが、音響上のメリットは大きく、運指を覚え直してでも価値のあるシステムだと思います。プロの方の中にも変更された方もおります。若手名手のデニス・ブリアコフさんが最初から使用されているシステムです。店頭でほとんど売られていないのが残念です!

次回アンサンブル倶楽部で私のG#オープン式フルートをご覧ください。 (2012.07.18 00:17:07)

Re[2]:リコーダーは本来のバロック式をお勧めします!(07/14)  
inti-sol  さん
星のプーさんさん

>私も同じ初心者コースです。いつも前列右側に座っている天体好きのH.U.です。

あ、これは失礼しました。CDありがとうございました。
実は、お持ちのフルートがG#オープンだということに、今の今まで気がついていませんでした。

>次回アンサンブル倶楽部で私のG#オープン式フルートをご覧ください。

そうですね、今度吹かせてください。 (2012.07.18 07:06:53)

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