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2012.07.14
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カテゴリ: 音楽
私が小学生の頃は、音楽の授業は1~2年生はハーモニカ、3年からリコーダーでしたが、最近は1~2年生は鍵盤ハーモニカ(いわゆるピアニカ※)、3年からリコーダーとなっているようです。


SopranoRecorder1.JPG

SopranoRecorder2.JPG

私が子どもの頃もっていたリコーダーと、大筋では変わらないデザインで変わらない材質(ABS樹脂)です。
ちなみに、我が家にはドイツ製(多分)の木製のリコーダーもあります。

Alt&SopranoRecorder.JPG

我が家で撮影して、ウィキペディアにアップした写真です。リコーダーも、高級なものはかなり高価で、銀座の山野楽器で見ると、ソプラノリコーダーでも数万円から10万円くらいまでの楽器があるようです(それでも、フルートやピッコロに比べればずっと安いかな)。ちなみに、上記のドイツ製のリコーダーは、そんなに高価なものではないようです。自分で買ったのではないので正確な値段は知りませんが、日本円で1万円はしなかったように聞いています。(母がドイツに行ったときに買ってきた)

木製のリコーダーとABS樹脂製のリコーダー。どちらが本物かと言えば、もちろん木製の方が本物(よりオリジナル)です。音色も、どう考えたって木製の方が良いと私は思います。
だけど、平均的日本人が「リコーダー」と言われてどちらを思い浮かべるかといえば、おそらく9割以上の人はABS樹脂製のリコーダーを連想するでしょう。学校の音楽教育で使われるイメージがあまりに大きいからです。

それにしても、リコーダーは、学校の音楽教育以外の場では、楽器としてあまりポピュラーではないと思うのですが、何で学校の音楽教育で、リコーダーがこれほど重視されるようになったのでしょうか。
いろいろ考えてみると

2誰でも音が出せる(息さえ入れれば、とりあえず音は出る)
3メンテナンスがほとんど不要(多少は手入れをした方が良いとは思うけど)
という、学校教育向きの条件が揃っているから、ということなのだろうと思います。

で、このリコーダー、実はよく観察してみると、ケーナの親戚だということが分かります。音の出る仕組みは、ケーナと(ということは尺八やフルート、篠笛なども)まったく同じなのです。

いとうさんのケーナと私のケーナを上から見て1

この歌口の切り込みに直接口を付けて息を入れて音を出すのがケーナ(尺八やフルートも)です。リコーダーは、歌口の上にさらに吹き口をもうけています。ケーナやフルートは、唇で息をコントロールしないと音が出ませんが、リコーダーは吹き口からの気道が、音の出る空気の流れになるように調整されています。
だからリコーダーは誰でも音が出せる反面、音量や音色のコントロール、表現力は、ケーナやフルートなどの方が一枚上手です。
それとケーナやフルートは基本的にほぼ同じ唇の形(アンブシュア)で音を出せますが、リコーダーは、吹き口を加えるので、唇の形がかなり違います。そのため、私にとっては、リコーダーを吹いた直後にケーナを吹くのは難しいのです。非常にスカスカした音になってしまいます。
いや、実際リコーダーに比べてケーナはスカスカした音なのです。というのは、息を音に変換する効率は、リコーダーの方が高いからです。ケーナでは、音に変換されない息がスースーと風切り音になって、それがまたケーナの音色の魅力なのですが、リコーダーにはそういう風切り音はあまりありません。そのような楽器の特徴の差に加えて、前述の唇の形の差があるために、リコーダーを吹いた直後にケーナを吹くと、極端に音が出にくいように感じられるのです。ケーナを吹いた直後にリコーダーなら、まったく問題ありませんが。

ただ、私がリコーダーを吹くと、やっぱりビブラートがかかってしまうのです。だから、多少音色に違いがあっても、やっぱりケーナみたいな音になってしまう。本当は、リコーダーの音楽を聴くと、ビブラートはあまりかけないようです。

そのうち、子どものソプラノリコーダーと私のアルトリコーダーでも合奏できたらいいなあ。
それにしても、私が小学生の頃より、うちの子の方が遙かに音楽的素養がありそうです。





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最終更新日  2012.07.15 02:23:36
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