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2012.08.27
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悪臭、大量のムシ…「ゴミに囲まれ死んでいくしかない」 近隣にゴミ屋敷という不幸 大阪・鶴見


道路の排水溝もゴミで詰まっているため、雨が降ると辺り一面が汚水に浸(つ)かり、夏場は大量の虫が発生する。近くの主婦(71)は「虫よけスプレー1缶を1日で使い切っても虫がわいてくる」と困り果てた様子で話した。
住民や区が再三にわたって撤去を要請しても女性は聞く耳を持たない状態。悪臭に耐えかねた住民が道路のゴミを撤去しても、激怒した女性がゴミを持ち帰ってくるだけで状況は一向に改善しない。
近くの自営業の男性(70)は「まるでゴミための中で生活しているよう。役所や警察など考えられるところはすべてお願いしたけど無駄だった。普通の生活がしたいだけなのに、誰も助けてくれない」と肩を落とした。

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こういう、「自分でゴミを集めてきてしまう」系のゴミ屋敷は私自身見たことがないのですが、「自分の出したゴミが片付けられない」系のゴミ屋敷は、知らないでもありません。まあ、一歩間違えると、我が家もゴミ屋敷じゃない?って気がしないでもないのですが、「本格的ゴミ屋敷」というのはやはり、かなり異世界な状況で、「普通の人」が「部屋が散らかっている」というのとは、話のレベルが相当に違います。
こんなお屋敷が近所にある、近隣の住民ははっきり言ってたまったものではないのです。
誤解を恐れずに言えば、こういう状態の人は広い意味での精神疾患があると考えて間違いないでしょう。 別記事 には

市地域福祉課は、ゴミを放置してしまうのは自分の生活環境に無関心になる自己放任(セルフネグレクト)の一種で、心のケアが必要と指摘。「無理にゴミを片付けてもまた集めてきて同じことになってしまう。関係機関と連携して地域的なネットワークで家主を支援し、生活そのものを改善してもらわなければならない。

とあります。そのとおりではあるのですが、「心のケア」をすれば改善するかというと、なかなか難しい部分があるのではないかと思います。まず間違いなく、本人は自分が異常だとは思っていない(あるいは、異常ではないかと思うこと、人からそう指摘されることを拒否する)。おそらく、いずれの例でも多かれ少なかれ「心のケア」を試みてはいるはずで、それが拒まれて打つ手がない、というのが実情ではないかと思います。

もの凄く単純に言えば、こういう状態に陥ってしまった人は、もう社会生活能力はない、ということなのです。しかし、社会生活能力がないからといって、精神病院の閉鎖病棟に無理矢理押し込むことができるわけではありません。ゴミ屋敷は、広い意味で近隣住民に対する「他害」のような気はするのですが、だからといって、ゴミ屋敷にしているから自傷他害のおそれがあるので措置入院、なんてことはできないのです。
本当に、こういう人の隣人になってしまうほど不幸なことはありません。大いに同情します。だけど解決策がない。本当にね、何とかならないかなと思うんですけどね、どうにもならない。





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最終更新日  2018.06.09 08:48:10
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