しかしこの社説すごいですね。ほとんど「自民党に投票しよう」と訴えているじゃないですか。産経新聞がそういうところだというのは公然ですが、それにしたって程度の問題でしょう。

それにしても、日本が経済発展をしてきたのは、明らかに日本が平和を希求(いろいろあったとはいえ)してきてさまざまな軍事より経済にいそしんだ部分が大きいんじゃないんですかね。韓国にしたってベトナムにしたって、朝鮮戦争、ベトナム戦争がなければずっと早く経済を発展させられたでしょう。また、戦前と戦後の日本の国際社会の立ち位置の改善など、戦後日本の優位性は明白ですが、そんなことすら安倍とか産経は公然と認めないからどうしようもないですね。とくに産経なんか、お前らみたいなクズ新聞が大赤字ながらも発行を続けられるのは、日本が平和だからだろうと思います。

それから私のブログが500万PVを突破しました。ここしばらくinti-solさんからいろいろネタをいただいています。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

それから、共産党が京都でも勝ったのはよかったですね。逆に神奈川は残念でした。 (2013.07.22 07:31:38)

inti-solのブログ

inti-solのブログ

2013.07.21
XML
カテゴリ: 政治
参院選きょう投票 「強い国」へ確かな選択を

参院選の投票日を迎えた。今世紀前半の日本の政治動向にもかかわる選挙の重みを感じながら、有権者は棄権することなく、投票所に足を運んでほしい。
最大の注目点は、衆参のねじれが解消され、「政権の安定化」が図られるかどうかだ。忘れてならないのは、日本が繁栄と安全を確保していけるかどうかの岐路に立たされていることである。
デフレから脱却して景気を回復軌道に乗せられるのか、中国が力ずくで奪取を図ろうとする尖閣諸島を守り抜けるのか。これがかなわなければ、国家再生を望むことは難しい。

≪日本の岐路を直視せよ≫
安倍晋三首相が進めるアベノミクスの評価や憲法改正への取り組みなど各党は一定の方向性を示した。内外の危機を克服できるのはどの政党なのかを十二分に見極めることが求められる。
どの程度の時間が割かれたかはともかく、最大の争点の一つは国民の間でも支持が拡大している憲法改正だった。
自民党や日本維新の会は、憲法改正の発議要件を緩和するため96条改正を主張した。安倍首相は終盤戦で「憲法9条を改正し、(自衛隊の)存在と役割を明記していくのが正しい姿だ」と語った。
与党の公明党が、自衛隊の存在や国際貢献を書き加えるなど「加憲」の立場から9条論議に応じる姿勢を示したのも注目点だ。
民主党は「未来志向の憲法を構想する」との抽象論にとどまり、96条の先行改正に反対する一方、9条への明確な見解を示さなかった。共産党などは「平和憲法を守れ」と改正反対を主張した。
とりわけ9条を変えなければならないのは、今の9条の下では自衛権が強く制約され、抑止力が働かないためだ。憲法改正を通じて「強い日本」を取り戻そうと腐心しているのは誰かも、重要な選択肢としなければならない。(以下略)

---

例によって産経新聞の社説です。産経にとっては(別に産経だけの専売特許というわけではないでしょうけど)日本が強い国になることが理想であるようです。
私は、しかし強い国が理想とは思わないのです。
かつて、わが国は世界一強い国を目指したことがありました。でも、その結果日本中が焼け野原となり、多くの国民は不幸のどん底に突き落とされました。
確かに、あまり極端に弱すぎることは、国民の不幸を招く可能性がありますけど、かといって強い国を目指しても、国民の幸せはありません。
日本は、中国に抜かれたとはいえ世界第3位の経済大国であり、軍事的にも世界で上位何番目かに位置する強力な自衛隊を保有しています。それでもなお、更に「強い国」を目指して、国民の幸せにつながることなどないし、戦争を行うことが国民の幸せにつながることもない、と思います。

強い国であることより暮らしやすい国であることの方が、はるかに大事なことだと私は思うのです。

暮らしやすいというのはどういうことか。
たとえば暮らしていく上で命の危険が少ないこと(犯罪・病気・災害などなど)、なるべく多くの人(できれば全ての人)が健康で文化的な生活を送れること、教育水準が高いこと、働きたいと望む人に仕事があること、万が一仕事がなくなっても、直ちに飢餓の危機に陥らないこと・・・・・・色々な要素があり、また人によってもどういう条件が重要かという考えは違うでしょう。


更にいえば、自民党の憲法改正案は、国民に対しても「強い態度」に出ようとしています。つまり、様々な権利を制約して国の強権に従わせようという意思がありありと出ています。挙句の果てに、96条だけ先行改正、つまり憲法改正の敷居を下げることで、ある意味で白紙委任を得ようとしています。そのようなことが実現して、国民が暮らしやすくなることなど、絶対にないといっていいでしょう。

話は変わりますが、午後2時現在の投票率は22.66%で、前回より5%も低下していると報じられています。何党支持であろうが、あるいは支持政党なしであろうが、ともかく投票には行くべきであると私は思います。
棄権は、政治に対する白紙委任と同じです。まだ投票締め切りまでは時間がある。私は自民党(維新の会も)の政策には絶対反対ですけど、「自民党に投票する」でもいいから、まだ投票していない方、是非投票に行きましょう!!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.07.21 16:46:06
コメント(9) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:強い国より暮らしやすい国を  
楚星蘭三 さん
つまり「強盛大国、マンセー!」ってことで(苦笑)。
まあ私も、グローバル化にともなう慌ただしい動きに左右されない「強さ」(あるいは「しなやかさ」)を、国、社会、経済、文化、学問、また個々人の思考も(ある程度長い尺度でものを考える、という意味で)持つべきだとは思いますけど。ただそれは、3K紙や現政権の言う「強さ」とはだいぶ違っていて、あちらは私の尺度からすると、むしろ「もろい国(社会)」への道に思えます。 (2013.07.21 18:30:34)

Re[1]:強い国より暮らしやすい国を(07/21)  
inti-sol  さん
楚星蘭三さん
>つまり「強盛大国、マンセー!」ってことで(苦笑)。

そういうことですね。中国や北朝鮮を嫌っている人が、一番中国や北朝鮮に似た国を目指している、というパラドックスです。

>ただそれは、3K紙や現政権の言う「強さ」とはだいぶ違っていて、あちらは私の尺度からすると、むしろ「もろい国(社会)」への道に思えます。

それは言えます。軍事力が強力で、強権的な体制というのは、ある意味でそうでないと権力が維持できない危うさと紙一重、とも言えます。
(2013.07.21 19:30:24)

Re[2]:強い国より暮らしやすい国を(07/21)  
楚星蘭三 さん
inti-solさん
>楚星蘭三さん
>>つまり「強盛大国、マンセー!」ってことで(苦笑)。

>そういうことですね。中国や北朝鮮を嫌っている人が、一番中国や北朝鮮に似た国を目指している、というパラドックスです。
いちおう複数政党制・議会政治・自由選挙がおこなわれている、経済もそこそこ繁栄していて大衆消費社会もある。
しかし政府が強権的で、報道機関が権力寄り、一般国民のあいだにも排外的な気分が広がっている。
したがって国際的には、民主主義が十分に機能しているとはみなされていない国、というと、たとえばプーチン政権下のロシアがそうですね。

大体プーチンというのは、KGBのエリート将校から始まって、ソ連崩壊後に大統領になった人ですから、イデオロギーの左右を問わず国が「強い」ことを最優先すると似たような結果をもたらす、ということを自ら証明しているような人物ですね。

まあある意味、あの国の政治の歴史的伝統なのかもしれませんけど。だとしても悪しき伝統ですね。

日本だってそういう路線を突き進んでいけば、国際的にはロシアと同じような評価を下される可能性大です。
いや、司法手続きが中世並みでは、と言われて、担当官が「シャラップ!」と気色ばんだ一見に見られるように、分野によってはすでにそのような「定評」があるようですが。

「民主主義・自由主義」旗を掲げてればそれでOK、じゃなくて、一つ一つの政策や、案件への対応の積み重ねですからね。
(2013.07.22 00:34:52)

一応セルフ・フォローしときますと、  
楚星蘭三 さん
前のエントリーで、メディアの「日本人横綱」云々を内向きナショナリズム・レイシズムの表れだといった人間が、「マンセー」と、朝鮮語を揶揄的なニュアンスで使うのはどうなんだ、と思われる向きもあるかもしれません。

私自身は、たとえば首相の眼前で右手を挙げて「ハイル!」といってみたり、「ウラー!」と言いながらガチョウ足行進をしても、首相への皮肉にはなってもドイツ人、ロシア人への差別にはあたらない、というのと同質のことだと思っています。

ただ日本人がこの語を用いるときの立ち位置というのは、ドイツ語やロシア語が相手の時とはおのずと違うだろうな、とは思います。この辺難しいところですな。

いずれにせよ「万歳」だと、それこそ当選した候補者が今夜一晩じゅう、党派を問わず使ってるし、あまりにニュートラルで平板な字面になってしまう、ということですかね。
(逆に英文で、わざわざlong liveじゃなくてbanzaiと書いてあったら、そこにはある種の書き手の意図を感じるでしょうね。)


(2013.07.22 01:03:21)

Re:強い国より暮らしやすい国を(07/21)  
Bill McCreary さん

Re[3]:強い国より暮らしやすい国を(07/21)  
inti-sol  さん
楚星蘭三さん

>したがって国際的には、民主主義が十分に機能しているとはみなされていない国、というと、たとえばプーチン政権下のロシアがそうですね。

なるほど、確かにそうですね。

>日本だってそういう路線を突き進んでいけば、国際的にはロシアと同じような評価を下される可能性大です。

なんだかんだと言って、これまでのところは、少なくともある程度は民主主義と市民的自由が保証されている国ではあったと思います。ただ、同調圧力の強い社会だから、人と違うことを始めると、それに対する圧力は強い。(例えば、シングルマザーを選択した安藤美姫とか)その同調圧力が権力と一体化すると、実に住みにくい国になりそうです。 (2013.07.22 19:32:02)

Re[1]:強い国より暮らしやすい国を(07/21)  
inti-sol  さん
Bill McCrearyさん

>しかしこの社説すごいですね。ほとんど「自民党に投票しよう」と訴えているじゃないですか。

ま、何しろ、2009年の総選挙の際には、自民党政権と一緒に「下野」したと自ら公言したくらいですから、驚くことでもありません。自民党には機関紙が二つある。自由新報と産経新聞と。それだけの話です。あれを商業紙と思ってはいけない。実際、商業紙としては採算が取れていないですし。

>とくに産経なんか、お前らみたいなクズ新聞が大赤字ながらも発行を続けられるのは、日本が平和だからだろうと思います。

そうそう、そういうことです。

>それから私のブログが500万PVを突破しました。

すごいですね、私のところは5年かかって45万アクセスです。最近は、Bill McCrearyさんに私の記事を紹介していただく度に、アクセス数が増えます。ありがとうございます。 (2013.07.22 19:39:50)

Re[2]:強い国より暮らしやすい国を(07/21)  
楚星蘭三 さん
>自民党には機関紙が二つある。自由新報と産経新聞と。
さしずめ「プラウダ」と「イズベスチア」ってとこですか(苦笑)。 (2013.07.23 12:31:11)

Re[3]:強い国より暮らしやすい国を(07/21)  
inti-sol  さん
楚星蘭三さん

>さしずめ「プラウダ」と「イズベスチア」ってとこですか(苦笑)。

公明新聞と聖教新聞とか。 (2013.07.23 20:20:59)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: