inti-solのブログ

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2013.07.22
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カテゴリ: 政治
前の記事のコメント欄に書いたように、私は参院選の東京選挙区は共産党の吉良佳子に、比例区は社民党(党名で投票)に入れました。結果的に両方とも当選したので、今回の投票は死票とならずに済みました。(昨年の衆院選は、比例も小選挙区も両方とも死票でした)

共産党の比例票は515万票。これは、参院選では史上三番目の数字です。過去最大は1998年の875万票、2番目が1986年の543万票。前回参院選が425万票、昨年の衆院選は368万票だから、確かに躍進です。ただ、衆院選では1972年から90年まで、共産党はコンスタントに500万票台を維持していましたから、その時代に戻っただけ、とも言えます。
問題は、15年前に875万票で比例区選挙区合わせて15議席という大躍進を遂げた次の選挙では、得票も議席数も大幅に落としていることです。次回の選挙で、同じ轍を踏まなければいいですが。
一方自民党は1846万票で、昨年の衆院選より200万票近く増やしています。もっとも、昨年の自民党の圧勝は小選挙区制のマジックにすぎません。3年前の参院選(改選議席では自民が民主に辛勝した)に比べると100万票ほど少ない。つまり、勝った自民党も支持を集めたというよりは、ライバルの民主党と維新の会が自滅したことで消去法的に勝ち残った、という側面は、昨年の総選挙と変わっていないように思います。

維新の会は、昨年総選挙の1226万票からほぼ半減しました。私としては自民党と同様大嫌いな党なので、喜ばしい結果です。が、それでも躍進した共産党より、比例区の得票は多いのです。その意味ではしぶとい。大阪ではトップ当選していますし、「終わった党」と安心するのはまだ早いかもしれません。

ところで、低投票率だと組織政党有利と言われ、確かに堅い組織を持つとされる自民党、公明、共産が勝ち、風まかせの民主党と維新の会が墜落しています。でも、実際のところはどうなのでしょう。私の見るところ、共産党はもはや組織政党ではないと思います。いや、固い組織票はあるけれど、それは衰退の一歩。昨年総選挙の360万票がコアな組織票だとすれば、今回150万票も増やしたのはやっぱり「風」でしょう。
自民党はというと、やっぱり組織票の力は落ちているんじゃないかと思われます。東京では自民党が2議席取りましたが、主に浮動票担当の丸川珠代はトップ当選。ところが、組織票頼みの武見敬三は最下位当選で、民主党の鈴木寛にかなり迫られている。
民主党を支持する連合系労働組合の組織票の衰退はいうまでもありません。つまり、公明党以外はどの党も、固い組織票は溶けてしまい、どの党も風まかせの側面が強くなってきているのではないでしょうか。


選挙後は憲法改正の動向が問題になります。とりあえず、自民と維新の会、みんなの党という会見賛成の党だけでは3分の2に届かない。民主党は参院には憲法改正賛成という議員は少ないので、公明党次第ということになるでしょう。もっとも、民主党の改憲反対議員は風向きしだいで意見を簡単に変えるんじゃないか、という危惧をいだきます。





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最終更新日  2013.07.23 00:20:50
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