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2014.12.03
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カテゴリ: 政治
民主大物、比例重複相次ぐ「覚悟ない」失望の声

これに対し、党内から「党代表や首相経験者としての誇りと覚悟はないのか」と失望する声が出ている。
今回の衆院選では、各党党首のうち、自民党総裁の安倍首相(山口4区)と維新の党の江田共同代表(神奈川8区)が比例選への重複立候補をしなかった。小選挙区制が導入された1996年の衆院選以来、小選挙区単独で出馬してきた生活の党の小沢代表(岩手4区)は、今回初めて比例選にも重複立候補した。
海江田氏と菅氏は前回、選挙区で敗れ、比例復活した経緯がある。民主党は政党支持率で自民党に大きく離されており、海江田氏周辺は、「党首が落選すれば党へのダメージは大きい。『保険』をかけておくことはやむを得ない」と語る。

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前回2012年の総選挙の際も、野田前首相が小選挙区と比例区で重複立候補したことを非難する声がありました。当時、 記事を書いた こともあります。重複立候補という制度があって、立候補者がそれを利用することの何が悪いのか、私には理解できません。重複立候補がけしからぬ、というならば、その制度自体を廃止すればよいだけの話です。
もともと、現在の制度が始まった当時の森首相は重複立候補をしていました。その後の小泉首相が「退路を断つ」と称して比例区への重複立候補を見送ったところから、大物政治家は重複立候補をせず退路を断つべきだ、みたいな、よく分からない風習が蔓延するようになったようです。
それは、よく分からない風習としか言いようがないように、私には思えます。

それは、言ってみれば、「花は桜木、人は武士」みたいな、負けたやつは潔く死ぬのが美しい、的な価値観に基づく話でしょう。そういう価値観を持ちたい人は好きにすればいいでしょう。でも、現実の人の人生は、そういうものじゃないでしょう。無残な敗北の後だって、人生は続くのです。「退路を絶つ」人生は、第三者的にはかっこよく見えるとしても、実際はただのバクチ人生でしょう。まともな、常識ある人間なら、不測の事態に備えて、保険をかけるのは、むしろ当たり前のことです。人生とは、往生際の悪いものであり、政治もまた同じでしょう。
重複立候補を辞退した歴代首相というのは、実際には絶対に落選しないという自信があってのことで、退路を絶ったのではなく、絶ったような姿勢をアピールして、それを宣伝材料に使った、というだけの話。そんなパフォーマンスを、すべての政治家に強いる必然性など、どこにもありません。






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最終更新日  2014.12.03 22:32:17
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