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2016.05.08
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テーマ: ニュース(96636)
カテゴリ: 対中・対韓関係
※少々汚い話題ですのでご了承ください。

なぜ韓国のトイレには便座横にごみ箱があるのか? 外国人に「不衛生」と言われ、撤去の動きも…


一方で、辟易させられるのが、この便座の横のごみ箱の存在だ。1990年代に留学した際、最も驚かされた習慣の一つだ。それはいまもあまり変化がない。
古めの公衆トイレは言うに及ばず、新しめのオフィスビルなどのトイレにも、便座の横に大小さまざまなごみ箱が設置されていることが多い。
おまけに、ふたがないのがほとんどで、見たくなくとも、他人が拭き取った白いトイレットペーパーに付いた異物が目に飛び込んでくる。
このごみ箱に自分が拭いた紙を捨てるのに非常に抵抗があった。「紙は便器に流さず、ごみ箱に」と注意書きされていることもあり、便器に紙を流すというありふれた行為をするのにも、なんだか罪悪感を感じてしまう。
違和感を抱いていたのは、記者だけではなかYouTubeには、「Korean Toilet Paper」という動画がアップされ、24万回近く再生されていた。
韓国紙、中央日報は以前、この動画や、「韓国人はふたのないごみ箱に汚物が付いたトイレットペーパーを捨てる。本当に気持ち悪い」といったインターネット上の外国人からの“苦情”を紹介。
同紙は、中国や一部の南米の国を除いて、便器の横にごみ箱を置く国はほとんどなく、「韓国独特の文化だ」と指摘する。(要旨、以下略)

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韓国の「欠点」があると見れば、何にだって飛びつくのが産経新聞というわけです。そこには、それ以外の国はどうなのか、という冷静な視点はありません。
この記事を書いた桜井紀雄という記者は、トイレでごみ箱に自分が拭いた紙を捨てるのが「1990年代に留学した際、最も驚かされた習慣の一つ」「非常に抵抗があった」のだそうです。失礼ながら、なんとナーバスな人だろうか。

引用記事にも、さりげなく「中国や一部の南米の国を除いて、便器の横にごみ箱を置く国はほとんどなく」とあります。そうです、別にそれは韓国だけの習慣ではない。
そもそも、日本国内にだって、ティッシュを便器に流せない(流してはいけない)トイレはあります。それは、山小屋。山小屋に下水道はありません。大小便は、時間とともに微生物が分解しますが、山では低温のため微生物の活動が鈍く、自然状態では分解が遅々として進みません。以前は、山小屋のトイレは垂れ流し式ばかりで、富士山なんか、登山者の数が多いので、それはそれはひどい状態だったといいます。
近年はタンクに貯蔵して温度を保ち、微生物による分解を促進する方式のバイオトイレが増えてきましたが、まだまだ垂れ流し式も少なくありません。バイオトイレにしても垂れ流し式にしても、微生物は大小便を分解はしますが、ティッシュは分解しません。そのため、ティッシュはいつまでも残っている。だから、山小屋のトイレでティッシュを便器に捨ててはいけない。ゴミ箱に捨てなくてはいけません。

で、日本ですらそういう例があるわけですが、先進国以外の外国には、便器にティッシュを流せない国が相当広範囲に存在します。引用記事は、「一部の南米の国」なんて書いていますが、私の経験則で言えば、それは「一部」ではない。ほぼすべてのラテンアメリカの国がそうです。メキシコ、ペルー、ボリビア、チリがそう。アルゼンチンは、1泊しかしていないのでよく覚えていませんが、検索したところ、やはりティッシュは便器に流さずにゴミ箱に捨てるようです。行ったことはありませんが、ブラジルも同様とのことです。
これらは、下水道の配管が狭く、詰まり易いためです。それ以外の国の状況は知りませんが、先進国以外はほとんど同様であろうことは推して知るべし、です。記事には「中国」とありますが、調べた限り、一部の日本人が「親日」と絶賛する台湾でも、トイレの状況は同様とのことです。


米国などは、これは防犯上の理由でしょうが、トイレのドアはあるけれど、その幅が極度に狭い、つまり上と下が丸見えのドアという例はよくあります。あれも日本の標準から見れば衝撃的かもしれませんが、ラテンアメリカからの帰路だったら、全然、まったくどうってことはない。

もっとも、日本だって公園などのトイレは、時々すごいことになっている例はあります。
そもそも、日本だって、私が中高生の頃までは、公衆トイレはきれいなものではありませんでした。とても入れないような状況は珍しくなかったし、都営地下鉄の駅トイレにはティッシュが備え付けてありませんでした。代わりに、トイレの入口に、ティッシュの自動販売機があった。旧国鉄や旧営団、各私鉄の駅はどうだったかは、よく覚えていませんが、旧国鉄の列車内トイレにはさすがにティッシュはありました。その代わり、汚物は垂れ流し式でしたね。「停車中は使用しないでください」というやつ。流すと、下に線路が見えたり。あれがなくなって貯蔵式になったのはいつからか、正確な記憶はないものの、1990年代以降だろうと思います。

鉄道どころか、飛行機ですら、かつてはトイレの汚物は空中で投棄していた時代があったようです。かつて、と言っても別にプロペラ機の時代ではない、ジェット機時代に入って以降の話です。

韓国のトイレで、ティッシュをゴミ箱に捨てる程度のことで吹き上がってしまうような人は、こういうことについて、何も知らないのでしょうし、そもそもそんな人は、海外(一部先進国を除く)に行く資格も能力もない、と言うしかないでしょう。





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最終更新日  2016.05.08 09:59:53
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