inti-solのブログ

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2020.04.01
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羽田新ルート運用開始 初日飛行なし

国土交通省は、今夏に予定されていた東京五輪・パラリンピックに合わせて新ルート導入を計画。国際線で1日当たり50便の発着枠を増やしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、運航本数が激減する厳しい環境でのスタート。国際線運航のため増築された第二ターミナルは初日の29日、利用客がまばらだった。
国交省によると、新ルート導入による騒音への懸念に配慮するとして、視界の良い晴れた日には、機体の「降下角度」を従来の3度から3.45度に引き上げる着陸方法を採用する。国際的なパイロット組織や外国航空会社からは安全面を懸念する指摘もあり、途中で3度に切り替える方法も認めるとしている。2月の「実機飛行確認」では、約2割で同省が想定した騒音を上回るとのデータが出た。
これまで主に全日空便が発着し、国内線専用だった第2ターミナルに全日空の国際線が就航し、レストランなども新規開業。初日は米ヒューストン行きなどが出発した。
29日の羽田発着の国際線は8割が欠航。運航便でも乗客が30数人というケースもあった。

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羽田の新ルート問題は、これまであまり取り上げたことがありませんでした。個人的には、他の地域ではすでに市街地での超低空飛行は行われているのに、東京だけはダメ、という理屈は成り立ちにくいとは思います。
しかしその一方で、高層ビルが林立する都心を低空で飛行するのはどうか、とも思います。まして、これまでの一般的な降下角を超える急降下というのは、大丈夫なのか、という疑念は、強く抱かざるを得ません。事故のリスクは上がらざるを得ないでしょう。

現に、国際航空運送協会(IATA)が国交省に対して、着陸方法の変更を求めたとの 報道もあります

いずれにしても、この新ルートの話は、羽田空港の発着回数を増やすために出てきたものです。
ところが、現状はどうでしょうか。
言うまでもありません。新型コロナ騒動で、航空各社は旅客が激減、多くの便が欠航し、引用記事に触れられるように、特に国際線は8割欠航という状態です。そしてこの状況がすぐに改善する見込みも立っていません。増便どころか大幅な減便が行われているのに、増便対応のための新ルートが必要なのか、これは極めて疑問に思わざるを得ません。

現実には、元々新ルートの運用は1日中ということではなく、引用記事にあるように午後3~7時に限定の運用ということになっています。だから、別にその時間帯になっても発着に余裕があればわざわざ新ルートに変更する必要はないのではないでしょうか。
実際にはそのような運用に終始する、という可能性もありますが (下記追記のとおり、新ルートの運用は行われています)、そのあたりのことは何も発表されていないので、どうなっているのかはよく分かりません。

これこそ、航空需要の現状から考えて、「不要不急」の変更の最たるものであり、導入は延期すべきものだったのではないかと私は思います。

4月4日追記: 報道によると 、実際に新ルートでの運用が行われているとのことです。明らかに不要不急にもかかわらず実際に運用してしまっているようです。





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最終更新日  2020.04.04 13:06:38
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