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2020.06.11
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カテゴリ: 政治
「何もやってない人が政権を批判するのは卑怯だ」43年間拉致問題を放置した政治家とメディアに対する横田哲也さんの怒り

結局2002年に当時の小泉首相が訪朝し金正日に謝罪させるまで25年間、我々日本人は拉致問題を放置していたのだ。本当に恥ずかしいことだ。そしてその後18年間我々は再び放置した。
「バイキング」の中で東国原・元宮崎県知事が「(拉致に)結果的に進展はなく、政府の責任は極めて重い」と発言した時に、「拉致問題の進展がないことを安倍さんのせいにするのはおかしい」と思ったが、確かに進展はしておらず、いまだ帰ってこない肉親を待ち続ける家族の方々にはそういう気持ちもあるのだろうなと思い黙っていた。
僕もこの拉致問題を30年ほどだが追いかけているので少しモヤモヤしていたら昨日、めぐみさんの弟の横田哲也さんの会見を聞いて驚いた。
哲也さんは問題なのは「安倍政権」ではなく、「40年間何もしてこなかった政治家や、北朝鮮は拉致などしていないと言い続けたメディアである」と指摘した上で、「何もやってない人が政権批判をするのは卑怯だ」と非常に厳しい言葉で政治家やメディアを批判した。

---

横田滋さんが亡くなられた、ということです。謹んでご冥福をお祈りします。

私は、小泉純一郎という政治家を好きではないし評価もしないけれど、ともかく拉致被害者5人を帰国させるという快挙を成し遂げました。さらに言えば、その前に初めて北朝鮮の拉致問題を国会の場で公にしたのは北朝鮮や朝鮮総連(当時は中国とも)仲違いしていた共産党です。
それに対して、安倍はいったい何を成し遂げたというのでしょうか。
ところが、なぜか家族会は小泉のことは罵倒し、安倍はひたすらに持ち上げる。

あえて言いますが、帰国した5人以外は、どう考えたって生きているはずがないのです。生きているはずがない被害者が帰ってくることもありません。
したがって、安倍がこの問題について何も進展させられなかったのは仕方がない。というか当然です。生きていない人が生き返るはずがないんだから、安倍でなくたって、誰がやったって進展なんかするわけがない。
だから、私も実現しなかったことが悪いとは思いません。明らかに実現なんかするはずがないことを、さもできるように言い続けてきたことが、安倍の責任の本質です。

肉親が「拉致被害者は生きている」と思うのは仕方がないです。自分の娘が死んだなんて信じられない、認めたくない、生きているはずだ、そう信じるのは分かりますし、それを非難すべきこととは思いません。だけど、国家全体が、拉致被害者が生きているという、もはやあり得ない前提を基に政策を定めるのは間違っていると思うわけです。それでは、何事も絶対に解決するはずがありません。


しかし、そのことはそのこととして、安倍がやったこと言ったことはまったく評価できないし、彼らがこれまでずっと、そしてこの期に及んでなお安倍を同盟者として活動し、それに異論を唱える蓮池透氏を追放し、そういう路線上で今後も活動するなら、その部分には何のシンパシーも感じないと言わざるを得ません。





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最終更新日  2020.06.11 18:00:06
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Re:別に卑怯でも構わない(06/11)  
maki5417  さん
この哲也さんの発言にはがっかりしました。
安倍しか頼るところがないと言う事でしょうか。
うまく利用されてきたことを、そろそろ悟ってもよいと思います。

それにしても、私のブログで書きましたが、なぜ世界中に訴えないのでしょう。
めぐみさんのことを知っている人は、皆無でしょう。

(2020.06.11 22:11:46)

Re:別に卑怯でも構わない(06/11)  
Bill McCreary さん
拙ブログにもこの件や滋さんの死についていろいろコメントをいただいていますが、注目すべきは、拙記事の論調に基本的に賛同していただいているコメントが多数なことですね。以前は拉致問題について記事を書くと、北朝鮮の手先とか横田さんたちに無礼とか北朝鮮に行けとかいろいろヘイト系をふくむ否定的なコメント多数でしたが、明らかに昨今そういう部分が変わっています。

政治家は実績で評価されるのが当然だし、ましてや安倍はすくなくとも以前は拉致問題、対北朝鮮関係でそれ相応の対応をするというのを売りにしていたのだから、首相に復活してからも7年半経ってこれといったことができていないのだから、それは酷評されても仕方ないというものです。

想像ですがたぶん横田家(家族会)に近い人たちからも、「安倍さん何もしてくれていないじゃないか」という苦言が無視できないくらいあったんじゃないんですかね。それで安倍をかばうと。いや、あんたたちのほうがむしろ安倍に、「何とかしてくれ」と強く苦言を呈すべきじゃないのと思います。私も拉致被害者は死んでいると思いますが、それは別として。安倍に限りませんが、当事者が政治家なり役人他をかばってもしょうがないし、ましてや彼(女)らは、拉致解決のために動いてくれた政治家・官僚ほかを口を極めて罵っているような連中です。それで安倍は擁護する。こんな馬鹿な話はない。 (2020.06.13 12:23:16)

Re[1]:別に卑怯でも構わない(06/11)  
inti-sol  さん
maki5417さん

>この哲也さんの発言にはがっかりしました。

私は、元々そうだろうと思っていたので、がっかりはしていませんけどね。とにかくシンパシーは感じない、ということに尽きます。横田ご夫妻には、それなりのシンパシーを感じますが。

世界中に訴えてはいるのでしょう(彼らの主観的には)でも、救う会の極右思想と抱き合わせで世界に発信しても、なかなか賛同を得るのは難しいんじゃないかと思います。

Bill McCreary さん

>ましてや安倍はすくなくとも以前は拉致問題、対北朝鮮関係でそれ相応の対応をするというのを売りにしていたのだから、首相に復活してからも7年半経ってこれといったことができていないのだから、それは酷評されても仕方ないというものです。

そういうことになりますよね。ただ、私自身は、本文に書いたように、「できなかったこと」を酷評はしません。最初からできるはずがないことを出来ると言ったことが酷評に値するのであって。

何だか、北方領土返還と似ていて、もはや絶対あり得ない国後・択捉返還に固執することで、結果として北方領土問題は永遠に解決しない、それと同様に生きているはずがない人を「生きて返せ」と叫び続ければ、拉致問題は永遠に解決しないでしょう。
そのことに限って言えば、安倍が「何もしてくれない」のは(もし、そういう声があったとしたら)そりゃ当たり前というしかありません。もちろん、そんな事態を招いたのは安倍自身の身から出た錆ですが。 (2020.06.13 13:21:38)

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