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2020.07.28
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前回の続きです。
7月23日、尾瀬2日目。
前日昼頃からの晴天からは一転、この日は朝からどんよりと曇りです。朝5時に散歩に出て、例によって笛を吹いたのですが、その写真は撮りませんでした。樹林の中で暗かったので。6時前、同行者は至仏山に登りたいというので、一足先に出発しました。彼は私より脚力があります。私の方は、前日と二日続けてのきつい登りは気力がなく、何より帰りのバスに間に合わなくなったら大変なので、別行動でゆっくり尾瀬ヶ原を散策することにしました。私の出発も6時ちょっとすぎでした。


コバギボウシ


ヨッピ川を渡ります。川岸はほとんどヤナギ林です。


ヨッピ川を渡ったところにベンチがあったので、そこで朝食のおにぎり弁当を頂きます。まだ6時50分頃ですが、ここで早くも雨がぱらつき始めました。
ただ、この後も降ったりやんだり、それほど強い降りにはなりませんでした。
ヨッピ川を渡ったところで、道は二つに分かれます。尾瀬ヶ原の西側終点山の鼻への最短コースと、尾瀬ヶ原の真ん中に出るコース。後者の方が山の鼻へは遠回りになりますが、時間は十分あるのでこちらのコースを取ります。


おそらくキンコウカの大群落。晴れていれば壮観だったでしょうが、でも雨でもそれなりに風情がありました。





竜宮十字路で尾瀬ヶ原の真ん中を東西に貫くメインルートに出ます。正面は至仏山。同行者は今頃どのあたりかな。天気は悪く雨が降ったりやんだりでしたが、視界はそれなりにありました。こちらから山頂が見えたし、あとで聞くと、当然山頂からも尾瀬ヶ原は見えたそうです。


尾瀬ヶ原のど真ん中に立つ竜宮小屋。今シーズンは新型コロナの影響で休業とのことです。尾瀬でいくつの小屋が営業し、いくつの小屋が休業しているのか、ちゃんと調べていませんが、新型コロナの影響は色濃く出ています。南北アルプスの山小屋でも、今シーズン休業というところはいくつかあります。


尾瀬ヶ原ではニッコウキスゲはほとんど終わっている、とのことでしたが、それでも点々と多少は咲いていました。


池塘。
元々尾瀬ヶ原は尾瀬沼と同様に燧ケ岳などの火山活動によって川がせき止められてできた堰止湖でした。そこに土砂が堆積し、更にさまざまな植物が繁茂し、それが枯れても寒冷な気候のため十分に分解されず(つまり腐らず)「泥炭」として堆積していきました。分厚い泥炭層によって湖がほぼ完全に消滅した「高層湿原」が現在の尾瀬ヶ原の姿です。その上にミズゴケを中心に様々な植物が繁茂していますが、元々が湖だったので湿原のあちこちに池が残っています。それが「池塘」です。


ナガハノモウセンゴケ。食虫植物として有名です。モウセンゴケの仲間自体は南極と乾燥地帯をのぞいて全世界に分布し、特に種類数が多いのはオーストラリアということなので、どちらかというと熱帯、亜熱帯に多いのかもしれません。しかし、このナガハノモウセンゴケとモウセンゴケは世界の寒冷地に広く分布する種類です。


調べたのですが、名前が分かりません。山の花近くの湿原に生えていました。ここから先、名前の分からない花が続きます。


これも名前が分かりません。同じく山の花近くです。
※甲斐駒ファン さんからご指摘いただき、ミズチドリのようです。


これも山の鼻近くで名前が分かりません。


クガイソウと蝶々はヒョウモンチョウかコヒョウモンと思われます。ヒョウモンチョウとコヒョウモンは酷似していて区別がつきません。ただ、羽化がヒョウモンチョウは7月中旬が多く、コヒョウモンは8月以降が多い、との記述をネットで発見したので、それが事実なら今の時期はヒョウモンチョウ??





とっくに花は終わっていますが水芭蕉です。山の鼻から鳩待峠に上る途中に水芭蕉の大きな群落がありました。水芭蕉の花期はまだ残雪が残る6月初めなので、私は見たことがありません。


鳩待峠に到着。尾瀬ヶ原は元が湖だった湿原だけに、高低差がなくひたすら平らな道を歩いていましたが、最後山の鼻から鳩待峠までだけが登りです。標高差180mほどのわずかな登りなのですが、前日の疲労が残っていたのできつかったです。これではやはりとても至仏山には登れませんでした。鳩待峠に着いたら、至仏山に向かった高校同期がすでに到着していたのでびっくり。私はどれだけ足が遅いんだ、と。実際には、時間に余裕があるので大廻りしたり寄り道したりして、相当余計な時間を食っていますけどね。


鳩待峠から尾瀬戸倉に下り、そこで入浴したから昼食。ビールがうまかった!!
というわけで、ここから高速バスで帰宅しました。





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最終更新日  2020.08.02 19:47:08
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Re:尾瀬・燧ケ岳 その3(07/28)  
甲斐駒ファン さん
尾瀬山行、うらやましいですね。檜枝岐村のなじみの宿を拠点に昨年までは行っていたのですが、檜枝岐村の人達は「東京ナンバーの車を見かけるとギクリとする」とのことなので今のところ遠慮しています。inti-sol さんのように直通バスで山小屋泊まりというのが正解のようですね。ただし竜宮小屋が休業中なのは残念です。ちなみに、山の鼻近くの白い花は「ミズチドリ」ではないでしょうか。黄色い花はリュウキンカのように見えますが少し違うようです。あと、桃色の花も見たことがありますがこちらもわかりません。
(2020.08.01 23:04:53)

Re[1]:尾瀬・燧ケ岳 その3(07/28)  
甲斐駒ファンさん

東京からの直行バスも、7月中は定員の半分(つまり2人掛け座席を1人だけで使用)で運行とのことでした。山小屋も定員を減らしているようでしたが、東電小屋4連休の前日だったせいもあって、我々含めて3組だったか、宿泊者は少なかったです。翌日は、尾瀬ヶ原を歩いていて前日に比べて人が多いようでしたが。

ミズチドリ、調べたところ、おそらく当たりのようです。ありがとうございます。リュウキンカは違うようですね。
(2020.08.02 19:45:03)

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