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2020.09.02
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カテゴリ: 政治
安倍首相辞任表明後の支持率急伸に「なぜ?」 水に流しちゃいけない悪もある
(略)何より気分が重いのは、辞任表明後のニュースがなぜか「なんだかんだ安倍さん頑張った」みたいな優しい姿勢が多いことかもしれない。案の定、共同通信社の世論調査では支持率がいきなり20ポイント以上あがり、56.9%になった。日本人は悪いことも何もかも水に流しすぎる。水が豊富な国とはいえ、流しちゃいけない悪もあるでしょう。ちなみに韓国には「水に流す」という言葉はないそうです。忘れず、記憶し、変えていく。そんな国に対して「早く忘れろ!」と言い続けてきたのが安倍政権がつくった空気だ。さっさと忘れ、水に流し、なかったことにし続ける。そんな国だからこそ安倍政権は8年間、やりたい放題できたのだろう。
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私が「辞めれば免罪なのか」という記事を書いたとたんに、辞任表明した安倍内閣の支持率が20ポイント以上上がったという報道を見て、正直言って私は絶望的な気分になってしまいました。
経済政策の迷走も、コロナ対策の右往左往も、依怙贔屓政治も、何もかも、みんな、辞めりゃ免罪なんだね。
まあ、この期に及んで政権支持と回答したような人は、元々安倍の政策をそこまで悪いとは思っていなかったのでしょうけど、それも含めて、これほどの状況でも安倍の政治手法を許しちゃうのが日本国民というわけです。
ということは、当然次の首相(現時点では菅官房長官が確実視されている)も、安倍の政治手法、政策をそのまま続ける、ということになるのでしょう。元々安倍政権を裏で支えていたのが菅官房長官ですし。

経済政策の迷走も、コロナ対策の右往左往も、依怙贔屓政治も、強権的政治手法も、何もかも反省すべき点はないのだから、今後も同じ事態を繰り返す、それを日本人の大多数が望んでいるんだから、仕方がありません。
だけど、多分それでは今後とも日本が良い方向に変わっていくことなどあり得ないでしょう。

民主党政権3年の経済成長率は年平均1.8%に対して、安倍政権の7年の経済成長率は年平均1%そこそこなのだそうです。これは去年までの平均ですから、コロナによる大恐慌状態の今年を計算に足せば、更に悲惨な数字になることは確実です。
しかも、安部政権の「経済成長」はインバウンドの影響が大きいことは言うまでもありません。中国の経済成長という、いわば他力本願の影響が大きいのです。安倍支持層が嫌う中国と韓国からが、訪日外国人の約半数を占めているのです。その落とす金がなければ「経済成長」なんて成り立たなかった。


それでも、民主党政権とその残党は、7年経っても「悪夢の」民主党であり、安倍政権はこの迷走でも「お疲れ様を」なのです。笑うしかありません。このまま、「美しい日本」「中韓に毅然とした態度」でネトウヨ世論の自尊心を満たして、どんどん沈没し続けるのでしょう。それが日本人の選択なのだから、仕方がありませんけど。

余談ですが、リーマンショックを上回る景気急降下にもかかわらず、福祉事務所関係の知人によると、まだ保護申請等はあまり増えていないそうです。でも、それはおそらく嵐の前の静けさというものでしょう。リーマンショックのときも、経済破綻が表面化したのは2008年秋でしたが、生活保護の申請が急増したのは翌年春以降と聞きます。タイムラグが半年くらいありました。今回は特別給付金等があるので、さらにもう少し先になるのかもしれません。でも、時間の問題でしょう。遠からず、失業者のうめきが世間に充満する状況がやってくると思います。そのときもまだ、やっぱりみんな「安倍前首相お疲れ様」なのかどうか、少々気になるところです。





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最終更新日  2020.09.02 22:34:06
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