inti-solのブログ

inti-solのブログ

PR

×

カレンダー

コメント新着

inti-sol @ Re[1]:目詰まりではなく不足だ(05/22) マルダリッグさん 商品がない、そういう…
マルダリッグ@ Re:目詰まりではなく不足だ(05/22) 昔ソ連など旧社会主義国が、商店に商品が…
nordhausen@ Re:その昔、公務員叩きが流行したことがありましたが(05/25) ところで、北海道新聞2026年5月12日記事で…
inti-sol @ Re[1]:富士スバルラインで五合目へ(05/17) マルダリッグさん いや、エンジンのない…
2020.09.06
XML
カテゴリ: 政治
自助・共助・公助を強調


日米同盟を基軸とする外交・安全保障政策や待機児童解消、コロナ禍での雇用確保も訴えた。

---

少し前の記事

安倍が辞めても次の首相に、誰がなるのか分かりませんが、現在の選択肢からは安倍的な政策から脱却する可能性は皆無と思えるので、何の期待も抱けません。そういう意味では大してうれしくもないニュースですが、それでもこのまま居座り続けられるよりはまだマシというものです。

と書いたところですが、なんとまあ、菅官房長官が次の首相になることが確定的のようです。安倍亜流どころか、安倍政権の中枢にいた人間なんだから、何一つ変わりそうにありません。絶望感しかありません。

ところで、その菅が打ち出している理念が「自助、共助、公助」なのだそうです。なんと言うか、愕然とします。

個人の視点としては、何でもかんでも「自助なんか必要ない、1から10まですべて全部公助を頼る」という態度だとすれば、それはいかがなものかと、私だって思います。だけど、政治、行政の側の視点で、何でもかんでも自助で済まそう、公助よりまず自助だ、というのも同様に問題ありです。それは政治の役割放棄です。

「自助、共助、公助」という言葉は、防災対策の面から広がって言った言葉だと言われます。実際、災害においては、まず自分で命を守る努力をしなければどうにもなりません。地震で火が出たら、「すべて消防署にお任せ」で消防車が来るまで傍観、ではなく、まずは自分で火を消す努力、無理なら逃げて自分の命を守る努力、というのは当然のことです。
だけど、個人の「自助」でできるのはそこまでです。バケツの水と消火器で消せない火は、もう個人の力ではどうにもなりません。まさか自前で消防車を用意することはできないですから。
2~3日の緊急事態に備えて水や非常食等の準備を備えておくことは必要ですが、2週間3週間の緊急事態に耐えられる準備を個人が行うことはできません。

まして、災害対策とそれ以外の分野は同じではありません。例えば福祉の分野においては、「お前自分でもっと努力しろ!!」と言いたくなるような例が目立つことは確かです。でも、それは目立つだけです。えてしてそういうタイプの人間は、人数は何十人に一人なのに、担当者の仕事上の労力は3割も4割も割かせることが多いものです。だから目立ちますが、しょせん人数は何十人に一人です。残りの大半は、目立たない、担当者の労力も割かせない、でも、自助なんか最初から不可能な状況の人ばかりなのです。数十人に一人の自助できるのにしない人を駆逐するために、残り大半の、自助できない人も巻き添えにするのでしょうか。


どんな人でも最後は必ず年金か、無年金あるいは低額年金しかない場合、生活保護等、いずれにしても何らかの公助に頼るしかないのです。重い病気で医療機関にかかる場合も同様です。健康保険という公助システムが頼りです。これは、高齢者に限った話ではなく、私が骨折した時とか、更に前、うちの子が生まれたとき(わが相棒は、うちの子が生後1か月のときに入院しています)には、大いに頼らせていただきました。

つまり、現代社会において「公助」は絶対必要不可欠なものです。しかも、元々日本の公助システムは、いわゆる先進国の中では充実した部類ではありません。それにもかかわらず自助を強調するのは、この十分とは言えない公助のシステムすら、更に切下げて行く伏線なのか、と危惧してしまいます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.09.06 14:05:15
コメント(3) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: