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濃厚な3月でした。名古屋での演劇「美藝公」の観覧、卒業式、冷麺屋の東京進出に伴っての上京、キリンビール工場見学、そして今日は西宮の兵庫県立芸術センターへ吹奏楽部の部員を引き連れて「PACファミリーコンサート」へ。それにしても、イベントが多ければ読書量が増えるのは、何故だろう。7)私説博物誌/筒井康隆/(03/08)★★★★筒井版博物誌。切り口の斬新さや考察の深さ、のみならず資料の正確さにも脱帽。8)詩のこころを読む/茨木のり子/(03/11)★★★★★生きとし生けるもの全てに捧げたい、詩の講義。心で読む。心で感じる。9)ヘル/筒井康隆/(03/12)★★★★後半の七五調が読者を狂気へ誘います。ここは「ヘル」なのか娑婆なのか。10)俗物図鑑/筒井康隆/(03/18)★★★★★こんなに面白い筒井作品を読み逃していたなんて、自称ツツイストを撤回致します。11)重力ピエロ/伊坂幸太郎/(03/26)★★★★★文庫で再読。レイプに遺伝子という重いテーマをこんなに軽く描けるのは作者の力量によるものだと思う。「本当に重要なことは陽気に伝えるべきなんだよ」12)巨船ベラス・レトラス/筒井康隆/(03/28)★★★★★★★★★★13)名もなき毒/宮部みゆき/(03/31)★★★★★宮部みゆきは、読みやすいのだけども簡単に読み流すことを許さない。しっかりと楽しみながら、また考えながら読んだ。 今月は質の高い作品を沢山読めたと思う。筒井作品を読んでいると、他の作品が面白く感じなくなってしまうというデメリットもある中で、他の作家の作品群も文句のない面白さだった。★今月観た映画★「グエムル/漢江の怪物」 アクションの中にも家族愛あり、笑いあり、哀愁あり、政治あり。(誤解を恐れずに言うならば)スピルバーグには描けない良さがある。
2007.03.31
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いつだって筒井康隆は、私たち読者の魂を揺さぶり、奮わせ、離さない。文学という<得体の知れないモノ>に対して戦い続けてきた筒井康隆の軌跡が、ここにあると思った。「文学とは何か」という切実なテーマを投げかけてくれる本書が、ただの小説ではないことは言うまでもないが、どうして筒井康隆という作家が書くと、かくも面白い小説が出来あがるのか。本書の登場する人物たちは、作家であり、前衛的同人誌「ベラス・レトラス」誌に新しい文学を載せるべく奮闘している。それこそ苦悶の中で身をよじらせながら。しかし彼らの書いた作品が、私には一々面白かった。誰よりも臆病な主人公のテロに脅える様を描いた「アルカイダの日日」では、思わず読むのにのめり込んでしまい、作品内作品内というレベルに入り込んだ私は、もはや現実世界には戻ってこられず、果てには、「巨船ベラス・レトラス」の船上にて、彼らと一緒に存在を許されたのだ。そこで行われた作家たちの議論を拝聴できた私は幸せ者だ。しかも「神の視点」であるはずの<あの方>にも対面できたのだから。 「本を読む人はそもそもいるのか、いやいたとして、その人たちはより高次なものを求めていく気があるのか」私にとって文学とは何なのだろうか。情報の氾濫した今の状況において、果たして良い「読者」足りえているのだろうか。自問してみるが答えが出ない。世界がぐらりと揺れた。
2007.03.29
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新発売の「キリン・ザ・ゴールド」を2本購入。 1本は、麒麟の苦味を嗜むために。もう1本は、今日一日の感謝のために。
2007.03.22
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スクーターが壊れてしまったので、マウンテンバイクで通勤することに。さて、何日続くやら。しかしフットワークの軽さは、スクーターに負けずと劣らず。ついつい古本屋へ立ち寄ってしまう。本日の購入本は以下の通り。百円コーナーから救出した、・驚愕の曠野/筒井康隆(4冊目)・虚航船団の逆襲/筒井康隆(ハードカバーは初)本屋大賞にノミネートされた、・名もなき毒/宮部みゆきそれから勉強用(?)に、・心理療法個人授業/南伸坊、河合隼雄・図鑑/松本人志を購入。<懐の窮乏>のため、携帯電話代すら払えていないのに、何たることだ。
2007.03.19
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2007年本屋大賞ノミネート作品を紹介します。発表は4月5日なので、受賞作を予想してみたい。ノミネート作品は以下の通り(50音順)。 1.『一瞬の風になれ』/佐藤 多佳子 2.『失われた町』/三崎 亜記 3.『陰日向に咲く』/劇団ひとり 4.『風が強く吹いている』/三浦 しをん 5.『鴨川ホルモー』/万城目 学 ◎ 6.『終末のフール』/伊坂 幸太郎 △ 7.『図書館戦争』/有川 浩 ○ 8.『名もなき毒』/宮部 みゆき 9.『ミーナの行進』/小川 洋子 10.『夜は短し歩けよ乙女』/森見 登美彦 5,6,7しか読んでいないので、予想もひったくれもないが、書店員が選ぶのであれば本をこよなく愛する図書隊員の活躍する「図書館戦争」がカタイかも。「終末のフール」は、伊坂幸太郎だけにアツイ指示を受けそうだが、ファンとしては受賞してほしくない。というのは、もしこれで受賞するならば、むしろ「死神の精度」で直木賞を獲らなかったのが納得いかないし、賞を獲らずにもっと名が売れてほしいという願いもあるから。「鴨川ホルモー」は、賞を獲るには足りない部分もありそうだが、直感的に<本屋大賞>を受賞しそうな気がする。三崎亜紀、宮部みゆき、小川洋子は他の作品を読んだだけだが、コアなファンが書店員のなかに居そうなものの、受賞に関しては今更な感じもする。3の劇団ひとりの作品は、積ン読本のうちの一冊なので、発表までに読んでおこうと思う。他の作品は未読なので、ノーコメント。という訳で、上記のように予想してみたが、どうでしょう。作品を読まれた方の意見を聞いてみたいです。もちろん、読まれてない方の意見も。
2007.03.19
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先週から昨日にかけて『私説博物誌』『ヘル』『俗物図鑑』と立て続けに筒井本を読んだ勢いで、筒井康隆の最新作『巨船ベラス・レトラス』を購入しようと、自宅から2駅離れた垂水は<文進堂書店>へ行ってきた。近所で買わない理由は2つ。ひとつは、けしからんことに近隣の書店に置かれていないことと、もうひとつは、この書店には筒井康隆氏の直筆サイン本が常に置かれているからなのだ。筒井邸がすぐ近くにあるのは言うまでもなく、高校の自分はよくツツイスト仲間と、遠道ながらも敢えて筒井邸の前を通って下校したものだ。それにしてもサイン本、勿体無くて読めません。むむむ。困った。
2007.03.18
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三日前、朝、スクーターで学校へ行く途中の出来事。 ぶるるるるるるるるるん。ぶるっ。ぶるぶる・・・がくんっ! スクーターが突然、動かなくなった。 よくある話。タクシーを拾って、駅まで行き、ジャージにコートという歪な格好のまま、電車で学校へ。 帰路、駅からスクーターがある所まで徒歩。それからスクーターを牽きながら一時間の道程。汗が出てきたので、途中、自動販売機でジュースを買った。 否、買いたかった。でも、買えなかった。何故なら、千円冊が戻ってこなったから。 よくある話。自販機にお金を投入して戻ってこないなんてこと、よくありますよね? そんな時、どうしますか? 腹立ち紛れに自販機を蹴って、憤懣やるかたなくその場を立ち去る? のんのんのん。 自販機に記載されてある連絡先に、即電話しましょう。 先ほど(事件から三日後)帰宅したら、郵便物が届いていた。早速、開封。 「じょな様。昨日は、大変ご迷惑をお掛けしました。返却されなかったお札と商品も一緒に送らせていただきます。お電話有難うございました。○○商会」 よくある話? ちょっとええ話。
2007.03.16
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4)フィッシュストーリー/伊坂幸太郎/(02/02)★★★★5)匂いをかがれるかぐや姫/(02/06)★★★★6)死神の精度/伊坂幸太郎/(02/25)★★★★★ ★観た映画★「日本以外全部沈没」「パイレーツ・オブ・カリビアン2」 ★読書中の本★優雅で感傷的な日本野球/高橋源一郎私説博物誌/筒井康隆詩のこころを読む/茨木のり子
2007.03.04
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