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あなたの使っている言葉は、日本語ですか? だとしたら、それは「共通語」ですか、それとも「方言」ですか?ぼくの場合、両方だ。千葉で生まれ、神戸で育った。そのため、神戸に移住するまでは、ずっと関東弁(標準語)を使って暮らしていた。当たり前だが。当たり前といえば、小学校に上がる前に神戸へ移ったので、遊ぶ友達とはもちろん関西弁で話していた。しかし、ぼくはずっとそれ(関西弁)をタメ語、そして関東弁を尊敬語だと勘違いしていたのだ。その間違いに気がついたのは、小5の頃、友達の家でだ。「おかん、今日の晩飯何なん~?」と親友。「お前、よー親にタメ口きけるな~」とぼく。「へ? 何のこと?」「!?」その名残で、今でも家では関東弁、外では関西弁という、ややこしい言語生活が続いている。こりゃ、あきまへんわ。それでも仕事では標準語。他では関西弁なので、まぁ、便利っちゃぁ便利やね。
2005.01.31
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書店に並んだ本たちは何だか健気だ。背中をむけて並んでいる。彼らは背中で主張する。ぼくたちを見てください、と。客は背表紙に書かれたタイトルと著者名を眺めながら、一冊の本を手にとる。そして、本を開く。本を開いた姿は、両手を開いた形に似ている。それは「読んでください」と求める本の心。本を閉じた姿は、合掌した形に似ている。それは「いい本をありがとう」と感謝する読者の心。
2005.01.30
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路上教習は今日で五回目。外での運転には大分慣れたが、スクールバスの中で改めて感じることが多い。特に学生。うるさい。はしゃぎすぎ。しかもケイタイにむかって奇声あげてるし・・・。そして降車のときには、「ぉります・・・」声小さすぎ。運転手の耳に届かず。「次、降りるそうですよ!」わしは拡張器かいぃ。さらに半ドア。気付けよ。ガラガラガラ、バタン!わしはドアの開閉係かいぃ。それはいいとしても、やはりケイタイは気になる。かかってきたら仕方ないにしても自分からかけるな。あけましておめでとうございま~す。って、なんで今更新年のあいさつやねんっっ!!マナーは守りましょう。頼むよ、学生諸君。
2005.01.29
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中学校の校内合唱コンクールの審査員、およびブラスバンドの指揮者として参加した。合唱では、中3のレベルの高さに目(耳?)を見張るものがあったが、それよりも彼らの情熱が心琴を震わせた。そして学年が下がるほど力強さは増すが、技術面では足らない面もあった。変声期を迎える子も多く不利な面もあるだろう。ただクラスごとに色んな工夫をしていたのがまた楽しかった。クラスから指揮者を出したり、ボンボンを用意したりパフォーマンスを入れたり。見ていても楽しめた。ブラスバンド合奏では、短い「行進曲」と「ロマネスク」というバラード風の曲を披露した。いい意味で力の抜けた良い演奏だったと思う。学年ごとの合唱・重唱が終わると、自由演目の時間。生徒達の自由ないきいきとした歌いっぷりから元気を得る事が出来た。一日を通して感じた事。No Music No Life♪
2005.01.28
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路上教習も今日で四日目。外での運転にも大分慣れたが、運転席に座ってから改めて感じることが多い。まず自転車。邪魔。割り込みすぎ。しかもトンネルで奇声あげてるし・・・。そしてタクシー。後ろからプレッシャーかけすぎ。腹が立ったが、教官の指示で左側によって一時停止。あぁあ、負け犬。さいごに、交通違反のワゴン。停止線では停まりなさい。ていうか、一時停止しているときに追い越すな。あと不特定多数の車。教習車を煽るな。隣に教官がいるから速度守っているけど、そろそろ相手にしてしまいそうで、自分が恐い。アクセル踏みたくてうずうず。たのむよ、安全運転。
2005.01.27
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2001年1月26日、JR山手線・新大久保駅のホームは帰宅ラッシュも過ぎ、一種のんびりした空気が漂っていた。バイト帰りの韓国留学生・李秀賢(リ・スヒョン)さん(26歳)は、彼のアパートで帰りを待っている恋人のミファさんとケイタイで話をしていた。「いま帰ってるとこだからね・・・」その時だ。「落ちたぞ!」「人が落ちた!!」人々の声が飛び交う。李さんは迷わず線路へ飛び降りた。車の事故で右腕の不自由だったにもかかわらず。急ブレーキをかけた電車の軋む音に次いでつんざくような悲鳴・・・。午後7時15分。三人の尊い命が瞬時にして消えた。「日本は大好き。ぼくに合っている」と言っていた李さんの夢は「韓国と日本の架け橋になること」。正義感が強く優しい青年だった。彼の性格を一番よく知っていたミファさんは、事件後、彼を追い自殺未遂まで謀った。しかし彼女は李さんの生きていた頃の姿を世に伝える事こそ自分の出来る事だと悟り、その結果、この本が生まれた。彼の死を無駄にしてはいけない。今自分に出来る事を精一杯頑張らなければ。新大久保駅には、彼の勇気に心を打たれた人たちの花束が置かれてある。天国に行った李秀賢さんは、いま幸せだろうか。
2005.01.26
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このサイトを立ち上げてから一カ月半・・・。読書日記を基本方針として更新してきたが、読書飛行の間いろんな方と出会い、また色んな本を紹介して頂いた。その本を「フリーページ」で紹介していきたい。すでに読んだ(若しくは読んでいた)本は「読了本」に、まだ読んでいない本は「未読本」に載せていきます。これからもドシドシ本を紹介してくださいね♪
2005.01.25
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・・・ときけば、スイングの王様ベニ-グッドマンが頭に浮かぶ。今は亡き彼の演奏は世界を魅了した。そしてその世界に入り込んだ一人に北村英治さんがいる。日本を代表する、ジャズクラリネット奏者(70歳)だ。深夜番組で彼の演奏を久しぶりに聴いた。何よりも楽しみながら吹いているのを観ると、自然に聴いている側も楽しくなる。Don't be that way♪まだまだ若い彼の健康の秘訣は、食べたい時に食べたいものを食べ、寝るときは十分に寝ることだそうだ。そして、クラリネットを取ったら何も残らないのと言い聞かせ、常にクラは肌身離さず。自分にはそれほど夢中になれるものがあったかな。
2005.01.24
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いま山登りの途中。山、とはいっても仕事の山だったりして・・・。学生時代に、常念岳という標高3000メートル近い山に登ったのを思い出す。たしか登山口には、こんなコピーが貼られてあったけ。「引き返すのもひとつの勇気!」あはは。・・・降りたい。
2005.01.23
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「笑笑」で同僚たちとの新年会。隣の同僚ときわどいネタのキャッチボールを。「この味、薄いなあ・・・。」「うすうす感じてたんですけどね。」「ハウス!」「そんなことばかり行っているとゼウスに天罰を受けますよ。」「うす!」わが身にふりかかりつつある災難について。
2005.01.22
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「俺」の高校にやって来た転校生は、名前の「信太(シンタ)」から「野ブタ」を連想するにピッタリなやつ。さらにおどおどしていてワカメヘアーの彼は初日からいじめの対象に・・・。そこで、人気者の「俺」は、「野ぶた」を学校の人気者にすべく、プロデュースを始めた!荒いような書き方も若者の心理を表すにはうってつけだった。さらに作者と同世代であるためかユーモアにも共感できブフフ、と笑いながらも真剣に読んでしまった。なにせ学生という立場から描いた学校がリアルだったので。教室の小社会化した独特な雰囲気を見事に書き上げ、なんちゃって教師の実態を鋭く指摘し、さらにそこにユーモアを付け足す。高橋源一郎をして「大した才能だよ。期待してるぜ、白岩玄。」といわしめた第41回文藝賞受賞作。注目の作家リストが新たに一人加わった♪
2005.01.21
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眠い。寝るか。それとも風呂に入って寝るか。寝てから風呂に入るか。否。風呂で寝るか。いやいや、寝ながら風呂に入ろう。
2005.01.20
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A、目を瞑って、電線のうえにスズメがとまっている光景を思い浮かべよう。さて、何羽とまっている?B、あなたは二人の異性から同時に告白されました。そしてそのうち一人を選びました。決め手は?A→今後好きになるであろう異性の数。B→自分が異性に対して求めるもの。感想;一昔前にはスズメがたくさんとまっていた様な気もするが、もうみんな飛び去ってしまったらしい。そして「シチュエーション」にはまたしても見放されてしまったらしい・・・。以上。
2005.01.19
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作中より心に届いた短歌を紹介。・「いい恋をしていますか?」という問いに迷いつつ思う君の横顔・会いたくて会うために会うそれだけでいいのにいつもためらっている・まだ何も書かれていない予定表なんでも書けるこれから書ける彼女の作品に触発されて一句詠んでみた。・この思い伝えようか止めようか口笛吹いた「レットイットビー(なるようになれ)」
2005.01.18
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激流だ。それもただの激流ではない。怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒という文字どおり怒涛のような激流だ。流木は岩にぶつかって砕け散り、飛沫となって消え、生身の人間などは一度入ったが最期、荒波に呑まれもまれて泡と化すまで弄ばれるだろう。そんな中に飛び込もうとは狂気の沙汰である。一番安易な道は言うまでもなく、川岸で鼻でもほじりながら、ぼーーーーっと流れを眺めていることだ。それにしても溢れる洪水の物凄いことといえば、ノアの箱船も漂流するほど。事の発端はダムの決壊、ならぬ価値観の崩壊、ひいては信念の瓦解を伴った天変地異に他ならず、あまりの唐突さに人々は対処する術を失った。判断停止。それでも流れは停まらなかった。人々は流れの中に消えていった。ついに魚になった彼らは冷たく激しい流れの中で、消化されたものも未消化のものも、吸い込んではエラから吐き出し前へ進んだ。中には流れに逆らい過去へ過去へと逆行する者もあったが、一方、激しい流れに身を任せることを覚えた者どもは、それこそが幸せに生きる道だと信じきったまま大岩に体をぶつけて死んでしまった。迫る試練を受け入れた者だけが生き残り、奔流をどんどんと突き進んでいった。勇気を出して希望を捨てず夢を信じて、混沌の坩堝の最中をぐんぐんぐんぐん押し進んだ。情熱が、知性が、道徳が、自信が、友愛が、ついには団結が生まれた。気の遠くなるような果てしない流れの果てに彼らが辿り着いたのは、眼前にうねり広がる無限の大海原であった。激しい流れは姿を消して、優しい静けさと平穏だけが残った。希望と可能性に満ちた青海のパノラマは、歴戦の勇者たちを称えるが如く、いつまでもいつまでも燦燦と光りを解き放っていた。
2005.01.17
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震災十周年を前日に控え、何か震災にちなんだ本を読もうと思い再度手にした。震災をテーマにした短編集「神のこどもたちはみな踊る」。村上春樹の著作の中では、異色作かも知れない。今回何年か振りに読み返してみて、素直に作品が心に染み渡ってきた。震災当時、人々は何を想い、何をしていたか。もう一度当時を振り返るキッカケにもなった。純粋に物語として読んでも楽しい。個人的には「UFOが釧路に降りる」がお気に入りかな。
2005.01.16
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17日で神戸は震災10周年目を迎える。神戸に住んでいるぼくの家はもちろん、長田に出しているお店も全壊した。街は壊滅状態だった。10年前と今ではいろんなことが変わったように思うし、何も変わっていないような気もする。震災当時は中学生だった。当時5歳ぐらいだった今の中学生にはどれほど震災の傷が残っているのか、また残っていないのか。あのとき避難所で食べた「オニギリ」のおいしさ、暖かさを子供たちにも語り、伝えていきたい。最後になりましたが、震災で犠牲になった方々に心よりご冥福をお祈りします。
2005.01.15
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安部和重が芥川賞を受賞した。ここ最近芥川賞には幻滅させられっぱなしだったので、今回はいい風を吹かせてくれるんじゃないかな、と期待している。また、彼が受賞したと知って嬉しく思った。何せ隠れファンなので。J文学の先駆けとも呼ばれる「インデヴィジュアル・プロジェクション」は面白くて何度も読み返しているし、英国滞在中に読んだ「ABC戦争」も実験的で楽しかった。最近では映画の評論も書いていたっけ。とにかくずっと注目していた作家だ。でも、芥川賞っていうのは違うような・・・もう新人じゃないでしょうに。何だかなあ・・・。ところで、先週妹が買ってきた、白岩玄の「野ぶた。をプロデュース」(芥川賞候補でした。どんまい。)は、我が家のテレビの上に置かれたまま。ぶー。
2005.01.14
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「智恵子抄」といえば、高村光太郎が妻・智恵子への愛情を詠った詩集としてあまりに有名だ。光太郎を主人公にした『小説智恵子抄(佐藤春夫)』に続くこの『智恵子飛ぶ(津村節子)』は、智恵子の愛と悲しみの生涯を余すことなく描いたもの。二人の運命の出逢い、結婚、そして智恵子の発病・・・。まさしく純愛小説。物語中に挿入される光太郎の詩が胸を打つ。・・・さあ、皆さん! 右手に本を、左手にハンカチを。 PN「レモン哀歌」より。
2005.01.13
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アビーロード。ビートルズのメンバー四人が並んで横断歩道をわたる光景は、あまりにも有名だ。しかし、三番目を歩くポール・マッカートニーが煙草を持っているのに気づく人は、そう多くないだろう。面白い記事を読んだ。英国紙サンによると、ある禁煙運動団体がポールの持っていたタバコをコンピュータ処理によって消去したらしい。WHO(世界保険機関)の試算によると、全世界で年間約二〇〇万以上の人たちが、タバコによって死にいたるとのこと。また、二〇三〇年には、喫煙は単一のものでは死因のトップとなり、年間一〇〇〇万人がその犠牲になるとされている。「世界中で、たばこが原因となり膨大な数の人が命を落としている。喫煙に伴う最大のコストは、疾病、苦しみ、家族の悲しみという甚大な犠牲である。」というのは、WHOブルントラント事務局長の言葉。「喫煙はがんの原因である。喫煙は心臓病原因である。喫煙で死亡する。喫煙者は早死にする。」これらは私の警告ではない。欧州での、たばこに関する警告表示文である。日本の「あなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう。」という表示文を生ぬるいと感じるのは、私だけであろうか。悪魔がたばこ畑と引き換えに、牛商人の肉体と霊魂を自分の手にしようとする、という芥川龍之介の短編を思い出した。悪魔の策略は失敗に終わったが、その代わりに、たばこが日本全国に広まったことは言うまでもない。芥川は「悪魔の失敗も、一面成功を伴っていはしないだろうか。悪魔は、ころんでも、ただでは起きない。誘惑に勝ったと思うときにも、人間は存外、負けていることがありはしないだろうか。」と、物語をくくっている。私は、最後の一本の、煙草の火を消した。
2005.01.12
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オンライン試験問題集を暇を見つけては、カチカチ。すでに正解率はほぼ100%。でも受かる気がしないのは、何故?そんなことを深夜三時ごろにずっと考えていた。
2005.01.11
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落 ち た。
2005.01.10
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成すべきか成さぬべきか、それが問題だ。(ハムレット) 関西人は飴のことを飴ちゃんと呼ぶ。そんなことはどうでもいいのだが、休日出勤していると、見知らぬ人が食べてくれ、といいながら職場に飴ちゃんを持ってきた。受け取って帰す。ただの親切な人だと信じて食べるべきか?それともヒ素が入っているかもと警戒するべきか?とにかく放置しておこう。三十分後、何も知らない同僚が飴ちゃんをパクリ。
2005.01.09
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7日の昼に終了検定を受けに教習所へ行った。自分でも驚く事になんと車に乗るのは三ヶ月ぶり。それで練習もなしにいきなり実施試験を受けるのだから、教官に「車をなめたらアカンで」と注意されるのも無理はない。けれどもどうにか、大きなミスもなくコースをまわりきった。無事に合格!「それでは筆記試験の準備をしてください。」「えっ?!」運転だけに気を取られて筆記の存在を忘れていた・・・。くじけず受験。そして採点を待つ。試験監督が「間違えの多かった解答」だけを紹介する。なんてことはない、そのすべてに該当していた。あははは。86点、不合格。恥。
2005.01.08
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住吉は「うはらホール」で行われた、母校吹奏楽部の演奏会に行ってきた。観客総動員だ。演奏者と観客が渾然一体となって楽しさと感動を共感できる、素晴らしい舞台だった。思えば、母校で初めてホールでの演奏会を実現させたのは、ぼくが高三の時。毎朝部員たちみんなでバスの通学路を歩いて、募金をしながら準備をしたっけ。いまではそれが後輩たちの手で受け継がれ、眩しいほどの発展を遂げている。この演奏会は、プログラムもチケットも看板も全てが部員たちの「手作り」だ。部員たちの永遠のモットーは「人に感動を与える演奏をすること」。会場に響きわたる迫力あるサウンド。心のこもったメッセージ。なんだか学生たちがうらやましかった。
2005.01.07
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カシコギという哀しい魚がいる。母カシコギは子供を生むと、子を捨てて去ってしまう。残された父カシコギは、食べずに餌を探し、眠らずに外敵から子を守り、文字通り命がけで子を育てる。そしてとうとう子が立派に育ち、巣立っていくのを見届けると、父カシコギは身を岩にぶつけて自ら命を絶ってしまうのだ。本書の主人公は、白血病の子を持つ父親。妻は病気の子を捨て、浮気相手と一緒に海外へ。残された父は子供の治療費をまかなうために、あらゆることをする。果てには・・・。こんなに哀しい話があるなんて。しかしこんなにも勇気を与えてくれるなんて。読みながら涙が止まらなかった。
2005.01.06
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高校の頃、芥川賞受賞作の小説『家族シネマ』で柳美里に出会い、続いて読んだエッセイ『私語辞典』で彼女の性癖に戸惑いを覚え、論評『仮面の国』では「戦う作家」という印象が強まった。社会に潜む欺瞞、崩壊する家族の闇、それらから物事の本質をえぐり、奥へ奥へ分け入る容赦の無さ。それが彼女の魅力なのだと感じていた。そして今回のエッセイ『言葉のレッスン』を読んで、彼女の魅力の項目にさらに一つ加わった。それは文章のうまさである。小説、新聞、雑誌、果てには観光地のパンフレットから様々な言葉の断片を拾い集め、ノートに書き写すのが彼女の楽しみの一つ。そしてその切り取られた言葉から彼女の人生の断片を書こうと試みたのが本書。その巧みな文章にはただただ関心するばかり。そればかりでなく、読み終えて作家本人や他の作品に対しての興味が高まった。気付けば図書館で『NOW and THEN-柳美里自信による全作品解説+51の質問(角川書店)』を手にしていた。これは小冊子スタイルで読みやすくてグッド。さて、次は何を読もうか?
2005.01.05
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神戸へ帰る前に、吉祥寺のブックオフへ寄ることにした。どうやらキャンペーン中らしく、1500円以上の買い上げでくじ引きにチャレンジできるというので、ギリギリ1500円分購入した。購入本は次の通り、「娼年(石田衣良)」「理由(宮部みゆき)」「リアル鬼ごっこ(山田悠介)」「D.O.D.(沢井鯨)」「言葉のレッスン(柳美里)」計5冊、金1550円也。初詣もまだだし、おみくじ代わり? なんて意気揚揚とくじを引く。大当たりは自転車で、少なくとも割引券ぐらいは当たるだろう。結果は・・・「残念」。まるで今年の運勢を占われたようで。はずれくじを片手に、井の頭公園で一人、池を泳ぐ鴨を眺める。
2005.01.04
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2005年度のスタートブックは『波のうえの魔術師(石田衣良)』だ。自堕落な生活を送っていたフリーターの青年が、謎の老投資家と出会い、株の「マーケットと恋に落ち」ていく・・・。昨年末には『火車(宮部みゆき)』というクレジット社会をテーマにした作品を読んだだけに、「金」というものに対して色々と考えさせられた。電話一本で転がり込む莫大なお金も、毎日汗水流して稼いだなけなしのお金も「等価」なのである。当たり前のことだが、たとえばパチンコなどで大金が入ったときには、金銭感覚がおかしくなることがある。一瞬で手に入った金額が一ヶ月働いた給料の額と同じであったならなおさらだ。二冊の本を読んで得た結論。「目の前にあるお金を大切にしよう」の一言。小説と現実は違う(・・・とも言い切れないのが恐い)。
2005.01.03
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年明けの挨拶で上京したついでに、家族で東京ディズニーランド(以下、TDL)へ行ってきた。昔、浦安に住んでいたこともあって、すでにTDLには歳の数ほど行っている。そうなると自然にマニアックなところに視点が向かってしまう。「スプラッシュマウンテンの急流を下る際の撮影で、どんな面白いポーズを取れるか」とか「ジャングルクルーズの船長のボケにどうツッコミを入れようか」とか・・・浦安で生まれても、神戸に住む自分はやはり関西人なのだな、と再認識させられた。食事は「カリブの海賊」のボート客を眺めながら食事できるこれまたマニアックなレストランに入った。屋内だが夜をモチーフにしていて、昼なのに「こんばんは」と挨拶される。それにしても高い!味はさておき一番安い「鯛のピラフ」でさえ1500円。では最後に、友の句を借りて締めくくり鯛。夢の国 ディズニーランド 資本主義
2005.01.02
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新年あけましておめでとうございます!とりあえず今年は年男なだけに、色とりどりでトリッキーな年にしていきたいと思います。2005年はどんな本に出会えるかな。さて、今年の一冊といえば『かもめのジョナサン』!やはり鳥といえば、これでしょう。これを薦めるぼくは本の虜。なんて、ひとりごとを言いつつ、今年もよろしくお願いいたします。問題、この文にトリが幾つ出てきたでしょうか? (By酒年もとい酉年のジョナサン・リビングストン)
2005.01.01
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