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2022年J1第10節セレッソ大阪vs鹿島アントラーズの試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。3-0で鹿島アントラーズの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、前半はディフェンスラインからの縦パスを軸として、2トップの加藤、山田がサイドに流れて基点となり、右はMF中原とSB松田が、左はMF清武とSB山中がそれぞれ連携して攻撃を仕掛ける。また、ディフェンスラインにボランチ奧埜、原川が時折降りてビルドアップして試合を組み立てていく。後半はディフェンスとボランチ奧埜、原川とのビルドアップから、左右のスペースを突いて、右は毎熊、松田(進藤)、左はパトリッキと山中が連携してクロスを利用して攻めていく。守備では、4-4-2ブロックを基調としてアントラーズにボールへの圧力をかけていく。(相手CK時は主にゾーン対応)〈鹿島アントラーズ〉攻撃では、前半はディフェンスラインから、2トップ鈴木、上田がサイドに流れて、また中央エリアでのポストプレーにて基点となり、右はMF松村とSB常本、左はMF和泉とSB安西にボランチ樋口、三竿が連携して両サイドを利用し、サイドチェンジを交えながら、外→中→外へのサイドチェンジを活用して、攻めていく。後半はディフェンスラインとボランチとのビルドアップに加えて、プレスからのボール奪取からのボールキープによりゲームを落ち着かせるとともにまたは時にカウンターを狙っていく。守備では、4-4-2ブロックを基調として、セレッソのボールに1対1で圧力をボール奪取していく。(相手CK時はマンマーク主体)【得点】 5分 鈴木(鹿島アントラーズ)13分 松村(鹿島アントラーズ)91分 アルトゥール・カイキ(鹿島アントラーズ)【退場】なし【警告】73分 樋口(鹿島アントラーズ)【試合の流れ】(前半)セレッソ、アントラーズともは4-4-2システムにて試合に臨むが、試合直前の大雨や風によりピッチに水が含んだ状態となってパスに影響が出るコンディションとなる。両チームとも相手ゴール近くに基点を求めるべく、ディフェンスラインからサイドに流れるFWへの縦パスを多用してチャンスをうかがう展開となる。まずチャンスを作ったのはセレッソで、4分に、原川の左CKから生じた混戦からCB西尾?のオーバーヘッドキックはバーを超えてしまうが、アントラーズがその直後決定機を作ってチャンスを確実にモノにする。5分に、FW上田のポストプレーを基点として、右MF松村が左ハーフスペースから中に切れ込んで打った右足のシュートはセレッソGKキム・ジンヒョンがセーブしたものの、そのこぼれ球に詰めていたFW鈴木が難なくゴールに流し込んで、アントラーズが1-0と先制する。しかし、セレッソもその直後の7分に、左サイドでの展開から、FW山田のポストプレーでのパスを受けた原川がミドルシュートを放つが、アントラーズGKクォン・スンテの好セーブに阻まれ、さらに10分にも右サイドでの展開からSB松田からパスを受けたMF中原が中へ切れ込んで放ったシュートはクォン・スンテの正面を突いてしまう。セレッソが試合の流れを掴もうとした矢先にアントラーズがまたもやチャンスを確実にモノにする。パスカットに成功したCB関川のサイドチェンジを左サイドで受けた鈴木が上げた右足からの左クロスに、右サイドから中に走り込んでいた松村が右足のボレーで合わせてゴール左隅に叩き込んで、アントラーズが2-0と突き放す。その後は、アントラーズが鈴木、上田がサイドに流れて中盤やSBと連携して数的優位を作り、また鈴木と上田が縦の関係を使って、セレッソの背後のスペースを突こうと試みるのに対して、セレッソも山田、加藤がサイドに流れて、ディフェンスラインから受ける縦パスの基点となり、両サイドを基点として中盤やSBとの連携から攻撃を試みる。セレッソは24分に、右サイドでの展開から、中原がクロスを上げるも、クォン・スンテに難なくキャッチされてしまうなど、アントラーズの固いブロックディフェンスを崩すことができない。リズムを作れないセレッソはボールキープからのビルドアップにて、ボランチ奧埜がディフェンスラインに入って数的優位を作って試合を組み立てようとしていくが、それでもアントラーズの固いディフェンスを崩さないまま、前半は2-0とアントラーズがリードして終了。(後半)リードを許したセレッソは、開始から左MF清武からパトリッキに替え、また52分には右MF中原から毎熊に替えて、両サイドを基点とした攻撃を仕掛けていく。52分に得た原川の右FKにフォアから折り返されたボールに反応した毎熊の左足のシュートは惜しくもゴール左ポストに直撃してしまい、チャンスを逃す。その後もセレッソは両サイドを基点として積極的に攻撃を仕掛ける。61分に、左SB山中が左サイドから中に切れ込んでペナルティエリアにいた味方にパスを出し、決定機を作ろうとするが、アントラーズのブロックもあってシュートには至らずに、GKクォン・スンテにキャッチされてしまう。また、セレッソは65分に、FW加藤からメンデスに替えて、68分に、パトリッキの右クロスに跳ね返りのボールに反応した奧埜の左足のシュートはクォン・スンテの好セーブに阻まれてしまう。、これに対して、アントラーズは、セレッソのサイドからの攻撃によりディフェンスラインを下げられて、低いブロックディフェンスにて対応していくが、セレッソのボール保持者への厳しいチェックと、ボール奪取からのカウンターを虎視眈々と狙うとともに、鈴木がサイドに流れるなどしてボールをキープすることにより、数的優位、さらに有効に時間を作って、試合を落ち着かせてアントラーズのペースに持っていこうとする。そして、ロスタイムの91分に、左サイドでの展開から、ボランチ樋口(この時点では右MF)がペナルティエリア内切れ込んでフリーとなっていたアルトゥール・カイキ(70分に松村に替わって投入)にパスを出し、パスを受けたカイキが冷静にゴール左隅に叩き込んで、アントラーズが3-0と試合を決定づけ、終了。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田(77分 進藤)、ヨニッチ、西尾、山中ボランチ 奧埜、原川MF 中原(52分 毎熊)、清武(45分 パトリッキ)FW 加藤(65分 メンデス)、山田(77分 タガート)(守備時は4-4-2基本)(鹿島アントラーズ)(右から)GK クォン・スンテDF 常本、関川、ブエノ(64分 中村)、安西ボランチ 三竿、樋口MF 松村(70分 アルトゥール・カイキ)、和泉(80分 キム・ミンテ)FW 鈴木、上田(80分 染野)(守備時も4-4-2)【勝負の分かれ目】アントラーズが悪天候で水が多分に含んだピッチコンディションの中、リスクを回避しつつ、うまく前線にボールを運んで確実に決定機をモノにしたとともに、後半も中盤での厳しいチェックによりセレッソに決定機を許さなかったこと。【まとめ】アントラーズは、攻撃面では上田や鈴木が縦パスにより前線での基点となって、周囲とのコンビネーションをうまく作って試合を落ち着かせ、またディフェンス面でも中盤での厳しいチェックや関川、ブエノ(三竿)らディフェンスラインの冷静かつ適切な対応により、セレッソを寄せ付けなかった。悪天候での確実な試合運びは、まさしくアントラーズらしい試合巧者ぶりを象徴したもので、高く評価したい。セレッソは鈴木や上田に基点を作られてしまい、また中盤での厳しいチェックに阻まれてしまい、またディフェンス面でも、悪天候によるアントラーズの縦パス多用によりハイプレスが不発に終わり、試合の流れを作れなかった。攻撃面では、加藤、山田がサイドで攻撃の基点となろうとしたが、例えば両者の連携やスペースの作り方などを取ってみても、鈴木と上田が縦や斜めの関係を作って2人で崩そうとしていたことを比較しても、もう少し周りの連携を加味した工夫や選択肢が欲しいところ。チーム戦術上、彼らを含む前線に如何にして点取らせていくか?
2022.04.29

2022年J2第12節アルビレックス新潟vsいわてグルージャ盛岡の試合をデンカビッグスワンスタジアムで観戦。2-0でアルビレックス新潟の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈アルビレックス新潟〉攻撃では、ディフェンスラインと高、島田のボランチとのビルドアップから、FWデゲスのポストプレーを時折利用しつつ、両サイドを基点として、右はSB藤原とシャドー松田に、左はSB渡邊とシャドー 本間にシャドー 伊藤やボランチ高が連携してコンビネーションを作ってパス交換を主体として攻めていく。守備では、4-4-2のブロックを基調として、前線からのプレスを敢行し、また数的優位を活かして囲んでボール奪取していく。(相手CK時はゾーンとマンツーマンの併用)〈いわてグルージャ盛岡〉攻撃では、深川、牟田、小野田の3CBとボランチ石井、弓削のビルドアップから、宮市、中村太の両WBがサイドに高く張ってワイドなポジション取りをし、FWモレラト、2シャドー和田、色摩への縦パスからこの前線3枚のコンビネーションを主体として速い攻めを展開していく。守備では、前線3枚がアルビレックスCB舞行龍、田上、ボランチ島田にプレスをかけ、後ろから連動してマンマーク気味にはめていく。また5-2-2-1からのサイドへ誘導するディフェンスも行う。リトリート時は5-4-1)(相手CK時はゾーンディフェンス)【得点】44分 松田(アルビレックス新潟)88分 三戸(アルビレックス新潟)【退場】なし【警告】46分 ビスマルク(いわてグルージャ盛岡)67分 小野田(いわてグルージャ盛岡)【試合の流れ】(前半)アルビレックスは4-2-3-1システム、グルージャは3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。序盤はアルビレックスはディフェンスラインでのビルドアップから、両サイドのスペースを基点として、チャンスをうかがい、グルージャが5-4-1のブロックディフェンスを敷いて対応していく展開となる。まずチャンスを作ったのはアルビレックスで、7分に、バイタルにてボランチ島田がミドルシュートを打つが、ゴール右に外れてしまう。一方、グルージャはブロックディフェンスからFWモレラト、シャドー 和田、色摩への速い縦パスを基点にしてチャンスをうかがう。15分に、左サイドでのカウンターから、左シャドー色摩がドリブルで仕掛けて放った右足のシュートは右に外れてしまう。さらに、26分には、中央エリアでのカウンターからボランチ石井のスルーパスに反応してアルビレックスディフェンスラインの裏に抜け出した右WB宮市がシュートを放ったものの、ゴール右に外れてしまう。その後は、アルビレックスがグルージャのサイドに誘導するディフェンスに対して、FWゲデスやシャドー 伊藤らバイタルエリアや両ハーフスペースを利用して縦パスを受けようとするも、グルージャディフェンスがタイトなディフェンスによりボール奪取して、縦パスによる速いカウンターを狙っていく一方、アルビレックスもFWデゲスや3シャドーのポジションチェンジを多用してグルージャディフェンスを崩そうとする。こうした展開がロスタイム前まで続く中、アルビレックスがワンチャンスを確実にモノにする。44分に、中央エリアからのスルーパスに反応した右シャドー松田がグルージャディフェンスライン(左CB小野田)の裏に抜け出して冷静に左隅に流し込んで、アルビレックスが1-0とリードして前半終了。(後半)先制を許したグルージャは開始早々、左WB中村太からビスマルクに替えて、左右サイドのスペースへの基点作りを図るが、まずチャンスを作ったのはアルビレックスで、52分に、右サイドでの展開から、松田からバイタルエリアにてパスを受けた伊藤のシュートはゴール右に外れてしまう。これに対して、グルージャも左サイドでのカウンターから、ビスマルクを基点に、左ハーフスペースにて色摩からパスを受けたモレラトのシュートはアルビレックスGK小島のセーブに阻まれる。さらに攻勢に出たいグルージャは、59分に、ボランチ弓削から小松に、左シャドー 色摩から中村充への2枚替えをしたうえ、右WB宮市を左WBに、左WBビスマルクを右WBに配置を変えて、高いサイドに位置してアルビレックスの両SBに圧力にかけていく。グルージャは、ブロックディフェンスから、バイタルエリアに流れるモレラトやシャドー和田、中村充への縦パスを積極的に狙う中、62分に、グルージャは中村充の左CKから、フォア側にいたビスマルクが2度シュートを放つも、いずれもアルビレックスのブロックに阻まれてしまう。これに対して、試合の流れを引き寄せたいアルビレックスは、67分に、FWデゲスから谷口に、右シャドー 松田から三戸への2枚替えを行う。その後は、アルビレックスもビルドアップから、グルージャが高く上がった両サイド裏のスペースを狙って、谷口や三戸らのシャドーが流れてチャンスをうかがい、徐々に試合の流れるを引き寄せていく。81分に、右サイドでのカウンターから、右サイドに流れていた谷口がオフサイドに適切に回避しつつグルージャディフェンスの裏に出てペナルティエリアに進出してシュートを放つが、ディフェンスに戻っていたボランチ石井がギリギリのタイミングでブロックし、追加点を阻まれてしまう。その後は、グルージャがモレラトらへの縦パスの多用などで前がかりになるところをアルビレックスがその裏のスペースをうまく突いて追加点を上げる。88分に、中央エリアにてボールを持った三戸が味方と連動して数的優位を作る中、バイタルエリアに進出して放った右足のミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、アルビレックスが2-0とリードを広げて勝利。【システム】(アルビレックス新潟)4-2-3-1(右から)GK 小島DF 藤原、舞行龍、田上、渡邊ボランチ 高、島田3シャドー 松田(67分 三戸)、伊藤(86分 高木)、本間FW ゲデス(67分 谷口)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(いわてグルージャ盛岡)3-4-2-1(右から)GK 野澤DF 深川、牟田、小野田MF 宮市、石井、弓削(59分 小松)、中村太(45分 ビスマルク)2シャドー 和田(70分 桐)、色摩(59分 中村充)FW モレラト(守備時は5-4-1または5-2-2-1。リトリート時は5-4-1)【勝負の分かれ目】アルビレックスがグルージャ前線へのタイトなディフェンスにより決定機を作らせなかったうえ、グルージャの裏のスペースを利用したことにより決定機を作って確実に決めたこと。【まとめ】アルビレックスは、グルージャの前線からのプレスとブロックディフェンスによりビルドアップや縦パスに対するタイトなディフェンスに苦労したものの、グルージャが前に出た裏のスペースをうまく利用して勝利につなげることができた。今後首位を狙うためにも、ビルドアップやビルドアップからの縦パスの精度をさらに高めていきたい。グルージャは、前線からのプレス、ブロックディフェンスによるアルビレックスの縦パス奪取からの素早い攻め、バイタルエリアへの縦パス多用などで、アルビレックスを苦しめたものの、縦パスからのフィニッシュの工夫や精度に課題を残した。成績が下降傾向にはあるが、今日のような攻守とも積極的な姿勢を継続していきたい。
2022.04.27

2022年ルヴァン杯第5節セレッソ大阪vsガンバ大阪の試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。0-0のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ鈴木、原川(時に一人がディフェンスラインに降りて)との連携したビルドアップから、右SB松田、左SB丸橋が両サイドを高く張ったうえ、右はSB松田とMF中原、左はSB丸橋とFW山田、左MF清武がボランチと連携して、さらにサイドチェンジを利用して両サイドを基点としつつ、パス交換主体で攻めていく。山田が左サイドに流れ、清武が中に入るなどのポジションチェンジも活用。守備では、FW加藤、山田(と時に中盤の中原、清武)がガンバディフェンスの柳澤、三浦、クォンにプレスをかけつつ、ガンバのパスコース遮断を図る。リトリート時は4-4-2ブロックを基調として対応していく。(相手CK時は主にゾーン対応)〈ガンバ大阪〉攻撃では、4バックのうち、柳澤、三浦、クォンの3人が3CBを構成したうえ、右MF小野瀬と、左SB黒川がそれぞれサイド奥に張り、ボランチの齊藤、ダワンとのコンビネーションによりビルドアップを行い、両サイドに展開した上、FW山見、坂本、左MF福田(石毛)が前線を構成したうえ、その前線3枚への縦パスを狙いつつ、両サイドとバイタルエリアのスペースを交互に活用して攻めていく。5レーンを意識したポジション取り。 4-4-2と3-2-4-1の可変システム。守備では、FW山見、坂本がセレッソCBヨニッチ、西尾にプレスを圧力をかけたうえ、中盤もマンマーク気味にプレスをかけていくが、4-4-2のブロックディフェンスを主体に対応。(相手CK時はゾーンとマンツーマンの併用)【退場】なし【警告】20分 福田(ガンバ大阪)60分 鈴木(セレッソ大阪)【試合の流れ】(前半)セレッソは4-4-2システム、ガンバは4-4-2と3-2-4-1の可変システムにて、大阪ダービーに臨む。まず試合の流れを作ったのはセレッソで、13分に、中央エリアにいた左MF清武からのスルーパスにつき左ハーフスペースにて反応したFW山田がペナルティエリア内に切れ込んで放った左足のシュートがガンバディフェンスに当たってゴール右ポストに吸い込まれようとしていたところ、ガンバCBクォン・ギョンウォンが冷静にクリアして、セレッソの先制には至らず。また、セレッソは19分にも、中央エリアにいたボランチ鈴木から左サイドにてパスを受けた左SB丸橋の左クロスを上げるものの、ガンバGK一森にキャッチされる。これに対して、ガンバは、CB三浦、クォンと三国ヶ丘SB柳澤が3バックにて数的優位を意識したビルドアップを図り、セレッソのFW山田、加藤のプレスをかいくぐって、ダワン、齊藤のボランチと連動してチャンスをうかがう。ガンバは、20分に、中央エリアにてセレッソFW山田からボール奪取して、右MF小野瀬の右クロスにペナルティエリアにてフリーとなっていたFW山見が頭で合わせたもののゴール右に外れてしまう。さらに、26分に得た山見の左CKに、ダワンがフォアにて頭で合わせたが、右に外れてしまい、先制には至らず。その後は、セレッソがディフェンスラインとボランチが連動したビルドアップを図って、ガンバの前線からのプレスをかいくぐり、サイドチェンジを交えながら、両サイドを基点としてチャンスをうかがい、これに対して、ガンバは4-4-2のブロックディフェンスにより適切に対応する。また、ガンバも3バックとボランチのビルドアップから、山見、坂本らへの縦パスによりチャンスをうかがうが、セレッソも4-4-2のブロックディフェンスにより適切に対応する。セレッソはロスタイムに、清武がダワンに倒されて得たボランチ原川の右FKは惜しくも右隅に外れてしまい、前半は0-0で終了。(後半)まずガンバがビルドアップから、山見、坂本がその機動力を活かしてサイドに流れて攻撃の基点になろうとする。46分に、左サイドでの展開から、左MF福田の左クロスはセレッソGKキム・ジンヒョンにキャッチされる。その後しばらくは、ガンバがサイドに流れた山見、坂本への速い縦パスを使っていくが、セレッソの数的優位を作ったディフェンスにより攻撃の芽を潰されてしまう。このディフェンスにより、セレッソが徐々に試合の流れを引き寄せ、サイドチェンジを交えながら、両サイドの中盤とSBが連動して両サイドのスペースを有効活用していく。セレッソは53分に、左サイドでの展開から、左サイドに流れたFW加藤の左クロスはGK一森にキャッチされる。その後、先制したい両チームは共に、ディフェンスラインでの駆け引きや中盤でのボール争奪戦が激しくなっていく中、63分の選手交代策により打開を図る。セレッソは左MF清武からパトリッキに替え、ガンバもFW坂本からレアンドロ・ペレイラに、左SB黒川から藤春に替えてチャンスをうかがう。ガンバはレアンドロ・ペレイラのポストプレーとそれによりできたスペースを山見が機動力を活かして突こうとするが、セレッソはCBヨニッチと西尾がそのポストプレーを有効に阻止して、ガンバに有効なチャンスを作らせず、逆にそれにより生まれたルーズボールを回収して、左右へのスペースにパスを適切に供給してチャンスをうかがう展開となり、74分によるメンデス、上門のFW交代策により攻勢を強めていく。76分には、右サイドでの展開から、右SB松田がクロスを上げ、フォアにいたパトリッキが頭で折り返すとものの、GK一森が難なくキャッチし、さらに、80分には、原川の左CKのクリアボールに反応したメンデスのボレーは一森のファインキャッチに阻まれる。その後は、ガンバも、85分に、山見からウェリントン・シウバに替えて、2つの前線の基点によりチャンスをうかがうが、セレッソディフェンス陣の適切な対応により攻撃の基点にはなれずにチャンスを作れない。また、セレッソも両サイドからチャンスをうかがうものの、三浦、クォンのCBやダワン、齊藤のボランチの適切な対応により、セレッソに決定機を作らせずに、0-0のドローにて終了。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、西尾、丸橋ボランチ 鈴木、原川MF 中原(85分 毎熊)、清武(63分 パトリッキ)FW 加藤(74分 メンデス)、山田(74分 上門)(守備時は4-4-2)(ガンバ大阪)4-4-2(右から)GK 一森DF 柳澤、三浦、クォン・ギョンウォン、黒川(63分 藤春)ボランチ 齊藤、ダワンMF 小野瀬、福田(80分 石毛)FW 坂本(63分 レアンドロ・ペレイラ)、山見(85分 ウェリントン・シウバ)(3-2-4-1との可変システム。守備時は4-4-2)【まとめ】セレッソは特に後半、中盤とSBが連動して両サイドを有効に活用することにより、ガンバディフェンスラインを押し下げることに成功したものの、ガンバディフェンスラインの適切な対応により、ゴールを破ることから出来なかった。課題となるCF的な選手の活躍が不可欠であり、リーグ戦にどのように活かしていくか?ガンバは数的優位を重視したビルドアップからの、山見、坂本の機動力を有効に活用できなかったものの、三浦、クォンのCB陣やダワン、齊藤のボランチらの適切なディフェンス対応によりセレッソに決定機を与えなかった。ただ、ビルドアップからの前線への縦パスの入れ方や縦パスが入った際の数的優位の作り方など、有効なフィニッシュの作り方といった攻撃面の課題につき、リーグ戦で如何にクリアしていくか?
2022.04.23

2022年ルヴァン杯第4節セレッソ大阪vs鹿島アントラーズの試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。3-1で鹿島アントラーズの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ鈴木、岡澤との連携したビルドアップから、右SB毎熊、左SB丸橋が両サイドを高く張ったうえ、右はSB毎熊とMF北野、左はSB丸橋とMFパトリッキがボランチと連携して両サイドと中央エリアのスペースを使いながら、またFW上門、メンデスが裏やサイドのスペースに流れてフォロー作りながら、パス交換主体で攻めていく。またカウンターではアントラーズアンカー三竿の両脇のスペースを突いていく。72分の奧埜投入後は4-1-2-3システムに変更。守備では、FW上門、 メンデスがアントラーズCBブエノ、キム・ミンテを監視またはプレスをかけつつ、時にMFを交えてプレスをかけ中盤と連動して圧力をかけていく。リトリート時は4-4-2ブロックを基調として対応していく(上門またはメンデスが三竿をチェック)。(相手CK時は主にゾーン対応)〈鹿島アントラーズ〉攻撃では、ディフェンスラインとアンカー三竿との連携したビルドアップから、松村、アルトゥール・カイキの両ウイングに右はSB広瀬、左は小田に中盤の荒木、土居が連携して両サイドを基点とし、時にFW上田のポストプレーを交えながら、外→中→外へのサイドチェンジを活用して、ポジションチェンジしつつ攻めていく。守備では、プレス時はFW上田と中盤の荒木、土居がセレッソのディフェンスラインにプレスをかけながら、それに連動してマンマーク気味に嵌めていく。リトリート時は4-1-4-1。(相手CK時はゾーンとマンツーマンの併用)【得点】32分 アルトゥール・カイキ(鹿島アントラーズ)PK53分 上田(鹿島アントラーズ)73分 北野(セレッソ大阪)87分 ブエノ(鹿島アントラーズ)【退場】なし【警告】なし【試合の流れ】(前半)セレッソは4-4-2システム、アントラーズは4-1-2-3システムにて試合に臨む。まずチャンスを作ったのはセレッソで、4分に、右サイドの展開からFWメンデスからパスを受けた右MF北野のミドルシュートはアントラーズGK沖の正面を突き、さらに5分にも、右サイドの展開から北野からのグラウンダーのクロスにニア側にて反応したメンデスのシュートはバーを超えてしまう。その後は、セレッソ、アントラーズとも両サイドを基点としつつチャンスを伺い、また前線からのプレスを行なっていく中、アントラーズが両サイドからのサイドチェンジを利用してチャンスを作る。17分には、左サイドからバイタルエリアへの展開から、上田からパスを受けた右MF土居のシュートはセレッソディフェンス陣にブロックされ、続くこぼれ球に反応した左ウイングのアルトゥール・カイキのシュートはバーを超えてしまい、さらに28分にも、今度は右サイドでの展開から、右ウイング松村のクロスに反応した土居のシュートもセレッソディフェンス陣にブロックされてしまうが、この優位な展開の中、先制する。30分に、ディフェンスからのフィードボールに中央右で反応した上田がそのままドリブルでペナルティエリアに進出し、上田に対応しようとしたセレッソCB進藤が後ろから上田を倒してしまい、アントラーズがPKを獲得し、アルトゥール・カイキが冷静に左隅に決め、アントラーズが1ー0と先制する。これに対して、セレッソは、両サイドを基点として、アントラーズのアンカー三竿の両脇のスペースを利用してチャンスを作る。36分に、左MFパトリッキが中央から左ハーフスペースにドリブルにて仕掛けながら放ったシュートはアントラーズGK沖にセーブされ、またロスタイムにも、右ハーフスペースでのカウンターから右MF北野がアントラーズ選手2人をかわしてドリブルにて仕掛けながら放った左足のシュートは、GK沖の正面を突いてしまい、前半はアントラーズが1ー0とリードして終了。(後半)後半、まずチャンスを作ったのはセレッソで、51分に、右サイドでの展開から、ボランチ岡澤からパスを受けた北野のシュートはGK沖の正面を突いてしまう。その直後、セレッソが積極的に攻め上がろうとする裏のスペースをアントラーズ突いて、追加点を上げる。53分に、中央エリアにてボールを持ったアルトゥール・カイキがゴールに向かっドリブルにて仕掛けながら、左斜め前に走り込んでいた上田にスルーパスに出しそのスルーパスに反応した上田がセレッソGK清水と1対1になって、ゴール中央に冷静に決めて、アントラーズが2-0とリードを広げる。これに対して、追加点を許したセレッソは、62分に、FWメンデスから新井に替えて右MFに配置し、岡澤から清武に替えてボランチに配置して、北野をFWに配置してチャンスをうかがい、さらに72分には、左MFパトリッキから奧埜に替えて、ボランチ鈴木をアンカーに、清武と奧埜を中盤に、新井、北野、上門をFWとする4-1-2-3システムに変更して両サイドを基点として攻勢を強めていき、チャンスをモノにする。73分に、鈴木がバイタルエリアから出した縦パスに、ペナルティエリア内にいた上門がポストで受けてヒールで左に出したパスに反応して走り込んでいた北野が左隅に流し込んで、セレッソが1点を返す。その後も、セレッソが両サイドを基点として数的優位を作って攻勢を仕掛ける一方、アントラーズはリトリート対応を余儀なくされる時間が続き、ブエノ、キム・ミンテらディフェンスラインの我慢強い対応が続く。しかし、アントラーズはリトリート対応の中、バイタルエリアへのカウンターを狙い、そのカウンターをキッカケにして追加点を上げる。86分に、ディフェンスラインからのロングフィードに反応したファン・アラーノ(64分に荒木に替わって投入)がセレッソディフェンスライン右裏を抜け出してGK清水と1対1になって放ったループ状のシュートはゴール間近でセレッソディフェンスにクリアされるも、その直後の右CKに頭で合わせたブエノのシュートがゴール左隅に吸い込まれて、アントラーズが3-1とリードを広げて、試合を決定づける。そして、アントラーズがそのまま3-1で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2→4-1-2-3(右から)GK 清水DF 毎熊、進藤、舩木、山中ボランチ 鈴木、岡澤(62分 清武)MF 北野、パトリッキ(72分 奧埜)FW 上門(78分 タガート)、メンデス(62分 新井)(守備時は4-4-2基本。時に4-4-1-1)(鹿島アントラーズ)4-1-2-3(右から)GK 沖DF 広瀬(80分 和泉)、ブエノ、キム・ミンテ、小田(64分 安西)アンカー 三竿MF 土居(84分 樋口)、荒木(64分 ファン・アラーノ)FW 松村、上田(64分 染野)、アルトゥール・カイキ(守備時は4-1-4-1を基調。)【勝負の分かれ目】アントラーズがサイドチェンジを有効に活用して両サイドを基点としつつ、上田やアルトゥール・カイキらの機動力により、セレッソの攻め上がりで生まれたスペースを有効かつ機能的に利用できたことと、ブエノ、キム・ミンテを中心としたディフェンスラインが適切に対応できたこと。【まとめ】アントラーズは、前後半とも、いい時間帯に得点できたことにより試合を優位に進めることができ、セレッソを突き放すことができた。セレッソの両サイドを基点とした攻撃によりリトリート対応を余儀なくされた時間帯もありながら、ブエノの追加点でダメを押すことができた。ルヴァン杯第2節の敗戦の借りを返すことができた。セレッソは、前半から両サイドを基点として、また後半はシステム変更もあり、有効に攻撃できた時間帯もありながら、攻め上がりのスペースをアントラーズに利用されてしまい、アントラーズの効果的な得点が重くのしかかってしまった。ルヴァン杯予選の勝ち上がりは次節の大阪ダービーまでお預け。
2022.04.13

2022年J1第6節ガンバ大阪vs名古屋グランパスの試合をパナソニックスタジアム吹田で観戦。3-1でガンバ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈ガンバ大阪〉攻撃では、高尾、三浦、昌子の3ディフェンスラインと齊藤、ダワンのボランチが連携してビルドアップを行い、右MF小野瀬と左SB黒川が両サイドに高く張って、FWパトリック、そしてFW山見と左MF倉田がシャドー気味に位置しながら、両サイドをワイドに広げて数的優位を作りながら左右のハーフスペースにスペースを作って攻めていく。4-4-2と3-2-4-1の可変システム。(後半途中からは4-4-2対応。守備では、4-4-2のブロックを基調として前線からプレスをかけていく。)(相手CK時はゾーンとマンツーマンの併用)〈名古屋グランパス〉攻撃では、ディフェンスラインとアンカーのレオ・シルバや中盤の稲垣、仙頭がビルドアップに参画してビルドアップを行い、FW酒井のポストプレーや右ウイングのマテウスや左ウイング相馬の機動力を活用するために、前線への速いパスや両サイドを基点として攻めていく。守備では、4-4-2ブロックを基調として前線からのマンマークによりプレスをかけていく。(相手CK時はゾーンとマンツーマンの併用)【得点】26分 パトリック(ガンバ大阪)52分 グランパスオウンゴール(ガンバ大阪)62分 黒川(ガンバ大阪)83分 仙頭(名古屋グランパス)【退場】なし【警告】なし【試合の流れ】(前半)ガンバは4-4-2システム、グランパスは4-1-2-3システムにてこの試合に臨む。まず序盤、試合の流れを掴みかけたのはグランパスで、ビルドアップからのマテウス、相馬の両ウイングが両サイドから機動的な動きをしてチャンスをうかがう。12分に、中央エリアにてパスを受けたFW酒井の浮き球のスルーパスに反応してゴールに向かって走り込んでいた左MF仙頭がガンバGK一森と1対1になって右足でシュートを放つも、惜しくもゴール左に外れてしまう。これに対して、ガンバもその直後16分に、左サイドでの展開にて左SB黒川からパスを受けたボランチのダワンの左クロスにFWパトリックが頭で合わせるも、グランパスGKランゲラックのセーブに阻まれてしまう。これまでグランパスに両サイドを有効に利用され、リトリート対応を余儀なくされていたガンバは、ボール保持できる状況から、高尾、三浦、昌子の3ディフェンスラインがボランチのダワン、齊藤とのコンビネーションによりグランパス前線、酒井、仙頭のプレスを剥がして両サイドに展開して基点を作り、徐々に試合の流れを掴んでいく。23分に、右SB高尾からバイタルエリアにてパスを受けた右MF小野瀬の左足のシュートはバーを超えてしまい、さらに24分に、右ハーフスペースの左MF倉田のシュートもバーを超えてしまうが、その流れに沿ってガンバがチャンスをモノにする。26分に、右サイドにて得たFW山見のFKに、フォア側にてCB三浦が頭で落としたボールに反応したCB昌子のシュートがゴール前にいたパトリックに当たりながらゴール右隅に突き刺さって、ガンバが1-0と先制する。さらに、33分には、左サイドでの展開から、倉田の左クロスにパトリックが頭で合わせるも、GKランゲラックの好セーブに阻まれてしまう。これに対して、グランパスは、アンカーのレオ・シルバが左右にボールを散らして、また酒井のポストプレーを活用して両サイドを基点としてチャンスをうかがう。39分には、右サイドでの展開から、右SB宮原を基点にしてレオ・シルバがペナルティエリアにいた酒井のポストプレーを利用してシュートを狙い、さらにロスタイムに入り、左サイドでのカウンターから、相馬の左クロスに酒井が合わせるも、ガンバGK一森がキャッチする。グランパスの攻撃に対して、ガンバがブロックディフェンスにて対応して、グランパスにゴールを許さず、前半はガンバが1-0とリードして終了。(後半)同点に追いつきたいグランパスは、開始から、右MF稲垣から柿谷に替わってトップ下に配置し、レオ・シルバと仙頭とダブルボランチ、マテウス、相馬の両ウイング、酒井を1トップとする4-2-3-1システムに変更して後半に臨む(ガンバは変更なし)。この交代によりグランパスがペースを掴みかけて、柿谷がバイタルエリアや左右のハーフスペースを有効に活用してチャンスを作る。46分に、柿谷が左ハーフスペースにてドリブルしながら左クロスを出し、さらに47分には、中央エリアでのカウンターからドリブルでバイタルエリアに進出してガンバディフェンスを引きつけながら出したスルーパスに、ゴール前にフリーで走り込んでいたレオ・シルバがシュートを放つも、ガンバディフェンスがブロックしてゴールには至らず。ピンチを脱したガンバは、49分に、左サイドでのカウンターから、山見が左サイド奥に流れて仕掛けながら出した左クロスに反応したパトリックが頭で合わせるも、GKランゲラックの好セーブに阻まれてしまうが、その直後、この流れがゴールに結びつく。52分に、右サイドでの展開から、右サイドに流れていた山見が上げた右クロスを、ディフェンスのカバーに入っていたマテウスが反応したクリアが宮原に当たりながらゴールに吸い込まれて、オウンゴールにより、ガンバが2-0とリードを広げる。何とか試合の流れを掴みたいグランパスは、レオ・シルバや仙頭のビルドアップから左右のサイドチェンジを多用して両サイドを基点にしてチャンスをうかがうが、ガンバも高く設定しない4-4-2ブロックディフェンスを基調として数的優位を作って対応していく展開となる。そして、グランパスが攻め上がったスペースをガンバが有効に活用して、またもやチャンスをモノにする。62分に、パトリックが出した左サイドへのロングフィードのボールを拾った黒川が左サイド奥からペナルティエリア中に向かってドリブルにて仕掛けながら放った右足のシュートがゴール右上隅に突き刺さり、ガンバが3-0とリードをさらに広げて試合を決定づける。これに対して、グランパスも両サイドを基点にしてクロスを上げるも、ガンバのディフェンスラインが数的優位を保ちつつ、適切に対応していく。それでも、グランパスは83分に、ガンバのビルドアップに対してプレスに入っていた仙頭が、69分にダワンに替わって投入されたチュ・セジョンからボール奪取して、そのままペナルティエリアに進出してGK一森と1対1になって、難なくゴールに流し込んで1点を取って一矢報いたものの、ガンバが3-1で勝利。【システム】(ガンバ大阪)4-4-2(右から)GK 一森DF 高尾(76分 福岡)、三浦、昌子、黒川ボランチ 齊藤(76分 奥野)、ダワン(69分 チュ・セジョン)MF 小野瀬、倉田(59分 石毛)FW 山見(69分 ウエリントン・シウバ)、パトリック(3-2-4-1への可変システム。守備時も4-4-2)(名古屋グランパス)4-1-2-3(右から)GK ランゲラックDF 宮原、チアゴ、藤井、森下(59分 吉田)アンカー レオ・シルバMF 稲垣(45分 柿谷)、仙頭FW マテウス(71分 甲田)、酒井、相馬(59分 阿部)(後半は4-2-3-1。守備時は4-4-2)【勝負の分かれ目】ガンバが3バック可変システムの利用による数的優位を作ったビルドアップにより、グランパスの前線からのマンマーク気味のプレスを剥がすことに成功するとともに、また両サイドを基点としてワイドに展開して、ハーフスペースなどのスペースを利用して有効に攻撃できたこと。【まとめ】ガンバは前半途中まではグランパスの両サイドを基点とした速い攻撃にリトリート対応を余儀なくされたものの、数的優位を作ったビルドアップにより試合の流れを掴むことができた。パトリックのポストプレーや山見のスペースに流れるスピーディーな攻撃も展開できた。今後も今日のような柔軟なビルドアップからの組み立てができるかが鍵。グランパスは、前半早々はマテウスや相馬の機動力を活かした両サイドからの攻撃を仕掛けたものの、ガンバに攻守とも数的優位を作られてしまい、試合の流れを掴めなかった。攻撃面では、ブロックを作られた際にどのように崩していくか?昨シーズンとともに、遅功、つまり個々の能力が発揮できなかったの際のバリエーションが必要かつ課題。
2022.04.02
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