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2022年J1第23節セレッソ大阪vsアビスパ福岡の試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。2-0でセレッソ 大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ奧埜、鈴木とのビルドアップから、右サイドは右MF毎熊と右SB松田、左は為田と左SB山中に、2トップの加藤、山田がサイドに流れて連携してサイドを基点として、時にサイドチェンジを交えながら、両ハーフスペースを進出する山田、加藤らへの縦パスを入れて攻撃を仕掛けていく。守備では、前線の加藤、山田を起点としてのマンマーク気味のプレスによりアビスパのディフェンスラインに圧力をかけてビルドアップを阻止する。リトリート時は4-4-2のブロックディフェンスを基調として、特に中央を固めて数的優位にて対応する。(相手CK時は主にゾーン対応)〈アビスパ福岡〉攻撃では、4バックディフェンスラインと田邉、前のボランチとのビルドアップから、右は右SB前嶋とMF金森、左は左SB志知とMF田中に、2トップの山岸、渡の一方がサイドに流れて連携してサイドを基点とし、時にサイドチェンジを交えつつ、バイタルエリアに進出する山岸、渡(後半途中からルキアン)への縦パスを入れて素早い攻撃を仕掛けて攻めていく。守備では、4-4-2ブロックを基調として数的優位を保つ組織的ディフェンスを敷き、時にマンマークのプレスを仕掛けていく。(相手CK時はゾーン対応)【得点】 5分 ヨニッチ(セレッソ 大阪)71分 上門(セレッソ 大阪)【退場】なし【警告】56分 奈良(アビスパ福岡)66分 熊本(アビスパ福岡)75分 鳥海(セレッソ大阪)78分 前嶋(アビスパ福岡)【試合の流れ】(前半)セレッソ、アビスパとも4-4-2システムにて、この試合に臨む。まずシュートを放ったのはアビスパで、1分に、中央エリアにボールを保持していたFW渡が、前目にポジショニングしていたセレッソ GKキム・ジンヒョンの頭上を狙ってシュートを放つも、バーを超えてしまう。その直後に、セレッソは、5分に、左サイドでのアビスパのファールで得た左SB山中の左FKに、CBヨニッチがアビスパのラインディフェンスの僅かなスペースに飛び込んで頭で合わせたシュートがゴール左隅に突き刺さって、セレッソ が1-0と先制する。これに対して、アビスパは、両サイドを基点として攻撃を仕掛けていき、12分と13分に立て続けてCKを得てチャンスをうかがうものの、得点には至らず。しかし、セレッソも、16分に、右から左へのサイドチェンジのボールを受けた左SB山中のクロスに、ペナルティエリア内にいた加藤がほぼフリーで頭で合わせるも、、、アビスパGK永石の正面を突いてしまう。その後しばらくは、アビスパが右SB前嶋、左SB志知がサイドを高く張って右MF金森や左MF田中の中盤との連携により攻撃を仕掛けていき、セレッソ が4-4-2システムを基調としたブロックを敷いて対応し、セレッソ2トップ加藤、山田を起点としてカウンター攻撃を仕掛ける展開が続いていく。そして、30分過ぎ以降はセレッソがサイドチェンジを交えながら、ディフェンスラインからのビルドアップによる両サイドから攻撃を仕掛け、アビスパがセレッソ のビルドアップ阻止のために、マンマーク気味のプレスを仕掛けていくが、セレッソ が流れを掴んでいく。セレッソは、40分に得たボランチ鈴木の右FKにペナルティエリア内にて山田が頭で合わせるも、ゴール右に外れてしまい、ロスタイム46分にも、右サイドでの展開から、ハーフスペースにいた山田からのパスにペナルティエリア内にて反応した右MF毎熊がシュートを放つも、GK永石のセーブに阻まれてしまい、追加点には至らず、前半はセレッソ が1-0とリードして終了。(後半)アビスパは開始早々、ディフェンスで奮闘していたCBグローリから熊本に替わってCBに配置される。後半試合の流れを掴んだのはセレッソで、51分に、右サイドでの展開から、毎熊からパスを受けた加藤がゴールに向かってドリブルにて仕掛けてアビスパ左SB志知を交わしながらシュートを放つも、バーを超えてしまい、52分にも、山田のフリックに反応した加藤がアビスパディフェンスラインの裏を突いて、GK永石と1対1になりながら放ったシュートは惜しくもゴール右に外れてしまう。その後は、セレッソが両サイドを基点として攻撃を仕掛けていき、試合を優位に進めていき、アビスパは、4-4-2のリトリート対応を余儀なくされる展開が続いていく。試合の流れを掴みたいアビスパは、59分に、FW渡からルキアンに、右MF金森からクルークスに、左MF田中から北島に替えて、ルキアンへの縦パスを多用してルキアンのポストプレーに活路を見出そうとする。セレッソも同時にFW山田が上門に替えて攻撃のテンポアップを図っていく。しかし、セレッソは、ルキアンへの縦パスに対してヨニッチ、鳥海の両CBが適切に対応してルキアンによる攻撃の基点を作らせず、両サイドからの攻撃をさらに活性化させて追加点をゲットする。セレッソは、71分に、左サイドでの展開から、左MF為田の絶妙な左クロスにGK永石が適切にパンチング対応したものの、そのこぼれ球にペナルティエリア内にて反応した上門が対応に入ったアビスパ左SB志知?を交わして放った左足のシュートがゴール左隅に吸い込まれて、セレッソ が2-0と突き放す。その後もセレッソが両サイドを基点として攻撃を仕掛けるとともに、アビスパのビルドアップに対しても、執拗なプレスをかけてアビスパのビルドアップを阻止することに成功する。何とか局面を打開したいアビスパは両サイドを基点としてチャンスをうかがい、83分に得た北島の左CKに、ニア側にて奈良が頭でフォア側へ晒すものの味方には繋がらない。アビスパはその後も両サイドからのクロスを多用するものの、セレッソ のディフェンスラインの適切な対応により決定機を作ることができず、セレッソ が2-0と勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、鳥海、山中ボランチ 奧埜、鈴木シャドー 毎熊(82分 タガート)、為田(71分 パトリッキ)FW 加藤(71分 北野)、山田(59分 上門)(守備時も4-4-2)(アビスパ福岡)4-4-2(右から)GK 永石DF 前嶋(80分 柳)、奈良、グローリ(45分 熊本)、志知ボランチ 前、田邉MF 金森(59分 クルークス) 、田中(59分 北島)FW 山岸、渡(59分 ルキアン)(守備時も4-4-2)【勝負の分かれ目】セレッソが両サイドの攻防において優位に立ってアビスパのブロックを下げさせることに成功したことと、ヨニッチ、鳥海のディフェンスラインがアビスパの2トップを完封し、また個々でもアビスパのボール保持者およびその周辺にプレスをかけ続けたこと。【まとめ】セレッソは、試合開始早々のセットプレーから先制することができ、両サイドを基点としてアビスパのブロックを下げさせて試合を優位に進めることができた。また、ディフェンス面でも、プレスにより、アビスパに圧力をかけ続けて、決定機を作らせなかった。今日のような攻守にわたる組織的対応が継続できれば、今後更なる躍進も可能。アビスパは、前半は両サイドを基点として攻撃を仕掛けていったものの、決定機を作ることができず、後半はセレッソに両サイドを有効に活用されてブロックが下がってしまい、また2トップへの有効な縦パスを封じられてしまったことが敗因。どのように得点力不足を解消していくかが課題。
2022.07.30

2022年J2第27節ファジアーノ岡山vs栃木SCの試合をシティライトスタジアムで観戦。0-0のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈ファジアーノ岡山〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ本山、河井とのビルドアップから、1トップのデュークのポストプレーを時折利用しつつ、右はSB河野とシャドー田中、左はSB徳元とシャドー のハン・イグォンが連携して両サイドを基点としてクロスを交えながら攻めていく。守備では、4-4-2または4-4-1-1のブロックを固く敷いて対応していく。前半、中シャドー 佐野は栃木ボランチ神戸、谷内田を監視。(相手CK時はゾーン対応)〈栃木SC〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ神戸と谷内田とのビルドアップから、右WB黒崎、左WB大森がサイドを張って両サイドで基点となり、右はシャドー瀬沼、CB鈴木、左はシャドー 山本、CB大谷が連携して攻撃を仕掛け、またFW根本のポストプレーを時折利用しつつ、速いクサビのパスを交えながら縦の攻撃を狙っていく。守備では、前線3枚からのマンマーク気味のプレスを仕掛けていき、ファジアーノCB柳とバイスに圧力をかけていく。リトリート時は5-4-1ブロックを形成して、数的優位性を使って中央を固める。(相手CK時はマンマーク対応)【退場】なし【警告】67分 黒崎(栃木SC)72分 鈴木(栃木SC)81分 トカチ(栃木SC)【試合の流れ】(前半)ファジアーノは4-2-3-1システム、栃木は3-4-2-1システムにて、この試合に臨む。まず、チャンスを作ったのは栃木で、6分に、左サイドでのカウンターから、左CB大谷からパスを受けた左WB大森がペナルティエリア内へドリブルにて仕掛けて左シャドー 山本をパスを出し、山本がバイタルエリアから放ったシュートは、ファジアーノGK堀田の正面を突いてしまう。その後しばらくは、栃木は、決定機まで至らないながらも、両サイドを基点として、CKを獲得していくなど、攻撃を仕掛けていき、ファジアーノディフェンス陣に対して、前線から積極的にプレスをかけていく。これに対して、ファジアーノは、栃木の攻撃に対して、4-4-1-1のブロックを敷いて対応していく中、1トップのデュークのポストプレーを突破口にして反撃を試みていく。ファジアーノは、20分に、中央エリアでのカウンターから、中シャドー の佐野がボール奪取して出したスルーパスに、ペナルティエリアへ走り込んでいた左シャドー のハン・イグォンが反応して放ったシュートは、栃木右CB鈴木にブロックされてしまう。また、ファジアーノは、31分にも、左SB徳元がペナルティエリア内に投げた右スローイングに、ニア側にて反応したデュークが後ろに晒せたボールに、フォア側に飛び込んだCB柳にわずかに合わず。その後は、ファジアーノが両サイドを基点として、試合の流れを引き寄せていき、栃木は5-4-1ブロックを敷いて対応していく。ファジアーノは、39分に得た中央エリアでの徳元のFKに、フォア側にて反応したデュークが頭で合わせるも、バーを超えてしまい、続く44分にも、左サイドでの展開から、徳元の左クロスのこぼれ球に反応した右SB河野の右足のシュートは右に外れてしまう。ロスタイムに入り、栃木は、谷内田の左CKに、右シャドー瀬沼がフォア側にて頭で合わせるも、ゴール右に外れてしまい、前半は0-0で終了。(後半)後半序盤、ファジアーノはデュークが中盤に頻繁に降りてクサビのパスを受けて攻撃のリズムを作ろうとし、またディフェンス面でもデューク、佐野が栃木3バックに積極的にプレスをかけていき、試合の流れを引き寄せようとするのに対して、栃木の前線3枚がファジアーノディフェンスに対して積極的にプレスをかけていき、攻撃でも両サイドを基点として攻撃を仕掛けていく。その後は、両チームの中盤でのボール争奪戦が激しくなる中、混沌とした状況が続いていく。この状況にて、最初に選手交代策に出たのは栃木で、61分に、2シャドー右の瀬沼から高萩に、左の山本からトカチに替えたのに対して、ファジアーノも64分に、左シャドー のハン・イグォンからチアゴ・アウベスに替えて、デュークとチアゴ・アウベスの2トップ、トップ下の佐野を左中盤に変更する4-4-2システムに変更して、両チームとも試合の流れを掴もうとしていく。その後、最初チャンスを作ったのは栃木で66分に、左サイドでの展開から、中央エリアでの高萩のパスを基点として、バイタルエリアにて根本のポストプレーで左に叩いて、反応した大森の左クロスに反応したトカチのシュートはファジアーノディフェンスにブロックされてしまう。また、栃木は、70分にも、中央エリアでのカウンターから、神戸からバイタルエリアにてクサビのパスを受けた根本が、走り込んできたトカチにスルーパスを出すも僅かに合わない。高萩がゲームメイクに参加して攻撃のアクセントを加えようとしていく。これに対して、ファジアーノは、デュークのポストプレーやチアゴ・アウベスの両サイドに流れる動きなどで、試合の流れを変えようとする。ファジアーノは、77分に、左サイドにてパスを受けた佐野が右へ有効なサイドチェンジのパスを出し、そのパスにフリーで反応したチアゴ・アウベスがペナルティエリア内に仕掛けながら放ったシュートはわずかにバーを超えてしまう。その後は、ファジアーノが両サイドを基点として攻撃を仕掛ける場面が多くなっていき、栃木は5-4-1ブロック対応を余儀なくされる。ファジアーノは両サイドを基点にしてクロスを上げていくが、栃木はGK川田を中心にことごとく跳ね返してファジアーノに決定機を与えない。ロスタイムに入り、栃木は92分に、バイタルエリアにてクサビのパスを受けたトカチが反転してシュートを放つも、ファジアーノGK堀田の正面を突いてしまう。 最後まで両チームとも得点には至らず、0-0で終了。【システム】(ファジアーノ岡山)4-2-3-1(右から)GK 堀田DF 河野(86分 白井)、柳、バイス、徳元ボランチ 本山(86分 喜山)、河井(75分 齊藤)3シャドー 田中、佐野、ハン・イグォン(64分 チアゴ・アウベス)FW デューク(75分 成瀬)(守備時は4-4-1-1または4-4-2)(栃木SC)3-4-2-1(右から)GK 川田DF 鈴木、グティエレス、大谷MF 黒崎、神戸(89分 佐藤)、谷内田(84分 磯村)、大森2シャドー 瀬沼(61分 高萩)、山本(61分 トカチ)FW 根本(84分 宮崎)(守備時はプレス時は5-2-3または5-3-2。リトリート時は5-4-1)【まとめ】ファジアーノは、前後半ともデュークのポストプレーを最大限利用しつつ、佐野、後半投入のチアゴ・アウベスの機動力を活用して、栃木の5-4-1ブロックを崩しにかかったものの、クロスの正確性が甘いなどで、無得点に終わった。J1昇格には好守とも精度を高める必要あり。栃木は、後半ディフェンスのマークをファジアーノに剥がされつつも、5-4-1ブロックを固く敷いてドローに持ち込んだ。攻撃については、クサビのパスを含む精度を高める必要があるが、高萩の活用方法によっては、攻撃の重要なアクセントになりうる。#fagiano#ファジアーノ岡山#tochigisc#栃木SC
2022.07.17

2022年J1第21節セレッソ大阪vs横浜・Fマリノスの試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。2-2のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ奧埜、原川とのビルドアップから速いロングフィード、2トップの上門または加藤が右サイドに、左MF為田が左サイドに流れて基点となり、またF・マリノスディフェンスライン裏を狙う動きをし、また遅攻では右サイドは右MF毎熊と右SB松田、左は為田と左SB山中と連携して、2トップや奧埜らと素早い攻撃を仕掛けていく。ビルドアップ時は、原川がアンカー、上門が降りて左MF、奧埜が右MFに位置する4-1-2-3的フォーメーションも加味。守備では、前線の加藤、上門と中盤1人からのマンマーク気味のプレスによりF・マリノスのディフェンスラインに圧力をかけてビルドアップを阻止する。リトリート時は4-4-2のブロックディフェンスを基調として、特に中央を固めて数的優位にて対応する。(相手CK時は主にゾーン対応)〈横浜F・マリノス〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ藤田、岩田(時にGK高丘が加わって)とのビルドアップから、右WG水沼、左WGエウベルがサイドのタッチライン側に深く位置したうて、右SB小池、左SB永戸がハーフスペースに進出してWG、ポジションがポジションチェンジしてサイドの攻略を狙い、またFWレオセアラ、水沼、エウベルへの縦パスを基点としてトップ下の西村との連携により数的優位を作ったコンビネーションにより、サイドチェンジを交えながら攻めていく。守備では、前線からのマンマークによるハイプレスを行い、セレッソのビルドアップを阻止する。(相手CK時はゾーン主体でマンツーマンを加味)【得点】31分 加藤(セレッソ大阪)62分 タガート(セレッソ大阪)83分 レオセアラ(横浜F・マリノス)PK92分 レオセアラ(横浜F・マリノス)【退場】79分 山中(セレッソ大阪)【警告】94分 マルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス)【試合の流れ】(前半)セレッソは4-4-2システム、F・マリノスは4-2-1-3システムにてこの試合に臨む。まず、最初にチャンスを作ったのはF・マリノスで、まず2分に、左サイドでのカウンターを基点として、右サイドにてパスを受けた右WG水沼の右クロスに、ペナルティエリア内にて対応したボランチ藤田が頭で合わせるも、左に外れてしまい、続く5分には中央エリアにてトップ下の西村がボール奪取して右サイドに展開し、パスを受けた水沼のグラウンダーの右クロスに、ペナルティエリア内に進出した左WGエウベルが右足で合わせるも、セレッソGKキム・ジンヒョンにセーブされるが、オフサイドの判定が下されて、先制には至らず。F・マリノスは、ビルドアップから、WG水沼、エウベルらへの両サイドへの速い縦パスを基点として、攻撃を仕掛けていく。さらに、F・マリノスは11分にも、中央エリアでのカウンターから、ボランチ岩田から右ハーフスペースでパスを受けた右SB小池のグラウンダーの右クロスにペナルティエリア付近で反応した西村のシュートは右に外れてしまう。これに対して、セレッソはF・マリノスの両サイドからの攻撃に対して.4-4-2ブロックを形成して、中央を固めながら対応していくとともに、ディフェンスラインから両サイド奥へのロングフィードによりサイドでの基点作りにより活路を見出していく。セレッソは、22分に、右サイドでの展開から、右ハーフスペース奥に流れたFW加藤を基点に、パスを受けた右MF毎熊の右クロスに、ペナルティエリアニア側に進出したボランチ奧埜が頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまうが、その後、セレッソがF・マリノスのミスを誘って先制する。セレッソは、31分に、中央エリアにてボール保持したF・マリノス藤田のボールをセレッソFW上門がボール奪取して付近にいた加藤にパスして、加藤がF・マリノスCB畠中、エドゥアルドにドリブルを仕掛けながらバイタルにて放った右足のシュートがゴール右上隅に突き刺さって、セレッソが1-0と先制する。また、セレッソは、35分にも、左サイドでの展開から、ボールを持った左SB山中が左ハーフスペースから放ったブレ球のシュートはF・マリノスGK高丘の好セーブに阻まれてしまう。その後は、F・マリノスが両サイドへのパスからボール保持して、ポジションチェンジを頻繁にしつつ攻撃を仕掛けて、セレッソが4-4-2ブロックを形成して数的優位を維持して中央を固めて対する展開となり、前半はセレッソが1-0とリードして終了。(後半)後半最初にチャンスを作ったのはセレッソで、48分に、ボランチ奧埜のボール奪取して左サイドに展開して、パスを受けた左MF為田がペナルティエリア内へドリブルで仕掛けながら放った右足のシュートはバーを超えてしまう。しかし、後半のペースを掴んだのはF・マリノスで、まず52分に、左サイドでの展開から、左ハーフスペースにてエウベルからパスを受けた左SB永戸からの左クロスに西村が左足で合わせるも、わずかにバーを超えてしまう。そして、F・マリノスは、両WGの交代策を講じ、右WG水沼から宮市て替えて左WGに配置し、左WGエウベルから仲川に替えて右WGに替えて攻撃を仕掛けていく。続く58分には、ビルドアップから左ハーフスペースにてパス交換受けた宮市がドリブルで仕掛けながらバイタルエリアにいた藤田に横バスし、パスを受けた藤田のシュートはゴール左に外れてしまう。このF・マリノスの流れを断ち切りたいセレッソは58分に3選手同時交代差を出て、FW加藤からメンデスに、上門からタガートに、右MF毎熊から中原に替えて流れを変えようとするが、F・マリノスは61分に得た永戸の右CKに、フォア側にいた宮市が頭で折り返したボールに反応したレオセアラがオーバーヘッドキックにてゴール狙うも、ゴール右に外れてしまう。しかし、セレッソは左サイドでのスローイングを基点として、パトリッキが上げた左クロスに、ニア側にて反応した為田がフリックして後ろに叩いて、そのボールに反応したタガートが右足で合わせてゴール左隅に流し込んで、セレッソが2-0と引き離す。これに対して、リードを広げられたF・マリノスは、64分に、畠中からマルコス・ジュニオールに替えてトップ下に配置し、西村から山根に替えてボランチに配置し、ボランチの岩田が右CBに配置替えをするが、しばらくは決定機を作れず、さらに72分には、右SB小池からアンデルソン・ロペスに替えて、ボランチ藤田が右SBに配置替えし、山根をアンカー(ワンボランチ)とする4-1-2-3的な攻撃フォーメイションを形成して、頻繁にポジションチェンジを加えながら、両サイドを基点にして攻撃を仕掛けていき、セレッソが4-4-2ブロックのディフェンス対応をしていく中、その攻撃が功を奏する。F・マリノスは、78分に、左サイドでの展開から、宮市が左ハーフスペースから仕掛けながら放ったシュートがセレッソGKキム・ジンヒョンにセーブされるが、そのこぼれ球に反応した仲川が山中に後ろから倒されてしまい、F・マリノスにPKが与えられるとともに、VARの結果、山中にレッドカードがていじされ、セレッソは以後、10人で戦うことを余儀なくされる。そして、キッカーのレオセアラが左隅に冷静に決めて、F・マリノスが1点差に迫る。その後、セレッソは山中がいなくなった左SBに、75分にタガートに替わってボランチに配置された鈴木が入って、4-4-1のブロック対応を余儀なくされる。その後もF・マリノスが両サイドを基点として、サイドチェンジを有効に活用しながらチャンスをうかがい、ロスタイムにその攻撃が身を結ぶ。92分に、両サイドでの頻繁なサイドチェンジにて、右サイドにいた岩田からの右クロスに、ペナルティエリアにて反応したレオセアラが頭で合わせて、ゴール左隅に流し込んで、F・マリノスが2-2の同点に追いついて終了。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、鳥海、山中ボランチ 奧埜、原川シャドー 毎熊(65分 中原)、為田(58分 パトリッキ)FW 上門(58分 タガート 75分 鈴木))、加藤(58分 メンデス)(守備時は4-4-2)(横浜F・マリノス)4-2-1-3(右から)GK 高丘DF 小池(72分 アンデルソン・ロペス)、畠中(64分 マルコス・ジュニオール)、エドゥアルド、永戸)ボランチ 藤田、岩田トップ下 西村(64分 山根)FW 水沼(52分 宮市)、レオセアラ、エウベル(52分 仲川)(守備時は4-2-3-1を基調)【まとめ】セレッソは、硬い4-4-2ブロックを形成しつつ、F・マリノスの背後のスペースをうまく突いて、一旦はリードしたが、F・マリノスのポジションチェンジを活用した両サイドからの攻撃により、ディフェンスラインを下げさせられたとともに、山中の退場も痛かった。首位のF・マリノス相手に効果的に戦えたが、好調F・マリノスの自力により追いつかれて、悔しいドロー。F・マリノスは、ボール保持で優位に立てたものの、セレッソに有効にスペースを利用されて、一旦はリードを広げられたものの、選手交代などで攻撃を活性化させて、価値あるドローに持ち込んだ。後半の途中からはセレッソを圧倒して、首位の力を見せた。連勝は途切れたものの、今後は好調をキープして首位を維持できるか?#fmarinos #横浜F・マリノス #cerezo #セレッソ大阪 #セレッソvsFマリノス
2022.07.10

2022年J1第19節セレッソ大阪vs川崎フロンターレの試合をヨドコウ桜スタジアムで観戦。2-1でセレッソ大阪の勝利。ら以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ奧埜、鈴木とのビルドアップから、速い縦パスにより、右サイドは右シャドー毎熊、左サイドは左シャドー為田に両サイドを攻撃の基点となり、右は右SB松田、左は左SB舩木と連携してFWメンデスらへのクロスを中心に、素早い攻撃を仕掛けていく。ビルドアップ時は、鈴木がアンカー、トップ下の山田が降りて左MF、奧埜が右MFに位置する4-1-2-3的フォーメーションも活用。守備では、前線メンデス、山田と中盤1人からのマンマーク気味のプレスによりディフェンスラインに圧力をかけてビルドアップを阻止する。リトリート時は4-4-2を基調として、数的優位を維持する。(相手CK時は主にゾーン対応)〈川崎フロンターレ〉攻撃では、ディフェンスラインとアンカーの大島ら中盤との連携したビルドアップから、右は右WG家長がサイドを張りつつ、右SB山根、右MF脇坂と連携してトライアングルを構成し、左は左WGチャナティップが左サイドを張りつつ、左SB橘田、左MF遠野と連携してトライアングルを構成して、サイドチェンジを交えながら、左右とも頻繁にポジションチェンジしパス交換によりセレッソディフェンスをずらした上、FW小林ラインがバイタルエリアに降りてポストプレーでクサビの縦パスを受けて中盤と連携して、両サイドと中央エリアとを有効に活用して攻めていく。79分からは4-2-3-1システムに変更。守備では、前線からマンマークのタイトなディフェンスをキッカケにして、後ろの中盤も連動してマンマークして嵌めていき、ボール奪取を狙う。(相手CK時はマンツーマン主体でゾーンディフェンスも加味)【得点】36分 谷口(川崎フロンターレ)58分 舩木(セレッソ大阪)92分 パトリッキ(セレッソ大阪)【退場】なし【警告】60分 舩木(セレッソ大阪)90分 佐々木(川崎フロンターレ)【試合の流れ】(前半)セレッソは4-2-3-1システム、フロンターレは4-1-2-3システムにてこの試合に臨む。まずチャンスを作ったのはフロンターレで、3分に、中央エリアでのカウンターから、右MF脇坂のシュートはゴール左ポスト直撃で、続く右ペナルティエリア外にてボールを拾った左WG家長のシュートはセレッソGKキム・ジンヒョンにキャッチされてしまい、先制には至らず。これに対して、セレッソも9分に、左サイドでの展開から左シャドー為田が左サイドから中にドリブルにて切り込みながら放った右足のシュートはバーを超えてしまう。その後は、フロンターレがディフェンスと大島のビルドアップから、両サイドに展開して、数的優位を活用したパス交換から、バイタルエリアに顔を出すFW小林らへのクサビの縦パスを狙い、さらにサイドチェンジを頻繁に利用してセレッソのプレスを掻い潜り、セレッソは4-4-2ブロックを敷いて対応していく。フロンターレは、21分には、右サイドでの展開から、右MF脇坂を基点として、右WG家長の右クロスに、ゴールフォア側にて反応したFW小林が頭で合わせるも、セレッソGKキム・ジンヒョンにセーブされてしまい、28分にも、ビルドアップから中央エリアにいたアンカー大島がセレッソディフェンスライン裏に走り込んでいた小林に浮き球のスルーパスを出し、小林がループシュートを放つも、キム・ジンヒョンの好セーブに阻まれてしまう。セレッソは、反撃の糸口を探るべく、ディフェンスラインから、左右サイドやフロンターレディフェンスライン裏への速い縦パスを狙って苦しい局面を打開しようとする。31分には、左サイドでの展開から、為田がペナルティエリアに走り込むメンデスにクロスを上げるが、わずかに合わず、フロンターレGKチョン・ソンリョンに対応されてしまう。その後もフロンターレペースで試合が進む中、フロンターレがチャンスを掴む。36分に得た脇坂の右CKにペナルティエリア内に飛び込んだCB谷口が、セレッソのゾーンディフェンスの間を掻い潜り、頭で合わせて、ゴール左隅に流し込んで、フロンターレが1-0と先制する。セレッソは、ビルドアップから、両サイド展開して試合を組み立てようとするが、フロンターレの前線からの厳しいマンマークプレスに苦労して、チャンスを作れず、前半は1-0とフロンターレがリードして終了。(後半)後半も、まずチャンスを作ったのはフロンターレで、右CKを得るが、脇坂の右CKは味方に合わず、追加点には至らない。これに対して、セレッソはボランチ鈴木、奧埜が連携して、徐々にフロンターレのプレスにうまく剥がして、ボールを両サイドに有効に散らし、またフロンターレバイタルエリアへの縦パスを入れていくことにより、フロンターレのディフェンスラインを下げさせて、試合の流れを引き寄せていく。セレッソは、57分に得た鈴木の右CKに、ゴールニア側に走り込んできたCBヨニッチが頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまうが、この流れを利用して同点を追いつく。58分に得た鈴木の中央エリアでのFK。GKとディフェンスラインとの間を狙った絶妙なな浮き球のFKに反応した左SB舩木がバックヘッド気味に頭で合わせて、ゴール中央に流し込んで、セレッソが1-1と同点に追いつく。その後、67分に、セレッソ、フロンターレとも選手交代策を打つ。セレッソは中シャドー山田からタガートに、左シャドー為田からパトリッキに替えて、2トップの4-4-2システムにする一方、フロンターレも疲れが見えた右MF脇坂からマルシーニョに、左MF遠野から佐々木に替えて佐々木を左SBに、、左SB橘田が右MFに、マルシーニョが左WGに、左WGチャナティップが左MFに配置替えして、両チームとも攻撃を試みる。選手交代後にチャンスを作ったのはセレッソで、74分に、左展開から、左ハーフスペースに進出したパトリッキからペナルティエリア内にてパスを受けたタガートがシュートを放つも、フロンターレディフェンスにブロックされてしまう。これに対して、フロンターレはセレッソの両サイドを使った攻撃によりディフェンスラインを下げさせられていたが、家長がアンカー大島の位置まで降りてきて、ボール保持により、試合の流れをを立て直そうとする。フロンターレは、78分に、左ハーフスペースに進出した佐々木の左クロスにペナルティエリアフォア側にて反応した小林が頭で合わせるも、ゴール左に外れてしまう。さらに、フロンターレは、79分に、小林からダミアンに、チャナティップから宮城に替え、ダミアンの1トップ、家長を中シャドー、、マルシーニョを右シャドー、宮城を左シャドー、大島、橘田のダブルボランチとする4-2-3-1システムに変更して、家長のボール保持やダミアンのポストプレーを最大限に活用しようとするのに対して、セレッソは、これまで通り、左右サイドを基点として攻撃を仕掛けていく。終盤はスペースが空くオープンな展開となり、両チームとも撃ち合う中、フロンターレが83分に、右ハーフスペースいた右SB山根からのスルーパスに反応してペナルティエリアに走り込んでいたダミアンのシュートはGKキム・ジンヒョンにセーブされてしまう。一進一退の展開が続く中、ロスタイムに、セレッソは右サイドでの展開からチャンスをモノにする。ロスタイム直前に右シャドー毎熊に替わって投入された中原が佐々木のファールを受けてFKを得て、その鈴木のFKにニア側に飛び込んだパトリッキがダミアンのマークを掻い潜って頭で合わせてゴール右隅に流し込んで、セレッソが2-1と逆転に成功して、セレッソが2-1と勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-2-3-1(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、鳥海、舩木ボランチ 奧埜、鈴木シャドー 毎熊(89分 中原)、山田(67分 タガート)、為田(67分 パトリッキ)FW メンデス(82分 加藤)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(川崎フロンターレ)4-1-2-3(右から)GK チョン・ソンリョンDF 山根、谷口、車屋、橘田(93分 山村)アンカー 大島MF 脇坂(67分 マルシーニョ)、遠野(67分 佐々木)FW 家長、小林(79分 ダミアン)、チャナティップ(79分 宮城)(守備時は4-3-3。79分からは4-2-3-1システムに変更)【勝負の分かれ目】セレッソが後半、両サイドにて中盤とSBがうまく連携してフロンターレのプレスを掻い潜って両サイドに展開して攻撃の基点作りに成功したうえ、フロンターレのディフェンスを下げさせて、有効なスペースを作り、活用することができたこと。【まとめ】セレッソは、前半、フロンターレの前線からのプレスや両サイドを基点とした攻撃に苦しんだが、後半、連携したパス交換から、フロンターレのマンマークプレスに交わして、サイドやディフェンス裏のスペースを有効に活用することができた。選手交代策もズバリ当たった。負傷者は多いが、今後粘り強く戦って3強に近づけていけるか?フロンターレは、前半こそ、主導権を握ってセレッソを圧倒できたものの、後半はセレッソにプレスを剥がされてしまった有効なスペースを与えてしまったとともに、79分に家長をトップ下として最大限活用する4-2-3-1システムへの変更も身を結ばなかった。
2022.07.02
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