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2022年01月11日
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カテゴリ: 本に親しむ
以下、目次

序章 「人生の教師」という像
 「小林秀雄」を貫くイメージ
 「近代」と「日本」との関係を問いただす
 接ぎ木と「砧木の幹」
 小林の「動揺」を跡づける
 本書の構成

第一章 批評とはどんな営みなのか
1 近代日本が抱えた問題

 ―物質文明・ヒューマニズム・キリスト教
 大正という時代 「あれも、これも」の心性
 芥川の死のインパクトと、昭和文学の地平
 「二階」と「階下」とを結ぶ批評
2 小林秀雄の半生
 一高に入学するまで
 志賀直哉との関係
 長谷川泰子との生活
 「近代的自我」への疑い
 「自意識過剰」を超えて 他者との出会いについて
3 いかに「意匠」から自己を守るか

 「直観」と 「分析」
 解釈学的循環- 全体の直感と部分の分析
 批評とは、「己れの夢を懐疑的に語る」こと
 「宿命」の意味―根拠なき出会い
 主調低音とのカップリング


1 「故郷を失う」とはどういうことか・・ 88
 理論で現実は捉えられるか
 「故郷喪失」の不安
 リアリティを嗅ぎ分ける
 自分の内にある「基準」
 「民衆」の感覚
2 ドストエフスキー論― 歴史について
 ドストエフスキーへの道
 昭和の「混乱」
 「ナロオド」への眼差し
 「真理よりもキリスト」
3 戦争と伝統― 「文学と自分」
 「日本主義」の時代
 史料が人間を作り、人間が史料を作る
 伝統と習慣
 小林秀雄にとって「自由」とは何か
 ジャーナリズムからの隠遁

第三章 直観を信じるということ
1 敗戦と「私の人生観」
 「戦後文学」の地平『新日本文学』と『近代文学
 戦後第一声「コメディ・リテレール」
 宗教論から芸術論へ―「私の人生観」
 「観の目」で人生と歴史を見る
2 「美」を求める心―「ゴッホの手紙」から「近代絵画」へ
 ベルクソンからのヒント
 「知覚の拡張」という道
 セザンヌの「無私と忍耐」 見ることの自己克服
 ゴッホの宿命 色彩とデッサンとの格闘
3 信じることと知ること―『本居宣長」と「山の人生」
 言語を介して「内なるもの」へ――「本居宣長」
 「ものの あはれを知る」という道
 「歌」の起源と「国語」
 「自由」を守るために

終章「栗の樹」はどこにあるのか
 直観とは「惚れる」こと
 再び近代日本の問題へ
 栗の樹はどこにある


 小林秀雄との出会いは明確に覚えている。

 約半世紀前、下宿生活をしていた時、下宿の隣人が部屋に並んでいる本をみて、「つまらない本ばかり読まないで、もっとためになる本を読みなよ」と、

 その人の部屋はすごい、背丈近くありそうな本棚が3,4つあって、文庫などがギッシリ詰まっていて、 その他にも本が積まれていた。それ以外には何もなかったような記憶がある。


 当時はメディアで騒いでいるベストセラーなどを読むのがステータスだと思い、そんな本ばかりを買っていた。 と言っても僅かばかりだけど、、、それも読んだ振りをしていただけかもしれない、、

 たとえば、
 カモメのジョナサン、赤ずきんちゃん気をつけて、20歳の原点、わが解体、青年は荒野を目指す、されどわれらが日々、みる前に跳べ、こんな本だったかなあ??


 その時に言われたのが 「例えば小林秀雄とかさあ、、、」

 それで、早速購入したのが、ちょっと分厚くていかつくカバーケースに入った本「私の人生観」
読んだけど、途中で挫折?して、もちろん理解出来なかった。 あっ、それと「考えるヒント」も買ったかな?





 その一言がずっと忘れられずに、、

 先般、本屋で珍しく小林秀雄の名前を見て、これは読まねば、と手に取った。


 なるほど、こういうことを書いていたのか?

 これをを読んで、
どこまで理解を深められたかは別にして、遅まきながら今になって小林秀雄の概略がわかったような気分になれて、何となくスッキリした。

 明治維新から戦前、戦後の時代を考えるに、西洋と東洋の文化がぶつかり、当時を生きた人にとって、心の拠り所をどこに置くのか、思想的にも大変な激動の時代だったんだなあと、

 やはり著者が生きた時代背景とともに、その本を読まないと理解も難しいのだろうなと、基本的なことを改めて感じた。


 それにしても、小生には難しくて、昨年暮れに買って遅々として読み進まなかった。 しかしその分、少しは頭の体操になったかな??

 なお、本の中に出てきた人名も、今後の参考になりそうなので以下に列記しておこう。

 大岡昇平、川上徹太郎、中原中也、青山二郎、ドストエフスキー、水上勉、山本七平、
木田元、正宗白鳥、内村鑑三、岡倉点心、川上肇、ベルクソン、山縣有朋、阿部次郎、宮沢賢治、石原莞爾、芥川龍之介、カールレーヴィット、田山花袋、徳田秋声、国木田独歩、武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎、北一輝、大川周明、高山樗牛、長谷川天渓、生田長江、島村抱月、石川啄木、今日出海、辰野隆、深田久弥、宮本顕治、DHロレンス、ラフカディオハーン、小林多喜二、萩原朔太郎、亀井勝一郎、太宰治、団琢磨、近衛文麿、ウィルトゲンシュタイン、吉田松陰、吉田兼好、西行、源実朝、中野重治、宮本百合子、荒正人、平野謙、本田秋五、小田切秀雄、埴谷雄高、セザンヌ、ゴッホ、ボードレール、本居宣長、吉本隆明、松尾芭蕉、宮本武蔵、安井曾太郎、梅原龍三郎、岡潔、賀茂真淵、伊藤仁斎、荻生徂徠、柳田国男、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮、島崎藤村など

 なんと80名近くになることにも驚き!

ところで、話は飛んで、、 その隣人なかなか面白い人だった。二つくらい年上だったかな? 酒好きで時々近くのスナックに飲みに誘ってもらったりしていた。 ある時はヘルメット姿で酔って帰ってきたり、ある時は物干し台沿いに窓からいきなり「川端康成が自殺したんだって?」と入ってきたり、九州的なイントネーションで話をする、そんな人だった。

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最終更新日  2023年01月14日 09時09分36秒
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