2004/04/15
XML
今日は、仕事の段取りが悪くメルマガも発行できませんでした。

読んでいただいている皆さん、すみませんでした。

(15日の日記を16日に書いています)


夜遅く自宅に帰ったら、イラクの拉致された三人の解放のニュース。

先ずは、目出度し目出度し!

しかし、やはり気になったことがあった。

テレビの街頭インタビューで、『私は、撤退して欲しかったから、これで小泉さんが生き残った感じで、複雑な気持ち』こう本音を言っていた。

今回、拉致された三人や家族を撤退のシンボルとしようとした一部マスコミや、撤退支持派の責任は大きいような気がする。

そもそも自衛隊の派兵反対と犯人の言う通り撤退するのでは、意味が全く違う。



外国人特派員協会の記者会見では、日本のマスコミと違って、『メディア戦略を考えたのか?』『18歳の子供を何故危険な場所に行かせたのか』と厳しい質問があったようだ。

そもそも『自己責任』とは先ず家族が言うべきで、第三者が言うべきものではないような気がする。

そうでなければ、危険な場所に行かせたりしてはいけないと思う。


だからと言って、ネット上の匿名での誹謗中傷や家族に対する嫌がらせや脅しは問題外のこと。

ここまで汚い卑怯者がいるのか、と考えてしまう。

いずれにしても、家族をシンボル、いや、どちらかと言うと悲劇のヒーローにしようとした、一部の人の責任は大きいのではないだろうか。


しかし、今回の解放は、北朝鮮から拉致された人たち、その家族のことを考えてしまった。

20年以上見捨てられ、やっと帰って来ても、子供とは会うこともできない。

それでも、帰って来た人はまだ幸せで、100人とも言われている人たちの安否も分からずじまい。

子供には責任はないとは言え、赤軍派の子供たちが日本に帰国していることと比較しても、余りにも哀れで可哀想だ。

日本中が注目した事件の裏には、長年無視されてきた、もっと悲惨な拉致事件があるのだ。




日記に、こんなことを書くのも、平和ボケかもしれませんね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004/04/16 09:37:30 AM
コメント(3) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2025/12
2025/11
2025/10
2025/09
2025/08

コメント新着

吉原 健@ Re[1]:人生が二度あれば・・・(03/17) 開拓父ちゃんさんへ   池永さんの話をし…
ぽれぽれローズマリー@ Re:最後までひょうひょうとして!!!(01/25) お気持ちは、きっと届いていたと思います…
ぽれぽれローズマリー@ Re:今時の若者は!!!(05/22) こんばんは。 会見を見ていて、本当に心…
ぽれぽれローズマリー@ Re:たかがサラリーマン、されど偉大なるサラリーマン!(02/14) お久しぶりです(^^) 鍛冶屋の息子さんのお…

お気に入りブログ

触れ合う人たちに不… New! よびりん♪   さん

源氏物語〔34帖 若菜… New! USM1さん

報恩講へ New! 釈円融さん

観光お客様のもたら… New! 神谷商店さん

さて、一週間の始ま… New! 高柳全孝さん

フリース New! k-nanaさん

福岡県警の様式が変… 博多の行政書士さん


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: