ボランティアキャリアコンサルティング

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キャリアコンサルタントひろくん

キャリアコンサルタントひろくん

2019.03.05
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カテゴリ: 就職直後のコツ
​​​ ​今回は 部下として、上司や先輩との関係を築いていくための方法 を一部解説していきます。特に自分が一番若い・職位が低い・社歴が浅いなどの方は必見です。​

第1に ​「傾聴する」​ ということです。傾聴とは相手の話を丁寧に、最後まで聞き取るという姿勢です。傾聴は誤解の応酬を防ぎます。また基本的に相手が自分の意見を押し通そうという姿勢も低まる傾向があります。​


第2に 「アサーション」 という技術です。これは相手も自分も大切にしながら、誤解を防ぎつつ、相手に受け入れやすい話術となります。

ノンアサーティブの例)
「Aの案件やっておいたか」
「Aはやってないですよ。そういったじゃないですか。」
「そんなこといってないぞ!まだやってないのか! はやくとりかかれ! クイックレスポンスといってるだろうが!」
「この間やらなくてもいいって言いましたよ!」以下略

アサーティブな例)
「Aの案件やっておいたか」
「Aの件ですね。確認ありがとうございます。私の勘違いかもしれませんが、Aについては依頼先のB社の都合で中止になったと3日前にご指示いただいたような気がするのですが。」

「Cについてです。まずは見積もり概算からざっと計算して、選択プランを作成しようとしているのですが、どうでしょうか?」
「うん、悪くないな。あとは俺だったら、イメージ図をつけるかもしれない。」
「ありがとうございます。参考にさせてもらいます。」
いかがでしょうか? アサーティブの方が建設的で信頼関係も生まれています ね。

第3に時折相手の意思・承認を確認するという方法です。勝手にやられた、という相手の思いを減らすのです。その結果「つまらないから反対してやれ!」という 相手の子供心を抑えやすくなります

第4に問題が発生した場合は、 お互いが問題点を客観的に確認しあう ということです。そもそもこれが出来ないために、言い合いになったりすれ違いが続くこともあります。話し合いのための時間を作ることも有効です。

第5に 「私はメッセージ」 を使うことです。
Aの件は中止すべきです!
Aの件は中止することも考えるほうがよいと、私は考えるのですが(いかがでしょうか?)
後者の方が、やわらかい口調となりますね。

第6に 事実と意見をごちゃまぜにしない 意識をもつことです。

第7に 同意できる点や譲歩できる点は行う ことです。同意の際は、口に出して相手を安心させることも大切です。

第8に 自分の怒りの感情を収める ことです。怒っている自分を感じたら、30秒程度深呼吸するとか、2,3分その場を離れるなどして冷静な自分を取り戻し、相手の怒りに巻き込まれないようにします。

まとめると
1.「相手も」自分も大切にするという意識をもつ
2.角の立たない言い方を考える
3.相手の話をしっかりと聞き、誤解しない
4.自分の話をきいてもらえるような土台を日頃から作っておく
5.自分の話を丁寧に相手に伝えるスキル(アサーション等)を高める
6.事実と意見を区別する
7.感情に巻き込まれない
ということを、あなたなりに実践するとよいでしょう。 ウィンク
​ ※参考文献『上司と部下のためのソーシャルスキル』​





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Last updated  2019.03.05 20:24:58
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