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とあるお客さんと話をしていて、今まで知らなかったことが出てきて、目の鱗が取れたというところかな。 お客さんは葬儀屋さんだから、当然私の知らなかったことをよくご存知な訳で、話を聞きながら、面白くもあり、感慨深くも有りで、納得してしまった訳です。
その話とは、当然葬儀と関係することですが、 仮に誰でもいいのですが、自分も含めて、何らかの形で 『死亡』 したという事にして、 その亡骸、死体、をどの様に運ぶか? という素朴な疑問が湧いたので、私はその人に聞いたわけです。
そうすると、結論から言えば、 死体をどの様な形で運ぶのかは、全くの 『自由』 なんだそうです。 というのも、私の常識では、死体を棺の中に入れて運ぶ、 それが常識として、知識の中にあったんですが、脆くもその常識は、崩れ果てましたです。
死体を運ぶのに、別にお棺でなくてもいいし、ズタ袋でもいいし、戸板でもいい、背中に背負ったり、ずるずる引きずっても良い。 車であろうと、リヤカーであろうと、自転車や三輪車であっても良いのだ。 タクシーだと、運ちゃん嫌がるかも知れへんけど。
そして、どの様な運び方であろうと、死体を焼く為の場所、焼却炉に運び出し、その中に放り込むのも、全く『自由』なんだそうです。 別に棺の中に入れなくても、そのまま手で運んで償却しても、なんら法律的に問題は無いという事であります。
ハッキリ言えば、葬式なんぞ無くても、自由に死体を消却できるとの事。 要は、坊主丸儲けなんぞさせるものか! と考える人は、自分の死体を袋に詰めて、そのまま焼却炉に運んでもらって、焼いてもらえば、最小限の費用で、後始末が出来るとの事。 ほんと、参考になりました。
但し、償却する為には、役所に行って、手続きをしなければいけないけれど、その手続きさえ済めば、死後二十四時間以上経っていれば、自由に死体を運ぶことが出来るのです。 但し、事件絡みの場合は、勝手に運ぶことは出来ないのは当然ですが、簡単に自分の身体を焼く事が出来ることを聞いて、内心ホッとしています。
その理由は、私は葬儀等の行事は一切する気はありませんから、家族に経済的な負担や、葬儀のような行事をやって、遠くから来られる事を気遣うと、死体を焼くだけの儀式に、多くの人の足手まといにはさせたくはありませんから、そういう儀式は必要が無いと常々思っていましたから、これで安心して、自分の思いを実現することが出来ます。
この法律の背景には、悲しい話があって、引き取り手の無い死体も多いので、この様な法律が存在しているわけです。 家族さえ引き取らないのもあるそうです。 理由はお金が無いからということです。 確かに、そういう事もあるでしょうから、せめて、自分の死体くらい焼いて貰えるお金を最低限用意する必要はあるのではないでしょうか?
私はこの話で、気持ちが楽になりました。 死んで自分で焼却炉に入ることが出来ない以上、誰かに頼まなければなりません。 葬儀が必要なくても、健康保険から経費が出ますから、それを利用して、最低限の行為をしたいと思いますし、出来るので、心安く死ぬことが出来るからです。
これで、死ねる時が来るまで、しっかりと一生懸命生きて行きましょう。 それがこれからの楽しみでもありますね。 この時が来るのが楽しみだ。