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写真家の星野道夫さんがお亡くなりになってから、もう10年もなるんだなあ。
彼はアラスカの土地で、自然を相手にして写真を撮り続け、沢山の有名な写真集や、著書をお残しになられている。 それはあるテレビ局の番組でその特集を見たのがきっかけで思い出したのだが、彼がヒグマを撮影している最中に、ヒグマに襲われて死亡したはずだ。
その時に新聞やテレビでニュースとして報道されていたから、思い出したのだ。
私は彼の存在は、そのニュースを聞くまでは知らなかったのだが、今回それからかなりの時間が過ぎてしまっている事を知り、時間の過ぎ行く速さを身に沁みて実感している訳だ。
彼にすればもっともっと撮影したかったんだろうが、人生とは何ぞや?という命題を追究する余り、彼の地に赴き、客死したのは、これも偶然ではないだろう。 彼の人生がどの様なものであったのかは、そのドキュメンタリーを観て判ったが、彼も人間の生きる道を求めていた旅人であり、修行僧であったと感じた。
熊に襲われる恐怖はかなりのものがあったと思うが、結婚もされていたから、心残りはあったと思う。 しかし、彼は、我々が中々出来にくい、自分の作品を世に出し、自分の痕跡をしっかりと残しているのは、この世で言う立派な事かもしれない。
どの様な生き方であれ、死に方であれ、人も全ての生命も死ぬことはなく、永遠を行き続けている事がわかれば、本当に人生観は変化する。
彼も死んではじめて、人生観をもっと眺めているのかもしれない。
でも追究できる人生を生きれたことは、素晴らしいことだと、私は理解している積りだ。 ご冥福を祈りたい。