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2008.03.29
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カテゴリ: 政治
紀元前12世紀、今から約3200年前に書かれた、世界最古の物語「ギルガメシュ叙事詩」の主題は「森の神・フンババ」殺しです。

ギルガメシュ王は、紀元前26世紀頃の南部メソポタミアにあった都市国家ウルクの実在の王です。

ギルガメシュは、レバノンスギの美しさに圧倒されながらも、
「この森を破壊し、ウルクの町を立派にすることが、人間の幸福になる」と確信し、伐採を始め、これに立ちはだかる「森の神・フンババ」を殺してしまいます。

参考図書:「森を守る文明 支配する文明」(PHP新書 安田喜憲著)



この叙事詩が語っているのは、「西洋」では、遅くても紀元前26世紀、つまり、今から約4600年前から「神殺し」が始まり「一神教」の時代に入っていたという事実です。

一方、日本では「神殺し」などあるはずもなく、今日まで「森の神を始めとする八百万の神」を信仰しています。
これこそ、真の日本人です。



本来「Religion」とは、 Re (再び) ligion(一体になる)という「ラテン語」です。

従来、人間は神と一体でした。
しかし、アダムとイブが、「悪魔」(蛇)に誘惑されて、神に背き、禁断の木の実を食べたのが「原罪」です。

この「原罪」を犯し、彼らは神から離れてしまったため「エデンの園」から追放されました。

つまり、「原罪」を犯し、一体であるべき神から離れてしまった人間が、再び、神と一体になるために必要なのが「Religion」(日本語訳の宗教)です。

日本人の祖先も我々も「原罪」を犯してはいません。
我々日本人は、今でも「八百万の神」と一体です。

日本の「神道」や「仏教」は、江戸時代までは「自然の教え」「信仰」「仏の教え」と呼ばれていて自然な日常生活に密着した「習慣」「習俗」そのものでした。

それが、明治になって侵入してきた「一神教である宗教」の範疇に強制的に入れられてしまいました。
つまり、「原罪」を犯していない日本人には「神道」や「仏の道」だけで充分であり、「宗教」など必要ないのです。

そもそも、私たち日本人には「悪魔」という概念が、存在していません。


一方、西洋では、「森の神・フンババ殺し」から、人間は「神」と離れ、「原罪」を犯して「悪魔」に執り付かれてしまいました。

この「宗教」は「一神教」ですから、異なった「宗教」の信徒を排斥します。
西洋の歴史は、「悪魔」と「神」との戦いの歴史であり、「悪魔」が勝利してからは、「宗教」の名の下に実行された「排斥」つまり「大量殺戮」の記録に過ぎません。

最近、キリスト教・ローマ法王が、イスラム教を非難する発言がありましたが、これは「目糞・鼻糞」「五十歩、百歩」の「茶番劇」です。

このような「茶番劇」が、更なる「憎しみを生み」「紛争を生んできた」のが「西洋の歴史」です。




付記:明治以降、日本人の暮らしが「西洋」化してきました。
大久保利通は、「西洋」を「文明」と賞賛し、
西郷隆盛は、「西洋」を「野蛮」と喝破しました。

「文明」路線を走り続けてきた、その結果が、今日の「惨状」であり「野蛮」です。
しかし、今でも、日本人は、西郷隆盛を「西郷さん」と呼び親しんでおります。
「西郷さん」に象徴される日本の伝統・文化を取り戻したいものです。








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Last updated  2008.03.29 08:53:20
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