正面に、すでに立派な彫り物が見えます。
それがこれです。鳳凰なのでしょうか?孔雀に似た姿は、絶対「鳳凰」のはずです。
これは「龍」ですが、おそらく「応龍」と呼ばれるものと思います。ひげの部分は破損したのでしょうか・・・補修されていますが物凄いリアルさです。
見たとおりの「亀」ですが、多分「霊亀」ではないのかな?
これが一番悩みました。姿かたちからすると「麒麟」?その意味することの謎解きによって「麒麟」である確証を得ました。礼記(らいき)という儒学者がまとめた書物に麒麟・霊亀・応龍・鳳凰を四霊(しれい)とし、礼記の礼運篇に記される霊妙な四種の瑞獣とされているそうです。
一方こちらは、角の無い「獅子」です。
これは角のある「狛犬」です。
衝立状の彫り物には「虎」が描かれています。これらは写真じゃうまく表現できません。是非実物をごらんになってみて下さい。彫刻の見事さと、その題材のバックボーンを知ると、より興味がわいて来ました。
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