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CIAのサイバー分析捜査官として働くチャーリーは、有能だが内勤専門の現場を支える影の存在だった。ある日テロ事件に巻き込まれて最愛の妻が殺されてしまう。進まない捜査に憤りを覚え、自ら得意のサイバー捜査で犯人を割り出すも、上は動こうとしない。そこでチャーリーは上層部をある方法で説得し、自身の手で復讐をすべくスパイの訓練を受ける決意をする。しかし、この事件には陰謀が絡んでおり、チャーリーは味方からも追われながら、犯人たちを追い詰めていく。果たして彼は復讐を果たすことができるのか。
「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックがチャーリーを演じているんですが、彼って普通の役で見るとかなり特徴的な顔ですよね。
内気なコンピューターおたく感はとてもよく出てました。
正直、そんなに上手くいくか?って感じはあるんですが、それでも危機一髪のところで追っ手を欺いていく展開は痛快でした。
すでに肉弾戦の殴り合いバトルや、ドンパチなんかは古いスパイ映画なのかもしれませんね。
(ここからは少しネタバレになりますので、ご注意ください。)
ただ、少し盛り上がりにかけるというか、クライマックスでも巧妙に相手を出し抜いたんだろうけど、いまいち「そうきたかっ⁈」感がない。
ピンチがあんまりピンチにみえていないのが、原因じゃないかな、と。
チャーリーが落ち着きすぎてて、絶対なんかあるやんって感じすぎて、観客まで騙せていなかった気がします。
せっかくイーサン・ハントや、ジェイソン・ボーンじゃないのだから、もっとどうなるの?感を煽っても良かった気がします。
華麗なアクションシーンがない分、その辺の演出のうまさがないと、全体的にこじんまりのなのは否めないですね。
とはいえ、スパイ映画としてはきちんと楽しませてくれるので、新時代の頭脳戦スパイものを観たい方はぜひどうぞ。
★★★☆☆
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