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今回の足慣らしの山は北八ヶ岳にある北横岳にしました。標高2200までロープウェイで行く楽々ハイキングです。週末階下の両親をおいて家を空けることはできないので、今回は臨時にヘルパーさんにお願いして日帰りで行くことができました。坪庭のシャクナゲには少し遅かったかな、それでもまだ咲いていたり、高原の爽やかな風に身も心もホッとした一日でした。久しぶりに静岡の山の友と一緒に歩けて楽しい一日になりました。なかなか時間がなくPCを開けることすらできませんが、週末には母が退院できそうです。病院通いがなくなれば少し時間ができると思います。写真を見にまたいらしてくださいね。先日の十二ヶ岳山行ページも近い内にアップできると思います。思っていたより早く母が退院できることになりました。後は免疫力をつけて癌細胞と戦いながら生きるしかありません。本当にここまで良く頑張ってくれたものだと思います。なかなかピアノにも向かうことができないのですが、数日前にTVを見ていたら、大好きな辻井伸行さんのことを紹介する番組で、まだ幼さが残る辻井さんがお母さんに連れられてニューヨークのロックフェラーセンター付近を歩いている映像でした。空からチラチラ雪が降っていても嬉しそうな辻井さんでした。それを見ながら、あ、そうか、だから「ロックフェラーの天使の羽」という曲ができたのか、と気づきました。空から舞う粉雪は天使の羽だったんですね。さっそく楽譜を出して練習してみました。素敵なメロディーは辻井さんが12歳で作曲したそうです。
2012.07.31
日に日に顔色が良くなり、しっかりとした足取りになっている母です。リハビリも始めるとか、この分だと退院したら暫くは以前のような生活ができるんじゃないかな、そう希望を持ち始めています。ただまだ癌をかかえたままなので抗がん剤治療をしながら、状態をうかがいながら、いつ何が起きるかわからない。まるで体の中に爆弾を抱えながら生きる感じかもしれない。母の手術を通して、人が持っている免疫力が大切だと、もう一度認識させられたこのごろです。免疫力ってきっと生まれながらにして備わっているもの、それが何かの原因で働かなくなると体のあちこちの機能が弱くなり癌細胞が増殖し始めるのかな。日本では今、二人に一人が癌にかかると言われている時代、癌に侵されるのは決して人ごとではない。だから免疫機能が衰えないようにすることが大事なんだろう。ずいぶんと以前に、安保徹さん著の「免疫革命」という本を読んだことがあります。多分10年以上前だと...癌や他の病気を免疫療法で治したり予防するという考えがとても新鮮で印象深かったことを覚えています。その安保さんが福田稔医師とお二人で執筆された「免疫力を高めると病気が勝手に治る」(マキノ出版ムック)という本を最近買い、母にも読んで貰いました。冒頭の言葉から、「薬を長い期間飲んだり、大きな手術をしたりすると、免疫力は低下する。...悩み過ぎ、頑張り過ぎもよくありません。」「体は間違いを犯さない。しかし私たちは間違った生き方を選ぶ」「それまでの人生で、どれほど体に無理をかけてきたかを見直し、間違いを正す。...病気を治すことはそれまでの生き方そのものを直すことともいえるのです。」私も普段なるべく薬を服用しないで生活しています。薬は一時的に症状を緩和するかもしれないけれど、自分の体のことは自分が一番よく知っているものです、だから治すのは自分だと、本来備わっている免疫力なんだとあらためて思いました。
2012.07.24
ずいぶんとPCから離れた生活をしていました。と言っても、iphoneでメールのチェックなど必要なことはできるので、それで済ませていました。昨日はショーンの49日忌でした。ちょうど母の手術の日と重なりそれどころではなかったのですが、きっとショーンが天国から見守ってくれていたんですね、難しい手術も上手く行き、今は本当にホッとしています。お腹の中の癌が全部取れたわけではないけれど、80代の母がよく頑張り、お腹にかかえていた癌で摘出可能な全体の8割くらいはなくなったそうです。もちろんまだ残っている癌が今後どれほど悪さをするか、手術後の合併症が命を脅かすこともあるということなど問題はたくさんですが、手術など不可能だった去年の状態からすると、抗がん剤投与と母の生きる気力とで、なんとかここまでもちこたえてくれました。もちろん抗がん剤治療、手術の前に癌告知という選択をしたことが前提にあります。薬の力を借りたとしても、自分の病気を治すのは自分なのですから。なので、人もワンコも、その精神力に支えられているとつくづく実感した一日でした。母が癌に侵されていると分かって一年と2ヶ月はほとんど家から通院の闘病生活でした。それが結果的には良かったと確信しています。ショーンの場合も、肺水腫で初めて入院させたことへの後悔は今も心の中で大きく、不安で苦しい思いをさせて、すっかり衰弱してしまったことは一生私の中で自分を責め続けることかもしれません。癌と告知された母が自分で癌と戦って治そうとする強い精神力を持ったことがここまで生きられ、手術も成功に導いたのでしょう。ショーンも退院させて家に連れて帰ってからの回復ぶりには獣医も驚くほどでした。一番安心できる場所で家族に囲まれ皆が自分を大切に思ってくれるから必死に生きようとしたんではないか、動物は本能的に強い生命力を持っているものですから。先日の月曜日、母の状態が安定していたのと、階下の義父母の世話はヘルパーさんを頼んであったので、一日だけ家を空け日帰りで山に行ってきました。これから画像を選んで山行ページを作ります。良かったらまたいらしてくださいね。行った山は十二ヶ岳、富士山の北に連なる御坂山塊の一つです。十二ヶ岳は今回で3回目、久しぶりの山歩きは疲れましたが楽しかったです。御坂の山々はどこを歩いても富士山がお供の素敵な山、三ツ峠、黒岳、釈迦ヶ岳、節刀ヶ岳、パノラマ台など以前によく歩いた山ばかりです。
2012.07.21

ツイッター、フェースブック、タンブラー、ピンタレスト、リンクイン、私が登録しているSNS(ソーシャル ネットワーキング サービス)です。殆ど幽霊会員なのもありますが、電車の中などの暇つぶしに一番面白いのがツイッター、日本だけでなく、海外メディアの著名人やジャーナリストなどもフォローでき、その人の記事や動画がいち早く見られるのも嬉しいです。日本のジャーナリスト、評論家などで、TVでは制限されてはっきり言えないことをツイッターで教えてくれる方もいて、なかなか興味深いです。私は山のHPを持っていてそこに山々や高山植物の写真を載せています。写真を見るのが好きな私が次に面白いのが、ピンタレスト、インターネット上のどこからでも綺麗な写真や面白い写真があれば引っ張って来て自分のピンタレストのページに載せる(Pin it)ことができます。もちろんピンタレスト登録している仲間からも自由に画像を自分のページに載せる(repin)こともできます。ツイッターのようにフォローしたりフォローされたりすることもOKです。私は不特定多数のいろんな人のページを見る方がいいなと思っています。このブログのトップページからもリンクしてありますが、もしまだ利用されてなくて興味がある方は覗いてみてくださいね。私もまだ始めたばかり、写真の枚数は少ないです。登録はすべてニックネーム(ローマ字OK)でできますし、プロフィールはなくてもいいんじゃないかな。 私のピンタレストのページはこちらです。
2012.07.07

私が小さい頃の七夕といえば、裏山から笹を取って来てもらい、短冊に願い事を書き、和紙で作ったこよりで短冊を笹の枝に結びつけ、眺めたものです。お星様にお願いしたら、きっと願い事が叶う気がして一生懸命つたない字で書いたのを覚えている。思い出してもあの頃から大きな願い事をした記憶がない。いつだって小さな小さな願い事ばかり、あまり欲がなかった私。今でも有り余るほどのお金が欲しいわけでないし、仕事も貰えればそれでOK、結婚してからも旦那さんの出世なんて考えたこともない、もちろん息子たちのことも同じ、元気でいてくれれば、それで良し。それでも、ショーンが具合が悪くなったときは文字通り片時もそのことが頭から離れず、毎日毎日祈るように、ショーンが良くなることを願った。けれど、その願いも空しく天国へ逝ってしまった。長い人生で今まで何回も願い通りに行かない試練のようなことを乗り越えてきた。誰にとっても、むしろ願いが叶うことが少ないのが人生だから、一年に一回だけ願いを短冊に託してみる...私の母が手術を受けることを決めた。年齢的に体力的にかなり厳しい決断だった。末期癌で去年の今ごろ抗がん剤治療を始めた。副作用に苦しんだ。それでもなんとか持ち直し、ここ数ヶ月は抗がん剤なしで頑張ってきた。そして今なら手術できる状態になったためだ、とは言っても、お腹中に散った癌が消えたわけではない。手術後の合併症、薬の副作用などを考えると、手術などしないでもう一度抗がん剤治療をしながら少しでも延命できる道を選ぶほうが懸命なのかもしれない。ショーンのときも、後でどれほど責任を感じ後悔したことか、犬と人ではまったく違う。ワンコは自分の病気すら理解できずに人を100%頼るしかない。もっとできたことがあった筈だと頭の中で堂々巡りを繰り返した。人は自分で医者の話を聞き納得し、信頼し、家族に相談し、最後は自分で決める。だからどんな道を選んでも後悔はなしということだ。そのとき一番良いと思った選択をした筈だから。時間が戻らないのを知っているから。後で、ああすれば良かったと言うことは決してない。今の私は、母が受ける難しい手術が上手くいって、少しでもご飯がおいしく食べられるようになってくれたら、少しでもまた母の笑顔を見ることができたらと願うしかない。笹も短冊もないけれど、私の大きな願いが叶いますように...
2012.07.07

私は以前テニスをしていたのですが、炎天下のハードコートは地獄かと思う程暑くて過酷だったのを覚えています。それでも大好きなテニスを週2回ほどしていたのですから殆ど下にバカがつくくらいでした。同じようにアスファルトも日中の陽射しで暑くなります。夕方になっても、まだまだ道路を触ると暑さが残っています。ワンコをお散歩に連れて行くときは充分気をつけてあげてくださいね。特に小さいワンコ、背の低いワンコにとっては道路上は暑いパネルヒーターの上を歩いているようなものですね、きっと。今朝のNHK"あさいち"という番組でもワンコの熱中症が取り上げられていました。ショーンはいないけれど気になって見ていたら、やはりこの時期熱中症にかかりやすいということでした。ペットサロンで毛を刈ってもらうワンコがが写し出されて、あれ?見たことある、と良く見ると、ショーンが生前お世話になったペットサロンでした。トリミングをお願いして元気なショーンを連れて帰ったのがついこの前なのに...暑い時期、ワンコは部屋の中で一番涼しいところを知っていてそこで寝たりするものです。ショーンも夏はいつもエアコンの風がほどよく届く床の上、そこが一番のお気に入りでした。人と同じで自分の居場所があるものなんですね。
2012.07.03
私がPCに向かっている時、電子ピアノを弾いている時、ソファーに座ってTVを見ている時、いつも足下や膝の上にショーンの温もりを感じていた。それが何十年も当たりまえの生活だった。当たりまえが当たりまえでなくなって、もう一ヶ月が経った。東日本大震災で被災された方々にも当たりまえの生活があった。それがこの先も続くと疑いもなく、その日の朝もいつものように家を出て出勤された方、送り出した方、当たりまえは一瞬にして消え去った。以前のような当たりまえの幸せはもうやって来ない。人の心は当たりまえでないことに対してはとても無防備、だから心が動揺し、パニックになり、壊れてしまう。心が壊れると不幸がやってくる。不幸に占拠された心はなかなか立ち直れない、苦しいときが続く。だから、どんなときでも、その時を受け入れるしかない、受け入れてそれで良しとするしかない。自分にとって今ある自分が全てだから、もっとスーパーマンな自分がいるわけないのだから。最初から当たりまえのことなんて何もないのかもしれない...それとも当たりまえと思っていることこそが幸せなんだろう...
2012.07.02
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